趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
明日も仕事なので初投稿です

ライブの描写って……難しいねんな……言うて書いてないけど

別に今の仕事は嫌いじゃないし、割と天職だけど辞めて田舎に住みたい…それはもう辺境の田舎に

ではほんへどうぞ


ワイの逆鱗に触れること、それ即ち滅びあるのみ

ワイは今、電車に乗ってゆらゆら揺られながらとある場所に向かっている

 

ワイ達が住む居住区から離れた離島にある『STAR DOME』と呼ばれる、まあ所謂○○ドーム的なヤツだ

 

なんたって今日はすいちゃんのライブだ、楽しみですねぇクォレハ

 

ああそう、チケットを見たのだが肝心な席番号が記載されてなかったんだよな……取り敢えず係員にこれ見せればいいのかな?

 

「だがその前に、折角だから周りも見ていこう」

 

ドームの周辺はその日開催される催しに沿った出店が立ち並ぶ

今日の場合ならすいちゃんグッズが並んでいる

 

「…へぇ、アルバムか…出せるくらいには有名なんだな……」

 

「そうだよ?すいちゃんって結構人気あるって知らない?」

 

「お恥ずかしながらあんまり……えっと、そらさん?」

 

「久し振り幼馴染君、君も来てたんだね」

 

そらちゃんや

まあそら同じアイドルやんもな、同じグループかは知らないけど…来ててもおかしくはないか

 

あとあんまり気配を消して背後を取らないでもろて……心臓に悪い

 

「ええ、行きたいって言ったらすいちゃんがチケットをくれましたので」

 

「へぇそうなんだ…じゃあ折角だし、私と見て回ろ?まだ時間はあるから」

 

「いいんですか?」

 

「勿論、君が嫌じゃなかったらね」

 

嫌な訳ねぇだロォン?

そらちゃんと出店を見て回る…そう言えばそらちゃん、帽子を深く被って眼鏡もつけて…全然普段の印象と違うな

 

パッと見じゃ誰かわからん、まあワイ(オタク)の目は誤魔化せんがな

 

「…そらさん、なんかいつもとだいぶ印象がちがいますね」

 

「ふふ、私も一応アイドルだからね…これでも変装してるつもりなんだよ?」

 

「ああ、成程…そういう事ですか」

 

「結構自信あったんだけどなぁ、よく分かったね」

 

まあ伊達にオタクやってませんからね

 

「上手くできてると思いますよ、なんて言うと偉そうかもしれませんけど」

 

「ううん、ありがとう」

 

うわ笑顔がまぶしい、オタクのワイには効果抜群スギィ

ある程度店を周って頃合が良くなってきたので、ドーム内へ入る事に

 

なったんだが、ちょっと気になる物が見つかってしまった

 

「……そらさん、ちょっと悪いんですが先に入っててもらいますか」

 

「え?うん分かった、なにか買い忘れ?」

 

「ああ、ちょっと大事なものを忘れてたみたいで」

 

「うん、じゃあまた後でね」

 

そらちゃんと別れ、ドーム外壁沿いを歩く……草むらの影に黒い真四角の箱をみつけた

 

「貴様、何者だ」

 

「一般人だが、そんなもん向けるなよ…ビビって話も出来ねぇだろ?」

 

「…それを見られたからにはタダで返す訳にはいかない」

 

武装した集団が銃口を向けながら、ワイの後ろから現れた……三人か

なんだコイツら……観客って訳ではないみたいやな

 

「へぇ、それで…どうする?」

 

「大人しくついてくるなら何もしない」

 

「それは困った、すいちゃんのライブが見れないじゃないか」

 

「フッ、案ずることは無い…今日のライブは中止になるからな」

 

瞬間、男の顔面をブッ飛ばす

続けて回し蹴りでもう一人を撃沈……そして最後の一人

 

「ひ、ひぃ!?近寄るんじゃねぇこのバケモン!!」

 

「酷い言われ様だな全く…おいどうした、お前の持ってるそれは飾りか?」

 

「う、うわぁぁぁぁぁ!!」

 

ドンドン……二発撃たれた弾丸はワイに向かって飛んでくる…が、黄金律式自動防衛システムによって黄金の薄膜に弾かれる

 

「ウチの幼馴染のライブを中止させるって言ったか?……お前らは随分いい度胸をしている様だ」

 

「う、嘘だろ……うがァっ!?」

 

「よく覚えておけ…この世で最も恐ろしい事は、オタクの逆鱗に触れることだ」

 

片手で胴を掴み上げ、地面へ向けてブン投げる…少しクレーターを作りながら地面に叩きつけられた間抜けは伸び切っている

 

さて、あの四角い物体はなんなのやら…パシャリと写メを撮り、ピンク色の博士へ送り付ける

そのまま電話を繋いでみると

 

『はいはーい!こう君愛しのコヨちゃんですよー!!』

 

「うるさ、切るぞ」

 

かわいい(本音)

 

『ごめんごめん冗談だってば〜!』

 

「急で悪いが今送った写真の機械、何だか分かるか?」

 

『はいはいちょっと待ってね〜……あーこれかぁ、最近のテロ集団が常套手段で使ってるヤツだよ…所謂『ジャミング装置』ってやつ?』

 

「へぇ、何をジャミングするんだ」

 

『このタイプは明かりになるもの全部だね〜、照明とかスポットライトとかそこら辺?暗闇にしてから襲撃〜ってのが最近の流行りみたい』

 

テロ行為を流行りとか言うなよ物騒だな

しかしそうか、ドームの明かりを全てジャミングして真っ暗にしてから襲撃を企てたのかな

 

何が狙いかは知らないが、けしからんな全く

 

『因みになんだけど、効果範囲はそこまで広くないからもし大きな施設を丸々ジャミングしようとすると等間隔で何個も置かないといけないんだよね〜』

 

「成程、いい事を聞いた…あとついでに調べて欲しいことがあってだな…」

 

『なにぃ〜コヨに頼み事〜?なら今度なにかして貰わないとなぁ〜』

 

スパチャでいいですか?というかワイがスパチャしたいんでそれでいいよね(強行)

かわいい子の頼み事なら割と何でもしちゃうぞワイ

 

「しょうがない、今度はレアな鉱石を持っていってやるよ」

 

『本当!?やったぁ〜!!大好きだよこう君!!』

 

ワイも好きです(唐突な告白)

研究物資をこよこよに送るという擬似スパチャ…最高ですね

 

「はいはい、それでなんだが…ジャミング装置を仕掛けてた武装集団をシメたからソイツらの所属を割り出しといてくれ」

 

『ふふ〜ん、そんなもの朝飯前だよ!分かったらまた連絡するね〜』

 

さて、恐らくまだ何個かジャミング装置が有るだろうが…ワイが全部を回収していたらライブに間に合わない

という事でここは狭間の地で得た『闘技』と並ぶ皆が欲しくなる機能……『召喚』だ

 

ちな霊体では無い、まんま中ボスやフィールドボスを呼び出す

 

ツリガ先輩や夜の騎兵、果てはランサクス等の竜達も呼び出せるのだ……だがこの機能を解放するには勿論だがそれぞれのボスを7週分倒す必要がある……マジクソ(本音)

 

パチン、と指を鳴らすと…五人のフードを被った黒ずくめの集団が現れる

隠密に長けて素早く仕事を熟してくれる、そんな優秀な『黒き刃の刺客』達だ

 

「この黒い箱を見つけ次第回収してきてくれ、あと周りにアイツらと同じ格好をしたヤツらがいたらシメろ…容赦はするな、だが殺すな」

 

先頭の一人がコクンと頷くと、全員姿を消して行動に移った

さて、締め上げた馬鹿共は警備隊に突き出すとするか……通報だけ入れて、ワイはドームへと移動した

 

「あの、すいません…このチケットなんですけど…」

 

「あ、関係者の方ですね〜…ではあちらからお入りください〜」

 

「…ど、どうも」

 

関係者?……いやまあ、幼馴染と言えばそうだが…これマジで特等席チケットやん、えぐぅ

 

ステージの真横、その二階席に関係者席は用意されていた…はぇ^〜これマジで真ん前から見えるやん、パネェ^

 

「あ、やっと来た幼馴染君」

 

「あれ、そらさん」

 

「やっぱり君も関係者席だったね」

 

「幼馴染ってだけでこの待遇はビックリですね」

 

「…何だかとっても嬉しそうに見えるよ」

 

「え?まあ、本当に嬉しいですから」

 

マジ感激、超嬉しい……というかよく分かったなそらちゃん、ワイ一応表には出さないようにポーカーフェイスでいたんだが

 

「あ、そろそろ始まるよ」

 

そらちゃんに言われ、ステージへと目を向ける

そこにはいつもと違うすいちゃんが立っていた……ああ、眼福

 

「みんなー!!今日は来てくれてありがとーう!!」

 

Fooooooo

やっぱぁ…ライブを……最高やな

 

嗚呼、ワイの幼馴染かわいすぎひんか…えぇ?

輝いてるよ、いつも以上に輝いてるぜすいちゃん

 

なんてノリノリで見ていると、ワイの頬をサワッと…手が触れた

 

「……?そらさん、どうしましたか?何か俺の顔に付いてますかね」

 

「……あっ!ごめんね幼馴染君、気のせいだったみたい…邪魔しちゃったね」

 

「ああいえ、大丈夫ですよ」

 

何やったんやそらちゃん、急にワイのほっぺなんぞに触って……まあいいか(適当)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん…!ライブ楽しかったなぁ、君はどうだった?」

 

「勿論楽しかったですよ、幼馴染のライブなんて早々見に来れるようなもんじゃないですし…それにあんな席で」

 

「ふふ、そうだよね……あっ、そうだ」

 

フワッ…と、ワイの耳元に近付くそらちゃん……ファッ、な、なんすか急に

やめて囁かないで、オタクのワイには厳しぃィィ

 

「今度は、私のライブに来てね」

 

「……そりゃ、喜んで」

 

ウィスパーボイスいただきました、ウマウマ…あ^〜(尊死)

 

「それじゃ、私はこれで…また学校でね?」

 

「はい、お気を付けて」

 

そらちゃんとバイバイした後、ワイはドームの裏へと向かった

黒き刃達の収穫を見に行ってみるか

 

「あっ!やっほーこうすけく〜ん!」

 

「あ?なんで貴女がここに……」

 

「だって警備隊に通報入れたの君でしょ、そりゃ団長も来るよ〜」

 

「態々団長まで出向く事は無かったんじゃないか?」

 

「あー…それなんだけど、ちっと頼まれ事があって…ごめんね?」

 

「…?何故急に謝ったんですか」

 

「お・ひ・さ・し・ぶりですぅ」

 

ゾワッと来た、背中をそらもうゾワッと

背後から急に抱きついてきた誰か…いや、この独特な声……まさか船長だなッ

 

「やっと会えましたねぇ、あの時以来ですよぉ」

 

「何だ急に……」

 

「ごめんね〜こうすけくん、マリンがどうしても会いたいって言うからさ」

 

「ハァハァ、こ、この筋肉ッ…!やっぱり凄いですねぇ、船長好みって言うかぁ、なんか、凄くえっちですぅ…」

 

「なんだこの不審者…」

 

「いや、本当にごめんね」

 

ワイの後ろから抱きつき、腹筋の周りをまさぐる船長…やめろー死にたくなーい

流石のワイでもこれはちょっと……まあ船長だし、多少はね

 

なんかもう船長だから許せるとこあるよね(?)

 

「ね、ねえねえお兄さぁん?この後マリンの家とか来ない?イイことしてあげるからさぁ」

 

「嫌ですけど」

 

「そんな事言わないでさぁ、ちょっとだけ!先っぽだけだからさぁ!」

 

「それ絶対先っぽで済まないやつだろ…おい警備隊、この不審者どうにかしてくれ」

 

「はーいマリンちょっとこっち来ようね〜」

 

「ああん!ちょ、ノエル!邪魔すんなよ!」

 

引きずられていく船長……マジなんだこの人、この間初めて会ったばっかりだろ

 

「それで、何の用だ」

 

「マリンは愛しの君を求めて、遥々ここまでやってきたんでぇす!」

 

「なんだコイツ……」

 

「あぁんっ、そんな冷たい視線もす・て・き」

 

これもう無敵じゃね

 

ワイじゃ手に負えないんすけど…ちょっと流石にここまでくるとワイのオタク心も萎えるというか

色々と無理がある

 

「……まあその不審者は置いといて、手土産だ団長」

 

「え、なになに?もしかして食べ物!?」

 

「そんな訳ないだろ」

 

「ちょっと!マリンにはないんですかー!」

 

「ねぇよ」

 

パチン、指を鳴らすとどこからともなく『黒き刃の刺客』達が現れた…その手にはさっきワイが締め上げた武装集団組員が引きずられている

 

「うわわっ!?どっから出てきたの!?」

 

「ああ、俺の協力者だ…気にしないでくれ」

 

「おやぁ、その人達確か最近になって世間を騒がせ始めてるって噂の『チルドレン』じゃないですか…まさかここを襲撃しようと?」

 

「マリン知ってるの?」

 

「陸は専門外ですが、一応情勢は知っておかないといけませんからね」

 

山積みにされた武装集団は、団長に引き取ってもらう事にした

ジャミング装置の件は話さなかった、面倒くさかったから

 

「こんなもんだろ」

 

「おー!ありがとうこうすけくん!」

 

「それじゃあ俺は俺ですいちゃんに会う用事があるから」

 

「えぇー!もう行っちゃうんですかぁ〜?もう少しマリンの体温感じてくださいよ〜」

 

くっ付くな

船長だからと言って精神が削れない訳じゃない、普通にゴリゴリ削られるから

 

「ほらマリン、あんまり迷惑かけないの」

 

「しょうがないですねぇ…じゃあまた今度会いましょう」

 

ようやっと船長を引き剥がせた…会う度にあんなんされてたらマジワイの精神逝っちゃうね、間違いない

 

ただでさえ温もりはエグいんだから、勘弁してくれ^

 

黒き刃の刺客は既に撤収させた、ジャミング装置も全て回収したし…今度こよこよの所に持っていこう

ワイはドームの裏口…所謂、関係者専用口から再度中へ入る

 

すいちゃん曰くこの辺に控え室があるって話だが…あ、あった

ノックしてもしも〜し

 

「はーい…あっ!こうちゃん!」

 

かわいい(脳死)

 

「お疲れ様、すいちゃん」

 

「うん、ありがとうこうちゃん…あ、中入っていいよ」

 

すいちゃんに促されるまま、控え室の中に入る

椅子に座らされ、その隣にすいちゃんが座った

 

「ねっ、今日のライブどうだった?」

 

「そりゃ楽しかったよ、カッコよかったぞすいちゃん」

 

「そ、そう〜?そう見えたなら良かった」

 

ヌッ…ライブ終わった直後だからすいちゃんの香りがががが、て言うか近ぇ

すいちゃんの汗とか字面がヤバいだろ

 

あ^ー肩に頭乗せないでもろて、逝キソ(精神)

 

「……こうちゃん、また誘ったらさ…来てくれる?」

 

「当たり前だろ」

 

来ない選択肢なんてねぇだルォン?

 

「じゃあまた誘うね」

 

「ああ、楽しみにしてるよ」




アンケっていつまで有効にしとけばいいのか分からない今日この頃
話書き終えたら止めようかな

この前も言った気がするけど、みんなアンケご協力ありがとうございます

やっぱ好きなんすねぇ(アンケ見ながら)

ではでは、またお会いしましょう
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