どうも、FDPです。
今回は基本、日常回で、ニウたちの服装などについて語っていきます。
まだまだ、頑張って行きますので、宜しくお願いします。
「はぐっはぐっ、ん~~~♪これがご飯というものなんですね!!!」
朝起きたら、また増えたMS少女。体格はウイと同じくらいで、薄いシアンのボブカットに前髪パッツンの髪型をしている。
言動?とアーマーから、もう検討は付いているが、あえてツッコまないことにした。
件の少女は現在、幸太郎の作ったベーコンエッグとご飯を交互に頬張り、勢いよく食べている。
「おいおい、口元にごはん粒ついてるぞ。そう焦るなって・・・ていうか、箸使えるのか?」
「はい?何言ってるんですか? 任務で日本にいたことだってあるんです。それに色々な国に武力介入していたんです。多少の作法くらいは刹那を通して知っているのです。さすがはわたしのマイスターです! えへんっです♪」
未だにアーマーを着たままごはんを食べている少女は無い胸を張る。
「・・・っでよ、コウタ。こいつもガンダムなのか?」
幸太郎の右隣に座っているウイがキャベツサラダをフォークで掬いながら、気に入らない様子で少女を見ている。
因みに昨夜、就寝前にウイとは自己紹介して、彼女は幸太郎のことを、コウタと呼ぶことにしたのだ。
「そうです!ガンダムです! それにしても、新しいマイスターの隠れ家はボロボロですね! 襲撃に遭いましたですか?」
「ええ、あなたの左側にいる奴の所為で、こんな状態になったのよ。」
「ふざけんなクソ女!! てめえがアタシを部屋の窓ごと吹き飛ばしたからだろ!!」
ウイは叫びながら、段ボールとビニールで工作された窓を指さす。
「先に幸太郎さんを殺そうとしといて何言ってるのかしら、あなたがこんな場所でバルカンやらサーベルやら使うから玄関扉があんなことになっているのでしょう!」
ニウが指さした方には穴の空いた箇所をガムテープで補修された扉の姿であった。
「・・・あ~~今日、大家さんに謝りに行かないとな・・・」
現実を受け入れたくなかったのか、幸太郎は遠い目で、「菓子折買わないと・・・あと修理費いくらかな・・・」と呟く。
「ふむ、とにかく大変のようですね!」モグモグ
話を振った元凶である少女はマイペースにご飯を咀嚼する。
「それよりも! コウタ! こいつガンダムなのはわかったけどよ。こいつの名前だよ!」
「ふえ? わたしはガンダムですよ?」
「てめえ、ちょっと黙ってろ!」
何言ってるんですかみたいな顔でウイを見る少女。
ウイは話が進まなくなるからと、少女を叱る。
ウイに声を掛けられた事で現実に戻ってきた幸太郎は質問に答える。
「ああこの子だけど・・・そこに置いてあるGNソードとシールド・・・君はエクシアだよね。」
幸太郎は少女の傍に置いてある武装で判断し、彼女の機体名を言う。
すると少女はその言葉を待っていましたと言わんばかりにすっと立ち上がる。
「その通り!わたしが刹那・F・セイエイが搭乗機っ!ソレスタルビーイングの第3世代型ガンダムのガンダムエクシアですっ!!!」ドヤッ
「「「・・・・・・」」」
「おや、もしかして見惚れましたか? そりゃあわたしはガンダムの中のガンダムですから♪」
「・・・タイムっ!」
「ほえ・・・?」
幸太郎が手でT字を作り、タイムと宣言をする。
エクシアはその行動に驚き、可愛らしい声を上げる。
「集合っ!」
幸太郎がそう言うと、ニウとウイが幸太郎の近くに移動し、エクシアに聞こえないくらいの小さな声で2人に話す。
「ねえ、どう思う?」コソコソ
「なんでしょう・・・どことなく、アホ?っぽいような・・・」コソコソ
「同感だな・・・しかし、なんかあいつにアタシは変なシンパシー感じるんだよな・・・」コソコソ
「ああ、あの子も乗り換えられるから・・・」コソコソ
「ええ、マジか・・・」コソコソ
「ウイと違って、元のパイロットには大事にされてたんだけど・・・結局、ダブルオーっていうガンダムの方に・・・」コソコソ
――――TRANS-AM――――
幸太郎がダブルオーの名前を出した直後、エクシアの全身が赤く光り出したのだ。
「今・・・ダブルオーの名前を出しましたですか・・・」
赤くなったエクシアは据わった目でGNソードを展開する。
「・・・ここにあいつもいるですかっ・・・何処にいるですかっ! あんのぉお泥棒猫ォォォォ!!!!!」
「落ち着けぇぇぇぇ!!!!」
幸太郎が抱きしめて全力で止めました。
「・・・さっきはすみませんでしたのです・・・」ショボン
「いや・・・俺も口が滑ったよ・・・」ゼーゼー
少しして、ダブルオーが居ないことを伝えた事で、エクシアは落ち着きを取り戻し、幸太郎を危険な目に遭わせてしまったことに反省し謝る。
「コウタ・・・お前命惜しくないのか・・・」
「・・・・・・」ポキッポキッ
呆れてものも言えない様子のウイと、また危ないことをした幸太郎にニウは一切の表情を変えず、自身の拳を握り、ポキポキと鳴らす。
「ニウさん。怖い・・・」
「バカは殴って止めろと大尉から習いましたので・・・」
「修正パンチだけは勘弁して!」
殴るのは金髪ロリコン野郎だけにしてと、心の中で叫びつつ、ニウを懇願して止める幸太郎。
「とりあえず、ニウさん。2人を連れて、昨日のお店に買いに行っててくれよ。お金は渡すから、余ったお金で今川焼きでもなんでも食べて来なよ。」
「イマガワヤキですかっ!」
幸太郎の言葉に目をキラキラさせるニウ。
一方、ウイはつまらなそうな表情で幸太郎に文句を言う。
「なんだよ、コウタはどうすんだよ?」
「俺は・・・このアパートの大家に菓子折持って、謝ってくる・・・」
「・・・ごめんなさい・・・」
ものすごく暗い表情で自身の予定を明かす幸太郎に対し、罪悪感からか、素直に謝るウイであった。
少し時間が経ち・・・場面は服を買いに行っている3人に移る。
「これが服、というものなんですね!店員の方に進められるまま買いましたが、中々の着心地です♪」
「まあ・・・悪くねえんじゃねえの・・・」ポリポリ
「私は昨日買いましたが、この落ち着いた感じが私は好きですね。」
そう言って、身体をスピンして、着ている服の着心地を確かめるエクシアに恥ずかしそうにしながら、頬をかくウイと、少し嬉しそうな表情をするニウ。
ここで彼女達の衣服を簡単に説明しよう!
まず、ニウは落ち着いた黒の縦セーターに薄いブルーのトラペーズ・スカートに革のハイカットブーツ。
クールなニウには落ち着いた感じが似合うとのこと←店員A
続いて、ウイは黄色の袖無しシャツに少し大きめな紺色のパーカーにホットパンツ、そして黒白のニーソックスで赤のスニーカー。
少しアウトローっぽくかつ、ダボッとしたパーカーとホットパンツの組み合わせとちらりと見える太ももがポイントですっ♪←店員A
最後にエクシアは白のフリルシャツに鼠色ダーンドル・スカートと茶色のローファー。
可愛らしらを全開にするために、昔の憧れを積み込ませていただきましたっ!!!大きくなったら、また来て下さいね!!←店員A
以上が、彼女達の衣服となります。
あ~~~面倒クセエ・・・・・・←作者
「それでクソ女。このあとはどうすんだよ?」
「どうもこうも無いわクソガキ。必要なものは買ったのだから、帰るわよ。」
「ん?コウタの言っていたイマガワヤキ?は食いに行かないのかよ?」
「・・・余ったお金を自由にして良いとは言っていましたが、無駄遣いは・・・」
「あ、あそこのお店にイマガワヤキって書いてあるです!」
「!!!!」
エクシアの指差した先には、昨日寄ったお店があり、絶賛焼きたてを販売していた。
その様子を見て、ニウはすぐさまダッシュで店に向かう。
「あいつ・・・意外と食い意地張ってるんだな・・・」
一連の流れを見ていたウイは少し呆れつつも、ニウの方へと向かっていくと、ふと、違う場所に視線がいく。
「なんだ、あれ?」
「いっとう・・・3億・・・?」
ウイとエクシアの視線の先にあったのは宝くじ売り場の小屋で、額縁には「ドリーム1等、3億円」と書かれていた。
「くじ・・・ってことは、なんだ当たれば3億貰えんのか?」
「そういうことみたいです・・・」
2人が宝くじ売り場の前でじろじろ見ていると、中に居たおばちゃんが2人に声を掛けてきた。
「あら~お嬢ちゃん達、いらっしゃい。お買い物?」
「あ、あ~~まあ、そうだよ・・・」
おばちゃんに声を掛けられた事で、たじろぐウイ。
「おばちゃんさん!いっとう3億円というのは本当ですか!?」
「ええ、でもまあ・・・私の所じゃ高額当選は今の所、出たこと無いけど、お嬢ちゃんたちも勝っていくかい?スクラッチとかもあるよ。」
おばちゃんの話を聞いたウイはポケットを探って、服を買ったときに余った小銭を取り出す。
「じゃあ、これで買えるやつお願い。」
ウイが取り出したのは100円玉6枚で計600円であった。
「それなら、ドリーム一枚にスクラッチ3枚だね。ハイどうぞ。」
おばちゃんはウイから小銭を受け取ると、くじ一枚にスクラッチ用紙三枚をエクシアに手渡す。
「おばちゃんさん!こっちの三枚はどうすれば良いんですか?」
「この用紙は10円玉とかで削って、カードの絵柄を揃えると当たるのよ。宝くじの当選番号はインターネットに載ってるから、帰ったら確認してちょうだいね。じゃあ、気をつけてね~~」
おばちゃんは人の良い笑みを浮かべながら、ウイとエクシアに小さく手を振る。
ウイとエクシアはそれぞれ「どうも・・・」、「ありがとうございましたです!」とお礼を言って、ニウの元へと向かうのであった。
ニウが今川焼を買い終えてから、3人はそのままアパートに帰る。
「戻りました・・・幸太郎さん?」
ボロボロになった扉を開けて、ニウが帰宅の声を掛けると、目の前には意気消沈している幸太郎が正座で居間の真ん中に座っていた。
心なしか全身が白くなっている。
「ああ・・・ニウさんに2人とも、お帰り・・・」
「コ、コウタ! どうしたんだよ!?」
「なんか白いのです・・・」
「もしかして、弁償の金額がとんでもないことにっ!」
「いや、そっちはなんと無かったんだよ・・・ただね、大家がね・・・このアパート取り壊すって・・・」
「「「え・・・」」」
「なんかね、このアパート築年数古いし、入居者俺しか居ないし、収益も無いしでリフォームする余裕無いから、丁度取り壊す予定だったらしくって、せめて俺が卒業まで待つつもりだったらしいんだけど、このままだと倒壊の可能性もあるからって、だから来月までには出てって言われてさ・・・ああ、引っ越し代は出すって言ってくれたけど、さすがに断ってきたよ・・・はあ・・・」
これまでの話を説明し終えた幸太郎はまた溜息をつく。
「はあ・・・一応貯金はそこそこあるけど、さすがにこの人数だと1kじゃ借りれないし・・・今後も考えると、団地だと人がたくさん居て、戦闘時に人が居たら大惨事になるし・・・」
これからどうしようといった表情で、幸太郎は段ボールで出来た窓の外に映る夕焼けを見る。
すると、テーブルの上でエクシアが先程買ってきたスクラッチをニウから貰った小銭で削っていた。
「あ、コウタロウさん!3千円当たりました!」
「そうか・・・三千円じゃな・・・」
「こっちのたからくじ?も見てみますね!」
エクシアはふんふ~ん♪と鼻歌をしながら、光太郎のスマホを使って、当選番号を検索している。
「光太郎さん。私も働きます。」
「だけど、ニウさんには戸籍が・・・」
「それは・・・」
「・・・なんかアタシらに出来ること無いのかよ・・・」
光太郎、ニウ、ウイが3人でこれからの事を考える。
すると、エクシアが声を上げた。
「コウタロウさん!3億円当たりました!」
「う~~ん3億円じゃな・・・・・・・・・・・はい?」
辰美光太郎、大学2年生、家・・・・・・買います。
どうも、読んでいただきありがとうございました。
感想、コメントの程、宜しくお願いします。
それでは、次回は引っ越しと新MSを登場させていきます。