魔王学院でライダーになったが……   作:寝心地

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本の森の………………

エニユニエンの去った後ギリシリスがこちらへ向かって来た

 

 

 

ギリシリス「フフフ、これはこれは、随分と大きく出たものだねぇ。汝のその自分だけは特別だと思っているところがどうも気に障る」

 

 

 

ギリシリスの顔がぐちゃぐちゃになる、多分睨んでいるのだろうが顔がジェル状の為良く分からない

 

 

 

ギリシリス「我輩とて精霊の試練に挑むのは1月要したのだがねぇ」

 

 

 

アノス「ほう、随分苦戦したようだな。お前らしくもない」

 

 

 

ギリシリス「覚えるだけならば容易いがねぇ。まず覚える答えを探すのが。この精霊の学舎の特徴なのだよ。簡単に行くと思わない方がいい」

 

 

 

ウィリアム「ふ~ん、つまりあんたは答えを探して駆けずり回った訳だ」

 

 

 

ギリシリス「フフフ、まぁ、そう言うことだよ、君達も頑張って駆けずり回るといい」

 

 

 

アノス「では賭けるか?1週間後の小テスト、俺達は全員、精霊の試練に挑む資格を得る」

 

 

 

ギリシリス「全員だと?、汝だけでなくてか?」

 

 

 

アノス「ああ、全員だ」

 

 

 

ウィリアム「止めとけ、こいつに勝ち目が無さすぎる、やるだけ無駄だ」

 

 

 

ギリシリス「何?、この我輩が何処の馬の骨かも分からぬ魔族より劣ると?」

 

 

 

ウィリアム「既にあんたら四邪王族だって勝てない精霊の知識を持った奴がいるが?」

 

 

 

四邪王族はリィナを見るとリィナは偶々近くにいたミーシャの影に隠れた

 

 

 

ギリシリス「面白い良いだろう、我輩が勝てば汝達の根源を貰う」

 

 

 

アノス「俺達が勝てば上とやらについて話して貰う」

 

 

 

2人は契約(ゼクト)に調印するとイージェスが2人を見て言う

 

 

 

イージェス「お前達は相変わらずよ」

 

 

 

アノス「お前も何か賭けておくか?」

 

 

 

イージェス「余がそなたの口車に乗ったことがあったか?」

 

 

 

アノス「確か二回程な」

 

 

 

2回あるんかい

 

 

 

イージェス「あれは必要に迫られての事よ。今とは状況が違う」

 

 

 

イージェスはそう言うとさっさと立ち去り気がつけばジステも居なくなっていた

 

 

 

レイ「勝算はあるのかい」

 

 

 

アノス「何、これから考える。勝ち目が見えるまで悠長に備えていては一向にシン達には近づけぬ事だしな」

 

 

 

ウィリアム「ですよね~」

 

 

 

サーシャ「はぁ!?、何も考えてないの!?、負けたらどうするのよ?」

 

 

 

ウィリアム「勝てばいいさ、それにもしもの場合はこれがある」

 

 

 

俺はデサイアカードを見せ答える

 

 

 

サーシャ「願いを叶えるカード」

 

 

 

ウィリアム「まぁ、ちと勿体ないが、最速で行けるならこれを使うしかないだろうな」

 

 

 

ミーシャ「自習する?」

 

 

 

アノス「ああ、時間も無いことだしな」

 

 

 

エレオノール「でも自習ってどうするの?、アノス君もそんなに詳しく無いんだよね?」

 

 

 

ウィリアム「まぁ、そこはリィナに頑張って貰うしかないな」

 

 

 

リィナ「うーん、でも僕もそれほど詳しい訳じゃないし」

 

 

 

エレオノール「あれ?じゃあどうして精霊の名前は知ってたんだ?」

 

 

 

リィナ「何だかここにいたら思い出したんだ」

 

 

 

アノス「確かめてみるか?」

 

 

 

リィナ「どうやって?」

 

 

 

アノス「記憶を蘇らせる魔法はいくつか知っている」

 

 

 

リィナ「魔法じゃ駄目な気がするよ」

 

 

 

アノス「何故だ?」

 

 

 

リィナ「何となく」

 

 

 

あー、感覚的に分かる的な奴か、それなら仕方無い

 

 

 

リィナ「でも試していいかな」

 

 

 

アノス「出来るだけ何も考えるな」

 

 

 

アノスはリィナの頭に手を置くと魔法を使う、やがて頭から手を離すと

 

 

 

リィナ「あ」

 

 

 

アノス「どうした?」

 

 

 

リィナ「精霊の事は沢山思い出したけど、自分の事は……」

 

 

 

リィナは残念そうに言う

 

 

 

リィナ「で、でもみんなの役に立つ事は思い出したよ、こっち」

 

 

 

リィナはそう言い歩き出す、俺達もそれに続き歩いていく、やがてリィナとアノスの話を半分聞き流しながら俺も自分の事を考えていた

 

 

 

ウィリアム「う~ん」

 

 

 

サーシャ「何よ、さっきから唸って」

 

 

 

ウィリアム「いや、このブーストバックル使おうとした時使えなくてさ、なんでかなって」

 

 

 

サーシャ「ふーん、贈り物なのに使えないって、ジーンって奴はかなり性格悪いわね」

 

 

 

ウィリアム「うーん、でもこいつを使えないのは俺自身の問題な気もするんだ」

 

 

 

サーシャ「?」

 

 

 

ウィリアム「…………まぁ、分かんないことで悩んでても仕方無いか」

 

 

 

サーシャ「そう、まぁ、頑張りなさい」

 

 

 

リィナ「着いたよ、入って」

 

 

 

リィナに言われ中に入る。そこは大量の本で埋め尽くされた森のような場所だった

 

 

 

リィナ「ここが目的地、本の森だよ、この森の木になる本には色んな事が載ってるの翠の本には精霊の事が書いてあってね。エニユニエンの出す問題はこの本を参考にして作られるんだ」

 

 

 

アノス「本の中身を押さえておけば点は取れるわけか」

 

 

 

リィナは頷く

 

 

 

サーシャ「でもテスト範囲は授業でやるんじゃないの?」

 

 

 

リィナ「授業はあくまで補習で勉強は自分でするものって言うのがエニユニエンの教育方針なんだ。だから普通に授業以外からも問題は出るよ」

 

 

 

サーシャ「何それズルいわね」

 

 

 

ウィリアム「成る程、だから授業の精霊じゃなくて教育の精霊なのか?」

 

 

 

ミーシャ「翠の本を集める?」

 

 

 

アノス「そうだな」

 

 

 

ミーシャが本に手を伸ばすと本からなぜか手足が生え逃げ出した

 

 

 

ミーシャ「逃げられた」

 

 

 

ウィリアム「なんじゃありゃ?」

 

 

 

リィナ「ここの本は精霊なんだ、本の精霊リーラン」

 

 

 

ウィリアム「マジかよって、ん?」

 

 

 

俺は精霊達が1ヶ所に集まっていることに気付いた、リーランだけじゃないティティや他の精霊達までも集まっていた

 

 

 

ウィリアム「リィナ、あれはなんだ?」

 

 

 

リィナ「え?、ほんとだ何だろう、あんなの僕も知らないな」

 

 

 

俺は集まった精霊に声をかけてみた

 

 

 

ウィリアム「どうした?そんなに集まって?」

 

 

 

精霊達は俺を見ると代表するようにティティが言う

 

 

 

ティティ「知らない」

 

 

 

ティティ「知らない本」

 

 

 

ティティ「何も書いてない」

 

 

 

ティティ「リーランじゃない」

 

 

 

リィナ「リーランじゃない?、変だなここの本は全部リーランの筈何だけど?」

 

 

 

俺は精霊達に退いて貰いその本を手にする、パラパラとページをめくると確かにティティの言う通り何も書いて無かった、途中までは

 

 

 

ウィリアム「おいおい、マジかよ」

 

 

 

リィナ「ウィリアム君?」

 

 

 

ウィリアム「何でこの本がここにあるんだよ」

 

 

 

分厚い本の丁度中間に位置するページ、そこには手書きでこう綴られていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の好きだった街をよろしく

   仮面ライダー

     左 翔太郎!

       君の相棒より

 

 

 

ウィリアム「こんな大事なもんが、何でここに」

 

 

 

すると俺の持っていた本が突如輝きだし思わず目を閉じてしまう、次に目を開けた時俺は真っ白な空間にいた、景色は真っ白、しかし至るところに大量の本を収めた本棚があった

 

 

 

ウィリアム「嘘だろ、マジか!?」

 

 

 

???「ようこそ、地球の本棚へ、仮面ライダー」

 

 

 

後ろから声をかけられ思わず振り替える、彼は何度も聞いたその声、いつも見ていたその姿そのままに俺の前に現れた

 

 

 

ウィリアム「フィリップ!?」

 

 

 

フィリップ「フフフ、やあ、始めまして、ウィリアム・テイラー」

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