ウィリアム一行は町を歩き無事銀行に着くが
銀行員「申し訳ありませんが、当銀行ではお力添い出来かねます」
ウィリアム「…………ですよね」
銀行からの出資はされなかった、そもそも銀行での出資では使用目的、本人の立場等細かい確認がされ、それによって出資可能額が設定される、その為この世界で戸籍の無いウィリアム達に金を貸す銀行は無いと言って良い
ウィリアム「はぁ~、まぁ何となく分かってたけどな」
サーシャ「どうするのよ、このままじゃ私達この世界で一文無しの宿無しの浮浪者よ?」
ウィリアム「仕方無い、どっかの質屋に俺達の貨幣交換して貰うしか無いか、でもいくらになるやら」
ミーシャ「???、何か問題?」
ウィリアム「いくらになるか分かんないからもし足元みられても気付けないんだよな~」
???「お客さんかえ?」
ウィリアム達が振り向くとそこには杖をつく老婆が1人立っていた
ウィリアム「うわあ!?、えっとお婆さん?」
???「お客さんかえ?」
ウィリアム「えっと、お婆さんは何かお店開いてるの?」
ウィリアムが言うと老婆は一軒の建物を指差す、建物自体がかなり古く看板も無いとても地味な店と呼べるかも怪しい場所だった
ウィリアム「お婆さん看板無いけど一応お店、何だよね?」
老婆「お客さんかえ?」
ウィリアム「…………」(ずっと同じことしか言わないけど大丈夫かこれ?)
アノス「ウィリアムよどうする?」
ウィリアム「うーん、一応行ってみて駄目そうなら引き返せば良い、取り敢えず行ってみよう」
ウィリアム達はそう言って老婆の指差した店?に入って行く
老婆「いらっしゃい、お客さんかえ?」
ウィリアム「そうだよ、早速だけどこの金貨いくらになる?」
老婆は机に置かれた金貨の1枚を取り光に当ててみたり虫眼鏡で拡大して見たりする
老婆「これなら、1枚でこれ位かね」
提示された額はウィリアムにしか分からない為ウィリアムが値段を見るがウィリアム自身も良く分からないが金貨1枚にしてはなかなかなのではないかと思う
ウィリアム「うーん、それで良いよ、一応確認するけど、足下見て無いよな?」
老婆「ヒッヒ、そんなに銭ゲバじゃないさ」
ウィリアム「どうだか、でもそれが正規の値段ならそれで良いよ」
老婆「ヒッヒ、またおいで」
老婆から金を受け取り皆で外に出た瞬間、ウィリアム達に向かって何かが落ちてきた、それは地面に着くと土埃が立ち一種で視界を奪う
ウィリアム「な、何だ!?」
シン「レノ、ミサ、私の後ろに」
シンが2人の前に立ちレイが何も言わずその横に立つ
シン「何の真似ですか?」
レイ「別に、僕も好きな人の前で位かっこ着け無いとね」
やがて土埃が晴れ落ちてきた何かが見えてくる、それはおよそ人とは思えぬ怪物
???「リヅベダゾ クウガンヂバサゾロゲンギ ゴセガラパ、ズ・ザギン・ダ、ビガラゾボソグロボザ*1」
意味不明な言語を話すそれにアノス達だけでなくその場にいる一般人も困惑する
ウィリアム「おいおい、今度はグロンギかよ」
アノス「またお前の知り合いか?」
ウィリアム「俺って言うか、まぁ、ちょっと話してくる」
ウィリアムはそう言うと一歩前へ出る
ウィリアム「ゴゼダヂビバビンジョグザ?*2」
グロンギ「ゴゼダヂ?、ヂガグゴセグガラグガスボパゴラゲザベザ*3」
ウィリアム「ゴグバ、ゴセゼバビンジョグザ?バゼゴセゾボソゴグドグス?*4」
ウィリアムがそう言うとグロンギは笑い
グロンギ「ビラデデギス、ゲゲルザ*5」
そう言った