魔王学院でライダーになったが……   作:寝心地

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エニユニエンの大樹

冥王と話終えた後

 

 

 

ミーシャ「あそこ」

 

 

 

ミーシャが誰も居ない切り株を指差した、するとそこに黒い靄が立ち込め1人の男が姿を表した、頭に6本の角を生やしただぼーと目の前を見つめている

 

 

 

ウィリアム「あれが最後の四邪王族」

 

 

 

アノス「ああ、詛王カイヒラム・ジステだ」

 

 

 

アノスはそう言うと何も言わず特に声をかけるわけでもなくじっと見つめていた

 

 

 

ウィリアム「どうした?」

 

 

 

アノス「いや、まあ行ってみよう」

 

 

 

アノスはそう言うと詛王の元へ向かう

 

 

 

アノス「久しぶりだな、カイヒラム」

 

 

 

アノスが話しかけるが特に反応はない

 

 

 

アノス「成る程、今はジステか?」

 

 

 

すると詛王は爽やかに笑い

 

 

 

ジステ「あ、誰かと思ったら魔王アノス様ね、そっか2000年も経ったんだ」

 

 

 

とまるで女性のような口調で話す、しかも四人の中で唯一アノスに様をつけた、何とも変わった奴だな

 

 

 

アノス「カイヒラムはどうした?」

 

 

 

ジステ「また何処かにお出掛けしちゃって、ちっとも帰ってこないのよね。本当、恋人をおいていくなんて、カイヒラム様の放浪癖にも困ったものよ」

 

 

 

アノス「そうか、所でお前はここで何をしている?」

 

 

 

ジステ「お勉強よ、カイヒラム様が帰ってくるまで暇何だもの、アノス様は?」

 

 

 

アノス「少々人を探していてな、シンか俺の配下を見なかったか?」

 

 

 

ジステ「あー、それならちょっと前まで居たわね。一緒に授業を受けてたんだけど神隠しにあっちゃって、緋碑王様や冥王様の配下も居なくなっちゃったわ」

 

 

 

アノス「神隠しはここでの授業に関係あるのか?」

 

 

 

ジステ「小テストで落第点をとると神隠しに合うみたいよ、取り返すにはこの大樹の天辺にいる精霊王様にお願いするしかないみたい」

 

 

 

ウィリアム「天辺ってテストで満点とったらさっさといけたりします?」

 

 

 

ジステ「この子は?」

 

 

 

アノス「我が友だ、それでどうなんだ?」

 

 

 

ジステ「無理でしょうね、他にも精霊の試練って言うのに合格しないといけないって聞いたわ」

 

 

 

ウィリアム「了解っす」

 

 

 

アノス「精霊王とは何者だ?」

 

 

 

ジステ「精霊の王様何じゃない?、会ったこと無いから分からないけど」

 

 

 

アノス「そうか、邪魔したな」

 

 

 

ジステ「ううん、またね魔王様」

 

 

 

二人で離れるとサーシャは小声で聞いてくる

 

 

 

サーシャ「ねぇ、どう言うこと?」

 

 

 

ウィリアム「まぁ、話通りならあの人は二重人格だろ?」

 

 

 

アノス「ああ、さっきのが詛王カイヒラムの恋人ジステ、他に主人格のカイヒラムがいる」

 

 

 

サーシャ「訳が分からないわ」

 

 

 

ウィリアム「そうか?、俺からしてみれば人格が変わるの何てあんまり珍しく無いけどな」

 

 

 

俺は電車の中にバイクがあるライダーを思い出していた

 

 

 

サーシャ「訳が分からないわ」

 

 

 

アノス「二重人格なのはさして気にすることではないがな、厄介なのは人格が変わると完全に記憶も根源も切り替わると言うことだな、ジステの人格の時にカイヒラムの記憶を探ろうとしても何も見つけられぬ」

 

 

 

ミーシャ「不思議」

 

 

 

ウィリアム「多分元が別人だからじゃないか?」

 

 

 

アノス「根源は確かに1つなのだがな。カイヒラム自身でさえ人格の切り替えを自由に出来ぬようだ」

 

 

 

ウィリアム「実際は1つに見えて2つだったりしてな」

 

 

 

アノス「何?」

 

 

 

ウィリアム「根源は1つに見えて実は死角にもう1つとか、実際見るのだって自分の後ろまでは無理だろ魔法無しじゃ」

 

 

 

サーシャ「つまりどう言うこと?」

 

 

 

ウィリアム「根源は体内の見ている別の場所にあるってこと」

 

 

 

アノス「成る程、つまり見る方に何か問題があると」

 

 

 

ウィリアム「いやそうは言わないけど、何かあるかもしれないだろ?、まだ見てないものがさ」

 

 

 

すると突然ノウスガリアが笑い出す

 

 

 

ノウスガリア「何とも滑稽な光景だね、2000年前ディルヘイドを支配していた暴虐の魔王、そしてそれにつぐ四邪王族が一堂に会し、授業を受けようと言うのだから」

 

 

 

アノス「貴様こそ、人の事を言えた立場ではあるまい」

 

 

 

ノウスガリア「ハハ、神の計画は絶対だよ。私の行動は秩序と共にある、暴虐の魔王。君はまんまと神である私をここへ連れ出したつもりかも知らないが、世界の秩序には何ら齟齬は起きていないよ。たとえここで授業を受けようとね」

 

 

 

ノウスガリアは言うと席に着く、その時再び鐘の音がなる

 

 

 

ティティ「本令ー」

 

 

 

ティティ「本令がなったよー」

 

 

 

ティティ「来るよー」

 

 

 

ティティ「先生が来るー」

 

 

 

精霊が騒がしく飛び回るなかエレオノールが言う

 

 

 

エレオノール「えっと、どうしよっか?」

 

 

 

レイ「授業を受けるしか無いんじゃないかな?」

 

 

 

アノス「まぁ、とりあえずそうしてみるか。精霊王が何者なのかも気になるところだしな。奴に会いシン達を神隠しから解放してもらうのが一番手っ取り早そうだ」

 

 

 

俺達も席に着く、すると

 

 

 

???「授業の時間であるな」

 

 

 

何処からか声が聞こえる

 

 

 

???「今日は新たな生徒もいるから、自己紹介してしんぜよう」

 

 

 

教室の教卓に位置する大木、そこに目と鼻と口が現れた

 

 

 

???「ワシの名はエニユニエンの大樹。この精霊の学舎じゃて」

 

 

 

ウィリアム「こんなんありかよ」

 

 

 

俺が思わず呟いた言葉にアノスを除く初見の全員が同意した

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