【完結】仮面ライダーギーツ外伝 もう1つのデザイアグランプリ   作:ネガ

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お待たせしました。ギーツもついに次回最終回ですね…


追記 文章を少し修正しました。






第7話 開闢Ⅵ:血液型マッチ

デザイアグランプリ第3回戦。モグラ叩きゲームを終え、見事脱落者0でクリア。残るライダーは、あと5人。

 

「あと5人って?」

 

「うぉっ!?」

 

デザイアグランプリの近況の記録を終えた敬介の背後から話しかけたのは愛理だった。この日は敬介の自宅に遊びに来ていたのだ。

 

「あぁ…面接で残ってる人だよ!」

 

敬介は、デザイアグランプリの事を第三者に漏らしてはいけない為咄嗟に面接で残っている人数と誤魔化した。

 

「へぇ〜。今度こそ面接受かるといいね」

 

愛理は敬介の誤魔化しを一応信じて、そのまま視線をテレビに戻した。愛理が見ているのは昼の情報番組だ。

 

『それでは今日の血液型占い!』

 

流れているのは朝の番組が占う血液型占いだ。まず最初に1番運勢のいい血液型が発表された。

 

『今日最も運勢の良いのは、おめでとうございます! AB型のあなたです! 誰にも頼らず単独で行動した時、激走するバッファローの様に幸運へ向かうでしょう!』

 

最も運が良いのはAB型と紹介され、次にO型、更にA型と続いた。

 

「あ〜私A型だ…」

 

愛理は自分の血液型の運勢は今ひとつな事にガッカリする。

 

『そして今日最も運勢の悪いのは、ごめんなさい!B型のあなたです! 物を無くしたり、自分の行動で大きな失敗を招くでしょう…』

 

「あ、敬介兄B型じゃん」

 

「いやいや占いなんて俺信じないから」

 

敬介は占いは信じない派だ。

 

「もしかして面接落ちちゃったりして〜?」

 

「やめろよもう〜!」

 

愛理のからかいに敬介は苦笑いするしかなかった。しかし、こんな時にも戦いの時間は迫っていた。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ピアーブ!」

 

「きゃあぁぁぁぁぁッ!」

 

「化け物だぁ!」

 

オフィス街にて。現れたジャマーエリア内にてポーンジャマト達が槍を手に人々に襲いかかっている。よく見ると、ポーンジャマト達の身体にはAやBと言ったアルファベットが書かれたパネルが取り付けられていた。

 

 

 

 

 

 

 

そしてデザイア神殿にて。招集をかけられた生き残った5人がヒカリの前に集まっていた。投影された画面ではジャマト達が人々を襲っている映像が映し出されている。

 

「皆様、新たなジャマトが現れました」

 

「残り5人か…」

 

「おいギーツ」 

 

英寿に大我に話しかけると、英寿が持っていたマグナムバックルを取り出した。

 

「俺のバックル返せ」

 

「あぁそうだった。返すの忘れてた!ごにんごに〜ん!」

 

英寿の「ごめん」と「5人」を掛けたと思われるダジャレを聞き流しながら大我にゾンビバックルを返却する。大我は掠め取る様に受け取ると、マグナムバックルを英寿に投げて返却した。

 

「そんなふざけた態度を取ってられるのも今のうちだ。お前のそのナメた口、すぐに塞いでやる」

 

「言われてるぞ敬介」

 

「俺じゃなくて英寿だろ!」

 

3人のやり取りを聞き流しながら、ミッションが開始される。

 

「それではデザイアグランプリ第4回戦、血液型ゲームを始めます!より多くの血液型ジャマトを倒した方が1位となり、最下位は脱落となります」

 

「血液型ゲーム? 何だいそれ?」

 

広瀬の質問をスルーしたヒカリの宣言と共に、一同はジャマーエリア内に転送された。それぞれバラバラの位置にいる中、5人の目の前にハテナミッションボックスが1つ置かれた。

 

『今回のゲームでは、各プレイヤーの皆様に1つずつアイテムをプレゼントします!』

 

まず明理が開けると、中には黄色に3本爪のバックルが入っていた。

 

「これは…爪?」

 

【NEW BUCKLE UP DATE】

 

スパイダーフォンの通知が入り、レイズバックルライブラリが自動で開くとナンバリングはRB-15、バックル名称はクローと表記された。

 

「結構強そう!」

 

 

 

 

 

 

 

「トゲがついた鉄球?」

 

一方、広瀬のミッションボックスから出てきたのはオレンジ色にトゲ付きの鉄球が取り付けられたバックルだった。ナンバリングはRB-16。名称はチェーンアレイだ。

 

「やっと武器だ…!」

 

今の所シールドバックルのみで戦っていた広瀬にとってはとても嬉しいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

「お! ブーストバックル!」

 

敬介は何とブーストバックル。シークレットミッションでも手に入れたがここでも手に入るとは何というか強運だろうか。幸先良い出だしだろう。

 

「何だと…!?」

 

(何だ…やっぱり占いなんて当てになんないじゃん!)

 

これには大我も驚きを隠せなかった。滅多に手に入らないブーストバックルをこうも簡単に手に入れてしまう敬介を何処か羨ましげに見ながらも、自分に送られたミッションボックスを開ける大我。そんな大我をよそに、敬介は朝の占いが外れたと思い、これ以上気にしない事にした。

 

 

 

 

 

 

 

「チッ…ハズレか…!」

 

大我が引いたのは前に英寿を抑えた運営ライダーが使っていた小型のロッドバックル。レイズバックルライブラリにはRB-30の数字と共にロッドバックルが追加された。

 

 

 

 

 

 

 

「これはいつぞやの…」

 

最後に英寿が手にしたのはこれまた自身を抑えた運営ライダーが使用していたマシンガンバックルだ。レイズバックルライブラリにはRB-20の数字と共に追加されたのだった。

 

 

 

 

『それではミッションを開始します!』

 

ヒカリの宣言と共に、第4回戦 血液型ゲームが開始された。明理は早速手に入れたクローバックルをデザイアドライバーに装填してクローバックルを操作。

 

【SET】

 

「変身!」

 

【ARMED CLAW】

 

明理の姿はナーゴへと変わり、アームド共通のプレートに黄色の爪の絵と両手に長い爪が伸びたレイズクローを装備。アームドクローへと変身した。

 

【READY FIGHT】

 

「よーし!」

 

レイズクローを手にナーゴはジャマト達へ立ち向かっていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ! そら!」

 

一方、バッファは手に入れたロッドバックルを使わずゾンビフォームになり、身体にAとBの文字が書かれたパネルを付けた3体の血液型ジャマト達と戦っていた。槍の攻撃ももろともせず受け止めながら攻撃していく。

 

【POISON CHARGE】

 

バッファはゾンビブレイカーのカバーをスライドさせてエネルギーをチャージさせ、トリガーを押す。

 

【TACTICAL BREAK】

 

「ハァァァァァ!」

 

エネルギーを溜めたゾンビブレイカーの一撃で一網打尽にしたと思いきや、3体の血液型ジャマト達は全くの無傷。かすり傷1つ付いていなかった。

 

「何!?」

 

 

 

 

【ARROW STRIKE】

 

「それ!」

 

タイクーンもレイズアローでOとABの文字が書かれたパネルが付いた2体の血液型ジャマトと戦っている。レイズアローで2体を纏めて撃ち抜こうとエネルギーを溜めた矢を発射。矢は2体の血液型ジャマトに命中するが、効いている様子はない。

 

「え!? 何で!?」

 

 

 

 

 

 

「うぉぉぉぉぉッ!」

 

一方ゴートは先ほど手に入れたばかりのチェーンアレイバックルを用いて、鎖の付いたオレンジ色のトゲ付き鉄球のレイズチェーンアレイを振り回して攻撃するが、隙が大きく扱いにくいため簡単に避けられてしまう。

 

「また外れた!」

 

「ポズビリ!」

 

「ジュトデヴァ!」

 

ABとOの文字が書かれたパネルを付けた血液型ジャマト達にはバカにされる始末だ。

 

「武器なのに使いづらい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺のマシンガンが火を吹くぜぇぇぇぇぇッ!」

 

一方、ギーツも手に入れたマシンガンバックルを使ってマグナムアームドマシンガンに変身。右手にマグナムシューター40X、左手にレイズマシンガンを持ち、場違いな格言を叫びながらAとABの文字が書かれたパネルを付けた血液型ジャマトと戦っている。槍の攻撃を交わしながら蹴り飛ばし、懐に2丁で弾丸を浴びてた。

 

「それじゃあ早速!」

 

ギーツはマグナムバックルのシリンダーを回転させてトリガーを押し、マシンガンバックルをスライドさせた。

 

【MAGNUM MACHINEGUN VICTORY】

 

マグナムシューター40Xとレイズマシンガンから弾丸が連射され、2体の血液型ジャマトに命中。爆発四散した。…かに見えたが倒したのはAの文字が書かれた血液型ジャマトでABと書かれた血液型ジャマトは全く無傷だった。

 

「ん!? 1体だけ!?」

 

ギーツも何故か1体しか倒せない事に疑問を持った。この血液型ゲームは一見すると難しく見えるが、実はある事に気付けば攻略が容易になるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ〜疲れた。1体も倒せなかったよ…」

 

「私も…」

 

一同は一旦サロンに戻り休息を取っていた。

 

「皆様、お疲れ様です」

 

「何で倒せなかったんだろう…」

 

明理、敬介が血液型ジャマトを倒せなかった事に疑問を抱く中、大我は英寿から返却してもらったゾンビバックルを手にしながらエナジードリンクを飲んでいた。その一方、英寿もトジルのいるカウンターの席に座ってマグナムバックルを見つめていた。その様子をトジルが見ると、口を開いた。

 

「どうしましたか?」

 

「あぁ…いや、何かゾンビを使うよりもこっちの方が使いやすいと思ったんですよ」

 

「おや?良い所に気づきましたね。 では、ゲームを有利に進める情報を1つ。皆様のIDコアとお手持ちのレイズバックルには相性があります。例えば、ギーツならマグナム、バッファならゾンビ。相性が良ければ通常よりも力を発揮出来ます」

 

「そうなの!?」

 

「どうりでゾンビが使いやすい訳だ」

 

「ただし、その力を活かし切れるかどうかは皆様次第です」

 

「じゃあ私のIDといい子もいる!?」

 

「もちろんです」

 

そんな中、1人話の話題を変える者がいた。

 

「明理! 何かネットに明理のゴイスーな事載ってるぞ! 敬介も来て!」

 

そう。英寿だ。何故この時に別の話題を出してくるんだとという表情をしながら敬介と明理は英寿の元へやって来た。

 

「どうしたの?」

 

「これ見てちょ」

 

英寿のスマホを見た敬介と明理が見た物とは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鞍馬明理さん ストーカー被害か

 

 

 

「これって…!」

 

「おいおい…マジかよ」

 

「あ…それは…」

 

明理がストーカー被害に遭っているというニュース記事だった。明理がいうには、撮影や番組の収録が終わる時に帰り道を歩いていると、誰かが付けられている様なするという。振り返ると誰もいないがまた進むとまた気配がする。気味が悪くなり、タクシーを拾って帰っているという。

 

「有名になれば苦労する事もあるんだな…」

 

「何か…悪い事言っちまったな…ごめんな…」

 

明理がストーカー被害に遭っていると聞いて英寿もそれを軽はずみに話題を作ってしまった事を詫びた。

 

「いいの。悩みを打ち明けて少し気が晴れたから。警察の人も対処してくれるって言ってるし」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらくして明理はトイレを済ませて廊下を歩いていると、何やら話し声が聞こえてきた。明理は立ち止まり、声のする方へ向かうと、誰かが電話している。

 

「今どこにいるって? あー遊技場だよ。ちょっと気晴らしに来てるんだよ」

 

広瀬だ。どうやら何をしているのか知人に聞かれているので電話で答えている様だ。

 

「じゃあまた連絡するから。よろしく」

 

広瀬は電話を切って振り返ると、そこで明理と目が合った。

 

「あれ? 明理ちゃんどうしたの?」

 

「あの、遊技場って何ですか? もしかしてデザイアグランプリの事ですか?」

 

「いやぁデザイアグランプリって口外禁止だろ? だから遊技場って誤魔化してるんだよ」

 

広瀬はデザイアグランプリに付いては遊技場という言葉に言い換えている。生き残りゲームという事もあってうってつけの言葉だろう。

 

「へぇ〜言葉のセンス良いですね!」

 

「そんな事ないよ! まぁ、お互い頑張ろうね! 俺もファンとして明理ちゃんに頑張ってほしいんだ」

 

「ありがとうございます!」

 

すっかり明理は広瀬と打ち解け、明理自身も英寿や敬介といった悩みを打ち明けられる同年代とも仲良くなり、更に応援してくれる大人の広瀬もいる。自信を持って明理はその場を後にするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フン……ホントチョロいな……」

 

 

明理はその声と不敵な笑みを浮かべる広瀬に気付かないまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2ウェーブ開始前。全員が再びジャマーエリアに転送される。他のメンバーが未だ倒せていない中、1体だけ倒せた英寿はある事に気付く。

 

(そういえばこれ血液型ゲームだったよな…俺があの時倒したジャマトはAの文字が描かれた奴だ。でもABと描かれた奴は倒せなかった。AとABは血液型の種類。そして俺はA型。倒せたのはAだけ………っ!)

 

推理が確信へと変わった。攻略方法を見つけた。

 

「そういう事か!」

 

「英寿どうしたの?」

 

「分かったんだよ…攻略方法!」

 

「ホント!?」

 

『それでは第2ウェーブ、スタート!』

 

「刮目せよぉぉぉぉっ! これが勝利の方程式だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」

 

大声で叫ぶ英寿に、驚く敬介と明理と広瀬と疎む目で見る大我の前で英寿はマグナムバックルとマシンガンバックルをデザイアドライバーにセットした。

 

【【SET】】

 

空中にマグナムとマシンガンの文字が投影され、変身ポーズをとる英寿。そして、マグナムバックルのシリンダーを回転させてトリガーを押し、マシンガンをスライドした。

 

「変身!」

 

【DUAL ON】

 

【MAGNUM ARMED MACHINEGUN】

 

英寿はギーツ マグナムアームドマシンガンに変身すると、襲いかかってきた血液型ジャマトの中からAの文字が描かれたジャマトを蹴り飛ばし、更にレイズマシンガンで銃弾を浴びせて怯ませる。その隙を見てマグナムシューター40Xに取り外したマシンガンバックルをセットして操作した。

 

【MACHINEGUN】

 

そして、Aの文字のパネルを付けた血液型ジャマトに狙いを定め、引き金を引いた。

 

【MACHINEGUN TACTICAL BLAST】

 

「くらえ!」

 

「ジャアアアアアアアアッ!」

 

マグナムシューター40Xから無数の弾丸が発射され、血液型ジャマトに命中。断末魔を上げて爆発四散するのだった。

 

「倒せた!」

 

「何で!?」

 

敬介と明理が驚く中ギーツは攻略方法を明かした。

 

「血液型ゲームは、俺達の血液型とジャマトの血液型の文字がカギ! さっき倒せたAのジャマトは血液型のA型。そして俺の血液型はA型。後は言うまでもないだろ?」

 

「……なるほど」

 

【SET】

 

「変身!」

 

【ZOMBIE】

 

【READY FIGHT】

 

英寿の言葉に最初に反応したのはバッファ。ゾンビフォームに変身し、ABと書かれたパネルを付けた血液型ジャマトをゾンビブレイカーで切り裂き、ゾンビバックルのキーを捻った。

 

【ZOMBIE STRIKE】

 

「ハァァ!」

 

左手のバーサークローにエネルギーを溜め、血液型ジャマトを引き裂いて撃破した。

 

「ABの方も倒した!」

 

「…俺の血液型は、AB型だ」

 

そう。バッファに変身する大我の血液型はAB型。AB型のバッファがABの文字の血液型ジャマトを倒せたと言うことは、もう攻略方法は分かるはずだ。

 

「そうか! 血液型ジャマトを倒すには…」

 

「自分と同じ血液型の文字のジャマトを倒す!」

 

そう。これが血液型ゲームの攻略方法。自分と同じ血液型の文字が書かれたパネルを付けたジャマトを倒す事だ。A型ならAと描かれたパネルを付けたジャマトを倒せばいい。最初にギーツ1体だけ倒せたのは、ギーツがA型で倒したジャマトもAの文字だったからだ。

 

「よし!」

 

「攻略方が分かれば!」

 

「後は楽勝!」

 

敬介達も変身し、自身と同じ血液型のジャマト達に果敢に立ち向かっていく。その様子はデザイア神殿でヒカリが見守っており、激励の言葉を送るのだった。

 

「皆様、攻略方法が分かった様ですね。頑張ってください!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 どうだ!」

 

タイクーンが戦っているのは、Bと書かれたパネルを付けた血液型ジャマトだ。レイズアローで次々とB型の血液型ジャマトを倒していく。

 

「俺はB型だから、Bのジャマトを倒す!」

 

敬介はB型。なのでB型の血液型ジャマト達に果敢に挑む。更にブーストバックルも温存しているので逆転も可能だ。

 

「まだまだこれから!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうだ!この!」

 

同じ頃、別の場所ではゴートがレイズチェーンアレイの鎖を短く持ち、近接武器にてB型の血液型ジャマト達と戦っている。そう。広瀬も敬介と同じB型なのだ。

 

「こうやると使いやすいな! よーし!この調子で!」

 

レイズチェーンアレイで殴りつけながら、ゴートも果敢に立ち向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えい! やぁ!」

 

一方、ナーゴが戦っているのはOと書かれたパネルを付けた血液型ジャマトだ。レイズクローを武器に槍を弾きながら立ち向かう。

 

「私はO型だから、Oを狙えばOK!」

 

明理の血液型はO型。身のこなしで血液型ジャマトの攻撃をかわしながらクローバックルを操作した。

 

【CLAW STRIKE】

 

「やぁーッ!」

 

レイズクローから放った斬撃波でたちまち2体のO型の血液型ジャマトを撃破したのだった。

 

「やったぁー!」

 

可愛く天へレイズクローを掲げるナーゴ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「見事な戦いぶりだ。ライダー諸君」

 

彼らの健闘はゲームマスターも指令室にて戦いぶりを評価していた。すると…

 

『空前絶後の俺のマシンガンが火を吹くぜぇぇぇぇぇぇ! フォォォォォォォォォォォウッ!』

 

頓珍漢な言葉を叫びながらレイズマシンガンをA型の血液型ジャマト達に目掛けて乱射するギーツの姿が映っていた。

 

「宝生英寿…もう少しその性格を直してくれれば、言うことがないのだがな…」 

 

どうやらゲームマスターも英寿の頓珍漢な言動や言葉と、変人な所には思う所があるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして大半が殲滅された事で再び一同はサロンに集結した。

 

「皆様、お疲れ様です。現在の順位はご覧の通り。1位 吾妻大我様 25体。」

 

「フン」

 

1位は大我。攻略方法を知ってからは果敢に戦い、見事1位になった。大我はやはり当然だという表情だ。

 

「2位 宝生英寿様 21体」

 

「あー良かったーまたペナルティかかったらガチで詰むからな」

 

2位は英寿。攻略方法を見つけ、前の様にペナルティも起こさずに2位に。このまま順位を維持しておきたい所だ。

 

「3位 桜井敬介様 19体」

 

「ふう…」

 

敬介は3位。安心した表情を浮かべた。レイズアローのみで戦い、切り札のブーストバックルも温存している。逆転も可能だ。

 

「4位 鞍馬明理様 16体」

 

「危なかった…」

 

明理は4位。ギリギリ滑り込んだ。最下位ではない事に胸を撫で下ろすのだった。

 

「最下位 広瀬紀之様 15体」

 

「ヤバいな…」

 

最下位は広瀬。焦りを顔に出し、頭を掻く。このままでは脱落してしまう。何とかして逆転しなければならない。

 

「それでは皆さま、最終ウェーブまでは待機していて下さい」

 

「あー腹減った。飯食お」

 

「え? ここで食べるの?」

 

「ここね、デザイアマネーで飯食えるってよ!」

 

「ホント!? 私も食べよ!」

 

英寿は敬介と明理と共に食事をする事に。一方大我も、3人とは離れて1人で食べるのだった。しかし、4人とは裏腹にある物はサロンを後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてと…」

 

そう。広瀬だ。1人離れて廊下の片隅でスマートフォンを取り出し、誰かに電話をかけた。

 

「もしもし? 今大丈夫? おう。それで例の件だけどさ、上手くいきそうだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DGPルール

 

IDとレイズバックルには相性がある。

その力を生かしきれるかどうかは

使用者次第。

 

 

 


GAME RESULT EPISODE 07

 

MISSON:自分と同じ血液型のジャマトを倒せ!スコア最下位は脱落!

 

ENEMY血液型ジャマト

 

 

ENTRY PLAYER&USED BUCKLE             

 

GEATS 宝生英寿 MAGNUM MACHINEGUN

 

TYCOON 桜井敬介 ARROW

 

NA-GO 鞍馬明理 CLAW

 

BUFFA 吾妻大我 ZOMBIE

 

GRAMO 福田 賢 LOSE

 

RHINO 柴崎翔平 LOSE

 

GOAT 広瀬紀之 CHAIN ARRAY




いかがだったでしょうか?更新がなかなか出来ない状態ですみません。資格試験が終わってようやくひと段落したので何とか更新出来ました。いよいよギーツ最終回ですね…どうなるんだろう…そして来月からスタートの新ライダー、仮面ライダーガッチャードも楽しみです。

今回はここまでです。感想お待ちしています。




次回 第8話 開闢Ⅶ:荒ぶる1匹闘牛
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