趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話 作:AZAZEL
怒涛の引退ラッシュで目まぐるしいので初投稿
いつの間にやら、ぐらちゃんまで引退とは……人生ってのはままならないもんですわ^〜
ぐらちゃんも書かないと……(使命感)
ではほんへどうぞ
アルテラはアドミンちゃんに処理された、いや〜ワイが空間ごと焼き溶かしても良かったんだけど…下手すると学園諸共焼きかけない
火加減の調節って難しいんすよ(怠慢)
「……いやー、本当にあのアルテラが消えたんだ…全然実感が湧かないや」
「まあ、あの程度ならそんなものじゃないすかね」
「あの程度って……一応、天使族なんだけどね」
「それでも全盛期と比べればかなり弱体化してるんでしょう?」
「それはそうだけど……まあいいや、君に何言っても無駄な気するし」
なんすか、ワイが悪いって言うんすか(迫真)
シオリに頼めば全盛期の天使族とか記録してないかな……持ってる『栞』の中にあるんじゃないかな
今度頼んでみよう、きっと楽しいゾ(ガンギマリ)
「ああそうだ、言い忘れてた…シオン先輩が呼んでたよ」
「そうなんですか…一体何の用なんですかね、この間素材を届けたばかりなんですけど」
「さあ?僕は詳しく聞いてないから分からないよ」
「……まあ、行けば分かりますかね」
そんな訳で久し振りにシオンたんの研究室へと訪れた
とは言っても、割と素材を届けたりとしてたからそれなりに交流はしてたのだが……また何か素材の依頼かね
「来ましたゾ〜…あら、随分と片付いてるな」
「お、航輔来たね」
「まあ呼ばれたからな……それで、何か用事があるのか」
「用事って程の事じゃないんだけどさぁ…ほら、航輔には色々とお世話になったわけだし?挨拶くらいはしとかないとって」
「……ははーん、成程ね」
片手間に何かを作成しながらシオンたんが受答えを行っている…何作ってるのアレは
なんかちょっと、タリスマンっぽいけど
「それはそれとして、ちょっと素材集め手伝ってよ」
「それは別に構わないけど……何使ってるんだそれ」
「秘密〜、黙ってついて来なって」
「そうっすか…それで、どのダンジョンに潜るんだ」
「『紫炎の火口』ってとこ、知ってる?」
「いや?知らない、それ難しいんか」
「まあまあかな〜…てか、一番初めに聞くのがそれなん」
ワイにとっては大切な事ですから(真顔)
シオンたんに聞いたところ、紫色の炎が吹き出す火山…その内部を周るダンジョンみたいです
ボスエネミーに紫炎を吹く竜が居るとか、シオンたんはその竜のドロップ素材が欲しいとの事…それって周回が必要なんですか?(wktk)
「あ、欲しい素材は確定ドロップだから安心しな〜」
「あっ、ふーん……(落胆)」
「目に見えて落ち込むじゃん、そんなにダンジョン周回したいわけ?」
「ダンジョンってのはねぇ、周回してナンボなんすわ……より早くボスを倒す、己との闘いなわけダ…『成長』ってのはァ、良いもんだよなぁ」
「『ダンジョン狂い』って言われるのも納得じゃん」
失敬な、『玄人』と呼びなされ
そんな訳で、シオンたんと共に『紫炎の火口』への攻略を開始する
主要なエネミーは紫の溶岩に潜む『パープルフィッシュ』、そして空を飛んでいる『ブラックデビル』の二匹
「と言うか、実力はあるんだから自分で素材集めすれば早いだろ」
「はぁ?シオンにそんな暇ねぇの分かって言ってる?」
「研究の合間縫えば行けるだろうに……」
「無理だから、そもそもシオンはそっち派じゃないし…研究が出来ればそれでいいの」
「左様ですか」
研究職にも大雑把に分けて二通りの人間が居る……とにかく研究に明け暮れ、研究室に篭もりっぱなしの『デスク型研究者タイプ』
もう一つは自らを高める為に研究を行い、その成果をダンジョン攻略をもって世界へと提示する『肉体派研究者タイプ』
シオンたんは前者タイプみたいですね……あれだけ魔法使えるのに?絶対勿体無いって、オバケ出るよ(適当)
「……てか、何も聞いてこねぇじゃん」
「なに、聞いて欲しかったの」
「はーつまんね〜、もっとシオンに興味持てよ」
「興味は有り余るくらいに持ってるけど…それでもわざわざ踏み込まない、それって紳士の嗜みなのよ」
「そう言うのは男の方から切り出すんもんなの、ほら早く聞けよ」
「それ催促してる時点で俺から聞いた事にならなくない…(困惑)」
あれだけゴチャってた研究室が、見違える程に綺麗になってたらイヤでも分かるだろう
片手間にパープルフィッシュを片しながら、シオンたんの方へと目を向ける
「……はいはい、分かったよ…あれだけゴチャゴチャした研究室を綺麗さっぱり片して、悪いもんでも食べたか?」
「はぁ?何その聞き方ムカつくー…まあ別にいいけど……いやね、シオンも外の世界を見に行こうかなって思ってさ」
「引きこもりだもんな、たまには外に出て運動するのも大事だぞ」
「うっさい……まあそれでさ、まだ見ぬ素材を求めてダンジョン巡りの旅でもしようって思ってんのよ」
「成程ね、かわいい子には旅をさせよってな……良いんじゃないか、探究心こそ人を『成長』させる素材の一つだし」
新たなる知識を求めて旅に出る…シオンたんにはそう言うのが良く似合う
新たなる門出を引き止める程、ワイも無粋では無い……本人がそうと決めたのならば笑顔で送り出す
それでこそ『ファン』ってもんなんすよ(持論)
「喋ってたら着いた…この先にボスエネミーが居るのよ」
「愉しみですなぁ」
「悪い顔してるわー……まあいいや、とにかく行ってみよ」
「ういっす」
火口中心部、その上空に紫色の鱗を纏った竜…それがこのダンジョンのボスである『紫煌竜』が飛び回っている
羽を大きく振るい、紫に輝く鱗を超高速で飛ばしてくる…黄金律式自動防衛システムで露払いをしながら近付く
「これ超便利じゃん」
「まあ、玄人ですから」
「何言ってんの……」
「それよりブレス来るぞ、俺の予備動作センサーがビンビンでいらっしゃる」
「何そのセンサー…ってうわ!?」
紫煌竜の口から紫炎が吹き出す…シオンたんを抱えて飛び、ブレスを避ける
ンフォ、咄嗟とは言えホロメンをお姫様抱っこしてしまいましたゾ(震え声)
前にもこんな事例があったよな、あの時はそう……フブキングだった、やっぱり学んでないじゃないか(憤慨)
「紫炎の跡に結晶生えてきてるやん、これはどう言う属性?」
「火口中心部には特殊鉱石が混じってんの、それがアイツのブレスで融解…そんで色々と反応を起こして結晶化してるってわけ」
「成程な、闘うだけでも素材が集まるとは…良ボスじゃないか」
「でも目的はアイツの討伐だからね、ドロップ素材が欲しいんだから」
「分かってるよ、ちゃんとやっるって……」
「でもストップ!シオンが倒したいから最後までやったらダメだからね!」
「うす」
今更そんな討伐記録なんて取ってどうするんだろうか……別にシオンたん、そんなの無くても充分学園側には貢献してるでしょ
そもそも魔道具の第一人者な訳だし…まあそんなの、ワイが気にしたってしょうごのい事
ワイはシオンたんの要望通りに動くのみ、ただそれだけだ(ラジコン)
「じゃあ指示だけ宜しく頼むよ」
「心配すんなって、ちゃんとプランは練ってんだから!」
「そりゃあ楽しみだ」
紫煌竜が翼を羽ばたかせ、鱗を飛ばす…無数に飛んでくる鱗は着弾と同時に紫炎を巻き上げる
それがもう凄まじい数飛んでくるんだわ、普通に相手してたら後手に回るのが目に見える
「因みにどんなプランなんだ」
「航輔が足止めしてる間にシオンがどデカイのを撃ち込む!」
「うーん紙プランですねクォレハ」
「でしょ!?」
「生憎と『神』じゃなくて用紙の『紙』の方なんすわ」
「はぁ!?バカにすんなよ!結構ちゃんとしてるじゃんか!」
どの辺か?(真顔)
これはファンとしても看過できないですわ、まあ?言われればやりますけどね?ワイ、ファンなんで(ドヤ顔)
そんな訳で飛び上がり、紫煌竜を叩き落とす…脚に霜を纏わせ、力強く踏み込む『神獣霜踏み』……みるみる内に凍りつく紫煌竜
「これで良いだろう、2分くらいは多分止まってる」
「ナイスアシスト!やっぱシオンって天才じゃね?」
「おっ、そうだな(愛想笑い)」
「心から思ってねぇべそれ」
んなこたないっすよ、シオンたんまじ天才パネェっすわ(適当)
杖先に紫の魔力が溜まっていく……流石はシオンたんの魔法、その辺にいる魔法使いとの差が桁違いだな
「食らって吹っ飛びな!『ヴァイオレット・ノヴァ』!!」
「うほ、極太ビームじゃんテンション上がる^〜」
「マジ男子ってこういうの好きすぎ〜」
「男ってのはな、でかいビームが好きな生き物なんだよ」
神獣霜踏みによる行動阻害により、真正面から極太ビームをもろに浴びた紫煌竜は粒子となって消えた
ドロップ品は『紫煌竜の心鉱石』
どうやら主食が鉱石らしいなあの竜、蓄積した鉱石は中心部で塊となり…どの鉱石よりも深い輝きを帯びる、とな
「これこれ〜!」
「真紫の鉱石だな…そう言えば結局それ、何に使うんだ」
「まだ秘密〜、その内スグ分かるから待ってろって」
「じゃあ楽しみに待ってるとしますよ」
ドロップ品を回収…その後シオンたんの研究室へと戻ると、作業に集中し始めてしまい……ワイは暇になった
まあ折角別の素材も集めてきた訳だし…餞別ってのは少し偉そうかもしれないが、ワイからも何か作ろうかしら
「うしっ!これで完成したべ!」
「お、出来たのか」
「シオンの自信作…とくと見な!」
「これは……なんか俺の持ってるタリスマンに似てるな」
「その通り!シオン特製の模倣遺物『紫宝の御守り』!」
模倣遺物って、それ結構な技術だと思うんすけどそれは…(驚愕)
単純に人工遺物を言い換えただけだからな、やってる事は人工遺物と何ら変わりないよそれ
紫色のクリスタルに、銀細工が施されている…ヤダもうオシャンティー、それよりこれ効力凄いなおい(冷静)
「模倣遺物としてはトンデモ性能じゃんこれ」
「分かる〜?まあシオンが作ったんだから当然だし!」
「『製作者の魔力以下の魔法は無効化する』って、魔法の第一人者みたいな人が作ったら殆どの魔法が無力化されてまうで」
「超便利じゃない?」
「便利って言うか、下手な遺物より強力なんですけど……(困惑)」
ワイも負けてられんな、とは言っても既に作っちゃってるし…ワイの渾身作、結構ええ感じに調整出来たと思ってるんすよね
遺物作成ってのもぉ、悪くねぇんだわァ……お前も遺物作ってる?ちょっと何言ってるか分からない(迫真)
「そんな俺からも授けよう…良き旅への祈願だ」
「え…マ、マジ?てかいつの間に作ってたんこれ……」
「シオンが作製してる間にちょろっとね、折角あのダンジョンから素材を取ってきたからな」
「まあ、その…ありがと」
「いや何、俺から贈れる唯一の気持ちだから……良き旅路を」
「……戻ってくるかも分かんないから、丁度よかったわ」
ちな、ワイの作った御守りの効果は『魔力増加』と『魔法威力増加』…しかも特大、鬼に金棒とはこの事よ
いやしかし、まさかわざわざあんな素材を取りに行ってまでワイに餞別を施してくれるとは……感極まり過ぎて吐きそう(感嘆)
「しかし何でまた俺に贈り物なんぞしようって」
「ま、まあほら……色々と世話になったし、素材集めとかやってくれてたしさぁ…これでも一応、感謝してんだけど?」
「素材集めは俺がやりたかったからやっていた事だし、実験の手伝いもそれなりに面白かったぞ」
「……あっそ、航輔がそう思ってんなら良かった…それじゃ、バイバイ」
「ああ、紫咲シオン…『
シオンたんの研究室を後にし、ワイは帰路へと着く
素材集めと称して、ダンジョンを周回しまくってたあの日々が懐かしい…シオンたんへのスパチャが出来なくなるとは少し寂しいものだ
だがワイは前を向き、歩き続ける……人生は一方通行、振り返ることはあれど引き返すことは出来ない
「……シオン先輩、もう学園から出たみたいだよ」
「ああ、天音さん…みたいですね、もしかして知ってましたかね」
「知ってた、と言うよりは勘づいてた…の方が正しいかな」
「研究職ってのはそんなもんですわな、それこそ本懐だと言う人もいると思いますし」
「そうだね……君も寂しいとか思うの?」
「俺を何だと思ってるんスかねぇ、人並みに感情は揃えてる積もりですけど……とは言え、引き摺ってもシオンに悪いですよ」
「ま、君ならそう言うと思ってたよ…何か困ったことがあったら、いつでも生徒会を頼りなよ」
そう言って生徒会室の方へも戻って行くかなたん……励ましてもらったのかな、有難く受け取っておこう
さて、いつまでもクヨクヨしてはいられない…自らを『成長』させる為にも、明日からも頑張るZOY
Switch2の当選、皆様のところには来ましたか?
私は取り敢えず、今のところは手を出す予定がないので応募すらしてないです…要件は一応満たしてはいますが
でもフロムの新作出るんすよね、Steamでも出してくんないかな……てかナイトレインも出るんすよね、やる事多スギィ
ではでは、またお会いしましょう