趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話 作:AZAZEL
誤字報告及び評価ありがとナス!もうバーが赤いぞどうなってんだクォレハ
どのキャラだそうか迷う今日この頃、でもちゃんとキャラクター性ってのを理解してる子を出したいから大体絞られる……要するに辛いってこと
ではほんへどうぞ
「ねぇ、誰なのかなこうちゃん?」
「ちょっ、取り敢えず落ち着かん?なあすいちゃん?」
首元の襟をガッチリ掴まれ、椅子から立たされるワイ氏
てかすいちゃん力強過ギィ…めっちゃギリギリ音してるんだけど
「普段一人だよね?いつの間に仲良くなったの?もしかしてナンパした?」
「違う違う、趣味の関係で仲良くしてもらってるだけだって」
「ふぅん……趣味、ねぇ…?」
そんな目で見んといて、ハイライト仕事サボってんじゃあねえぞオイ
すいちゃんのハイライト無しはキツいて色々と、マジで生きた心地せんのやけどワイ
「えっ、すいちゃんって…あの星街すいせい?」
「なにmaiさん知ってるの?」
「おい、今はすいちゃん見ろよ」
「あっはい」
ヤダうちの幼馴染イケメンッ……
てか隣にそらちゃんとTMTがおる……生そらちゃんだかわいー、TMTも天使〜(悪魔)
そんなこと言ってる場合じゃねえや、どうすっかなこの状況…
アイツ、まさかあの星街すいせいと知り合いだったなんて……て言うかなんで締めあげられてんだ…?
しかも一緒にいるのときのそらさんじゃん…もしかしてアイツって結構すごいのか……?いや実際『狭間の地』攻略に関しては凄いけど
なんてボーッと見てると、両サイドにときのさんと常闇さんが座ってきた
「昼食の邪魔しちゃってごめんね?」
「あっ、いえ…アタシは大丈夫、ですけど…」
「あれは気にしなくていいからな、痴話喧嘩みたいなもんよ」
「ち、痴話喧嘩?」
「そっ……ここだけの話、すいちゃんアイツにお熱なんだよ…恋する乙女ってやつ?」
「も〜トワちゃん、あんまりそう言うのは言っちゃダメだよ」
……マジか、いやマジか
えっ、なにアイツ…そんな幼馴染が居るのにアタシなんかとつるんでる訳?アホなんか
いやまあ、頭のネジは飛んでる事間違いなしなんだけど…まさかそっち方面でもおかしいとは
「君は彼と知り合いなの?」
「ああ、えっと…趣味で知り合って」
「そうなんだ〜、その趣味って聞いても平気?」
「あ、大丈夫です…えと、なんて言ったらいいか…ダンジョン潜り?ですかね」
「おお!ダンジョン!一回トワも生意気な後輩に連れてかれて行ったことあるな〜…もう二度と行かねぇけど」
「あ、あはは…君みたいな女の子もダンジョンに潜ったりするんだね、彼とはそこで知り合ったの?」
「はい、ちょっと攻略に行き詰ってる時に助言を貰って…そこから仲良くしてます」
「へぇ…そうだったんだね、やっぱり彼って優しいんだ」
な、何かときのさん…ちょっと目が怖い
アタシを見ているようで、何か違うものを見てる様な雰囲気がある…隣の常闇さんは全然そんな事ないけど、ここまで来ると癒しが常闇さんしか居ない
種族悪魔だけど
「彼の話、もうちょっと聞かせてもらってもいいかな?」
「あっ…はい、大丈夫…です」
「ホントに?ホントのホントにただの友達なんだよね?すいちゃんに嘘ついてないよね?」
「ついてないって本当に」
「じゃあ今度ウチ遊びに来て、姉街も会いたがってるし…それで許してあげる」
「分かった分かった、行くから…予定はまた連絡して、空けとくから」
「……約束だからね」
やっと解放されたワイ氏……なんかサラッとすいちゃん家にお邪魔する流れになってないか?やりおるなすいせい氏…流れるような手際、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね
ほぼ脅迫みたいなもんだったけど
てかmaiさんの周りにいつの間にかそらちゃんとTMTがおる……なにそのキラメキ空間クソ羨ましいんですけど
すいちゃんの殺気に当てられるよりそっちの方がワイ良かったんすけど
さて、そんなちょっとゴタゴタした昼食後……ワイは午後に全く授業を取ってなかったので、暇なんだなこれが
それもこれも全ては狭間の地へ潜る為のものだ
「狭間の地制覇ももう少し掛かると思ってたんだけどなぁ……思いの外早く終わっちまった、こんな事なら普通に授業入れときゃ良かったな」
「あ!やっと見つけたでござる!」
「おお、はっけーん!」
「……ニンジャ?」
「違うでござる!拙者侍でござる!!」
「ププー、いろはちゃんまた間違えられてる〜」
「沙花叉うるさいでござる!」
何で侍とシャチに絡まれなきゃならんのやワイ、全く関わりないと思ってたんだがなぁ
いや、無意識下でなんかしらやらかしてるかもしれない…今までの事例が事例だけにもう何を信じていいのか分からなくってきている今日この頃
つーか沙花叉かわいいなクソ、風真もかわいいなクソ……みんな可愛いじゃねえかどうなってんだよホロライブ、全く最高だぜ
「初めましてでござる、拙者風真いろはと言うでござる」
「沙花叉は〜沙花叉クロヱ、よろしくね『玄人』さん?」
「……ほう、成程そっちの類か…何か用か?」
「唐突で申し訳ないでござるが、拙者達と戦って欲しいでござる」
本当に唐突だな……えー、このポテンシャルお化け二人と戦うってそマ?勘弁願いたいんだけど
神肌のふたりばりに鬼畜やない?holoXのだいたいふたりとかにならん?
一人倒すと倒れてない方がもう一人を復活させる無限ループ……無限ループって怖くね?まぢキレそう
「別に構わんが……何処でやる?修練場の予約は取ってるのか?」
「もちろんでござる、早速行くでござるよー!」
「おー!って事で玄人さん早く早く〜」
「あ、おい引っ張るなって…」
侍とシャチに引っ張られて着いた場所は『修練場』
ダンジョンもそうだが、月一でバトルロイヤルなるものが開催されるのがこの世界の常識なんだ、バトロイで優勝すれば結構優遇されたものが貰えるとか何とか
正味、ワイ狭間の地以外の事に興味無さすぎて知らんけど
まぁそういうものがあるので高校や大学には修練場を設置する事が義務付けられている
ちなどうやらダンジョンの技術を使っているらしく、最悪死んだとしても外の医療部屋へ飛ばされるだけという安心設計
「最初は風真からでござる」
「……ん?一人ずつなのか」
「おやぁ〜?流石は玄人さん、沙花叉たち二人を相手にするつもりだったんだ…ふ〜ん……じゃあ期待に応えちゃおっかなぁ〜」
なんか余計な事言ったっぽいな、別に一人ずつで全然いいんすよ
おいそこのシャチ、ナイフを構えるな………いや、逆に考えるんだ…やっちゃってもいいのさ、と
そうだな、やはり『試練』とは『強敵』でなければ意味が無い……フロムプレイヤー魂を見せてやろうではないか
「沙花叉もやるでござるか……では尋常に!え〜っと…名前なんだったでござるか……」
「志賀航輔だ、そう言えば名乗ってなかったな」
「志賀殿でござるな…では改めて!尋常に勝負!」
いろはすは刀、沙花叉はナイフ二本か……ここはいろはすに合わせて『マレニアの義手刀』を使おう
そこ、狡いとか言わない…戦技ブッパしてりゃ勝てるやろとか言うな、産廃なんて言わせんぞ
さて、ここで闘技について話そう
闘技とは……『狭間の地』においてボスを最大周回数分、詰まりは7回討伐する事によって解放される機能だ
特定の武器を使用する時、武器にあったボスの性能をまるまるコピーして使う事が出来る様になるのだ
要するに自分がボスキャラ達の動きを出来るようになる……だが前にも言ったが7周目個体のボスは全ステが6、7倍近く跳ね上がっている
最早ゲームバランス云々ではなくシステムを疑うレベル、根本的なアップデートして貰っていいすかね…え?そういうの無い?はぁつっかえマジ
「覚悟ー!」
「おっと…」
考え事してたらいろはすが刀を振り下ろしてきていた、親方空から侍が
義手刀で受け流し、マレニアキックを撃ち込み吹っ飛ばす
見計らった様に今度は沙花叉が飛び出してナイフを振るう、何度か義手刀で受止め…鍔迫り合いに持ち込んだ
「流石に沙花叉もビックリだな〜、まさかいろはちゃんの一撃を軽々と受け流すなんて」
「これでも玄人なんでな…君ら二人に遅れは取らんよ」
「じゃあテンポアップするよっ…!」
義手刀を踏みながら後方へ翻る…アクロバティックやなぁ
着地と同時に突っ込んできた、さっきよりもスピードが格段に上がってるな……だが、こんなものラダーンの理不尽重力矢に比べれば可愛いもんよ
一撃、沙花叉の振るうナイフを強く弾く…これが弾きってもんよ、ゲームが違う?細けぇこたぁいいんだよ
体勢を崩した沙花叉の襟元を掴み、一回転振ってから上空へ放り投げた
「うぇぇ!?ちょ、ちょっと待っ…!」
「待ったはなしだ」
義手刀をマレニアよろしく上空へ突き上げる……が、ギリギリのところでナイフによって防がれている…ポテンシャルお化けめ、流石の反応速度だな
だが狙いはそこではない、義手刀を下ろし…降ってくる沙花叉に容赦なく蹴りをブチ込んだ
足に乗せたシャチは取り敢えずその辺に放っておいた
「やぁぁぁ!!」
「おお、もう復活してきたのか…流石に早いな」
「沙花叉を簡単に沈めるなんてやるでござるな、やっぱり拙者達の目は間違ってなかったでござるよ」
こっちはこっちで剣戟が速い、めっちゃ速い
だが俺も負けてはられない…全て受止めながら反撃も忘れない、両方しなくちゃあいけないのが玄人の辛いところだ
ここは一発、デカいのを見せてやるかね
再度マレニアキックでいろはすとの距離を開ける……そして飛び上がり、構えを取る
これぞみんなのトラウマ……『水鳥乱舞』
「受けきってみろ」
「何でござるかこれぇぇぇ!?」
最初に四撃、次発で二撃、そして締めの三撃……ちなマレニアver.だから範囲はデカい
三、四撃は受けられていたが、第二派生で体勢が崩れ…最終派生で見事に斬られたいろはす
締めの衝撃波もモロに受けていたので吹っ飛んでいった
すかさず追い掛け、倒れているいろはすの顔スレスレに義手刀を突き立てた
「動くな、いいな」
「は、はひぃ……」
後ろを振り向けば立ち上がった沙花叉が見えたので、素手のまま突っ込んでいく…今度はワイが飛び上がり、地面を殴りつける
沙花叉は後方へ飛んで避けたが、クソデカ爆音と共に土煙が舞い上がった……ここからは
「何それぇ!?どんな馬鹿力してんの!」
「蛮族の戦い方ってのは荒々しくてなんぼだ、鎧も武器も全てかなぐり捨てて己が身一つで突っ込むのみ」
「なんの理論だよそれぇ!沙花叉そんなの知らないってばぁ!!」
「知るか、蛮地の王たる力…見せてやろう」
地面を踏み鳴らし、岩を隆起させる…回避行動で後ろへ飛んだ沙花叉を逃がさんとばかりに突っ込み、クロスさせた両手を外側へ払う
その衝撃で沙花叉は空を舞った……ワイは飛び上がり、沙花叉を掴む…そしてパワーボムよろしく地面へ叩き付ける
「ゲームセットだな」
「うう…女の子叩き付けるとか鬼畜ぅ……」
「勝負挑んで来たのお前らだろ、文句言うな」
取り敢えず修練場を後にし、外へ出た
しかし流石は秘密結社の掃除屋に用心棒…ワイとはそもそものポテンシャルが違うね
マレニア闘技を使ってるワイ相手に粘った方だと思う
何で挑んで来たかは知らないが、まあこの子らもこれで満足したやろ…ワイもう疲れたんやね、対人ほど疲れるものはないってそれ一番言われてるから
「それで聞いて欲しいでござるよ師匠!この間挑戦したダンジョンの話でござるのだがな、結構レアな遺物が手に入ったでござるよ!今度師匠も一緒にどうでござるか?」
「ねぇ〜こうくん見てみて!新しくできたカフェ、超オシャレじゃない?今度一緒に行こうよ〜」
「……なあripper、なんか増えてないか」
「お、そうだな(放心)」
「ダメだこりゃ……」
侍は師匠呼びしてくるしシャチは馴れ馴れしいし……何なんだお前ら、何が目的なんだよ…
戦った翌日から何故か絡まれる頻度が爆増した、昼以外はすいちゃんやみおママ、おかゆん…昼は侍とシャチ、一日中ホロメン囲まれるなんてウレシイ、ウレシイ
はぁ……なんかもう疲れてきた、ワイの本質はただのオタクやねんな…ワイは君らを遠目で見られていたらそれでええねんでな
こういう時こそ狭間の地に潜ってゴドリックでもいじめながらストレス発散するのがいいんだよな
特に理由のない暴力がゴドリックを襲う
「むっ、沙花叉…師匠は拙者とダンジョンに入るのが先約でござる、この間は拙者が譲ったでござるぞ」
「え〜そーだっけぇ?でもこうくんだって沙花叉と一緒にカフェ行った方が楽しいもんね〜?」
やめろ、その狙ってるかの様なあざとボイスと仕草と顔が一々心臓にクリティカルヒットするんだよ…オタクいじめて嬉しいかオォン?
楽しいに決まってんだろふざけんな
だがいろはすとダンジョンに潜るのも悪くは無い…つか狭間の地以外のダンジョンって潜った事ないし、そういう意味でも興味はある
「……風真、俺ダンジョン歴浅いからどっか時間が作れたら一緒に連れてってくれ」
「も、勿論でござるよ!拙者にドーンと任せるでござる!」
浅い(大嘘)、でもあながち間違ってない
ヤダ笑顔が眩しい……おいシャチ、俺の手をニギニギするな
頬膨らませるなかわいいじゃねえかこの野郎……
「おい沙花叉、別に行かないとは言ってないだろ…どっかで時間作るからまた連絡する」
「……ホント?」
「何だかんだ今まで付き合ってやってんだろ」
「あ〜!そういう言い方するんだ〜!いいもん!沙花叉一人で行くもん!」
「おう、行ってらっしゃい」
「やだやだやだ!!何で止めてくれないの!?」
何なんだこいつマジ……メンヘラ女子かよ
まあこういう時は適当に頭撫でときゃその内大人しくなる、シャチってか猫か犬だな
「うわっ……コイツ天然の誑しだったか…」
「おいmaiさんや、聞き捨てならねぇ言葉が聞こえたぞ」
「今までの一連を見ててそれ以外の言葉が出るとでも思ってんのか?」
「いや分かってる、俺も分かってるとも……」
こんなん八方美人だって事は俺だって分かってる……だがなぁ……
かわいい女の子に優しくしてな に が わ る い ん だ
俺は止まらねぇし止まれねぇからよぉ……その内ヤバくなってきたら殴ってでも止めてくれってmaiさんに頼もう
某肩タックル系褪せ人投稿者の動画は面白いので是非みんなも見よう(ステマ)
あの人に限った話じゃないけどやっぱフロムプレイヤーってのは変態が多いよな
ワイはSEKIROなら割と詰めた方だけど、上には上がいるもんだな
ではでは、またお会いしましょう