趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話 作:AZAZEL
最近低評のコメントか香ばしすぎて楽しくなってるので初投稿です
自分が沖縄に居る所為か、海の話が書きたくなってる今日この頃……まあ夏まであと2ヶ月半くらいやし、我慢しますね
ではほんへどうぞ
あの事件以降、ワイは一般廃人オタクへと降格したのであった
何でかって?こよこよ特製『封印具』の首輪を付けられたからでして……
これマジで凄いのよ、流石はYMDを長年封印し続けてきた遺物やなって
完全にエルデンリング系列の能力が封印され、今のワイはマジでただの一般人
刺されれば死ぬ(迫真)
まあ、それが当たり前なんだけどね…体欠損して死なない方がおかしい(定期)
『回帰性原理』も使えんので、こよこに鍵を貰う以外にこの首輪を取る方法が無い訳でして
『鍵、貰っても宜しいか?』
『ダメです』
との事で、晴れてワイは一般人という訳で
「おっはよ〜こうちゃん…あれ?それチョーカー?」
「ああ、すいちゃん…そうだな、この間貰ったんだよ」
「こうちゃんそういうの付けるんだ、似合ってるよ!」
「ありがとう」
どっちかって言うと呪いの装備なんですけどね
外したくても外せない
のろいに かかって しまった
これを付けてるとなんと、能力だけではなく筋力まで一般成人男性……ではなく、女の子並に下がる
多分、すいちゃんの力にも勝てん……非力だね(至言)
まあ幸い、大学の講義内で力を使う事はないので…一安心と言えば一安心
「こうちゃん今日もすいちゃん家来る?」
「んー…今日は帰るかも、ちょっとやる事がある」
「そう?……そっか、残念」
「すまんね、また誘って」
「わかった〜」
さてどうしたものか……正味、こよこよあの感じだと暫くは鍵渡してくれそうにもないし
……ちょっと待てよ、ワイ今の状態だと…どのホロメンにも力で勝てなくね……?
ワンチャンそらちゃんならいけるかもしれないが…それ以外は獣人族とか、悪魔族とかだし……
お嬢なんてポテンシャル最強の鬼人族やし、沙花叉といろはすは人族枠で見ても最強格だし
あれ、これ色々と詰んでるのでは……?
「あっ、ちょっと待ってこうちゃん」
「おうっ…」
腕を掴まれ少し後ろへ引っ張られると、ワイの身体もグイッと後ろへ戻される
少しすいちゃんに腕を引っ張られただけでこれだもの…
「…あれ?なんかこうちゃん、力弱くなった?」
「あ〜…ええとな、今訳あってとても非力になってしまっててな…」
「ふうん?遺物の影響?」
「まあそんなところ、この間潜ってたらトラップみたいなのに引っ掛かっちゃってな」
「大変だね、大丈夫?」
「まあ、取り敢えず大丈夫かな」
「困った事があったら言ってね」
「ありがとう」
身体能力的問題は、隠そうとしても隠せない事の方が多くてな…(疲労困憊)
ちょっと重い物を運ぼうと思ったら全然持ち上がらないし、その度にいろはすか沙花叉に頼んで運んでもらうしかないと言う
普段より力が出ない分、余計なエネルギーを使っている所為なのか体力もスグに底を尽きへばってしまうし…それをみおママに見られてめちゃくちゃ心配されちゃったよ(遠い目)
まま〜(幼児退行)
「はぁ……力はともかく体力が無いのが辛すぎる…」
「まあ我慢でごさるよ師匠、それを付けられたのも自業自得なんでござるからな」
「そう言われるとぐうの音も出ないんだが…」
「それが付いてる間は拙者達が身の回りの事を手伝うでござるから、いつでも呼んで欲しいでござる」
「あざっす……」
取り敢えず午前中はもう終わったので、あとは家に帰って引きこもれば万事OK
まあ兎にも角にも早くこよこよの機嫌を取らなければワイの女の子化(ガチ)は終息しない……(体力と力が)女の子になっちゃうわ^
こんなん誰得だよ(迫真)
「はぁ……疲れた……」
「お疲れ様ですこうさん、何やら大変な事になってるみたいですね」
「……ああ、ぼたんか…本当、厄介な遺物もあったもんだよ」
食堂のテーブルでダレていると、ししろんがやって来た……ヌッ、獣人じょのいこ(震え声)
「力が出ないとかなんとか」
「大雑把に言えばそんなところだな」
「それは大変ですね、何か手伝える事があれば言ってください」
「ああ、ありがとう……俺はそろそろ帰るよ」
「はい、また明日」
イスから立ち上がり、歩き出そうとする……なんかししろんがウズウズしてる、何?飛びかかる前の猫みたいな雰囲気出て…いや待て何するつもりだオイ
尻尾振ってんじゃないよコラ
ガシッと腕を掴まれる……なんで?(困惑)
「ちょいぼたんさん、腕掴まれちゃ帰れないんですが」
「嫌なら振りほどいていいですよ?」
「ぼたん……状況分かってて言ってるだろ」
「そうですね、だからこうさんはもう少し警戒した方がいいですよ…こんな風に…」
引き寄せられ、片腕が腰に回される…目の前にししろんの顔が迫り、吐息さえ肌で感じられる程の距離まで近付く
近い、死ぬ(迫真)
クッソ力つっよいなオイ、獣人のスペックに一般人が勝てる訳ないだろいい加減にしろ
色々当たってんだよオォン(瀕死)
「簡単に捕まっちゃいますよ…?」
「…ご忠告どうも、取り敢えず離してもらえるか」
「え〜?どうしましょうね〜」
「いや、どうしましょうじゃなくて離してもろていいすか」
「……まあ、私もそこまではしたない女じゃないので」
間違いなく死んでたな(確信)
ししろんが力を緩めてくれたのでサッと離れる
間近で目を見てたけど、ガチっぽかったのが余計に怖いんですがそれは
「まあ、私だけじゃないと思うので…気を付けて下さいね」
「う、うい……」
新しい扉が開くとかそういう前に怖いんですよ
おかゆんもみおママも、どことなく目付きがねぇ……(震え声)
さっさと家に帰ろう……と言うか、
この首輪を取らない限りはどうにもできん
「あ、こうちゃんお帰り〜」
「あ、ああ…どうしたんだすいちゃん、俺の家の前になんて立って」
「よくよく考えたらこうちゃんとすいちゃんの家って近い訳でさ?別に用事がないならすいちゃんの家に来ても問題ないよね?」
なにそれは(困惑)
どんな理論なんすかねぇ……
「いや、でも今は身体の調子がそんなに良くな…」
「いいよね?」
「あのすいちゃん、何で腕掴むん…?」
「い・い・よ・ね?」
「あ、はい」
圧が強すぎるッピ
圧とホロメンには勝てないよ、という事ですいちゃんの家へと連れてこられた訳なんだが
と言うか、今のワイは腕を掴まれたらそれまで…ゲームオーバーですね
なにこのクソゲー(迫真)
「なあ、急にどうしたんだよすいちゃん」
「いいから、こうちゃんはすいちゃんの部屋で大人しくしてて」
「ええ....(困惑)」
すいちゃんルームへ放り込まれるワイ……一体何がダメだったんでしょうかねぇ(モグラ感)
「ねえ、こうちゃん…すいちゃんと知り合ってどれくらい経つかな?」
「え、ああ……中一からの付き合いだから…6、7年くらいかな」
「そっかぁ〜それくらい経つのか〜……」
沈黙が流れる……何この空気、とても辛いんだけど(切実)
だが下手にすいちゃんを刺激するのも絶対に良くない……ワイの本能がそう言っている
ここは穏便に…且つ迅速に事を済まさねければ、ワイが死ぬ(迫真)
「……こうちゃんはさ、みんなの事どう思ってる?」
「皆ってのは…どの皆?」
「いつも仲良くしてる子達だよ…そらちゃんとか、フブキとか」
「どうって言われてもな……まあ、友達?」
ホロライブはアイドルだろいい加減にしろ(迫真)
「ふーん、そうなんだ……でも他の皆はこうちゃんの事どう思ってるのかな?」
「それは……どうだろうな、俺には分からないけど…」
「ほんとに?」
圧が強いんじゃ、あと顔が近いんですが
「本当に気が付いてない?」
「な、何が…?と言うか、さっきから何の話をしてるんだ」
「……まあ、こうちゃんが鈍感なのなんて今に始まった話じゃないけどさ…あれだけみんなからアタックされてるのに、気が付かないこうちゃんもこうちゃんだよね」
「それは詰まり何だ……俺が皆から好かれてるってか?」
「それ以外に何があるの?寧ろ気が付いてない方が驚きなんだけど」
さっきからずっと薄目で睨まれっぱなしで怖いんですが
恐怖心、ワイの心に、恐怖心(Byワイ)
て言うか今のワイにはマジで抵抗する術が全くないので本当に怖いんですが、何をされても押し返せない
「ある意味すいちゃんにとっては好都合かもね、今の状況」
「え、何が…ッ!?」
押し倒された……え、ん?(混乱)
すいちゃんがワイの腹の上に乗り、ワイの身動きが完全に封じられてしまった……何この状況は(困惑)
「よいしょっ…と」
「あの、すいちゃん?何で俺の上に乗っておられるので…?」
「そのうち分かるよ〜…さて、今からこうちゃんに質問をします…嘘偽りなく答えて下さいね」
「え、この状態ですか」
「そうだよ、こうちゃんにはこれからすいちゃんのする質問に答える権利しか与えませ〜ん」
理不尽極まりないですねクォレハ……
でもすいちゃんの質問に答えないと多分解放もされないだろうし…
「じゃあ質問1、繰り返しになるけどこうちゃんはみんなの事どう思ってる?」
「……まあ、友人かな」
「じゃあ次、すいちゃんの事どう思ってる?」
「えぇ…どうって、幼馴染?」
「ふーん、そっか…こうちゃんにとって、すいちゃんはただの幼馴染かぁ…へぇ……じゃあ聞き方変えよっか、すいちゃんのこと好き?」
好きか嫌いで聞かれればそりゃ『好き』だが、それはあくまで友人に対して向ける『Like』な方の好きである
ワイの好きは、多分『Love』では無い事だけは確かだと思われる
「……幼馴染としては好きだよ」
「そう……すいちゃんはね、こうちゃんの事大好きだよ…多分だけど、こうちゃんの好きとは違うと思うな」
大胆な告白は女の子の特権(迫真)
そんな事言ってる場合じゃねぇや
「こうちゃん、昔っからそうだよね…すいちゃんの事は構ってくれるし遊んでもくれるクセに、いざすいちゃんから何かしようとすると避けるように躱すし」
「あ〜…そ、そうだったか?」
「そうだよ、すいちゃんが頑張って大好きを伝えようとしてもその時にはどっか違う方向いてるし……これでもすいちゃん、結構我慢した方なんだけどなぁ」
「あのすいせいさん、何でコッチに近寄ってきてるんですかね…」
「こうちゃんがよわよわになっちゃったって聞いた途端、みんなしてこうちゃんの事をロックオンし始めるから焦っちゃったよ」
ワイの両腕を掴み、覆い被さる
「でも、すいちゃんももう我慢するのはやめようって思ったんだぁ…もういいよね?すいちゃんいっぱい我慢したんだからさ」
舌なめずりをする顔が近付く……その目はどこまでも透き通った青に満たされており、目の奥にはどことなく暗がりがある
「あはっ…そんな顔しないでよこうちゃん、すいちゃん楽しくなっちゃうじゃんッ…!じゃあそろそろすいちゃんも我慢がきかなくなってきたから……食べちゃうね?」
言うて水着は温泉回で書いちゃったんだけどね
まあ、海で水着を着るのと温泉での水着は『味』が違うよね(適当)
海回はお盆休みに書くんでそれまでお待ちを
ではでは、また会いしましょう