趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
お気に入りがいつの間にか1000超えてたので初投稿です

昨日の日間11位ってそマ……?
こんな趣味全開クセ強小説を読んでくださってありがとうございます

今回からホスト本編ですね
ではほんへどうぞ


アカン、このままじゃワイがしぬぅ(精神的に)

文化祭当日、いよいよホストクラブ開店の時間が迫ってきた

 

「いい〜?ボクが『おか斗』、トワが『トワ君』、すいちゃんが『メテオ』、こう君が『コウスケ』…これでいいね〜?」

 

「こうちゃんまんまだね」

 

「まあ特に捻るものも無かったからな…そんなこと言ったら常闇だってそうだろ」

 

「別にいいだろ、トワだって捻るもの無かったんだよ…それよりすいちゃんのメテオが意味不明だろ」

 

「なんでだよ!星街メテオかっこいいだろ!」

 

カッコイイです(脊髄反射)

 

「それじゃ〜…ホストクラブかいて〜ん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記念すべきワイ一人目のお客様はフブキングだ

まさか速攻で指名入るとは思ってなかったから、ちょっとビックリ

 

「いらっしゃい、お嬢さん」

 

「アヒュッ…あ、えと!こんにちはコウスケ君!」

 

「こんにちは…お嬢さんの事はなんてお呼びすればいいかな?」

 

「フ、フブキでお願いしましゅ!!」

 

もう既に顔赤くない?かわいい(脳死)

 

このホストクラブ、個室ブースが一人づつに設けられており密室での一対一接客を行う仕様となっている

個室ブースを組み立たお手伝いさん凄スギィ……

 

ちなブースには大きめのソファとテーブルが一つづつ置かれている

 

さて、じゃあスパチャ(褒め殺し)しますか

 

「さあ、座って」

 

「は、はひぃ…」

 

「何か飲み物は飲むかい?それとも食べ物の方がいいかな」

 

「お、お水を貰ってもいいですか…?」

 

「敬語なんて使わなくていいよ、コウスケって呼んでくれ」

 

「ヒッキュ…!じゃ、じゃあコウスケ!お水下さい!」

 

瞬間に部屋のドアが開き、黒子が水を持って来てくれた……お手伝いさん半端ねぇ…何者だよこの人達……

 

「……かわいい顔してるな、フブキ」

 

「は、はひぃ!?」

 

「白くて、綺麗な肌だ…見ていると吸い込まれそうになる」

 

「あっ、あっ…そ、そう、かなぁ…?」

 

「ああ…見とれちゃいそうだ」

 

バッ、とフブキングが立ち上がる……どうした

 

「テキーラお願いします!!!」

 

「え……マ、マジで言ってるのか?」

 

「はい!!もうテキーラ入れちゃいますぅ!!!」

 

また部屋のドアが開き、黒子さんがテキーラのショットグラスを二つ持ってきてくれた

……フブキングって酒弱いんよな、これ飲まさない方が良さげだな

 

「フブキ、お酒は得意かな?」

 

「あっ、えっと…そんなに、得意じゃないです……」

 

「じゃあフブキの分まで俺が飲むとしようかな…美しい白狐に、乾杯と行こうか」

 

「きゅぅ〜……し、白上は幸せですぅ…」

 

ダメだこりゃ

 

取り敢えずショット二杯を口へホイッと流し込み、お姫様抱っこしてブースの外へと連れて行く

あるぇ…ワイの記憶だとフブキングって結構なやり手だった気がするんだが、今日は調子が悪いのかな

 

ちなお会計も黒子さんがやってくれている

オーバーヒートしてるフブキングを裏方で寝かせ、起きたら会計をしてあげてくれと頼んでおいた

 

「あっ、コウスケ君!連続で悪いんだけどまた指名が入ったよ〜!」

 

「分かりました、案内よろしくお願いしますね」

 

「は〜い!」

 

黒子のお手伝いさんからそう伝言される……早ない?今一人目捌いたところなんやけど…

 

いやまあ、やりますけども

 

「き、来たぞ!こうすけ!」

 

「ウ、ウチも来たよ!」

 

お嬢とみおママて、二回目から二人同時ってどうなんすかね……

えぇ....(困惑)ちょっと黒子さんどうなってんこの店

 

こんな苦難は要らぬぅ……ワイが求めてるものと違うぅ…

 

くそォ、こうなりゃスパチャ(褒め殺し)してやんぜちくせう

 

「いらっしゃい、お嬢さん方…なんてお呼びすればいいかな?」

 

「あっ、あやめで…いいかな?」

 

「ウ、ウチはミオで…」

 

「分かった、あやめとミオだな…さあ、座ってくれ」

 

今回ばかりはお姫様を両側に座らせなければな…ホストだからね、お姫様御二方を相手するのにワイが端っこにいては意味が無いだルォン?

 

「二人は何か飲むかい?」

 

「よッ余はっ…!えっと…そうだな……」

 

「ウチはその…み、水でいいかな」

 

「あやめ、そんなに慌てなくていいぞ…時間はまだたっぷりあるんだ、慌てると可愛い前髪が乱れるぞ」

 

そう言いながらお嬢の前髪を撫でる……なんかノリノリだって?褒めるというスパチャの味を知ってしまっまたらなぁ?

 

も、もうどうにも止まらないんだぜ…これよぉ……(キメ顔)

 

「なっ、ななななな!!?」

 

「…?どうした、あやめ」

 

「い、いや!何でもないぞ!うん!」

 

「そうか?一先ずは水でも飲んでおいたらいい、無理して頼むことは無いよ」

 

既に黒子さんによって運ばれていた水(二杯)をみおママとお嬢に渡す

と、そこで反対側のみおママから袖を引かれる

 

「…ねぇ、なんかウチのこと忘れてない?」

 

「まさか、こんな料理もできて面倒見もいい女の子を忘れる訳ないだろ?将来はいいお嫁さんになれるぞ」

 

「うにぃッ…!?」

 

何その声

 

耳元で囁いてみたで候

耳と尻尾がビン、と立ちきってるな…顔も真っ赤っかだし、かわいい(脳死)

 

「な、なぁなぁ、余は?余も可愛いか?」

 

当たり前だろ何を今更

 

「ああ、勿論かわいいぞ」

 

「そ、そうかぁ〜」

 

「むっ…」

 

あの、みおーん…そんなに強くワイの腕を抱き締めんといてくれます?死んじゃう、ワイ死んじゃう(精神的に)

 

ぐッ…褒めるという擬似スパチャが出来てたところで、結局かわいい女の子を相手取るとこうなるんだよ……It’s判断力足らんかった(戒め)

 

「ねえコウスケ君、メニュー見せてもらってもいい?」

 

「え、ああ…これだが…」

 

「ふむふむ……じゃあウチはシャンパンタワー、一つ頼もうかな」

 

そマ?

 

フブキングもそうだが決断早スギィ、天狗もびっくり

それ結構なポイント値するんだけども……そんなホイホイとここで出してていいんすかね…?

 

みおママがそう言ってから10秒と経たない内に部屋のドアが開き、7段重ねのグラスが運ばれてきた……結構デカくない?て言うか早くね?

 

黒子さん有能過ぎるやろ……

 

黒子さんが目配せしてきたので、頷くとてっぺんからシャンパンを注いでくれた

 

「ありがとうミオ、ただこれじゃ少し味気ないから…ちょっと一つ、手品でも見せてあげるよ」

 

手品っつうか、『祈祷』の一種だけど

狭間の地に潜ってた頃、暇つぶしで独自の祈祷を創作していた頃があった……その時に作った戦闘ではクソの役にも立たない祈祷の一つ

 

指をパチン、と鳴らすと…一番上のグラスから黄金の粒子が吹き出し、辺りを黄金に輝かせる

 

「わぁ…綺麗…」

 

「こうすけこんな事もできるのか!?」

 

「ああ、綺麗だろ?…まあ、ここにいるお姫様達に比べれば霞むがな」

 

タワーが崩れないところのグラスを二つ取り、お嬢とみおママへ手渡す

 

「さあ、乾杯しようか…麗しい姫達に」

 

ヤダ二人とも顔真っ赤〜、かーわーいーいー(脳死)

あ、そんな一気に飲むのは…シャンパンは度数が低いとは言え11%は有るんだけど

 

違う意味でも顔真っ赤になっちまうぞ

 

「ふぅ〜…じゃ、じゃあ余はテキーラ入れるぞ!」

 

「えぇっ!?じゃあウチも入れる!!」

 

「え、マジ?」

 

黒子さん速すぎだろ、もうありますみたいな感じで机に出すな…てかあんたシャンパンタワー持ってきた子じゃねえか、一緒に持ってきとったかんワレ

 

「ありがとうなミオ、あやめ…ところで、シャンパン飲んだ後にテキーラ飲めるかい?御二人とも」

 

「うっ…ウ、ウチはちょっと…キツイかも…」

 

「よ、余も……ごめん、こうすけ」

 

「何を言ってる、全部俺が飲むから問題ない」

 

パチン、指を鳴らすと黒子さんがショットグラスではなく…ロックグラスを机に置いた

既に置かれていたテキーラをそれに注ぐ

 

「えっ…コ、コウスケ君……それ飲むの?」

 

「だ、大丈夫なのかこうすけ……」

 

「ではもう一度乾杯といこうか、麗しの姫達に」

 

クイッと一気に飲み干す……う〜ん、喉が熱い

まあでも、こんなもんだよな…毒耐性強すぎてこれじゃ酔えないわ、やっぱスピリタスくらいないとな

 

「さあ、もう時間だお姫様…楽しめたかな?」

 

「余は楽しかったぞ!」

 

「ウ、ウチも楽しかったよ!」

 

「そ、そうか…」

 

あの、二人して腕に抱き着かなくても……もしかしてこのままお会計?ワイも行くん?あ、そうなんすか……

 

やたら強く抱き着かれるからさっき以上に精神がすり減る

温もりががががが、あ^〜お客様いけませんあ^〜

おい会計黒子、顔前の布で見えてないが絶対ニヤニヤしてんだろ貴様…仕草で分かんだよ……くそォ……楽しみおってからにぃ……

 

「じゃあまたなこうすけ〜!」

 

「じゃあねコウスケく〜ん!」

 

「ああ、またのお越しを……」

 

はぁ、疲れた…一回休憩貰おう

おかゆんとすいちゃんは今接客中か、TMTも休憩中かな

 

スパチャが出来てワイも活き活きはするんだが……それ以上に精神がすり減って行く、アカン(精神が)しぬぅ

 

「…うおッ、大丈夫か常闇」

 

「うっ、えぇ……あ、幼馴染……スマン、ちょっと休憩室の匂いキツイかも…ウッ」

 

「おい、大丈夫かよ…そんなにテキーラ飲まされたのか?」

 

自分がそんな状況なのに周りに気を使える……やべぇマジTMT

洗面器を抱えながらグロッキーになってるTMT、マジで大丈夫か?(純真)

 

「な、夏色とか言うやつには気を付けろよ……アイツ容赦無さすぎだ…」

 

ああ、まつりちゃん…なるほどね……

こんな時は〜…『火の癒しよ』と『大回復』、これを使えば悪酔いも一発よ

 

大概の状態異常を消してくれる最強格のデバフ消しと、使い勝手がよくてそれなりに回復できる祈祷……もう最強だね

 

「……あれっ!?なんかめっちゃ体軽くなったんやけど」

 

「俺がダンジョンで見つけてきた…まあ魔法みたいなもんだよ」

 

「マジかよ!すげぇな幼馴染!」

 

「元気になったなら何より…これでまたテキーラ飲めるな」

 

超笑顔で言う

なんだよ、そんな目で見んなって

 

「チッ…無駄にいい顔しやがって」

 

「それを俺に言うな」

 

「そーいう幼馴染はテキーラ飲んでんのかよ」

 

「まあ飲んではいるが…ええと、フブキの時に二杯と…さっきロックグラスで一杯、かな」

 

「はぁ!?ロックグラスゥ!?」

 

「ああ、あやめとミオがテキーラ入れてくれたけどな…その前にシャンパン飲んでたから、俺が代わりに二人分と自分の分まとめて飲もうかなって」

 

「お、お前……頭おかしいぞ…」

 

よせやい、褒めたってスパチャしか出ないゾ

 

ちな『頭おかしい』『変態』『人外』は大抵のフロムプレイヤーにとっては褒め言葉である

中には違う人もいるので無闇に言うのはやめようね(注意喚起)

 

「そういう常闇は何杯飲んだんだ」

 

「……ショ、ショットで5杯…」

 

「そこそこ飲んでるじゃないか」

 

というかまつりちゃん、5回もテキーラ入れたのか……どんだけ豪遊してんだよ

 

「良かったな常闇、愛されてるようで」

 

「ウっセえよ…コッチはグロッキーなんだぞ」

 

「あ〜、二人ともサボってる〜」

 

休憩室のドアからひょこっと顔を覗かせたおかゆん、かわいいです(脊髄反射)

続いてすいちゃんも部屋へ入ってくる

 

「ちょっと〜すいちゃん達頑張ってるんですけど〜」

 

「うっせえぞすいちゃん!こちとらテキーラ何杯も飲まされてんやぞ!少しくらい休ませろや!」

 

「その割にはケロッとしてるじゃん、トワ本当にテキーラ飲んだの〜?」

 

「幼馴染が魔法で治してくれたんだよ、でもさっきまではホントにヤバかったんだからな!」

 

「こうちゃんそんな事も出来るんだ」

 

「まあ少しな…二人はどうだった」

 

「すいちゃんはぼちぼち〜…あ、でもシャンパンタワーはいっぱい入ったよ!」

 

「シャンパンタワーは何回か入ったよ〜、あとはおにぎりが200個とかかな〜」

 

「誰だよそんな頼んだの……」

 

「湊あくあって女の子だよ〜」

 

何その量、エグ

まあホスト狂い…(もとい)おか斗狂いの駄メイドなら納得だがな

 

おや、黒子さんが来られたな

 

「あ、皆さん休憩ですか?トワ君とコウスケ君に指名入ったんだけど〜…」

 

「分かった、行こう」

 

「トワももう行くわ〜、幼馴染のおかげで調子戻ったし」

 

さて、次は誰が来るのやら

入口へ向かうと……そこには見知った、そしてあんまり今会いたくなかった御方が居られた

 

茶髪のロング、青ベースの服……そ、そらちゃん……

 

「そ、そらさん…」

 

「あっ、やっほー航輔君?カッコイイね〜」

 

「あ、どうも…」

 

「じゃあ、行こっか?」

 

んグゥ……心臓どころか胃までキリキリしてきたんだけども…

そらちゃんに腕を組まれ、ブースへと歩いていく……ワイはなんだか、処刑台へ向かってる気分だよ

 

なんか目が怖い、狙い澄ましてるというか…そう、ライオン的な…?

 

うぇ…?これ……ワイがやるんすか…?

 

「そ、それじゃあお嬢さん…なんてお呼びすればいいかな?」

 

「そうだな〜…じゃあ、そら…って、呼んで?」

 

「そ、そらか…OK、分かった…そら、よろしくな」

 

ヌゥン……胃に穴飽きそう




二人で来られるより一人で来た子の方が怖いと言う

因みにこの世界線のホワイトブリニャンは店に入る直前までキャラや口振りを固めていたのにワイ氏のイケメソフェイスとホスト服姿に情緒の全てを吹き飛ばされて純情きーつねに成り下がっています

ではでは、またお会いしましょう
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