18:30を10分ほど過ぎてセントラルタワーに着いた。メイクやらヘアセットやらしてたら思ったより時間過ぎてて焦った焦った。さて7番ロビーはどこかな〜。
「ねぇ、キミ一人?」
なんか知らん男が話しかけてきた。なんやねんお前。無視しよ。
「ねぇ聞こえてるよねー?今から俺とイイとこ行こうよー」
「・・・・・・」
あ、7番ロビー見つけた。絶対飯田くん怒ってるだろうなぁ。早く行こ。
「無視すんなよ!」
男に腕を掴まれた。と思ったら男の腕も誰かに掴まれていた。
「俺の連れになんか用か?」
と、轟くん!?白スーツめっちゃ様になってる・・・、流石だ・・・。予期せぬ轟くんの登場に驚いているといつの間にか男が逃げていた。
「あ、ありがとう轟くん」
「来て正解だったな。時間になっても緑谷が来ねぇから心配してたんだ」
「態々ごめんなさい。助かったわ」
「おう」
話をながら轟くんがさりげなくエスコートしてくれる。は、はわわ!!!こんな所かっちゃんに見られたらど、どうしよう!?お、おお、落ち着け緑谷出久。別に変な事を考えてるわけじゃないんだから、大丈夫・・・!逆にそんな事考えたら轟くんに失礼だよ!?
「緑谷」
「な、何?」
「ドレス似合ってる」
は、はああ!!?な、なんなのこの天然タラシ!!?私に気でもあるわけ!?(ちなみにドレスはグリーンのマーメイドドレスで、オフショル+股ギリギリまでのスリットだから露出度は高め。それと髪は巻いて右肩に流してて、パールのネックレスをして、シルバーのヒールを履いてる)
「あ、ありがとう。頑張った甲斐があったわ」
よく平静を保ててるな私!?自分でもびっくりだよ!
ロビーの中に入ると、かっちゃんと切島くん以外はみんな来ていた。みんな顔赤いけど大丈夫?・・・・・・あぁ、私のドレスか。露出度高めだからなぁ。
「さ、さすがデクちゃん・・・!」
麗日さんがなんか鼻息荒いような気がする。パーティーだからワクワクしてるのかな?あれ?なぜ携帯を構える?今パシャって聞こえたよ?
「デクちゃんよく似合ってるわ!」
眼鏡を外してドレスアップしたメリッサさんが近づいてきた。
「メリッサさんもお綺麗です」
「ありがとう」
照れくさそうにメリッサさんが笑う。がわ”い“い”。・・・いけないいけない。心の中のおじさんが出てきそうだった。
『I・アイランド管理システムよりお知らせします』
パーティー会場に移動しようとしていたら自動音声が流れ始めた。
『警備システムによりI・エキスポ内に爆弾が仕掛けられたとの情報は入りました。I・アイランドは現時刻を持って厳重警戒モードに移行します。主要施設は警備システムによって強制的に封鎖されます』
ロビー内の窓がいかにも頑丈そうな壁に覆われる。
「携帯が圏外だ。情報関係は全て遮断されちまったらしい」
轟くんがスマホを見てそう呟いた。エスコートされる空気ではないため腕を元に戻す。ついに始まったか。オールマイトも捕まるだろうし、自力で何とかするしかないよね。よし、ちゃっちゃと終わらせますか。
「パーティー会場に行きましょう」
「む、どうしてだい?」
「会場にはオールマイトが来ているわ」
オールマイトの存在を知って峰田くんがあからさまに安堵する。
「メリッサさん、案内をお願いできますか」
「わかったわ。エレベーターも止まっているから非常階段で行きましょう」
メリッサさんの案内でパーティー会場の1階上のフロアに私だけ入る。踊り場に吹き抜けがあり、下を見ればステージにオールマイトが拘束されて横たわっていた。
ネックレスを外し、パールを口元に持ってくる。
「オールマイト聞こえますか?」
下を見ながらネックレスに話しかけると、オールマイトが一瞬動いた。よし、オールマイトあれちゃんと持っててくれてる。
何かというと、このネックレスについたパールはめっちゃくちゃ小さな携帯なのだ。簡易的な物だから誰に対しても通話できるわけではなく、受信機を持った人とだけ通話できるという代物。どこでこんな便利アイテムを手に入れたかというと、これ、コスチューム申請時にあったら便利だなぁ・・・と思いつきでリクエストした物なのだー!大体は兄さんのゲームのキャラクターを参考にしたんだけど、それだけじゃ勿体ないと思ってこのネックレス型携帯をお願いしてみた。ありがとうコスチューム制作会社さん、ものすごく助かってます。
閑話休題
あらかじめオールマイトには受信機を渡していたので、通話は問題なく行える。
「今話せる状況ですか」
『・・・あぁ』
オールマイトが小声で返事をしてくれた。
「現状の説明をお願いします」
『・・・敵が建物を占拠、警備システムを掌握。この島の人々が全員人質に取られた。ヒーロー達も全員囚われている。危険だ、今すぐここから逃げなさい・・・!』
展開は概ね想定内。オールマイトを解放したいけど、警備システムを解除することが最優先事項だな。
「警備システムを元に戻します」
『!!・・・何を言っているんだ、危険すぎる・・・!』
「現状維持の方が危険です。オールマイトはマッスルフォームを持ち堪えることだけ考えてください」
オールマイトの返事を聞く前に通話を切る。非常階段に戻り、みんなにオールマイトから聞いたことをそのまま伝える。
「う、嘘だろ・・・。オールマイトまで捕まってるのかよ・・・」
「ここに居ては危険です。速やかに脱出するべきです」
「ヤオモモの言う通りだ!外にいるヒーローに応援頼もうぜ!?」
ごめんみんな、その案は採用できないかな。
「私は警備システムを解除しに行く」
「緑谷君、ここはオールマイトの指示に従った方が懸命だ」
「飯田くんの意見は尤もだと思うわ。でもごめんなさい。私は行くと決めているの」
断固として意見は変わらないよ。
「俺も行くぞ」
轟くんが声を上げた。
「脱出するにしても何処も塞がっちまってる。警備システムを解除してオールマイトを解放するのが得策だ」
さーて、轟くんが話してる最中だけど時間が無いので色々省くよー。なんだかなんだでみんなも一緒に行くことになりました。
警備システムを元に戻すにはセントラルタワーの最上階にある管制室に行かなければいけない。ちなみにセントラルタワーは200階まである・・・。普通に階段登ってもいいけど、体力持たないので空間転移で移動しまーす。
「では行くぞ!」
「飯田くんちょっと待って」
チョークを投影魔術で創り出して、地面に転移陣を描き描き。メリッサさんが驚いた顔してる。洗脳系としか言ってなかったからなぁ。後でちゃんと説明します。
「・・・・・・よし。みんなこの陣の中に入って」
「緑谷これなんだ?」
「転移陣よ。これでちょっとずつ上に行くの。階段を登るより幾分かマシだと思うわ」
みんなが陣の中に入ったことを確認して、陣に魔術を込める。身体が浮く感じがしてほんの一瞬で非常階段から景色が変わる。植物園みたいな所に来た。
『!?』
「メリッサさんここは何階ですか?」
「え、えぇっと・・・、80階の植物プラントよ」
80階、まあまあ上に進んだかな?また転移陣を描こうっと。
「あれ見て!」
耳郎さんが慌ててエレベーターを指さす。エレベーターがどんどん上がってきていた。
「敵が追ってきたんじゃ・・・!」
それはやばい。急いで転移陣描かなきゃ。地面にしゃがもうとしたら、麗日さんに手を引かれて茂みに連れて行かれる。ちょ!?秒で描き終えるから!隠れる必要無いってば!!
隠れているとチンと音が鳴って敵がエレベーターから歩いてくる。あんなモブみたいな顔の敵、私にかかればチョイのチョイなんだから!早くやっつけて管制室に行かないと。立ち上がろうとしたその時、
「見つけたぞクソガキ共ぉ!!」
「あ“ぁ?今なんつったテメェ」
は!!!!!そ、その声は!!?声のした方を向くとスーツ姿のかっちゃんと切島くんがいた。は、はわわわわ!!!!しゅ、しゅてき・・・。ナイス切島くん。赤のシャツに薔薇の模様が入ったベストなんて解釈一致すぎますっ!!!ジャケットを羽織ってないところもポイントが高いですっ!!!
写真を撮るため茂みの隙間からスマホを構える。モブ敵と重なって撮れない!アイツら邪魔!
「眠れ」
呪文を唱えるとモブ敵がバタンと倒れて寝息をたて始める。
「うおっ!な、なんだ?」
「・・・・・・」
よし、これで綺麗に撮れる。ありゃ、かっちゃんがだんだん近づいてくる。
「デク」
かっちゃんに呼ばれたのですぐに立ち上がる。上から下までじっくり見られてる。こ、このドレスダメだった・・・?
パシャ
写真撮られた。OKだったってこと・・・?
「緑谷達なんでそんなとこいんだ?」
切島くんが茂みに隠れていたみんなを見て尋ねてきたので、二人に今までの事を話す。すると案の定二人も管制室に着いてきてくれるらしい。
敵が来る前に転弧陣を描いて、魔力を込めて、はいジャーンプ。
「今度はどこだ?」
「ここは130階の実験室よ」
管制室まであと70階。敵がいるかと思ったけど大丈夫みたい。敵もまさか空間転移使うなんて思ってないから、対処がゴテゴテだ。
「行くぞ」
「かっちゃん?」
かっちゃんが徐に腕を掴んできた。
「ほいほい転移してりゃあ体力消耗すんだろ」
なるほど、確かに空間転移は魔力をまあまあ消耗する。これから敵のボスと戦うなら温存してた方がいいよね。でも走るのかぁ。仕方ないヒールは脱ごう。ここが地面じゃなくて助かったよ。
「了解。みんなここからは走って移動していいかしら」
「あぁ、大丈夫だ。緑谷君ばかりに頼っていてはいけないからな」
「緑谷のおかげで体力有り余ってるよ」
「うちも大丈夫!」
みんなの了承を得て、廊下を進んでいく。
ーーーーーーーーーー
138階と書かれた壁を横切り、サーバールームらしき場所に入った途端頭上からロボット何体も現れた。
『侵入者発見。侵入者発見』
「な、なんだよあれ!?」
「警備マシーンよ。警備システムを操作して私達を捕まえようとしているんだわ」
「マジかよ!!?」
うじゃいる。これ約束された勝利の剣で吹っ飛ばせないかな。一個一個ヤるの面倒だ。
「緑谷君とメリッサさんは先に行ってくれ!」
「ここは私達にお任せください!お二人は別のルートを探してください!」
「・・・わかった。飯田君」
飯田君に小石を手渡す。
「これは?」
「どうにも出来なくなったらこの小石を持ってプロテクションと叫んで」
「了解した!」
小石には防御のルーンと魔力を仕込んでいて、魔力を持たない人でも呪文を唱えれば防御壁を創り出せる。
「轟と爆豪もそっちに着いて行ってよ。こっちはうちらでなんとかするからさ」
「あぁ」
「言われんでもわかっとるわ」
「デクちゃん、気をつけて」
「えぇ、麗日さんも気をつけて」
囲まれる前に元来た出入口からメリッサさんの案内でサーバールーンから離れる。数分走っていると、外へ繋がる通路があった。メリッサさんがそっちの方へ走って行くため私達もついて行く。そこには幾つものプロペラがあった。多分風力発電機かな。
「デクちゃんここからホウキで最上階まで行けない?」
警備マシーンに追われてるから転移陣を描く時間が無い。それならホウキで行けばいいのか。ナイスメリッサさん!
『侵入者発見。侵入者発見』
もう警備マシーンが追ってきた。
「デクはよ行けっ!」
「頼んだぞ緑谷!」
「了解!!」
耳に掛けていた小さなホウキを元の大きさに戻して跨ぐ。
「メリッサさん乗ってください!」
「えぇ!」
地面を蹴り最上階を目指す。プロペラが動いてこっちに送風してくる。でもウチのホウキは空気抵抗やらを無視して、目的地まで一直線に進んでくれるのでこんな風邪魔でもなんでもない!
「あの壁を壊せば中に入れるわ!」
「了解です!」
「ガンド!」
タワーの壁に大きな穴が開く。瓦礫を避けてゆっくりと着地する。
「メリッサさん、敵が来ているかもしれないので確認してきます。ここで待っていてください」
「わかったわ」
曲がり角から周りの様子を伺うと、敵が二人こっちに歩いて来ていた。近接戦闘は面倒だからガンドで倒すか。
「ガンド、ガンド」
「グアッ」
「ガァッ」
よし。他に敵は・・・・・・いない。メリッサさんを呼んで制御室に急ぐ。
中央エレベーターに向かおうとして足を止める。・・・あれ博士じゃね?
「デクちゃんどうしたの?早く制御室に・・・」
「メリッサさんあそこにシールド博士がいます」
「え・・・?」
視線を博士に戻す。博士がタッチパネルで機械を操作し、隣にいたサムさんに何かを指示している。
「・・・・・・」
「ちょ、メリッサさん!」
メリッサさんが無言で博士の方に向かって行く。敵がいるはず、危ないので急いでメリッサさんを追いかける。
「博士、敵達も上手くやってるみたいです」
「ありがとう。彼らを手配してくれた君のおかげだ、サム」
おや?映画ってこんな展開だったの?サムさんが黒幕だと思ってたけど、博士も一枚噛んでたっぽい。
「パパ・・・、手配したって、何・・・?」
「メ、メリッサ・・・」
「もしかしてこの事件、パパが仕組んだの・・・?」
メリッサさんの予想通り、博士はサムさんが持ってるアタッシュケースの中に入った装置を手に入れるためにこの事件を仕組んだらしい。敵はサムさんが用意した偽物って言ってるけど・・・、あの敵達演技にしては殺意高めだった気がするけど。これは裏がありそう。
話を戻して、その装置は個性増強装置。博士はオールマイトの個性を消えかけの状態から全盛期以上の強さにするために装置を手に入れたかったそう。
「囚われた人達を助けようと、デクちゃんやクラスメイトのみんながここに来るまでどれだけの目に合ったと思ってるの!?」
メリッサさんが泣きながら怒声をあげる。
「どういうことだ・・・?敵は偽物、全ては芝居のはず・・・」
「勿論芝居をしてたぜ。偽物敵という芝居をな」
やっとボス敵の登場〜。めっちゃ待ってたんだけど。さて登場してすぐで申し訳ないけどちゃっちゃと片付けますか。
「動くな」
「「「!?」」」
ボス敵と博士、サムさんに干渉魔術を使って動きを止めた。そしてメリッサさんに管制室に行くよう伝えこの場から離れさせる。メリッサさんを見送り、次にサムさんが持っていたアタッシュケースを手早く奪う。
「な、何をするつもりだ!」
博士が焦ったように声を上げる。
「この装置を破壊します。貴方はオールマイトの個性が消えかけと言っていましたが、全盛期とまではいかないものの1年前に比べ少しずつ増進しています。この装置を使ってしまえば、オールマイトの日々の鍛錬を否定することになると思うのですが」
博士の方を向くと目を見開いていたが、視線が合うと気まずそうに逸らされる。驚いてたってことはオールマイトの個性が元に戻ってきたこと知らなかったのか?映画で測定してたシーンあったと思うんだけど・・・。
「よいしょっと」
「ま、待て!やめろ、やめてくれ!!」
サムさんの声を無視してアタッシュケースから装置を取り出す。
「
装置に火のルーンを記すと炎を上げ瞬く間に燃えカスに変わった。これでボス敵がこれを使うことも無くなった。
「なんてことを・・・」
「貴様ァ!!!」
サムさんが立ったまま顔を真っ青にしてる一方、ボス敵はめちゃくちゃ怒ってる。ドンマイ。
『I・アイランド警備システムを解除します。繰り返します、I・アイランド警備システムを解除します』
お、メリッサさんがやってくれたみたい。オールマイトに連絡しとこ。・・・とその前に、
「眠れ」
ボス敵とサムさんを眠らせておく。何しでかすかわかんないし。博士の方は干渉魔術を解除しておく。さてオールマイトに電話電話。
「オールマイト、デクです」
『緑谷少女無事だったか!』
「はい。敵のボスを確保、人質の博士を救出しました」
『そうか!パーティー会場の敵達も確保済みだ。よくやってくれた。詳しい話は合流してからしよう、今何処だ』
「最上階の保管室みたいな所にいます」
『了解、すぐ向かう』
通話を繋いだままにし、燃えカスになった装置を眺める博士に向き直る。
「・・・君はどうしてオールマイトの個性数値の上昇を知っていたんだい?」
「私はオールマイトの内臓や傷跡を治療しました。それからオールマイトとの交流が始まり、マッスルフォームの持続時間が伸びていると聞いていました」
「そうか・・・。オールマイトの身体を検査してわかった。現代の医療技術で治せなかったあの損傷が嘘のように消えていた。個性数値も5年前から減退する一方だったがある時を堺に徐々にだが上昇している。・・・・だが計画を中断するには遅すぎた。まさか、まさか敵が本物だったなんて・・・!」
博士が膝から崩れ落ちる。
「パパ・・・」
管制室からメリッサさんが戻ってきた。メリッサさんは項垂れる博士に近づくと無理矢理上を向かせる。
「パパ!!マイトおじ様は永遠の存在ではないのよ。次の世代の人達がいることを忘れてはダメ。デクちゃん達を見て私思ったの」
「メリッサ・・・」
二人の話に水を差したらいけないので、ちょっと離れるか。でもボス敵とサムさんからは目を離さないようにする。魔術が解ける可能性もあるからね。ていうかこのボス敵オール・フォー・ワンから個性貰ってなかったっけ?なんの個性かは覚えてないけど。ま、大丈夫か。I・アイランドを狙った敵ならタルタロス行きは間違いないし、個性対策はバッチリだろうし。
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おはようございます。
昨日の事件から一夜明けて、私はメリッサさんの研究所にいます。あれからボス敵とサムさんは警察に連行され、博士は本当の計画を知らなかったとはいえ事件は起こってしまったためお咎めなしとはならなかった。でも1年間監視付きで生活し何も問題が無ければその後は自由に暮らせるらしい。途中で別れたみんなも擦り傷程度の軽傷だった。轟くんは左側が燃えてスーツがダメになってた。勿体ない・・・。
博士とオールマイトはお互いに隠していた事を全て打ち明けていた。なんでわかるかって?その場に隣席してたからです。博士が緑谷さんにも居てほしいっていうから話を聞いてた。ワン・フォー・オールについてオールマイトは話すことをめちゃくちゃ渋っていたけど、なんとか話してもらった。あまりにも壮大な話で流石の博士も混乱してたよ・・・。まあそんなわけで映画みたいなアクションを期待していたみんなはごめんね。でも映えより人命優先でしょ。
「デクちゃん本当のことを話してほしいの」
閑話休題。メリッサさんに魔術を色々見せすぎて誤魔化せなくなりました。別に誤魔化さなくてもいいけどね。というわけで魔術について話してきまーす。
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「魔術・・・、興味深いわ!!」
「お、お気に召して頂けたようで・・・」
目をキラキラと輝かせるメリッサさん。好意的に捉えてくれたのでよかった。まだまだメリッサさんと話していたけど、飛行機の時間が迫っているので空港へダッシュ!!昨日の事件でI・エキスポ中止。そしてI・アイランドの管理体制を見直すため滞在者は即刻帰国しなければならなくなった。もちろん飛行機代はI・アイランドが負担してくれる。太っ腹!
「メリッサさん日本に着いたらすぐに連絡しますね」
「えぇ、待ってるわ!林間合宿頑張ってね」
「ありがとうございます。メリッサさんも研究頑張ってください!」
帰国したら一週間ほどで林間合宿。オール・フォー・ワンなんてケチョンケチョンにしてやるぞ!
またぼちぼち更新できたらいいなぁ・・・。