趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話 作:AZAZEL
フロムの新作が発表されたので初投稿です
皆さんはもうPV見ましたか?思いっ切りネタバレするので注意して下さいね
どう見ても無名の王じゃないですかヤダー!これだからフロムはやめられねぇぜ、今はただ感謝を……
ではほんへどうぞ
「先ずは今配信しているこの機器!会社の技術部が丹精込めて作った最新作のドローン型!」
「登録者を検知して追従してくれるみたいですね」
「そう!正確には登録者の魔力を感知して追従するんだけど…まあ細かい事はいいね、便利って事で」
それでいいのか……まあ社長が良いと言うのなら良いのだろう(全肯定)
:はぇ〜、便利っすねぇ……
:カメラアングルもイイ感じ
:ブレも少なくて三半規管にやさしい
:戦闘になるとやっぱ視界がぐわんぐわんなるからね
:流石りりか嬢、ジーニアス
「まあ私って言うよりは、技術部の皆が頑張ってくれたんだけどね」
「でも発案は莉々華さんだって聞きましたよ、流石はやり手の社長ですね」
「も〜そんなに褒めないでよ〜」
:満更でもなさそうだな
:て言うか喋る片手間でエネミー処理してるのヤバすぎ
:流石はあの鬼畜ダンジョンに潜ってるだけはあるな
:いやこの動き、どう見てもダンジョン勢の中でも上澄み…
:え、だよね…どう見てもそうだよね
舞彩さんったら、すっかり狭間の地…もといフロム流の動きが身に付いちゃって
まあワイの所為みたいなところは有るけども、でもフロムの魅力に取り憑かれたのは舞彩さん自身でもあるから(転嫁)
「やっぱ長くダンジョン潜ってると、動きも自然と身に付く感じなの?」
「そうですね……まあ私の場合、良くも悪くも良い師匠が居たから…かもしれませんが」
「師匠!へぇ〜maiさん師匠がいるんだ!どんな人どんな人〜!」
「う〜ん……簡単に言えば、変態…ですかね」
「へ、変態…?それはどういう意味で?」
「極度のダンジョンマニア、強敵が居れば必ず挑んで何度も負けて…それでも諦め悪く勝つまでとにかく挑み続ける人、ですね」
:とんでもねぇ変態も居たもんだ……
:馬鹿なのか、それとも精神力が狂人なのやら
:どちらにせよそれは変態と言うものなのだよ
:でも師匠って事は、もっと強いのか(戦慄)
:この子も大概な強さだと思うんですけど、上には上がいるのか
「お〜、成程…それは是非とも会ってみたいかも」
「近い内に会えると思いますよ、多分一条さんも知ってる人ですし」
「そうなんだ〜…?」
何か社長と舞彩さんがこっち見てる気がする、なんで見てんの…て言うか視線こっち向けないで
匂わせみたいになっちゃうでしょ(適当)
「さてさて、雑談に花を咲かせるのもこの辺りにして…次の製品はコレ!皆には見えないかもだけど、実はここにマイク付いてるんだ〜!」
「これ凄いですよね、こんなに動いてるのにズレる素振りもない…コメントを見る限り、ちゃんと音も拾えてるみたいですし」
「これは超極小マイク!音拾いは勿論だけど、戦闘のノイズカットもしてくれる優れ物だよ〜」
:え、そこマイク付いてるん?
:全然気が付かんかったわ…
:てっきりドローンで音拾ってるものだと
:俺も思ったわそれ、て言うか戦闘ノイズカットえぐ
:はぇ〜……とんでも技術ですわ
「皆気が付かなかったでしょ〜?これも結構な自信作なんだから!」
「よっ…と、この辺りは一掃しましたね……場所を変えましょうか」
「え!?もう終わっちゃったの!?」
「まあ、このくらいなら…」
:いや早すぎィ!
:ソロなのに殲滅速度おかしいって
:て言うかいやに静かだな御曹司
:ここまで株主が静かなのもおかしいな
:もしや二窓?別の誰かの所へ行ってるのか
:あー、ありそう…あの株主なら
あら^〜、すっかりフロムに染まっちゃてまぁ…(歓喜)
こうして新たな玄人が誕生していくのですね、新しい誕生祝いだ……さて、向こう側に面白そうな気配があるな
ここは一つ、舞彩さんへの『試練』と行こうかな……
「……いや、あれって…」
「なになに?うわ何あのエネミー、さっきまでのとは全然違うね」
「レアエネミー…『貪食ライカン』」
「レ、レアエネミー?って何?」
「滅多に見れない素材を落とすエネミーです…その代わり、アホみたいに強いんですけどね」
:ど、貪食ライカン!?
:マジかよ超絶レアエネミーじゃん!!
:マジ神回だろこれ……
:いやていうか勝てるのかこれ?アイツの強さイカれてるよな
:それはそう、あんまり無理しない方がいいよ
見た目は大きめの狼男だな、だがああ見えてスピード系…フロムで言うなら獣化ガスコインってとこだな
あのタイプは如何に自分の間合いを押し付けるかがポイント、向こうのペースに乗せられると一切何も出来なくなる
「これと戦えってのかよ……チッ、だろうよねぇ」
「え、maiちゃん本当にやるの?」
「続行の合図が見えましたので…はぁ、やれるとこまでやりますか」
「……あっ、私は危なそうだから下がってるね!」
流石に激しくなるだろうから社長は退避、ワイの黄金律式自動防衛システムを張っておく
舞彩さんが取り出したのは屍山血河…血い河ですね
「ねえ航輔さん、舞彩ちゃん大丈夫なんですか?」
「まあ危なくなったら俺が出るから、それまでは頑張ってもらいましょうか」
「本当に大丈夫なんですよねぇ……」
「舞彩さんもそこまでヤワじゃないから平気だよ、それにダンジョンじゃ致命傷を受けても外に出されるだけだから」
まあその前にちゃんと止める気ではいるし
貪食ライカンが動き出し、それなりのスピードで舞彩さんへと爪を振り下ろす
舞彩さんはそれを血い河でパリィ…そしてすかさず戦技『死屍累々』、血の刃で5回斬る
:なんや今の動き!?
:攻撃を弾いた…?いや、そんな事できんの?
:パリィってやつか、初見でよう見切ったな
:狭間の地じゃパリィは基本、故に練度が分かる
:それってつまり?
:キモイ
:溜めといて言うのがそれかよ
まあレアエネミーがそれだけで倒れることも無く、態勢を立て直した貪食ライカンは更に爪による斬撃を繰り返す
舞彩さんもバックステップで躱しながら血い河を振るう……だがそれじゃ駄目だな、あれはもっとパリィを狙わないと
「……なんか航輔さん、ウズウズしてません?」
「ちょっとだけ、レアエネミーって本当に出会う確率が低いから」
「本当にダンジョン好きですよね」
「じゃなけりゃ遺物科なんて入ってないよ」
「確かにそれはそうですけど……はぁ、私だって航輔さんと授業とか受けてみたかったのに…」
まあ科目の取り方凄い変だからねワイ、しょうがないね
普通の人だったら『一般基礎』とその他3科目のうち一つ、みたいな取り方をするんだが……ワイは『戦闘技術』と『遺物基礎』
なんや、ワイが普通じゃない言いたいんかオォン?実際そうだから反論は出来ないけども(自問自答)
「おや、そろそろピンチかな舞彩さん」
「ああっ…!危なっ!見てるこっちがヒヤヒヤするんですけど…!」
「それが面白いって人がダンジョン攻略の動画を見るんだよ」
「助けに入らなくて良いんですか?」
「もう少し頑張れると思うけど…やっぱ『成長』ってのは限界を超えてから始まるからね」
それに関しては狭間の地で再三言ってきたし、身体に染み付いてるとは思うけど
貪食ライカンに血い河を弾かれ、地面へと突き刺さる…武器を飛ばされ、さてどうするかな……今恐らく舞彩さんのステは神秘マン
血い河の伸びと必要値的に技量と神秘特化だろう…そうなると魔術は勿論、祈祷も使えるか怪しい
:流石にこのレアエネミーは無理か…
:でもかなり善戦しただろ、俺じゃ絶対無理だわ
:そもそもダンジョンなんて潜れない定期
:そんな体力ないからね、しょうがないね
「…はっ、アタシが技量と神秘特化だと思ったら大間違い…ちゃんとこういう時の為に祈祷を使える信仰は確保してんだよ!」
「おお!なんか凄そう!」
「ちゃんと前に言った通りにしてるんだ……はぇ^〜偉いっすねぇ」
「あ、やっぱ舞彩ちゃんの師匠って航輔さんですよね」
「そっすね」
「なんですかその曖昧な返事…」
モーグ系列の祈祷か、まあ出血狙いの神秘ビルドならそれを選びそうではあるけど
『血授』と『蝿たかり』をばら撒き、『血炎の爪痕』で攻撃を置いて距離を取る…誉は捨てるもの、勝てばよかろうなのだ
「それでも決定打に欠ける構成だからなぁ…そろそろ出ますか」
「おっ!航輔さんも出るんですね!あれ、でも顔は出したくないって…」
「そんな訳でこれですわ、狭間の地産の装備『失地騎士』一式…軽装じゃなくてちゃんとマフラー着いてる方」
「それも遺物ですか?」
「そう、これ集めるのにどれだけエネミーを狩りまくったか……ドロップ率おかしいだろ絶対(憤怒)」
武器はどれにしようかな〜……メスメルの槍でいいか、投擲も出来るし
ベールは攻撃の規模がデカ過ぎるし、ミドラーは狂気振り撒くから論外…それ以外は気分じゃない(迫真)
「もし武器を吹き飛ばされて素手になった時、瞬時に聖印か杖に切り替えて反撃出来るように…いや〜覚えているとはね」
「あれも航輔さんが教えた事なんですか?」
「ああ、俺もダンジョン攻略で何度か遭遇した事態だったから…対処法を考えるのは玄人として当然」
取り敢えず貪食ライカンへ槍を投擲、刺さると同時に爆発しながら吹っ飛ばした
メスメルの槍は、手から離れても自動で戻ってきてくれるのがとても楽
「……はぁ、もう少し祈祷の種類を考えておかないとダメか」
:うおっ眩し!!
:急にエネミーが爆発したぞ!?
:何の光!?
:今とんでもねぇスピードで槍が飛んできたゾ…
:途轍もなく早い投擲、俺でなくても見逃すね
:どう足掻いても目で追えるスピードじゃないって
「それじゃあ『試練』はここまでって事で、ここからは俺の『闘争』で良いですね?」
「お好きにどうぞ、どうせアタシじゃ倒せないし…」
「あんなのでも4週目ツリガ先輩くらいには強いですからね、寧ろ前より耐えられてるじゃないですか」
「そりゃどうも…て言うか何その装備、失地騎士のやつじゃん」
「これ集めるのクソ苦労したんすわ、マジで何回ブチギレそうになったか…(感慨)」
:誰この人……(困惑)
:maiさんの知り合いか?
:と言うかさっきの槍、もしかしてこの人?
:社長〜説明クレソン
:と言うかこの装備、狭間の地のじゃないか……
:そマ?って事はこの人もmaiさん並みにヤバい人なのか
「はーい皆ごめんね〜!この人は協力者の一人、とんでもなく強いからこういう時の為に控えててもらったんだ」
起き上がった貪食ライカンが飛び上がり、ワイの頭上から爪を振り下ろしながら落下してくる
攻撃をパリィ…そのまま槍を引き摺り、回転しながら突きを放つ
左手を振るい炎を扇状に広げ、槍に炎を纏わせ上に突く…そして落下しながら地面へと突き刺し爆発させる
:何だその遺物、見たことないぞ……
:それよりさっきの攻撃パリィするってマジィ?(驚愕)
:しかも弾きながら攻撃に移ったぞ、頭おかしいゾ
:どう頑張ったらあんな動きできんのさ
:俺が知りてぇわそんなの
「うわぁ〜…やっぱエグいよね、ばんちょーを圧倒するだけあるわ」
「伊達にアタシの師匠じゃないですから」
「あのレアエネミーってめっちゃ強いんでしょ?」
「はい、そこら辺のダンジョン攻略者じゃ太刀打ち出来ないですね」
そろそろ終わらせるか……最後はカッコ良く『メスメルの強襲』で〆るか
飛び上がって横薙ぎ、背後へ回って五月雨突き…落下しながら地面を突き、槍を更に地面へと押し込む
周囲から無数に槍が飛び出し、貪食ライカンを串刺しにしながら宙へと浮かす
:なんだその攻撃カッコよすぎだろ!!
:地面からめっちゃ槍出てきてんすけど……
:これは男の子好きそうだわ〜
:やっぱこう言う攻撃は憧れるよね
:炎をまとった槍とか男心をくすぐられるわね
「……あ、仕留め損ねた」
「まだ動くの、あのエネミー…流石にタフ過ぎるでしょ」
あれ食らってまだ動くとは、恐るべしレアエネミー
左手の炎で貪食ライカンを炙り上げ、宙で串刺しに…そして追加の炎を浴びせる、メスメル投げでようやっと消えたわ
「……はい、終わり…俺の出番もここまでだな」
「はいはいちょっと待った、色々と聞きたいことあるんだよね…アタシ」
「な、なんすか…これ以上語ることなんて……」
「いい加減自己紹介したら?ねぇ、『ripper』」
「あっ、ちょっmaiさ…」
:は?
:え、ripperって……
:ま、まさか…御曹司?
:えぇ!?まさかの株主とコラボしてんの!?
:社長!?どうなってんの社長!?
:なんかりりか嬢の反応もこわばってね?
「え……え?り、ripperさんが…航輔さん……?」
ヌゥン…何故こうも変な方向に進むんや、見てみぃよ社長が固まってるやんけ
どんな表情でも絵になるとか反則だろ、どうなってんだホロライブ(迫真)
どうやら狭間の地で3人サバイバルするみたいですね、楽しみ過ぎる
ただプラットフォームが何なのか、クロスプラットフォームだったら嬉しいな…私PS4しか持ってないので
ソロでも遊べるらしいですが…そもそも一緒にやれる友達が少な過ぎる上にそれぞれ持ってるハードが違うし、更に友人達は私としか面識がないとか終わってる
一体どうやって3人集めろってんだYO!
ではでは、またお会いしましょう