魔王学院でライダーになったが……   作:寝心地

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2000年前へ

アノス「ふむ、皆出払っているようだな」

 

 

 

リーベスト先輩達と別れた後俺達は地下ダンジョンの祭壇のある広い部屋へたどり着いた

 

 

 

ウィリアム「大魔法使うって言ってたけど、何すんだ?」

 

 

 

俺はアノスに尋ねると

 

 

 

アノス「何、調べておきたいことがあってな」

 

 

 

ミーシャ「何?」

 

 

 

アノス「1つ、大精霊レノがなぜ死んだのか」

 

 

 

その言葉に今まで何の反応も示さなかったリィナが反応したがアノスは気にせず続けた

 

 

 

アノス「2つ、精霊王の正体は恐らくシンだろうが、あの男に何があったのか」

 

 

 

その言葉に更にリィナが反応するがアノスはそれも無視し続ける

 

 

 

アノス「3つ、ミサがどうやって産まれたのか」

 

 

 

エレオノール「んー?、もうちょっと詳しく言うと、どう言うことだ?」

 

 

 

アノス「恐らく全ては2000年前に起きたことだ、半霊半魔が産まれる時、生まれたての噂や伝承をその根源の半分とする。暴虐の魔王の噂と伝承が生じたのは、2000年前。俺が転生した後に勇者カノンが広め始めた、ならばミサは2000年前に生まれた筈だ、大精霊レノの子供としてな」

 

 

 

ウィリアム「つまり?」

 

 

 

レイ「2000年前に生まれた筈の彼女には15年分の記憶しかない、それに神話の時代の事を何一つ知らない。この魔法の時代に生まれ育ったと思っている」

 

 

 

レイが言う、つまり2000年前に生まれた筈の彼女の記憶と彼女自身の記憶している年代に齟齬があると言うことだ

 

 

 

アノス「何かしら理由がある筈だ。シンのこともそうだあの男には大精霊レノの護衛を命じていた。俺が転生した後に何かが起きた、そして精霊王となったのだろう。俺に敵対する理由を知っておきたい」

 

 

 

ウィリアム「ま、何にしても真相は2000年前って事か、で?、どうすんだ?」

 

 

 

アノス「何、簡単な話だ、2000年前に向かう」

 

 

 

サーシャ「はぁ!?」

 

 

 

アノス「時間操作(レバイド)の応用、時間遡航(レヴァロン)で2000年前まで遡る」

 

 

 

???「その必要はありませんよ」

 

 

 

不意に背後から声をかけられ俺達は警戒する、振り替えるとそこには紳士服を身に纏いそれにあった杖を持って立っている1人の紳士がいた

 

 

 

アノス「何者だ?」

 

 

 

ウィリアム「あんたは」

 

 

 

レイ「知り合いかい?」

 

 

 

ウィリアム「いや、知り合いって言うかなんと言うか、初めまして、オーナー」

 

 

 

恐らくこの世界で俺しか知らない謎多きデンライナーのオーナーが立っていた

 

 

 

オーナー「初めまして、ウィリアム君」

 

 

 

俺との挨拶で皆敵ではないと判断したのか警戒を解く

 

 

 

アノス「必要ないとは、どういう意味だ?」

 

 

 

オーナー「そのままの意味です、それはある意味で我々の仕事なのですから」

 

 

 

レイ「我々?」

 

 

 

するとオーナーの背後の空間に虹色の輪が現れそこから時の列車が現れた

 

 

 

ウィリアム「マジ?、デンライナーに乗せてくれんの?」

 

 

 

オーナー「ええ、皆さんパスはお持ちのようですので」

 

 

 

ウィリアム「は?いやいやいや、俺は持ってるけど皆は持ってないって」

 

 

 

オーナー「お持ちですよ?、そちらとそちらの方が全員分」

 

 

 

オーナーが杖で指したのはリィナとミーシャだった、リィナとミーシャはごそごそとポケットの中を探り俺以外の全員分のライダーパスを取り出した

 

 

 

ウィリアム「マジかよ」

 

 

 

ミーシャ「いつの間に」

 

 

 

リィナ「これがぱす?ってやつなのかな?」

 

 

 

???「おい!!、早くしないと置いてくぞ!!ったく此方も暇じゃねぇんだ!!早くこい!!」

 

 

 

するとデンライナーから声が聞こえ全員そちらを向いたそこには2本の角を生やした真っ赤な鬼のような怪人が此方を見ていた

 

 

 

ウィリアム「モモタロス!?、ってそれはどうでも良いやどうせいると思ってたし、皆取り敢えず乗り込め!!、マジで出発しちまう!!」

 

 

 

モモタロス「おいこら!!、誰がどうでも良い桃だこら!!」

 

 

 

こうしてデンライナーは俺達を乗せ再び虹色の輪を通り出発した

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