魔王学院でライダーになったが……   作:寝心地

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決着

今なお人々の希望を吸い続けるジェルガ、やがてその光はますます輝きを増しまるで森を照らすように降り注ぐ

 

 

 

オーマジオウ「さしずめ破滅の光だな」

 

 

 

アノス「こんな時に冗談を言えるとは、貴様もなかなか図太いな」

 

 

 

オーマジオウ「…………ふん」

 

 

 

正直冗談でも言っていなければ俺はとっくに倒れている、それだけ魔王の力が凄まじいのだ

 

 

 

やがてジェルガの魔法が形を崩しその原型を留め無くなると光がみるみる拡大し森を覆い尽くした、やがて光が象ったのは勇者を模した鎧の巨人、その手には聖なる剣が握られていた

 

 

 

アノス「我が配下に告ぐ、負傷者を逃がせ、辺り一帯吹き飛ぶぞ」

 

 

 

オーマジオウ「必要ない」

 

 

 

俺は森一帯にオーロラカーテンを展開、俺達を残し全員を安全な場所に飛ばす、場所は何故か俺達の背後に現れた魔王城デルゾゲート、俺には見えているが隠蔽されてる辺りこいつは余裕そうだ、俺と違って

 

 

 

オーマジオウ「これで加減せずに済む」

 

 

 

その時ジェルガが剣を振り下ろしアノスが理滅剣で受け止める

 

 

 

ジェルガ「な、何故だ!!!、何故理滅剣が使える!?、それは魔王城でしか使えぬはず」

 

 

 

アノス「ほう、貴様に理滅剣は見せたこと無かったはず、誰に聞いた?」

 

 

 

ジェルガ「貴様にそんなことを教えるはずがなかろう!!!」

 

 

 

ジェルガが剣を横薙ぎに振るうが理滅剣で受けられる

 

 

 

アノス「ジェルガ、貴様が言う通り理滅剣は魔王城でしか使えぬ、だがな、魔王城が動かぬとは言ってないぞ」

 

 

 

するとデルゾゲートに掛けられていた魔法が消え姿を現す

 

 

 

ジェルガ「ふ、ふざけるな!!!、貴様の魔力が尽き絶望の淵に堕ちるまで断罪してくれようぞ!!!」

 

 

 

オーマジオウ「させるものか」

 

 

 

俺はオーマクリエイザーを2回押し込み構える

 

 

 

剣がアノスを押し潰そうとするその瞬間地上、そして上空で風が吹いた、一つは俺のもの、もう一つはジェルガの持つ剣を真っ二つに切断していた

 

 

 

レイ「案外、斬ろうと思えば斬れるものだよね、あれだけでかくてもさ」

 

 

 

アギトの刻 ライダーキック

 

 

オーマジオウ「くっ!!」

 

 

 

そろそろヤバい、動けて後1回が限界だが、今は我慢だ

 

 

 

俺と入れ替わるようにジェルガの前にレイが一意剣を持って現れた

 

 

 

アノス「十分回復したか?」

 

 

 

レイ「お陰様で7つとも戻ったよ」

 

 

 

ジェルガ「愚かな…………なんと愚かな男だ…………勇者よ、かつて英雄とさえ呼ばれたお前が、どこまで……どこまで地に堕ちれば気が済むのだカノン!!!」

 

 

 

俺はアノスとレイの横に並びジェルガに言う

 

 

 

オーマジオウ「例え英雄と呼ばれようと、勇者だろうと魔王だろうと、生ける者は地に足を付けず生きていくことは出来ない、空を舞う鳥とて永遠に空にいるわけではない、勇者は地に堕ちたのではない、皆と同じ、地を踏みしめて進む事を選んだのだ」

 

 

 

ジェルガ「愚かな…………なんと愚かな!!!、勇者とは特別な存在、穢れた魔王を倒す宿命にあるのだ、有象無象とは違うのだ!!!」

 

 

 

アノス「宿命と言ったな、魔族断罪(ジェルガ)の魔法がこの世に有る限り魔族は滅びるのだと」

 

 

 

ジェルガ「事実だ、何をしようと結末は変えられはせん、じわじわいたぶられ真綿で首を絞められる様にゆっくりと絶望を味わいたいのであれば好きにするが良い、私の憎悪は世界の秩序となったのだ!!!、人間が!!!勇者が!!!魔族を恨み、そして滅ぼす、それがこの世界の正しき姿なのだ!!!、何をどうあがこうと貴様は罪を償うしかない!!!」

 

 

 

アノス「ならばその宿命を断ち切ろう、忘れたかジェルガ、こちらには伝説の勇者と霊神人剣があることを」

 

 

 

ジェルガ「ふふふ、フハハハ!!、今更何を言い出すかと思えば何度言わせるつもりだ、霊神人剣は暴虐の魔王を滅ぼす為の聖剣だ!、魔族にこそその力は絶大な効果を発揮する、魔族断罪(ジェルガ)の魔法はその剣と同種の物、真に聖なるものの宿命を聖剣は断ち切ることは出来ない、精々足掻け、そして何も通じぬと悟った時、貴様らに真の絶望が訪れ…………る?」

 

 

 

レイが霊神人剣を振り抜くとジェルガの腕が落ちた、霊神人剣では傷つけられぬ筈の魔法体が、しかし再生する気配も無かった

 

 

 

ジェルガ「な、な…………ん……だと」

 

 

 

アノス「ふむ、ジェルガ、貴様はいつまで自分が聖なる者だと思っているのだ?」

 

 

 

オーマジオウ「聖なる剣では傷つけられぬ聖なる者、ならば聖なる者でなくせば良いと思わないか、奇しくもこちらにはそれを可能にする剣があるではないか、忘れたか?」

 

 

 

レイがジェルガの拳を掻い潜り両足を薙いだ、そのまま巨体が傾きジェルガが膝を折る、それはちょうど視界にあるものを捉える形となった

 

 

 

アノス「もう一度言おうジェルガ」

 

 

 

アノス「確かにヴェヌズドノアは魔王城以外では使えぬ」

 

 

 

空には堂々とまるでその力を示すように浮かぶ1つの城があった

 

 

 

アノス「だが、魔王城が動かぬとは言ってないぞ?」

 

 

 

ジェルガ「お、おのれ~~!!!、アノス・ヴォルディゴード~~!!!」

 

 

 

アノス「貴様は断じて聖なる者ではない、人々の希望を吸いとりただ魔族を殺すだけの悪魔、貴様には勇者としての最後すら与えぬ、聖なる剣の裁きを下そう」

 

 

 

ジェルガ「許さぬ……滅ぼしてやる…………滅ぼしてやる!!!」

 

 

 

根源光滅爆(ガヴエル)か、この期に及んで往生際の悪い

 

 

 

ジェルガ「知っているぞ、理滅剣はその手に握らなければ真価を発揮しない、そして貴様は魔王城を呼んだことで魔力の大半を失っている、例え貴様を殺せずとも貴様の守りたかったものは無惨に壊してやろう!、一人でも多くの犠牲を!、1つでも多くの絶望を!、我ら人間の恨みを思い知るが良い!」

 

 

 

ここまで来るとどちらが悪か善かあやふやだな

 

 

 

オーマジオウ「魔力など無くなればあるところから持ってくれば良い、貴様がそうしたようにな」

 

 

 

ジェルガ「!!、ま、まさか」

 

 

 

アノス「聞こえるか?、四番だ、哀れな亡霊に鎮魂歌を聞かせてやれ」

 

 

 

アノスに聖なる光が集まり魔力を補っていく

 

 

 

ジェルガ「おのれ……魔族断罪(ジェルガ)の発動中に、聖域(アスク)を使うとは…………貴様とその魔剣はどこまで人間を愚弄するつもりだ!!」

 

 

 

アノス「魔剣?、なんの事だ?良く魔眼を凝らしてみろ、この聖域(アスク)に理滅剣の効果は及んでいないぞ?」

 

 

 

ジェルガ「騙されはせぬぞ!!、聖域(アスク)の魔法は人間の恨みだ、千年経とうと二千年経とうと、決して消えはせぬ憎悪なのだ、我ら人間は魔族打倒を誓い、この恨みを晴らすと誓い長きに渡って想いを繋いできた、魔族のいる世に平和などない!!!、貴様らを滅ばす事が全ての人間の悲願なのだ!!、この想いが聖域(アスク)の魔法が、魔王ですらない半端な魔族の精神で耐えられる訳がない!!」

 

 

 

ジェルガの聖域(アスク)が剣を象り豪雨の様に降り注ぐ、数はざっくりと百万、しかし魔王城の領域に入ったとたん殆どが消滅した、しかし百個程がすり抜け降り注ぐ、しかしそれをアノスの聖域(アスク)が阻んだ

 

 

 

アノス「ジェルガ、いつまで眼を背けるつもりだ、時代はとうに変わった世界は平和になったのだ、人間と魔族が必死に手を取り合い生きようとする姿が見えぬ程貴様の眼は憎しみで曇っているのか?」

 

 

 

ジェルガ「貴様が平和だと!?、そんなもの貴様が二千年前ぶち壊しただろう!!私には憎しみしか無いのだ!!、今更、今更綺麗事を抜かすな~~!!!」

 

 

 

オーマジオウ「これを見てもそう言うのか?」

 

 

 

俺はオーロラカーテンを展開する、そこにはデルゾゲートの中で魔族と人間が互いに協力し負傷者を治療していた、そこにはミーシャとサーシャ、七魔皇老、エレオノールやゼシアもいた

 

 

 

ジェルガ「ふざけるな!!!、こんなもの出鱈目だ!!!、貴様が産み出したまやかしだ!!!」

 

 

 

アノス「平和を奪われたお前が今度は子孫の平和を奪うのか?それでは俺と何も変わらんぞ」

 

 

 

ジェルガ「ふざけるな!!!私は貴様とは違う!!!、これは復讐なのだ!!!人間の魔族に対する恨みなのだ!!!」

 

 

 

アノス「ならば一人でやれ、人間が魔族を恨んだのではない、お前が俺を恨んだのだ」

 

 

 

アノスとレイは各々理滅剣と霊神人剣を構えた

 

 

 

アノス「終わらせるとしよう」

 

 

 

レイ「そうだね」

 

 

 

オーマジオウ「ああ、…………ジェルガ、せめて貴様への弔鐘だ」

 

 

 

俺は左右のオーマクリエイザーを同時に押し込むとリンゴーンと一度鐘の音が響く、そして

 

 

 

の刻 逢魔時王必殺撃

 

 

 

オーマジオウ「はああああああああああ!!!」

 

 

 

俺はジェルガの額に蹴りを叩き込み、続いてアノスとレイが剣を突き刺した

 

 

 

ジェルガ「ああ、消える、私の憎しみが…………消えていく、私は…………全てを失ったのだ…………憎しみだけが……私の、妻と子へしてやれる、たった一つの思いなのだ……決して忘れぬ…………この恨みだけは」

 

 

 

アノス「愚かな男だ、貴様に残されたのは決して憎しみばかりではなかった筈だ………………お前の妻子は俺がこの手で殺した、手強い相手だったからな。良く覚えている」

 

 

 

アノスはミシェンスの首飾りを取り出し消えかかっているジェルガに着けた

 

 

 

アノス「2人はそれと同じものを付けていた、何度でも転生し俺を殺しに来るが良い、未来永劫貴様の復讐に付き合ってやる、貴様が最期まで縁にしたその憎しみが、欠片でも残っているのならな」

 

 

 

ジェルガの体が消える寸前根源が何処かへ飛んでいくのを見た、アノスが何かしたのだろう

 

 

 

やがて聖域(アスク)の効果は切れた、アノスとレイが聖剣と魔剣を使い魔力を希望に変え人々の心を元に戻した、それにより兵士達が回復し起き上がるのをオーロラカーテンを使い確認した

 

 

 

俺達は地上に降りた、俺は変身を解除したその時

 

 

 

ミーシャ「アノス!!」

 

 

 

サーシャ「ウィリアム!!!」

 

 

 

再び2人に戻ったミーシャがアノスにそしてサーシャが俺に飛び付いてきた

 

 

 

ミーシャ「心配した」

 

 

 

サーシャ「全く…………あんな無茶して、また自分達だけで背負い込んで……」

 

 

 

2人の目には涙が浮かんでいた、参った2度と泣かせないって誓ったのにな

 

 

 

サーシャ「ウィ、ウィリアム!!!」

 

 

 

ウィリアム「ん?」

 

 

 

サーシャが驚いたような顔で俺を見る、良く見るとレイとアノス、それにミーシャまで俺の顔を見ていた

 

 

 

ウィリアム「何だよ皆して俺の顔になんか付いて…………え?」

 

 

 

俺は冗談のつもりで顔を触った、そして皆が俺を見た理由を悟った、顔に触れた手が真っ赤に濡れていた

 

 

 

ウィリアム「うわ、何だよこれ、ゲッハ!!!」

 

 

 

俺は血を吐き、意識が遠退く

 

 

 

サーシャ「ウィリアム!!!、アノス助けて!!!」

 

 

 

サーシャのアノスに助けを求める声を最後に俺は意識を失った




???????
常磐ソウゴ「………………ここからだ、ここからお前が王足りえるのか、それとも王の力に身を滅ぼすか…………見せて貰うとしよう」
ソウゴ「大丈夫だよ、彼なら最高最善の魔王になるよ、何か行ける気がする」
常磐ソウゴ「…………そうか、若き日の私よ、お前がそう言うなら、私も少し…………信じてみよう」


大精霊編ラストを飾るライダー誰が良い?

  • さあ、実験を始めようか
  • ○○の運命は俺が変える!!!
  • さあ、お前の罪を数えろ
  • ここからは俺のステージだ!!!
  • ここからがハイライトだ
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