ガンプラが美人になって家族になりました   作:スーさんFDP

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え~~皆様遅くなってしまいすみません。

タイトル変えました。

今回と次回は滅茶苦茶熱い内容で行きます。

まあGガン回なのでww

台詞回しもGガンなので宜しくお願いします。!!

それではどうぞ!!


第十話 「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く」

 

 

 

 

「ふ~~都会から少し離れているから、良い空気だな~~」

 

「・・・・・・」

 

「・・・納得いってない顔だね?」

 

「・・・い、いえ・・・」

 

 

上下黒一色のジャージに着替えた光太郎はアーマー状態のゴッドを連れて、森の奥へと進む。

この間、ウイのサーチアイからの情報で、少し先に開けている野原があるのを教えて貰っていた。

 

光太郎はその場所なら多少無茶が出来ると思い、そこを選んだ。

 

 

一方、先程のガンダムファイトの申し出をされたゴッドは少し難しい顔をしていた。

 

自分はMFで、光太郎はただの人間。

 

ニウから、光太郎は自身を省みない性格をしていると伝えられたこともあり、これからこの状況をどう済ますかで頭がいっぱいであった。

 

「さて、じゃあゴッドちゃん・・・やろうか」

 

「え、えっとその・・・まずは組み手から始めませんか!?」

 

「ん?良いけど、身体鈍ってるのゴッドちゃん?」

 

「い、いきなりは・・・身体に悪いですから・・・!」

 

苦し紛れにゴッドは準備運動と称して、この状況を手軽く済ませようと画作する。

 

「そっか・・・じゃあ、軽く組み手から始めようか。」

 

「は、はいっ!(出来るだけ怪我をさせずに気絶させて、終わらせましょうっ)」

 

そう心で呟くとゴッドは構えを取る。

 

構えを取ったゴッドを見て光太郎も、脱力しながら、両手小さく前に出して、リラックスした体勢をしつつ、構えを取る。

 

 

構えた光太郎を確認したゴッドが勢いをつけて、光太郎の目の前まで躍り出る。

 

「まあ、そうなるよね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃・・・

 

 

デパートに日用品を買いに来ていたニウとウイとシア。

新居に引っ越したことで、寝具や家具などの日用品を増やそうということで、大学で講義があるので、3人は光太郎に頼まれた物を買いに来ていた。

 

「ベッドはいらねえよな?」

 

「ええ、これから増えるかもしれないから、ベッドよりも畳めて纏めておける布団で良いと、光太郎さんから言われました。」

 

「まあ、どうせ一緒の部屋で寝るんだから、ベッドよりも布団の方で充分だしな。あとは、食器とか、食料とかか?」

 

「ええ、家が山間にあるから、保存の良いパスタとか缶詰などや小麦粉に調味料を頼まれましたね。一応、持てる分で構わないと仰られましたが・・・」

 

「アタシらがMS状態なら、もっと行けるだろ?」

 

「こんな街中でなったら不味いでしょう・・・」

 

「冗談だよ・・・」

 

そんな平和な会話をするニウとウイ。

すると、シアが2人に声を掛けた。

 

「何かあっちのげーむせんたー?というところにガンダムのげーむ?とやらがありますよ♪」

 

「え、マジか!?」

 

「・・・興味深いですね。」

 

「ちょっと覗いてみましょう!」

 

大きな荷物を抱えた3人は昼間のゲームセンターに足を運ぶのであった。

 

 

 

 

 

そして、場所は戻り・・・光太郎とゴッドはというと・・・

 

 

「はあっはあっ~~」

 

「大丈夫?ゴッドちゃん?」

 

「っつ!! まだやれますっ!!」

 

「そっか・・・こっちはヒヤヒヤもんだよ。」

 

「くっ・・・やああああぁぁ!!」

 

光太郎はそう言うと、両手をぷらぷらさせる。

そんな様子にゴッドは歯ぎしりをして、光太郎に突っ込み、疾風の様な蹴りを加える。

 

が・・・

 

「あらよっと!」

 

「ぐ、ぐぅ!!!」

 

顔に当たるはずだったゴッドの蹴りを光太郎は柳の様に避けて、そのままゴッドの細く小さい足を掴み、一本背負いで投げ飛ばす。

投げ飛ばされたゴッドはくぐもった声を出して、地面に激突する。

 

この状況が先程から何回も続けられている。

 

拳で殴れば、その手首を捉えられて投げられ。

 

足で蹴れば、その細足を捉えられて投げられ。

 

ただの人間でしか無いはずの光太郎が達人が駆るMFを手玉に取るという状況が発生しているのだ。

 

 

「はあ・・・はあ・・・辰美さん、あなたは・・・一体・・?」

 

「・・・俺の家系がね・・・ちょっと周りとは違って裕福でさ・・・それで、護身術を習う切っ掛けがあってね・・・まあ、それが始まりだったの。」

 

そうどこか遠くを思い浮かべる様に青空を見ながら、ゴッドの質問に答える光太郎。

 

「護身術として柔術を習おうとした時に、親父が昔命の恩人だった武術の先生を紹介してくれてね。今もたまに会ったりする仲だけど。まあその先生、言うなればとんでもない強さでね。下手すればマスターアジアと戦えるぐらい強いともいえる柔術家だったの。」

 

「・・・」

 

東方不敗の名が出てきて、少し驚くゴッド。

 

「穏やかな人でね。練習は厳しかったけど、俺の最も尊敬する人さ。」

 

「辰美さんにも師匠が・・・」

 

「あの頃は、どんどん強くなる自分自身に楽しくなっちゃって、護身術で収まらなくなっちゃってね・・・高校卒業時・・・まあ17歳の時には皆伝まで貰っちゃったの・・・だけど、武術で喧嘩どうこうなんて考えても無かったし、あんまり周りには言わなかったんだけど、もうね・・・この身体の一部になってしまってるからかな・・・出来る範囲で気を練りつつ、研鑽はしていたんだけど・・・まさか、MFと戦えることになるなんてね・・・・・いや~人生何が起きるのか分からないね~~♪」

 

そう嬉しそうに話す光太郎。しかしそのまっすぐで折れない瞳はゴッドがよく知る武人そのものだった。

 

「・・・と、まあそんなことで、俺も達人の端くれなんだけど、憧れのMFと一戦交えたかったわけさ・・・さて、じゃあもうそろそろ家に戻ろうか・・・。」

 

光太郎はそう言うと、地面に座り込んでいるゴッドに近づき、手を差し伸べる。

 

「っつ!!」ブンっ

 

「おっと」

 

ゴッドはその手を振り払う。

光太郎は、とっさに手を引く。

 

「・・・そんなに情けないですか・・・がっかりしましたか・・・」

 

「・・・情けなくは無いと思うけど、がっかりはしたかな。」

 

下を向きながら、溢すように話すゴッドに光太郎は少し溜めて返事をする。

 

「私は・・・やっぱり情けないMFです。彼が居ないと、ハイパーモードにもなれない・・・」

 

「・・・ゴッドちゃん。俺は確かにがっかりしたとは言ったけど、それは君がハイパーモードになれないからじゃ無いよ。」

 

「え・・・・」

 

ゴッドは光太郎の言葉に小さく驚きの声をだす。

 

「君のスピードとパワーなら俺に一撃を当てれば、それで済むはずだ。なのに君は俺に何回か投げられている最中、策も講じず、自身への八つ当たりかのように突っ込むだけだった・・・違うか?」

 

「そ、それはっ・・・」

 

「沈黙は肯定と取らせて貰う・・・君はガンダムファイトでピンチになった際に何度も諦めず、考え、そして勝利してきた筈だ。」

 

「それは、ドモンの・・・」

 

「違う。君とドモン・・・君たちが一心同体になり頑張ってきたからだ。どちらも欠けてはダメだった。」

 

「な、なら今の私じゃ・・・」

 

「ゴッドちゃん。君はここにドモンが居ないといったけど、それは違う。」

 

「え、?」

 

「君の中に居るはずだ。」

 

 

光太郎はそう言うと、ゴッドの胸の心臓の位置にある装甲部分に優しく指を当てる。

 

「私の中に?」

 

「そうだ。数々の戦いを経て、君の中にはドモンと共に戦ってきた流派東方不敗としての業があるはずだ。そして、その力はドモンだけの力じゃない。君だけの力だ!」

 

 

「・・・・・・わないで」ボソッ

 

「ゴッドちゃん?」

 

 

「勝手なこと言わないで!!!!!!!」

 

 

「・・・・・・・・・」

 

ゴッドは光太郎に対し、涙を流しながら心の叫びを上げる。

 

「・・・ボ、ボクはドモンじゃない! 本当は弱虫で、彼がいないと何も出来ない出来損ないなんですっ!!!ボクには出来ない!!!!!」

 

私からボクに一人称が変わった。

 

これが彼女の本来の姿・・・・・・

 

 

「(きっと、キョウジなら、ここで甘ったれたこと言うな!・・・なんて言いそうだけど・・・)」

 

 

「う、うううっ!」

 

泣き叫ぶと同時に嗚咽をはらすゴッドのその姿は見た目の通りの姿に見える。

 

そんな姿のゴッドに対し光太郎はゆっくりと彼女を抱きしめる。

 

 

 

「君はスゴい。だって世界を救ったガンダムじゃないか。」

 

「グスっ・・・ふぇ・・・」

 

「君がここに来た時、何故俺が君の事を好きな機体だと言ったか、理由はね。俺も武人の端くれで、格好いい必殺技を使うからとかだけじゃないんだ。君やドモンは過酷な運命の最中、戦い、失い、それでも立ち上がって、人類のみならず世界を救ったその姿に憧れたからだ。」

 

「た、辰美しゃん・・・」

 

「そんな君が俺の機体となって、家族の一員になるその状況に大きく心が跳ねた。」

 

「・・・・・・」

 

「だからゴッドちゃん。弱虫だっていい。泣いたっていい、それをひっくるめて、君という機体(存在)を愛しているんだ。だから俺は、君という存在(機体)が心から欲しい・・・!

 

「・・・・・!!!」

 

そう静かに呟きゴッドを抱きしめる光太郎。

 

その時、ゴッドの脳裏に浮かんだのは、デビルガンダムに取り込まれたレインに対し、ドモンが叫んだ言葉。

 

似たような言葉だが、これはレインでは無くボクに向けられた言葉・・・

 

 

「・・・辰美さん・・・ボクと組み手を・・いえ、ガンダムファイトを、しましょう!」

 

「迷いは、この空の様に晴れたかい?」

 

光太郎はそう言って、ゴッドは抱きしめながら、曇り無い青空を見上げる。

 

「はいっ!!!!」

 

ゴッドはその言葉に力強く返事をする。

光太郎が抱きしめていた腕をそっと放す。

 

ゴッドは立ち上がり、ゆっくりと立って、後ろに数歩下がり、ゆっくり目を閉じて、なれた様に左拳を握りながら、右拳で左人差し指を上から握り込む。

 

涙の雫・・・一雫!!!

 

そして、ゆっくり目を開いたその時、背中の羽が6枚に開き、日輪のような光輪が光り輝く。

次に胸部装甲が開き、内部のエネルギーマルチプライヤーが見え、キングオブハートの紋章が浮かび上がる。

 

今まさに彼女はハイパーモードを発動した。

 

そして、ゴッドは構えを取って、光太郎を見つめ、光太郎も先程とは違い、大きく構えを取る。

 

 

「行きますよ・・・辰美さああん!!!!」

 

「最早語るのは拳のみ・・・来おおおぉおいゴッドガンダムウウウゥゥ!!!!!」

 

 

「ガンダムッファイトッ!!!!!」

 

 

「レディ・・・!!!」

 

 

「ゴオオオォォォォ!!!!!!!!」

 

 

 

 

今、2人の戦いの火蓋が切られるのであった。

 

 

 

 

 

 

 





何か書いていたら熱くなりました。

次回はもっと特殊タグ使って、熱さを表現していきます。



さて次回予告は

「・・・・・大勝利!希望の未来へレディゴーッ!」

で行きます。

感想、評価ありましたら宜しくお願いします。



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