魔王学院でライダーになったが……   作:寝心地

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緋碑王ギリシリス・デッロ

エニユニエンの大樹と呼ばれる大樹、大樹には穴が空いておりティティ達がそこへ飛んでいく、俺達もついていくと中は洞窟のようになっており迷路の様な道を精霊に導かれるように歩いていくとやがて広い空間が見えた、そこには終わりの見えない階段があり何度も折り返し何処までも上に続いている

 

 

 

ティティは奥に見える大きな扉の前へ飛んでいった

 

 

 

ティティ「ここだよ」

 

 

 

ティティ「皆がいる教室」

 

 

 

ティティ「ここでいつもお勉強」

 

 

 

ティティ「魔王の配下もいる?」

 

 

 

ティティ「いるよー」

 

 

 

ティティ「2000年前の魔族達」

 

 

 

俺達は扉を開け教室に入った、一見するとそこはまるで中庭で草花生い茂る地面には切り株の様な椅子が並べられ教壇の位置には大木が生えていたが

 

 

 

ウィリアム「誰もいねえぞ?」

 

 

 

ティティ「あれ?」

 

 

 

ティティ「いない?」

 

 

 

ティティ「皆いない?」

 

 

 

ティティ「神隠しだー」

 

 

 

精霊達は慌てふためく様に飛び回る

 

 

 

アノス「神隠しと言うのは精霊の仕業か?」

 

 

 

ティティ「うん、神隠しの精霊」

 

 

 

神隠しなのに精霊とはこれいかに

 

 

 

ティティ「狼」

 

 

 

しかも狼

 

 

 

ティティ「翼あるよー」

 

 

 

しかも飛ぶ、って言うか君達にも翼と言うか羽があるじゃん

 

 

 

ティティ「何でも隠しちゃう」

 

 

 

ティティ「お名前は、隠狼ジェンヌル」

 

 

 

名前凄い格好いいな

 

 

 

エレオノール「本当に神隠しなのかな?」

 

 

 

ウィリアム「どう言うことだ?」

 

 

 

エレオノール「ほら、このエニユニエンの大樹の中って凄い広そうだし、もしかしたら、違う場所にいるだけかもしれないぞ?」

 

 

 

ティティ「嘘つかない」

 

 

 

ティティ「ティティは嘘つかない」

 

 

 

そう言う奴は基本嘘つくんだよ

 

 

 

ティティ「たまにつくけど」

 

 

 

ほら

 

 

 

ティティ「今はつかないよー」

 

 

 

いや、それでも信用は出来ねえよティティ

 

 

 

ミーシャ「探す?」

 

 

 

アノス「そうだな」

 

 

 

ウィリアム「了解、じゃあタカちゃん達の出番ね」

 

 

 

俺はタカカンを取り出し詮を開けようとした時

 

 

 

ティティ「大変」

 

 

 

ティティ「来たよ」

 

 

 

ティティ「来た」

 

 

 

アノス「何が来たのだ?」

 

 

 

ティティ「不良の生徒」

 

 

 

ティティ「悪い子」

 

 

 

ティティ「四邪王族!!」

 

 

 

精霊達は逃げるようにドアを離れ教室の隅で身を寄せあっていた

 

 

 

???「これはこれは、珍しく、ティティ共が騒いでいると思ったら、珍しい客も来たものだねぇ」

 

 

 

入ってきたのは派手な衣装に大きな防止の男、と言っても体がジェル状なので正確には分からないが声的に男だ

 

 

 

アノス「お前がこんなところにいるとは思わなかったな緋碑王ギリシリス・デッロ」

 

 

 

ギリシリス「我輩もここで汝に会うとは思っていなかった、何用だ?魔王」

 

 

 

ウィリアム「白々しい、配下まで送り込んでおいて」

 

 

 

ギリシリス「ああ、あの事か、珍しいあれについては我輩も本意ではなかった、上が五月蝿いものでね」

 

 

 

その答えにエレオノールが反応した

 

 

 

エレオノール「君の副官はひどいことしてたぞ、ボクやゼシアを研究するって言って」

 

 

 

ギリシリス「ひどいこと、と言うのはどれの事かな?、上の命令で不本意な事をやらされるのだから、せめて研究材料ぐらいは手に入れたいと思うのが、人情と言うものではないか?」

 

 

 

ウィリアム「お前どうみても人じゃ無いだろう」

 

 

 

エレオノール「そんな人情知らないぞ、人を研究材料扱いして、レドリアーノ君達だって大変な目にあったんだから」

 

 

 

ギリシリス「魔法研究に犠牲はつきものだ、全てのものは滅び行く、ならば魔法の礎になることこそ、最も有意義なことではないかね?」

 

 

 

エレオノール「言わせておけば!!」

 

 

 

エレオノールは掴みかからん勢いで飛び出しそうになるのを止める

 

 

 

ウィリアム「挑発が下手だな緋碑王、攻撃してくださいって顔に書いてあるぞ、その気色悪い顔にな」

 

 

 

ギリシリス「フフフ、バレたか、流石は戦争の英雄、新たな魔王だ、何処かの暴虐の魔王とは一味違いそうだ」

 

 

 

皮肉をさらっと流しアノスは問う

 

 

 

アノス「緋碑王、お前が他の魔族につくとは思えぬが?」

 

 

 

ギリシリス「2000年も経ったのだからねぇ、変わらないもの等ありはしないのだよ魔王、2000年かけ悠長に転生等しているから時代の流れについていけなくなる」

 

 

 

アノス「上とは誰だ緋碑王」

 

 

 

ギリシリス「自分で調べるんだね、前も言ったが我輩は汝が好かん、それだけ魔に魅入られながら魔法の進歩に貢献しようとしない怠け者、顔を見ているだけで虫酸が走る」

 

 

 

アノス「ならばここで俺の根源を奪ってみてはどうだ?、2000年間準備していたのだろう?、それとも時代が変わりそんな気も失せたか?」

 

 

 

ギリシリス「それも悪くないねぇ」

 

 

 

そう言った瞬間ギリシリスが臨戦態勢に入った、しかし

 

 

 

ウィリアム「無駄だ、どんなに威嚇したところで手を出せないのは分かっている、ライオンがどんなに爪を見せたところで目の前に檻があれば怖くない」

 

 

 

ギリシリス「残念、君は1つ見落としている、攻撃できないのは君たちだけと言う可能性だ」

 

 

 

ウィリアム「だったらやってみろよ、まぁ、攻撃されても負ける気はしないね」

 

 

 

ギリシリス「………………小賢しい事だねぇ」

 

 

 

ギリシリスは元の状態へ戻る

 

 

 

アノス「ふむ、どういうつもりだ?」

 

 

 

ギリシリス「いずれ分かるだろうから教えてあげよう、エニユニエンの大樹の中では、学舎のルールに従って行動しなくてはならない、この場所に入ると言う事は即ち入学を意味する、そして卒業までは出られないのだ」

 

 

 

ウィリアム「マジかよ、案内しろって言ったのはこっちだけどそんなの聞いてないぞティティ」

 

 

 

アノス「成る程、つまり、この学舎のルールに従わず他者に危害を加えれば外に出られなくなると言うわけか」

 

 

 

ウィリアム「ここに来て2000歳超えの爺と仲良く勉強かよ」

 

 

 

ギリシリス「汝達の根源を奪えないのは業腹だがまぁ、またいつでも機会は巡ってこよう、その時を楽しみにしていることだねぇ」

 

 

 

アノス「ご満悦の所に水を差すようだがそう言うお前こそここから出られなくなっているのはマヌケと言う他無いと思うが?」

 

 

 

ギリシリス「ここは魔法研究の場に、丁度良い、我輩はあえてここにいるのだよ、軽率な汝と一緒にされては困る」

 

 

 

ギリシリスはそう言うと俺達の横を抜け教室よ一番前の席に座った

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