趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
配信アプリやってたら投稿遅れた愚か者です

ホスト編の導入になります、過去編やろうかと思ってたけどやっぱホスト編終わってからにしまする
やるやる詐欺なので初投稿です

ではほんへどうぞ


何事も事前準備は大事だよ

嫌な予感が大的中したワイ、だが結局かわいいには勝てないのがオタクの運命……そんな訳でホストクラブの手伝いをする事になり申して

 

文化祭まではまだ時間がある、という事でホストクラブとして使う講義室へと来た

 

「それで、何をすればいいんだ」

 

「簡単に言えば来店する女の子をお姫様にしてあげればあいんだよ〜、いつもこう君がやってるみたいにね〜?」

 

「人聞きの悪いことを言うな、誰がチャラ男だ」

 

ワイはオタクだ

 

「え〜ボクそんなこと言ってないよ〜…あ、因みになんだけど〜…こう君とボク以外にもホスト役が居るから、一応紹介しておくね〜」

 

「そうなのか……oh…やっぱ帰っていいか?」

 

「ダメに決まってるじゃ〜ん」

 

「こうちゃん……?」

 

「あ、すいちゃんの幼馴染やん」

 

すいちゃんとTMTだ……え、嘘やろ…すいちゃん…?

おいおい死んだわワイ…ヌァゼイルンディスカスイセイサン

 

おいおかゆぅん、居るなら先に言えやぁッ…そしたら絶対に来なかったのに……

 

「ふーん、こうちゃんもホストクラブ…やるんだ?」

 

「アッ…まあ、そうだな…おかゆに頼まれてな……」

 

「へぇ、そうなんだ…?」

 

こぇ〜^

すいちゃんガチこぇよ……笑えんてマジ

 

さり気なくワイの隣を陣取りつつ腕に抱き着き、いつもの凄みのある顔で近寄ってくる……顔がいい(脳死)

 

「おいすいちゃん、あんま幼馴染いじめてやんなよ」

 

「トワは静かにしてて」

 

「えぇ…なんか怖くねすいちゃん……」

 

「今はあんまり喋りかけない方がいいかもよ〜」

 

元凶の猫がなんか言っとる

取り敢えずすいちゃんには落ち着いてもろて、説明の再開

 

「えっとねぇ〜、簡単に言えば皆にはお客様を最大級にもてなして貰えればいいんだよ〜」

 

「てか、なんでトワ呼ばれたん」

 

「だってトワ、そういうの似合いそうだから〜」

 

「はぁ?なんなんその理由…」

 

「でも来たってことはやってくれるんでしょ〜?」

 

「…ま、まあすいちゃんがやるって言うから」

 

「トワってばツンデレ〜」

 

「うっさいわ!!」

 

あ^〜このやり取りだけでワイはお腹いっぱいですワ^〜、あ"〜いいゾ^〜コレ

 

しかしホストか…そんなん前世でも今世でもやった事ねぇからなあ、自信ねぇわそんなの

て言うかそもそも文化祭自体オタクのワイには掛け離れてるというかなんというか

 

「あ、因みに講義室の装飾は他のお手伝いさんにやってもらうから〜、ホスト役のボク達は練習に力を入れてても大丈夫だよ〜」

 

「そうか、まあそれならいいんだが」

 

「練習ったって、何すりゃいいんだよ」

 

「ん〜、まあそうだねぇ〜…口調の統一とか、仕草とか…あっ、後は自分のキャラ付けも大切だよね〜」

 

やること多スギィ

えぇ....(困惑)そんなんワイできっかな…

 

「なら皆で練習し合うってどう?丁度4人だしさ、二組づつペアになってやってみるのもいいんじゃないかな」

 

「おお〜、ナイスアイデアすいちゃん〜」

 

「じゃあすいちゃんはこうちゃんと最初やるね、いいでしょ?」

 

「ういっす…」

 

速い、流石すいちゃんはやい……

TMTがちょっと哀れな奴を見る視線を送ってる…流石TMT、優しいな全く……

 

そんな訳で、最初はワイとすいちゃん…おかゆんとTMTの組み合わせでやる事に

本番はソファや机と言った小道具を用意するらしいが、今は無いので椅子に座って対面している

 

なんて面接これ……

 

「こうちゃんはどんなキャラ付けでやるの?」

 

「そう言われてもなぁ…パッとは思い付かないな」

 

「すいちゃんはんん"ッ……【こんな感じでやるけど、どう?】」

 

グハァッ!(致命傷)

 

星街メテオやんそれ……やっぱすいちゃんの低音イケボは野郎にも効果抜群だな、間違いない……

 

「カッコイイなすいちゃん、似合ってる似合ってる」

 

「そ、そう?じゃあすいちゃんはこれで行こうかな〜…こ、こうちゃんはどうする?」

 

「んー……すいちゃんはどんなのがいいと思う?」

 

「え!?えっ、とぉ〜……こうちゃんは基本的にミステリアスな感じだし、そこまで変えなくてもいいと思うな〜…一人称も『俺』でいいと思うし、口調も単調で静かな感じだからミステリアスな雰囲気に合ってると思うからそのままで…あっ!でもそんな中で見せるちょっとした笑顔とかも素敵だな〜って思うよ!あとは適度なボディタッチとかサラッと髪を触ったりとかされたらもう最高だね!!!」

 

長くね、あと最後のは最早すいちゃんの欲求なのでは……?

いやまあ、確かにそういう仕草をする野郎はモテてるやつが多い気がしなくもないが

 

ふぅむ、そうか……心のワイは置いておいて、外面的には割とイケメソだし物静かだからな…ミステリアスって見られてたのか

 

ちょっとすいちゃんに言われたヤツ実践してみるか

 

すいちゃんの目元の髪をサラッと横に流す、そして適当に今考えた台詞を吐いた

 

「かわいいよ、俺だけのお星様」

 

「ヒユッ……」

 

うわクッサぁ^wwwww流石にねぇわこのセリフはwww

いやぁ我ながら酷いモンだ、ワイが考えない方がいいなコレ…おかゆん辺りに考えてもらう方がいいかなぁ…

 

……あれ、なんかすいちゃんが真っ赤っかになって…アレ?

これが共感性羞恥ってやつなのか?(適当)

 

「あれ、おーい…大丈夫か?」

 

「アッ…あっ…い、いや大丈夫!うん!大丈夫だいじょうぶ……ふぅぅぅぅ……」

 

「い、今のセリフそんなに駄目だったか…?」

 

「いやいやいや!全然いいと思うよ!そ、そんな感じでいいと思う!うん!!」

 

心配になるくらい顔赤いですけど大丈夫か本当に……

 

「うわぁー…流石は誑しだな幼馴染…」

 

「いいなぁ〜ボクもやって欲しぃ〜」

 

「交代交代!すいちゃん達はもう充分出来たから!交代!」

 

次は要望もあってワイとおかゆん、すいちゃんとTMTのペアになった

さて、おかゆんが相手となると中々厳しいな……なんせこの猫人たらしだし

 

「ボクはいつも通りで行くけど〜、こう君はどんな感じ〜?」

 

「俺もいつも通りがいいってすいちゃんに言われたからな、そうしようと思うよ」

 

「おっ、いいねぇ〜…こう君は元々ミステリアスだし、似合うと思うよ〜……じゃ、じゃあさぁ〜…ボクにもすいちゃんにやったやつ、やってみてよ〜」

 

ヌッ……し、仕方あるまい…これもいずれ来るホストクラブで成功させる為、今ここで羞恥で精神がやられていてはやっていけまいよ

 

それ以外の事で精神すり減らしまくってるけどさ、オタクだからしょうがないね

 

ここは一つ、ウィスパーボイスが通用するか試してみるか……おかゆんの耳元に近付き、出来る限りのイケボで囁いてみる

 

「全く、お転婆な子猫ちゃんだ」

 

「ひゃうっ!?」

 

メスを出すな、ワイの精神がキツい

あとそんな飛び退かなくてもよくないか…え、そんなにヤだった?

 

「こ、こう君割と才能あるよねぇ〜……」

 

「どういう事だよ」

 

「女の子を堕とす才能ってやつかなぁ〜…」

 

「どういう事だよ……」

 

そんでもって交代、最後はTMTとワイ…すいちゃんとおかゆんだ

 

そう言えばワイってTMTと面識あるのかな…あったとしてもそれ無意識下だからワイ知らないんだけどさ

結構前に食堂でそらちゃんと一緒にいたくらいしか出会った記憶は無いけどな

 

「こうして幼馴染と喋るのは初めてじゃね?」

 

「…かもな、俺もあんまり覚えがないな」

 

「トワも割とすいちゃんと一緒にいるけど、お前いつも何かのノート書いてたもんな」

 

はえ^〜そんな前からの仲なんすか〜^……ワイ知らんのやけど

なんで知らないんすかねぇ……無意識だからだYO(自問自答)

 

ま、まあ…実際TMTとはそこまで喋ってないみたいやし、セーフやなセーフ

 

「それじゃやるか…お前はキャラ付けどうしたんだよ」

 

「いつも通りがいいって言われたからな、そうするつもりだよ」

 

「へぇ、まあ確かにそうかもな〜……トワはこんな感じでやるぜ?」

 

足を組み、手を顎に添えて俺様系…いいと思います

 

やっぱTMTのキャラ的に俺様系が一番似合ってるとワイは思うんよなぁ〜

お前もそう思うだろ?なぁ?(同調圧力)

 

「いいキャラ付けだと思うぞ、似合ってる」

 

「そうだろ?ほら、お前もなんかやってみろよ」

 

なんかって言われても……ここは近付かず、触らずにやってみるか

 

「そうやって強がってるのも、悪くないぜ…?」

 

「んぐぅ…!!!」

 

「なに、大丈夫?」

 

急に胸を押えながら叫ばないで、ガチの方で心配になるから

 

「ぐッ…ト、トワはあの二人みたいにチョロくないからな!そんなんで堕とせるなんて…!」

 

「外面は強がってても、内面は脆いみたいだぜ…お嬢さん?」

 

「はぁッ…!!!」

 

うーん、割と行けるのかこれは……よく分からん

如何せんワイホストなんてやった事ないってのもあるが……いや、待てよ?

 

いつからホストが貢がれる側だと錯覚していた…相手を褒める、それは詰まり擬似的なスパチャになるのでは……?

 

ほう、これは気持ちが乗ってきたな…スパチャができると知るや否や水を得た魚の様にピチピチし出す、これがワイ(オタク)なのだ

 

「この髪、綺麗だな…長いのにツヤがあって、手入れを欠かしていない証拠だ…それに爪だって綺麗に整ってる、綺麗になる努力をしてる女性はとても美しく見えるよ」

 

「ちょっと!ストップこうちゃん!!」

 

「……あ、すまん…ちょっと熱が入りすぎた」

 

TMTの髪を少し撫でたり、手を取って爪を見たりしながら褒めてたらすいちゃんに止められた

 

TMTを見てみると…背もたれに全体重を預けながら脱力し、両手で顔を覆っていた

だが耳まで真っ赤に染ったところを見るに、どんなになっているかは想像にかたくない

 

……かわいいを褒めるって、いいな(目覚め)

そう言えば口に出して褒めるって今までしてないから、なんかちょっと楽しい

 

「ムリ…もう、ヤダ……ムリィ…」

 

「トワがショートしてる……何したのこうちゃん」

 

「何って言われても…ホストだし、取り敢えず褒めたらいのかなって」

 

「いや〜想像以上だねぇ〜、これは本番が期待できますなぁ〜」

 

よせやい、褒めてもスパチャしか出ないゾ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日が経ち、そろそろ文化祭の日が近付いてきている

 

大学内も文化祭へ向けての準備が大詰めに入り、いつにもなく校内は忙しなくなっている

ワイらのやるホストクラブも準備が〆段階に移り、内装を整えたり小道具を搬入したりとしている

 

「てことでルールの確認するよ〜…まずウチは『指名制』でお客様と『一対一』で接客する、ある程度のボディタッチは許容範囲ね〜」

 

「ある程度とは」

 

「抱き締めたり〜、あとはほっぺとかおでこにキスかな〜」

 

それある程度じゃなくね…?だいぶ接触密度高いすけど大丈夫ですかね……

 

本音を言えばワイが大丈夫じゃないんですがよろしいか…?

ワイ、一応こんなんでも男ゾ?流石にそれは色々と不味いんじゃ……

 

「特にこう君には頑張ってもらわないとね〜、ボクらからの期待値は高めだよぉ〜?」

 

「……まあ、出来る限り頑張るよ」

 

ウッソだろお前wwwwww勘弁してくれよホンマ……(諦観)

 

「あとお客様に頼んでもらう『商品』も伝えておくね〜、『おにぎり』『おにぎり詰め合わせ』『ドンペリ』『シャンパンタワー』『テキーラ』…この順番で価格を高く設定してるよ〜」

 

「なあ、お酒って本当に出すんか?」

 

「もちろん出すよ〜、トワってお酒苦手だっけ〜?」

 

「いや、別に苦手じゃないけど…最後のやつ不穏だなって」

 

「まあテキーラは一番高く設定してるし〜、そうそう出ないと思うから大丈夫だよ〜」

 

「因みに価格って幾ら?」

 

「ちょっと待ってねぇすいちゃん……これこれ、これが価格表だよ〜」

 

はぇ^〜……テキーラたっっっっか、誰が頼むんやこんなん

シャンパンタワーですら結構な価格してるなあオイ

 

ちな、大学内の飲食はお金が掛からないと前に言ったが文化祭は別だ……文化祭では現金をポイントに変換して、それで商品を買ったりする

ポイント相場は1円=1ポイント

 

そして何より大事なのは成績や出席日数、部活や外部活動での貢献度によってポイント変換の倍率が変わる事だな

 

過去に出た最高倍率はなんと『×10.4倍』、100円課金すれば1040ポイント使えるって計算だ

出店のポイント価格だって基本的に現実通貨と同じ、こんな得することは無いだろう

 

「ちなみになんだけどね〜、ボクはこの前の文化祭…この価格でやったらめっちゃかせげちゃったんだよ〜」

 

「マジか!誰だよそんなに貢いだやつ!」

 

「あくあちゃんとか〜、シオンとかかな〜」

 

出たなホスト狂い

 

稼いだポイントはポイント相場で現金に変えることもできる、まあ普通に稼げるって訳だな

 

「あっ、大事なこと忘れてたよ〜…これこれ、衣装が届いたんだ〜」

 

すいちゃんは青色、TMTは黒っぽい濃い紫、おかゆんは明るい紫、ワイは真っ黒なタキシードスーツ

 

中のワイシャツはみな白で、ネクタイはスーツの色と一緒だ……そしてワイだけ何故か手袋が付いてた

革製でピッチリしてるやつ

 

「なんで俺だけ手袋が付いてるんだ?」

 

「似合うかな〜って思って〜」

 

「……まあ俺も嫌いでは無いけど、こういうの」

 

「わぁ!こうちゃんカッコイイよ!!」

 

「お、おう…お前やっぱ顔いいよな」

 

「どうも、三人も似合ってるぞ…そのスーツ」

 

「じゃあ本番まであと少し、張り切って行くぞ〜!」

 

「「おー!」」

 

「おー」

 

さて、どうなるか試してみるか




いつからホスト役が二人だと錯覚していた

ということで次回から本格的なホストクラブ本編です
ない語彙力を絞り出しながら頑張ってます

みなさま少々お付き合いを

ではでは、またお会いしましょう
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