趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話 作:AZAZEL
仕事が終わったので初投稿です
お客さんからの早く帰れオーラを背中に浴びながら終わらせてきたから、なんかミスがないか心配な今日この頃
そんな時はヤンデレ小説かようつべでも泳ごうかしらね
ではほんへどうぞ
「……こうすけ君にとっては私にかけた言葉なんて、色んな女の子にかける言葉の一つに過ぎないって事なんだね」
「そんな人をチャラ男みたいに言わないで下さいよ、人聞きの悪い……」
「そう?案外間違いじゃないんじゃないかな……現に、すいちゃんは君にメロメロだし」
「……幼馴染マジックじゃないですかね」
それはそうだと思いたいんだがなぁ……ワイも別に鈍感な訳じゃない、あんだけアプローチが来てりゃ嫌でも分かる
まあ嫌じゃないけど、寧ろ致死量ですねコレは
「まあなんでもいいけど…そろそろ君も認知した方がいいと思うよ」
「に、認知?何の話ですか」
なんかえっちですね……スグふざけるのは悪い癖だぞテメェ
「ふぅん?白を切る…って訳でも無さそうだね、本当に分かってないのかぁ……これは大変だなぁ」
「えっと、何の話ですかね…?」
「別に、君は気にしなくてもいいよ……そのうち分かると思うから…あと、私の事も構ってくれないと……妬いちゃうよ?」
ヤダ何この生き物かわいいんですけど
かわいい…かわいいんだけど……肩に乗ってる存在の圧力がとんでもなく強い、超強い
多分ハイライトがまた仕事サボってますねぇクォレハ……
あとそう言いながら指でワイのお腹をグリグリしないで、怖いんで
「わ、分かりましたよ…ちゃんとそらさんともお話しますから」
「約束……破ったら許さないから」
こわ
翌朝となりまして
結局あの後そらちゃんに引っ張られてすいちゃんとそらちゃんのサンドイッチで寝る事になった
一応寝れはしたが、寝れるまでは生きた心地がしなかった
過剰摂取で死ぬわマジで
んで、今日は休みの日なのだ…天気もいいし、裏組織の連中でもぶっ飛ばしに行ってみるか
「ウチウチ、ウチだよ〜、討ち入りだよ〜」
「うわぁ!?何だテメェ!?」
裏潰し愛用の『マリカの槌』を振るい、正面に立っていた輩ごと扉をブチ抜く
部屋の中は既に臨戦態勢が整っており、既に銃口が幾つもこちらへ向けられていた
あの後ろでふんぞり返ってるのがボスだな
「オイオイ、ここが誰のシマか分かって殴り込みに来てんだろうなぁ?ガキ…」
(知ら)ないです
「お前ら裏連中なんぞ皆同じ穴の
「こ、このガキィ…調子こいてんじゃねえぞ!!」
また銃の掃射か、芸がないな全く
飛んでくる銃弾は薄い黄金の膜によって全て弾かれる……黄金律の自動防御システムつえ〜
銃弾が尽きたのか、掃射が終わる
「……どうした?俺はまだ立っているぞ」
「ば、化け物が…!」
「お困りみたいだなあ、ボスさんよぉ」
そう言って影から現れたのはこれまた筋肉、だがその程度ではジャックと比べ物にもならないな
ゴキゴキと指を鳴らしながら登場してきた辺り、用心棒か何かだろう(偏見)
「こんなガキ一人に苦戦するとは情けねぇなぁ?」
「喧しい!貴様は言われた仕事を熟せばいいのだ!」
「ヘッ、こんな程度朝飯前だぜ…さっさと終わらせて報酬貰ってくぜ…!」
ヘラヘラしながらとんでもないスピードで殴りかかってきた、コイツも純脳筋型かよ……裏稼業脳筋多くね?気の所為かな…
まあスピードはあっても全然目で追えるので大丈夫だ、問題ない
タイミングを見計らって槌でぶっ飛ばす
「ぶべらァ!?」
ホームランだなこりゃ
「……なんだ、大口叩いた割にはこの程度か?」
「テ、テメこの……ま、まさか…『裏潰し』か!?」
「ああ…まあ、巷ではそう呼んでるらしいな」
「は、はは…マジかよ……」
「さて、そろそろまとめて終わらせようか」
左腕に黄金が収束し、眩く光り出す
半身を起こしている用心棒の鳩尾へ、左腕を突き刺すように叩き付けると…黄金色の爆発を起こし周囲を吹っ飛ばす
「がぁッ……!!」
「喰らって寝てろ」
更に追撃で槌を振り下ろし、周囲諸共…黄金と共に弾け飛ばす
上から叩き付ければ勿論、下に落ちる…一部屋全てを潰しながら地上階へと落ちて行く
「ふぅ、今日は結構派手にやっちまったなぁ……まあどうせ事故物件扱いだし問題無いべ」
「大ありなんだよなぁ…こうなると捕まえなきゃいけない人達を瓦礫から探さないといけないし」
「ああ、成程…やり過ぎるのもよくな……いん、だな……」
ヌァゼイルンディスカシラヌイサン
バッと後ろへ飛ぶと、背中になにか柔らかいものを感じながら羽交い締めにされる
こ、こいつァ脳筋騎士団長様じゃないかッ……力つっよ、えぐマジで
ワイの精神を削りながら尋問する気か…?やめてくれ、それはワイに効く
オーバーキルもいいところだぞ
「ごめんね〜、でもフレアにこうしろって言われちってさぁ」
「て言うか何も逃げることないじゃん、ちょっと傷付くんだけど」
「はは、いやぁ…なんだろうな、防衛本能?」
「あたしの事をなんだと思ってるんだ君は」
褐色ゥ…エルフですかね……
「それで色々と聞きたい事が山積みなんだけどさぁ…取り敢えず、ここ最近に起きてるマフィアやはぐれ者の拠点潰しは君が原因って事でいい?」
「……まあ、そうですかね」
「へぇ、にしても随分と潰したよねぇ君……なんか理由でもあるの?」
「暇潰しですかね」
「ひ、暇潰し……」
「おお、結構ぶっ飛んでるねきみ」
よせやい、褒めても何も出ないゾ…あ、赤スパくらいなら飛ばせるよ
さて、そろそろお暇したいところなんですが…団長の拘束からどうやって逃げたもんか
逃げ方を選ばないのならば結構ある、だがダンジョン内ではなくこの現実でホロメンを攻撃するのはオタク心が痛みまくって一日寝込む自信がある
適度に吹っ飛ばしつつ、距離を取れて目を眩ませる欲張りセットが叶うのは……コレだな
「そろそろ俺はお暇させて貰いたいんだが、いいかね」
「言ったでしょ、聞きたい事は山積みなんだって…それにこの間のテロ事件の話もそうだし」
「あ!あれ団長もみたよ!凄かったねきみ〜、まさか一人で鎮圧するなんて」
よせやい……5万でいいすか?
「ノエちゃん、今はそういう話をしてるんじゃないの……はぁ、全く」
「あ、あはは…ごめんフレア」
「ふむ…まあ俺としては別に深い理由なんて無いからな、マジで唯の暇潰しなんだよなぁ……さて、ではドロンさせてもらおうか」
「……っ!?ノエちゃん今すぐ離して!!」
「えぇ!?ってのわぁ!?」
流石、反応速度が速いねぇ…ラダゴン式瞬間移動、黄金の爆発を起こしながら瞬間移動するやつね
但し自身を中心に半径2.5m以内にしか移動はできない
そして今回の欲張りセットを叶える一番の特徴、移動する瞬間と移動した地点に黄金の爆発を起こす…この点である
ダメージは微々たるものなので団長程の相手にはちょっとした衝撃しか与えられないが、だが今回はそれが役に立つのだ
「また見失った…!」
「ご、ごめんフレア〜!」
「いいよ気にしないで…今のはアタシも反応出来なかったから」
「いや、それでもあの反応速度は中々だと思うぞ」
瓦礫の山の上へ座るワイ氏
2.5mなんて正直この人らから逃げるには焼け石に水である、取り敢えず団長の拘束から抜けられたからOKです
あのままいってたらワイの精神が逝ってたと思う
「君の目的は何?なんで裏組織を潰し回ってるの」
「さっきも言ったと思うんだが……暇潰しだってずっと言ってるだろ?まあ別に、信じてくれとも信じて欲しいと思わんが」
「……アタシ達は一応、この街の安全を護らなきゃいけないの…君は敵なの?味方なの?」
「さあ、どっちだろうな…善悪で物事を判断する君らには分からないかもしれないな、俺は俺のやりたい様にやるだけだ…それに裏連中が潰れればそれだけ君らの仕事は減るんだろう?俺の後始末だけしてれば済むなんて楽だと思わんかね」
「おお、確かに…きみがはぐれ者をボコボコにして、団長達がそれを捕まえる……おお!確かに!」
「ノエちゃん……?」
「ひぅ!ごめんフレア!!」
おお怖
しかし流石は団長、その思考スピードは流石脳筋としか言えないわ……でもかわいいから、オッケーです
「それじゃ、俺はこれで…またどこかで会うかもな」
「あ!ちょ、ノエちゃん!」
「あいよっ!」
団長が地面を割りながら蹴り、ワイの方まで超スピードで接近してきた……えぐぅ流石脳筋
身体を赤い雷雲にしてそそくさと逃げる、取り敢えず表通りに出る手前の路地で姿を戻す
「……ここまで来れば取り敢えず大丈夫かな…」
「おやぁ〜?裏路地から出てくるなんて、怪しいですねキミィ〜」
「…人を見た目で判断するのは宜しくないぞ…で、どちらさん?」
「えっ、船長の事知らないんですか?」
知ってますけど……まあここでは初めて会うからね、しょうがないね
「さあ、生憎俺は世間の情報に疎くてな」
「しょうがないですねぇ……Ahoy!海上のことならお任せあれ!宝鐘海賊団船長の宝鐘マリンですぅ〜!」
「うわきっつ」
「キツイとか言うなよ!!可愛いだルォン!?」
「わーかわいいー」
「もっと気持ち込めろやァ!!!」
海自みたいなもんなんすかね……海賊団が治安維持ってのもなんか、面白い絵面だけどな
さて、フィジカルお化けは団長だけじゃなく…船長もそれに当てはまると思われる…注意せねばな
「んんっ!まあそれはそれとして、キミなんで裏路地から出てきたのかなぁ?」
「道に迷ってね、気が付いたらあっち側に居たんだよ……それで、俺は帰りたいんだが…道を空けてもらってもよろしくて」
「ン〜…でもなぁんかキミ隠し事してませんか?船長、これでも結構色々見れちゃうんですよ〜」
「そりゃ凄いな、流石は頭張ってるだけある……で、俺からは何が見えるって?」
「褐色のハーフエルフと銀髪脳筋団長を出し抜いてきた……なんてね」
なにそれこわ^〜
あのつよつよ脳筋団長と超絶目の利く褐色エルフを出し抜ける人間なんているんですか〜(すっとぼけ)
「ここで洗いざらい吐いた方が楽かもしれませんよ〜?」
「さあ?俺には吐くことが無いからな、なんの事だかさっぱり分からないな」
「あくまで白を切るつもりですか……ならしょうがないですねぇ、実力行使と行きましょう!」
船長が飛び上がり、一回転踵落としを打ち込んでくる
両腕をクロスし防ぐ……うむ、中々いい重さ…とんでもないフィジカルしてやがるぜ
「おっ?船長の一撃を受け止めるなんてやりますねぇ〜」
「おいおい、この程度で終わりじゃあないだろう?流石に拍子抜けが過ぎるぞ……船長さんよ」
「はっ、言いますねぇ…!」
浮いた体を落とし、近接の連打を打ち込んでくる…そのダボダボ袖でよくそんな力強く打ち込めるな
素手と蹴りを織り交ぜた近接技を連続で放つ…まあそろそろ見切れてきたな
フロムプレイヤー特徴……動きのパターン、動作のクセを見がち
「足元注意」
「え?うわっ!?」
正面突をするタイミングで身体を逸らし、足をかける
顔面から転びそうになったので取り敢えず受け止めた……これ正面から受け止めちゃダメなヤツだったな
腕にやわっこいのが当たってる、ワイの精神削れる^〜
自ら足をかけておいてそれを支える……これがマッチポンプってやつか
「それじゃ、俺はこれで」
なんか船長、宇宙猫みたいになってるけど……まあいいか、今日のところは退散しよう
「おーい、大丈夫マリーン?」
「ハッ!ノ、ノエル…?」
「そうだよ、団長だけど……なんかボーっとしてる?どうしたの?」
「…そ、そういえば彼は何処に…」
「彼?もしかしてフレアが追ってるあの子?」
「そうです!船長確か転ばされて、受け止められて……ヤベェ、メッチャいい筋肉してた…細身なのに筋肉ガッチガチなんて、超ドタイプだったんだが…?」
「……?どうしたのマ…」
「うおおお!こんな事やってる場合じゃねぇ!ノエル!!」
「うわっ、急に大声出さないでビックリするじゃん…どったのよ?」
「彼探すの手伝ってくれますか!?」
「え、えぇ?別にいいけど……」
「そうとなれば早速探しますよぉ〜!」
なんか背中に寒気がしたな……風邪でも引いたかな
ワイは今、フブキングと共にあと二日後に控えたバトルロイヤルに向けてお話し合いをしているところだ
バトロイ開催日の前は学校の中も少し浮き足立っている
月イチの大型イベントだしな、それにここでいいとこ見せられれば暫くは注目の的になれるし
目立ちたい奴には絶好のチャンスって訳だ
「ルールはもう大丈夫でしたよね」
「ああ、大方覚えた」
「おっけーです!あとはちょっとした作戦なんですが、今回はこう君がバトルロイヤル初参加なのであまり無理せずに行きましょう」
「ありがとうな、俺も早く慣れるよう努力するよ」
「いえいえ、では上位ランク目指して頑張りましょう!」
さて、バトロイか……楽しくなりそうだな
団長の凶器(精神攻撃)の破壊力はオタクには効果抜群だ
次回からバトロイが始まりまする
ワイ氏を戦わせるといつものオタクノリが書けなくてきちぃ……
ではでは、またお会いしましょう