ギリシリスと一悶着した後レイがアノスへ話しかける
レイ「アノス、もしかしたらこれがノウスガリアの狙いかもしれないよ?」
アノス「俺達を精霊の学舎に閉じ込めておく事がか?」
レイ「その間に何かするつもりかもしれないよ?」
サーシャ「でもそれならあいつだって今閉じ込められてるんじゃない?」
アノス「まぁ、レイの言うことにも一理ある、俺達を油断させるために、あえて一緒に閉じ込められたふりをしているのかもしれぬ、ウィリアム、お前はどう思う?」
ここで俺にふるのか
ウィリアム「…………神の子を生む準備は既に整ってるとしたら?」
レイ「!!」
アノス「ほう」
ウィリアム「後は生まれた神の子とノウスガリアでアノスを滅ぼす」
サーシャ「?、何であいつも戦うのよ?、アノスを滅ぼす秩序の神何だから後は高みの見物してたら良いじゃない」
ウィリアム「より確実に滅ぼすために、アノスが返り討ちにする可能性を限り無く0にするためとか?」
アノス「成る程、とりあえずそれも奴の案の1つとして考えておこう」
ウィリアム「で?次の手は?」
アノス「ひとまず他の部屋を探すか、神隠しにあっていない俺の配下がいるかもしれぬ」
俺達が部屋を出ようとし、そして全員出入口で止まった
ウィリアム「おいおい、マジかよ卒業までは出られないってこう言うことかよ」
サーシャ「どうしたのよ、え?」
通ってきた筈の出入口が綺麗さっぱり無くなっていた、そして鐘の音が響き
ティティ「授業ー」
ティティ「授業が始まるよー」
ティティ「授業中は出られないよー」
ウィリアム「だと思ったよ」
アノス「ふむ、それで入口が消えたわけか」
サーシャ「でも授業何て受けてる場合じゃないわよね?」
レイ「試してみようか…………ふっ!!」
レイ「切れたは切れたけど」
レイが壁を切り大樹の向こうへ繋がる、しかしそこには真っ白に広がる何もない空間がただただ広がっていた
サーシャ「何よこれ?」
ミーシャ「魔法空間?」
アノス「そのようだな、授業中は教室を隔離し戻れぬようにしているのだろう」
その時白い空間にヒビが入り紅い槍が現れた、突き出てきた槍があわやレイに当たるかと言った時レイは咄嗟に後退し槍をよける
レイ「これは…………紅血魔槍ディヒッドアテム」
更に槍によりヒビの入った空間が割れ中から誰かが現れた、髪は短く切り揃えられ隻眼で槍を持っている
ウィリアム「あれは」
アノス「お前までこんなところに居るとはな、冥王イージェス、まさか四邪王族は全員この精霊の学舎で仲良く机を並べているのか?」
イージェス「転生しても変わらぬものだな、魔王アノス」
アノス「変わらぬとは?」
イージェス「神族を見くびっていると言うことよ、己の力を過信すれば、足を掬われると言うのが分かっておるまいて」
アノス「お前こそ相変わらず口うるさい事だ、それはつまり俺の配下に神の子がいるのだからさっさと始末しろと言うことだろう?」
イージェス「やむを得ぬだろうな、手をこまねいていては犠牲が増えるだけぞ」
アノス「生憎神が相手だろうと俺は犠牲を払うつもりはない」
イージェス「傲慢な事よ、犠牲を払わねば犠牲が増えるだけだと言うのが分からぬか」
冥王は隻眼の瞳でミーシャとサーシャを見るが俺がアノスの隣へ立ちレイは剣に手を伸ばす
イージェス「授業中に事を荒立てるつもりはない、この場所は些か面倒が多いゆえな」
アノス「冥王、いつから緋碑王や詛王と手を結んだ?」
イージェス「そう見えるのならば、それは精霊の仕業よ」
イージェスは席に着く、そんなイージェスに俺は一言
ウィリアム「あんた、優しいな」
そう言うと冥王は
イージェス「そう見えるなら、それもまた精霊の仕業よ」
と言い残し後は無言を貫いた