宇宙海賊の力と共に転生をした五人の女性達の転生者狩り   作:桐野 ユウ

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「「「宇宙海賊?」」」

 

三人の人物は、首をかしげながら一人の男性の前に立っている。その人物こそ神ジオウ事常磐 一兎であり、首をかしげている三人の人物は彼の娘常磐 一葉、常磐 冷雨、常磐・T・エーニャの三人である。

 

「そうだ、この頃スフィア天界にて現れる宇宙海賊たち、彼らの目的は転生者狩りだってことが判明をしたんだ。」

 

「でもどうしてうちなの?」

 

「・・・・・・そこなんだ。どうしてロア天界ではなくうちなのか・・・・・・転生者に関してはこちらも徹底をしているみたいだが、どうやら俺がつく前の神たちが色々としてくれたみたいなんだよな。」

 

一兎はため息をついていると、次元の扉が現れたのをも見て一兎は立ちあがり三人は振り返ると扉が開いて一人の男性が現れる。

 

「よう。」

 

「お前かああああああああああああああ!!」

 

ロア天界の大天神の一人、如月 戦兎事神エボルトである。彼は挨拶をした後に一兎の攻撃を避けながら椅子に座る。

戦兎のことを襲った一兎はそのままから振って転び、地面に倒れた状態だったが、彼はそんなことも気にしないである話題について話し出した。

 

「さて君達が抱え込んでいる問題は宇宙海賊のことだろ?」

 

「知ってるんですね?」

 

「あぁ、だって今回は俺が関わっているからね。」

 

「やっぱりお前かい!何やっているんだああああああああああああ!!」

 

「ぬおおおおおおおおおおお!待て!!一兎!そんなに激しく揺らすな!」

 

「うるせえええええええええええ!!」

 

戦兎の服を掴みながら一兎は椅子ごと激しく揺らして尋問しようとする。だんだんと戦兎の顔が真っ青になっていくのを見た一葉は嫌な予感を感じて苦笑いしながらこう言い放つ。

 

「お、お父さん……」

 

「そろそろ離した方がいいと思うよ。」

 

「何いって「おえええええええええええ!」ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!」

 

服を掴まれて椅子ごと揺らしながら尋問されたせいで顔が真っ青になった戦兎は一兎に向かって嘔吐してしまう。当然、彼を戦兎と物を喰らって撃沈してしまったのだった。

一方ゴーカイガレオンの中にいる慧達は次の転生者がいる場所に向かってゴーカイガレオンを発進させていた。

 

「さて次のターゲットはどこの世界かしら?」

 

「いや、世界ってわけじゃないみたいだ。あそこの惑星から反応が出ている。」

 

「それで相手は何をしたの?」

 

「・・・・・・無理やり女の子を操って殺し合いをさせ…それを見て楽しんでいるらしい。」

 

「へぇー…女の敵じゃないかしら?」

 

「そうね。さてやるか!」

 

ゴーカイガレオンは進路を変更してその星へと向かっている頃、神ジオウの部屋ではゴーカイジャーについて戦兎が一葉達に説明していたのだった。

 

「つまり、そっちの世界とこっちの世界で転生者達が色々と増えてきたってことか?」

 

「そう、しかも厄介なことに俺達が管理している場所とは違う管轄外で大暴れしているから色々と情報を得るのに時間がかかったのさ。さらに厄介なことに…その悪質な転生者は色々なアニメの時空を壊す可能性があるんだ。」

 

「それで派遣されたのが転生者狩りをする彼女達ってことなんですね?」

 

「そうだ。主にスフィア天界で一兎が担当していないところが酷いらしいからな?ロイヤル様の許可を得て、彼女たちを派遣したってわけ。」

 

「てか戦兎は、そいつらのことを知っている感じだが?」

 

「・・・・・・あぁ知っているさ、何にせ俺が紅イクトの時にアリスと取り合い合戦になりそうだった5人組だからな?」

 

「「「「ええええええええええええええ!!」」」」

 

一方、ゴーカイガレオンは例の惑星へと到着。彼女達は船からワイヤーを使って降り立ち、屋敷である場所の扉に対してゴーカイガンを発砲して壊した。

それに気づいた屋敷の者たちが、例の殺し合いをしている女たちを囲みながら、慧達を見ていた。

 

「何ゾイ!?お前達は誰ゾイ!?」

 

太ったおっさんが現れ、慧達に誰かを問い詰めるが、彼女達はそんなことはどうでもいいのか、無言でゴーカイガンを構えた。

 

「通りすがりの転生者狩りよ!」

 

太った中年のおっさんにゴーカイガンを発砲した慧。それを見て驚いたソイツは部下達に捕らえるように指示を出した。

 

「やっぱりこうなるのね?」

 

五人はモバイレーツとレンジャーキーを出してセットしてゴーカイジャーに変身した。

 

「「「「「ゴーカイチェンジ!!」」」」」

 

【ゴ―――カイジャー―――!!】

 

「ゴーカイレッド!」

 

「ゴーカイブルー!」

 

「ゴーカイイエロー!」

 

「ゴーカイグリーン!」

 

「ゴーカイピンク!」

 

「海賊戦隊!」

 

「「「「「ゴーカイジャー!!」」」」」

 

ゴーカイジャーの五人はゴーカイサーベルとゴーカイガンを構えて兵士たちに突撃する。

 

「ど派手に行くわよ!!」

 

兵士たちは彼女達に銃を放つが、ゴーカイレッドに変身した慧はゴーカイサーベルを使って弾き落としてゴーカイガンを発砲した。

 

「どあ!」

 

「うあ!」

 

「は!!」

 

「どへええええええ!!」

 

「ぞぞ!?」

 

追い詰められた太ったおっさんはその場から走って逃げようとした。

 

「あ!逃げた!」

 

「ってか兵士たち多くない?」

 

同じようにオークみたいに太った兵士達の数が多いのを感じた彼女達はチラッと視線を転生者に合わせる。そして…

 

「あれをやろうかしら?」

 

「あれね?」

 

「あれか。」

 

「だよねーーー」

 

「やりましょう。」

 

バックルから別のレンジャーキーが現れ、慧達はそれを手に取ってモバイレーツを構える。

 

「「「「「ゴーカイチェンジ!!」」」」」

 

【ゴ―――レンジャー!!】

 

彼女達の姿はゴーカイジャーから秘密戦隊ゴレンジャーへと姿を変えた。兵士たち全員はその変化に驚いていた。ゴーカイチェンジした5人は構えてある必殺技を放とうとした。

 

「ゴレンジャーハリケーン!ハリセン!」

 

「いいわね?行くわよ!真理!」

 

「任せなさい!麗華!」

 

「オーライ!朱理!」

 

「といや!慧!エンドボールよ!」

 

「OK!とりゃ!エンドシュート!!」

 

蹴られたゴレンジャーハリケーンが変形してハリセンとなり兵士たちの頭を叩いて気絶させていく。次々と倒された兵士達を見て不利と見たのか、太ったおっさんの転生者はそのまま後ろの方角へ逃げようとした。

 

「ここは逃げるゾイ!!」

 

「逃がすか!レッドビュート!」

 

「ぞっぞーーーー!!」

 

アカレンジャーになった慧がレッドビュートを放ち、太った人物の体を巻き付けて駒のように回転させた。

 

「目が回るぞいいいいいいいいい!」

 

「さて札札」

 

朱里が身体を回されて倒れた男の頭に札を張り、天界へと転送させた。仕事という名の狩りが終わった5人は転生者によって苦しめられた女性達を助けるために、中へと突入する。

 

5人は散開し、行く手を阻む扉や障害物をゴーカイサーベルとゴーカイガンで壊し、ドアを開けた。かなり厳重に閉められたドアをこじ開けた彼女達はその先にある恐ろしい光景に絶句してしまう。なぜなら…

 

「うへへへへへへ・・・・・・」

 

「げへへへへへへ・・・・・・」

 

既に転送された男によって精神を壊された女性達だった。アヘ顔になっているものやうつろで何にもできないもの……さらには両手でピースをするものまで…慧は呆れて何も言えないのか、女性達の中の1人に手を振って意識があるのかを確認したが既に時遅し、彼女は反応を示さなかった。首を横に振りながらあることを言い放っ。

 

「慧!」

 

「・・・・・・精神崩壊ね。奴にどれだけのことをされたのかしら?」

 

「こっちも同じだ。・・・・・・私だ。」

 

『こっちも精神崩壊の女性ばかりだよ。そっちは?』

 

『こちらもです。』

 

「そうか、慧…聞いての通りだったな?」

 

「えぇ……さてどうしたものか。彼女達にも札を張って送った方がいいかしら?」

 

「そうしてみたら?」

 

「やってみましょう。」

 

そういって札を張り転送をさせていく。一方で戦兎は一兎と共に転送されてきた女性達を見て驚いてしまった。

 

「これは・・・・・・」

 

「精神が崩壊している!?」

 

「「えへへへ………」」

 

戦兎は転送された女性達の中の1人に手を乗せ、彼女達の記憶を見るために念じ出す、例の転生者によって精神が破壊されてしまった人物達で間違いないと判断した。

 

「どうするんだ?」

 

「ロア天界の病院へ転送する。あそこなら治してくれるだろうな。」

 

戦兎は送られてきた女性をロア天界の精神病院科の方へと転送を行うことにした。

 

そして今回の1件を終えた彼女達はゴーカイガレオンに搭乗。次の場所へと向かって発進したのであった…




次回 ゴーカイガレオンに搭乗をして次の場所へと向かっていく慧達、突然として砲撃を受けてしまいゴーカイガレオンは別の星に墜落をしてしまう。
現れたのは、帝国のソルジャー兵士たちだった。

次回「襲い掛かる帝国」
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