魔王学院でライダーになったが……   作:寝心地

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リーガロンドロル

翌日

 

 

 

アノス達はゴルロアナに聞いた情報通りの場所へとやってきた、しかし辺りには遺跡らしきものは一切無い

 

 

 

ウィリアム「ゴルロアナに騙されたんじゃないか?」

 

 

 

アノス「ふむ、神竜の歌声に邪魔されているとはいえそれぐらいは分かりそうな物だがな」

 

 

 

アルカナ「恐らく地下遺跡は現在には存在しないもの。痕跡神の秩序により、かつての神殿が今へと繋がるのだろう」

 

 

 

アノス「リーガロンドロルは過去にあるということか?」

 

 

 

アルカナ「そう」

 

 

 

ウィリアム「ならまた乗るか?」

 

 

 

ウィリアムはパスを出しそう言う

 

 

 

アルカナ「???」

 

 

 

アルカナはキョトンとした顔をしウィリアムはアルカナがデンライナーを知らない事を思い出した

 

 

 

ウィリアム「これで時間を移動できる電車に乗れるんだよ」

 

 

 

アルカナ「でんしゃとは何だろうか?」

 

 

 

アルカナの質問にウィリアムは頭を回すが、いざ質問されると一向にまともな答えが浮かんでこない

 

 

 

ウィリアム「あ~、何と言うか、電気…………じゃ伝わらないか、えっと、雷の力を使って決まった道を進む乗り物の事だよ」

 

 

 

アルカナ「……………………???」

 

 

 

ウィリアム「ダメだこりゃ、正攻法で行こう」

 

 

 

サーシャ「説明諦めたわね」

 

 

 

アルカナは前に出ると【創造の月】を作り大地に大きな円形の穴を空ける

 

 

 

アルカナ「過去に続く橋をかければ地下遺跡へ渡れるだろう」

 

 

 

アノス「ふむ、つまりこう言うことか」

 

 

 

アノスはそう言って【時間操作(レバイド)】の魔法で空間を過去へと遡らせていく、すると土が戻り石へと変化し目の前に巨大な神殿が現れた

 

 

 

エレオノール「わおっ!!おっきい遺跡だぞっ!!」

 

 

 

ゼシア「神殿…………ぽいです」

 

 

 

アノス「戻せるのはこの辺りが限界の様だ」

 

 

 

そう言いつつ一行は入り口を見付け中に入ろうとするが

 

 

 

ウィリアム「どした?」

 

 

 

アノス「見ろ」

 

 

 

そう言うアノスの視線の先にはいくつもの足跡が付いていた

 

 

 

アノス「この遺跡自体が過去の物のため少々判別が難しいが…………」

 

 

 

ミーシャ「まだ新しい?」

 

 

 

アノス「そのようだ」

 

 

 

サーシャ「ちょっと待って…………ってことは」

 

 

 

アノス「先に誰かが入ったか、それとも入れず断念したか。いずれにしてもここまで来た者が他にいるようだな」

 

 

 

ウィリアム「それも多分数十人」

 

 

 

ウィリアムの視線の先には全身を甲冑で守った者達が複数いた

 

 

 

アノス「名乗るが良い。何用だ?」

 

 

 

アノスの問いも無視し甲冑の者達は弓と矢を取り出し構える

 

 

 

アルカナ「1度だけ見たことがある。ガデイシオラの名もなき騎士団。外部からは幻名騎士団と呼ばれている。公には存在が明らかにされていないが、覇王直属と噂される部隊。闇から闇へとガデイシオラに敵対する者を屠る」

 

 

 

ウィリアム「おお、おっかね~」

 

 

 

アノス「貴様達も痕跡神が狙いか?」

 

 

 

アノスの問いを再度無視し魔力を帯びた矢がウィリアム達に降り注いだ

 

 

 

アノス「肯定と見なそう」

 

 

 

アノスはそう言って【獄炎殲滅砲(ジオ・グレイズ)】を放ち甲冑の者達も飲み込む、筈だった

 

 

 

アノス「ほう」

 

 

 

しかし反魔法で振り払われ幻名騎士団の者達は誰一人傷付いていなかった

 

 

 

レイ「アノス、取り敢えずここは僕達がやっておくよ。先に痕跡神を滅ぼされでもしたら無駄足だからね」

 

 

 

レイとミサをその場に残し一行は遺跡の中へ急いだ

 

 

 

途中再び幻名騎士団に襲撃され奴らが竜人ではなく魔族と言う事が分かったり途中船に乗って扉と称した穴に飛び込んだりもしたがその後は何事もなく一行は何とか最深部まで進む事が出来た

 

 

 

ウィリアム「やれやれ、酷い目にあった」

 

 

 

そう言って進んでいると

 

 

 

???「相も変わらず、予想だにせぬ登場をするものよ」

 

 

 

道の先から声が聞こえ、そこには2人の魔族がいた

 

 

 

アノス「ほう、冥王に詛王、また珍しい場所で会ったものだな」

 

 

 

一行の前に現れたのはかつてエニユニオンの大樹で知り合った冥王イージェスと詛王カイヒラム・ジステだった

 

 

 

ウィリアム「あれ?イージェスのおっさんじゃん」

 

 

 

イージェス「去るが良い魔王。そなたとの押し問答は時間の無駄と言うものよ」

 

 

 

アノス「お前も同じか?カイヒラム、それともまだジステか?」

 

 

 

ジステ「ごめんね。アノス様、カイヒラム様のお願いなの、この前は助けてもらったんだけど」

 

 

 

その場にいる全員がこれ以上の交渉は不可能と判断し一気に臨戦体制に入った

 

 

 

ウィリアム「サーシャ」

 

 

 

サーシャ「はいはい、数秒稼いであげる!!」

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