ハイスクールブレード   作:テッカマンブレ

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築いたらようわからないものが仕上がった。そして大分前回から投稿遅れましてすいません。


魔人の過去と試合前

「その間合い…俺の距離だ!」

 

俺はブースターを一気にフルスロットして一誠に近づく。そしてバンカーを放つ。もちろん先は特殊素材で作ったゴムらしきもので潰してありますから貫通はしませんよ…貫通はな…一誠はとっさに横に転がりながら避ける。

 

「回避能力は高くなったな。」

 

「ヴァーリにボコられてるからな。少しは成長しないと、カッコつかないだろ!」

 

一誠は赤龍帝の籠手の倍加を解放して殴りに来る。俺は紙一重で避けて足掛けをする。避けるのは上手くなってるけど戦い方がまだいまいちだよな

 

「なぁヴァーリ、一誠にちゃんと戦い方教えた?」

 

「あはは、私遠距離しか使ってないから教えてなかった。」

 

おーい、ヴァーリさ〜ん確かに貴女遠距離メインだけど接近戦人並み以上にできてたよね?アザゼルとタメ貼ってたよね?あ〜俺がヴァイスリッターあげたから?あげたからなのか?

 

「あ〜一誠今更だけど戦いで大切なのはなんだ?」

 

俺は一誠質問する。するとう〜んと首を傾げながら考える。

 

「力なんていらない。武器もいらない。必要なのは相手を殺すという意思、適確に命を狩る一撃だ。」

 

「い、一夏!お、俺は別に殺し合いなん…「はぐれ狩ってるだろ?お前は既に命を奪ってるんだ。お前は殺す気なくても、相手は奪いに来るんだ。覚悟もて」あ、ああ…」

 

やっぱりここまで言わないとわからないか。こいつ平和の中で生きてたもんな。俺みたいに自ら飛び込んだ訳でもないか…巻き込まれだもんな。

 

「さて、再開するぞ!」

 

俺はアルトのバンカーを一誠に撃ち込む。一誠はとっさに避ける。しかしぬるい!ぬるすぎる!俺は空いている左手で一誠を掴んで叩きつける。

 

「避けるのはいいが間合いが甘い!相手の手の届く範囲からは避け…って気絶してるよ」

 

一誠が気絶していた。これじゃ修行出来ないな…どうしようやり過ぎたか?起きるまで休憩だな。

 

「さて、どうしよう?」

 

ヴァーリに膝枕でもしてもらうか?それとも他の事でもしてもらおうか?う〜んでもやってもらうと色々引っ込みがつかなくなるしな〜?う〜ん

 

「一夏くん。ここ使う?」

 

ヴァーリが自分の膝を指しながらそう言った。あれ?俺そんなにヴァーリの膝を見ていたか?見てないよな?考えてただけだし…そうでありたい。まぁ使わせていただきますけど。俺はヴァーリの膝の上に頭を乗っける。何このプニプニした心地よいものは!これがヴァーリの膝なのか!アリエナイ…アリエナイ…何考えてるんだよ!

 

 

 

 

 

 

一夏君が寝たみたいだね。気持ちよさそうに寝ている。一夏君。私は知っているんだよ?アザゼル…お義父さんと話していた内容。お義父さんがわざわざ聞かせてくれたから、リアルタイムで…凄く嬉しかったよ。でも一夏君のあの言葉はみんなを駄目にするんだよ?

 

「一夏君あの時初めて会った時のこと覚えてる?」

 

あの時初めて私たちが会った時の出会い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏(過去)side

 

 

「ここ何処よ?」

 

俺、四季一夏は現在迷子だ。適当に転送魔法を使ったらなんか赤い空の世界に来ちゃった。ここクリフォト?アビスのクリフォトですか?俺はとりあえず歩くことにした。しかし周りは木ばっかりだ。つまらない。俺は更に進むと何か物音が聞こえた。

 

「待て!半端者!忌まわしき龍を宿す者!」

 

「はぁ、はぁ、やだ、ヴァーリ、お家帰りたくない!」

 

う〜んなんかおかしいよね?ヴァーリの声とか声とか声とか?何で女の子?それよりこれって、ヴァーリの逃走の所?まぁ何かの縁だし助けるか!俺は声の聞こえる方に向かって走る

 

 

ヴァーリside

 

ヴァーリは逃げたの。毎日おじいちゃんに虐められて、痛い事された。ママはヴァーリを助けてくれるし、優しくしてくれるんだけど、おじいちゃんやパパは虐めるの。ヴァーリは嫌だからお家から出たんだ。そしたらおじいちゃんのえーとぶか?って人に追いかけられたの。何で?ヴァーリがお家をでたから?でも帰りたくないもん!そしてヴァーリは走ったの走ったけどでっかい壁が目の前に会ったの

 

「さぁ戻れ忌まわしき龍を宿す者よ。」

 

「やだ!お家帰りたくないもん!虐められるからやだもん!」

 

「お前が帰らないと俺たちが危ない!仕方がない多少の怪我は仕方がない!」

 

「そうだな。俺たちがしょっぴかれるよりはマシだ」

 

なんか手に集まってるの…怖い…おじいちゃんに虐められてる時みたいだよ。助けて…助けて…

 

「誰かヴァーリを助けて!」

 

すると何か聞こえてきたの

 

「究極〜ゲェェェェェェェェェェェェシュッ!ペンストォォォォォォォォォ」

 

「な、なんなんだ!この雄叫びは!」

 

「う、上だ!」

 

みんな上を見たの。ヴァーリも上を見ると

 

「キィィィィィィィィィィィィィィィック!」

 

ヴァーリと同じぐらいの男の子が目の前の人を蹴り飛ばした

 

一夏side(過去)

 

うん。やっぱりゲシュペンストキックは癖になる。爽快感半端ない!さて悪魔さんAを蹴り倒したのは良いけどなんか注目されてますね。

 

「な、何で此処に人間が居る!」

 

俺は無視して、銀髪の蒼眼の少女に近づく。そして頭を撫でながら、怪我が無いか確かめる。

 

「辛かったね?もう大丈夫だから」

 

俺はそう言って、集気法をかける。ガイラルディア・ガラン・ガルディオスの技が役にたつとは…

 

「あ、あの…」

 

「目を瞑っててね?すぐに終わらせるから待っててな」

 

俺は目の前の男2人を睨む。実力は下の上から中の中ぐらいか?俺は左手に烈火刃を転送し、右手には逆手でタクティカルナイフを持つ。急所を狙って一気に殺す!俺は烈火刃を奴らの心臓と軽動脈を狙って投げる

 

「この程度!」

 

奴らは防御魔法で防ぐ。しかし俺は舜動で奴らの隣に移動してタクティカルナイフに気を這わせる。

 

「死ねクズ!」

 

俺はジャンプして1人目の首をかっ切る。すると血を撒き散らしながら絶命する。そしてもう一人は左手に気を纏わせて剣の形にして首をはねる。やはり弱いな…俺はヴァーリの近くに来て抱っこしてその場から離れる。こんな現場見せたらトラウマになるって。俺?前世から見てるから慣れてるよ。

 

「もう目を開けて良いよ。」

 

「えっと、あの人たちは?」

 

なんて答える俺!なんて答えるか〜。俺は首を横に傾けながら

 

「追い払ったよ。少しお仕置きしたら逃げてった。」

 

俺はそう言って右手でデコピンをした。当ててはないぜ。当てる必要無いし。それを見ていたヴァーリは何故か額を抑えていた。

 

「それより君の名前は?」

 

「ヴァーリ!ヴァーリ・ルシファーだよ。」

 

あっ、やっぱりですか?俺もこたえないとね。

 

「俺は一夏、四季一夏だよ。どうして追いかけられてたの?」

 

俺はヴァーリにそう聞くと、ポツリ、ポツリと話してくれた。途中途中、泣きそうになりながら。ハーフで白い龍宿してるからってそれはないだろ?ぶん殴りて…それが肉親のやることかよ!

 

「此れから如何するんだ?」

 

「わからない…ヴァーリどうすればいいのかな?」

 

すると気配がした。数は3人か?するとイケメンなおっさんと付き人2人が居た。此奴はたしか

 

「アザゼルか…」

 

あっ!アザゼルに引き取らせればいいんじゃね?神器マニアだし!俺って頭良い!

 

「おい!此処は堕天使領土だ。何で人間の餓鬼とハーフ悪魔が居るんだ?」

 

アザゼルがそう言ってきたので俺は前に出て

 

「あ〜、ちょっと訳ありだ。この子を頼む。白い龍宿してて虐待受けてたんだ。じゃあな」

 

俺はヴァーリをアザゼルに押し付けその場から逃げた。するとヴァーリが

 

「一夏君行っちゃうの!ヴァーリ置いて!嫌だよ!」

 

「いつか会えるから!その時いっぱい遊ぼうぜ!」

 

俺はそう言って転移魔法を使った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏side(現代)

 

「あれ?懐かしい夢見た気がする」

 

「おはよう一夏君。」

 

あ〜、俺ヴァーリに膝枕されてたんだっけ?何時間寝てたんだろ?スマホ見ると1時間寝ていたらしい。それにしてもヴァーリとの初めての出会いとは…それより修行再開だな

 

「悪い一誠。少し寝てしまった。続きといこう」

 

「おう!今度こそ一発おみまいしてやるからな!」

 

まあ結果は俺がボコボコにしてやった。そう空中コンボ的な何かを喰らわせて…まぁ死んでないなら問題ないだろ?多分ネイビー願わくは…

 

「手加減…してくれよ…マジ死ぬかと思ったぞ」

 

一誠が倒れながらそう言ったが俺は気にしない。何故なら情け無用な男だからだ。ぶっちゃけ修行はそんな感じで進んでいった。そして本番当日やはり俺は焼き鳥本人には攻撃出来ないとのことだ。

 

「イチカの予想通りになったわね」

 

「そうだな…さてどおする?」

 

「イチカ、周りの掃討頼めないかしら?」

 

リアスからそう言われた。俺は首を傾げながら

 

「理由は?ある程度はお前達で倒さないと向こうも評価しないだろ?」

 

「確かにそうかもしれないわ。でも今は勝たなければならないのよ、どうしても、汚名何て悪魔生活していればいつかは晴れるは、でも今回は人生の大事な分岐点なのよ。何が何でも勝たなきゃいけないの」

 

硬い決意のこもった目で俺を見た。そう…そんな目で見られれば俺も断れないよ。

 

「なら決まりだな。けど俺も1度に相手に出来る人数は限られるぜ?そこはわかってくれよ?」

 

「解っているわ」

 

すると俺たちの身体は光につつまれる




次回何時になるかわからないけどもよろしくお願いします。

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