趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
書き納なので初投稿です

本年度も私の作品をご覧頂き、誠に有難う御座います…来年も何卒宜しく御願いいたします

という訳で今年最後になります

ではほんへどうぞ


ワイを挟んで修羅場を形成しないでもろて(切実)

:確かに御曹司めっちゃダンジョン詳しかったけど…

:まさかのダンジョン攻略者かよ

:と言うかその防具狭間の地産だよね?

:しかもクソドロップ率低い失地騎士装備だし

:これが変態というものなのですね……

 

コメ欄も社長も大荒れしてるんすけど、何してんのよ舞彩さんよォ……

 

どう収集つけるんだこれ……取り敢えず社長に戻ってきてもらわないと、配信としてのオチもつかないぞ

 

「……はっ!?や、やっば!ごめんごめん皆!やっぱりすっごい強かったね!」

 

「私の師匠、ripperって名前でネットではやってると思ったけど」

 

「マ、マジでripperさんなんだ……」

 

「まあ本人はあんまり喋りたがらないみたいなので、この辺で裏方に戻ってもらいますね」

 

「そ、そうだね!ちょっと想定外な事が起きちゃったけど、ripperさんのおかげで事なきを得たって事で!」

 

:と言うか株主つよすぎひん?

:あのレアエネミー、相当強いと思うんだけども……

:ダンジョン勢から見てどうすか?

:キモ

:純粋に怖い

:本当に人間か怪しい

:お前人間じゃねぇ!!

:散々な言われようですねクォレハ

 

こちとら歴とした人族じゃい、『ならざる者(unknown)』に片足突っ込んでても人間なんじゃい

 

いいか、人を人たらしめるモノは何か……それは人間だと思う心なのだよ、だからワイは人間なんだ(迫真)

 

「取り敢えず紹介したい製品はこれで全部かな…じゃあシメに入ろうと思うよ〜、使って見た感じどうだったmaiちゃん!」

 

「どれも凄く使いやすいですね、配信でも動画でも大いに助かりそうな物ばかりでした」

 

「喜んでくれたなら良かった!まあ結構色々と詰め込んだから、値段がめちゃくちゃ張っちゃうんだけども……」

 

:まあ一条コーポレーションの最新作だし

:どれも超高性能だからしょうがないね

:ドローンとか俺も欲しいなぁ…

:『ripper』 ¥50000

:『ripper』 ¥50000

:『ripper』 ¥50000

:『ripper』 ¥50000

:何してんの株主

:現地おるんやろ現金渡してこいよ

:役目終わったからってここぞとばかりに投げるじゃん

:『ripper』 ¥50000

:なんか言えよ……

:無言赤スパの嵐、いつもの御曹司だな

 

「うわぁっ!?ちょっ、何してるんですか!」

 

「本当にこう言うところ節操ないわよね…」

 

もう何か開き直っても良いかなって、気にする事が無くなったワイは無敵やぞ

 

ちょっとスパチャのフラストレーション溜まってるじゃんアゼルバイジャン……なので、思いっ切りここで発散させてもらおう

 

「…コ、コホン!じゃあ改めてシメに……ちょっといつまで投げてるんですか!?」

 

「全然進まないんですけど、ちょっとripper静かにしてて」

 

:これ総額いくらになった?

:んー……75

:御曹司の財布事情マジでどうなってんの?

:これでもいつもより優しい方というね

:まだ三段階くらい変身残してるもんな

:2人から怒られてスパチャ止んだそ

 

ぴえん……まあいいや、まだ少し足りない気もするけどこの辺で勘弁してやるか(謎目線)

 

ワイの所為で配信が〆られないならしょうがあるまい

 

「はぁ……はい!という訳で!今日の配信はこの辺で終わりにしま〜す、ゲリラ配信なのに来てくれた方々!ありがとうございます!」

 

:りりか嬢お疲れ様です

:maiちゃんもお疲れ〜

:今度maiさんの動画も見てみますね

:俺もそうしよ…御曹司出てないかな

:て言うか株主も動画出せよ、絶対バズるだろ

:違いない

 

「もしripperさんが配信や動画出すって言うなら、この私が全力でサポートしますとも!ええ!」

 

「あの人、そういうタイプの攻略者じゃないですから…一人で淡々と攻略するタイプですし、人様には見せられるような戦い方してないって」

 

「そ、それはそれでどんな戦い方なのかは気になる…!具体的にはどんな感じなの?」

 

「うーん……筋力とフィジカルにモノを言わせた理論的ゴリ押し、ですかね」

 

:理 論 的 ゴ リ 押 し

:一瞬で矛盾するじゃん

:薄々気が付いてはいたけど脳筋ステ振りですね分かります

:ステ振り?ってなんすか?

:狭間の地には特殊ステータスがあるんすわ、種類は割愛するけどその内の『筋力』のステータスに極振りする振り方のこと

:ありがとう有識者…成程、狭間の地限定の能力みたいなもんか

:正確にはそれも遺物らしいけど…詳しい事は株主の方が知ってると思われ

 

残念だったな、俺は脳筋ステじゃなくて全能ステ振りだ

 

じゃないと最高周回のボス相手だと話にすらならない、どうなってんすかゲームバランス(憤慨)

 

ちな、狭間の地ステータスは一種の遺物である…細かく言うと『ルーン』自体が遺物で、それによって永続的に身体強化を行ってる…と言った感じ

 

「なんか色々とあり過ぎて伸びちゃったけど、今日はみんな本当にありがとうね!それじゃあおつりりー!」

 

「皆さんお疲れ様でした」

 

:おつりりー

:おつりりでーす

:『ripper』 ¥50000

:コ、コイツまだ懲りてねぇぞ…

:投げ捨てるように赤スパするやん

:80行ったな、最低賃金回収です

:おつりりー…流石ですわ株主

:80出さないと死ぬ病気か何かかよ、おつりり〜

 

さて、配信が切れた事を確認してからドローンを回収…電源を落とす

 

ゲリラにも関わらず凄まじい人数集まってたな、いつも見る常連垢は勿論だし…新規も何人か見受けられたな

 

流石は社長、ジーニアス

 

「それで航輔さん、ちょっとこの後お話したいから…カフェでも行こっか?」

 

「あ、はい」

 

「自業自得だろ、こっち見んな」

 

「いや、舞彩さんが言わなければこうはならなかったから」

 

「どうせその内バレるんだから、遅いか早いかの違いしかないんだから良いだろ」

 

舞彩さんめ余計な事を……て言うか社長と何をお話すればいいの?

 

取り敢えず土下座して5万くらい出したら許してくれるかな…多分火に油を注ぐだけだと思うけど

 

ワイがスパチャしたいだけとかうるさいぞ(図星)

 

「それで航輔さん?何で、アカウント教えてくれなかったんですか?」

 

「……まあ、聞かれなかったし…分からないなら別に良いかなって」

 

「それと何ですかあの大量の赤スパ、毎度の事ですけど80万ですよ80万!!最低値どうなってるんですか!?」

 

「ああ、それは投資だから」

 

「投資…?莉々華への?」

 

「そう、社長が配信を続ける様にの投資」

 

「いやあの、莉々華はそんなに配信するのに資金で困ってる訳じゃ……」

 

「まあぶっちやけ、俺が出したいだけだからそんなに気にしないでもらって」

 

何ですかその目は、ワイのスパチャに何か文句があるんすか

 

じゃあなんスか、ワイに死ねって言うんスか

 

スパチャが出来ない人生なんて、ワイにとっては便器に吐かれたタンカス同然…これが生き甲斐ィ、ってやつですかね(プロフェッショナル)

 

「航輔さん…本当、程々にしないと痛い目みますよ?」

 

「……さぁ、それは資金の話かな?」

 

「違います、その反応だと分かってますよね」

 

「ええい俺が金を出して何が悪いんじゃい、男の甲斐性ってもんだろええ?良いじゃんか出したって」

 

「開き直んなよ」

 

「ヤケクソじゃないですか……」

 

まあ実際、既に痛い目見てると言うか何と言うか…精神的に厳しい日々を送っていますともそりゃあ

 

だがそれ以上に、スパチャと言うワイにとって呼吸と同じくらいに大切な事がリアルで出来てるんだ…それでいいじゃあないか

 

現実から目を逸らすなとかうるせぇぶっ飛ばすぞ

 

「どうせ、私が何かお返ししようとしても逃げるでしょうし」

 

「航輔、それまだやってたんだ…どうにかした方が良いでしょ絶対」

 

「俺のは一方的な善意の押付けにしか過ぎない…それに返礼をされてもどんな顔して受け取ればいいか分からないし」

 

「別に航輔さんのは押しつけじゃないですよ、無理矢理でもなければ恩着せがましくもないですし」

 

「……たまにはお返しくらい受け取ればいいじゃん」

 

「そうですよ!ところ構わずそういう事するのはどうかと思いますけど、でも誰かを助けたなら良いじゃないですか!」

 

まあ確かに、あまりにも御礼を受け取らないってのも心象が悪いかもしれない

 

……あと何より、それはそれでスパチャと言う形になるのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……とでも言うと思っていたのか(豹変)

 

「だ が 断 る」

 

「えぇ!?」

 

「……はぁ」

 

「俺のモットーは『かわいいものへの投資は全力投球』、端から見返りを受ける体勢で投資などしておらんわ」

 

ワイは視聴者であり、一ファンである…そんなワイが求めるものはただ一つ、推しが元気であればそれで良い

 

精神力や、節操なぞどうでもよいのだ…最終的に、推しが元気ならばよかろうなのだァァァァァァッ

 

そんな事してるから発狂寸前まで追い詰められんだろ(自虐)

 

「まあ航輔らしいと言えばらしいんだけど」

 

「うっ、ぐっ…確かに、航輔さんに何言っても無駄なのは分かってましたけど……」

 

「そもそも俺に気を遣うこと自体が不要、俺は自分の基準に従ってかわいいへ投資(スパチャ)するのみよ」

 

「ふーん…?そうなんですか……」

 

ワイに気遣いはフヨウラ

 

て言うか社長なんか近いんですけど、気遣いは不要とは言ったけどディスタンスって大切だと思うんスわ

 

近過ぎるっピ、やめてたも^〜ワイの精神が消し飛んでまうで^

 

「あの社長、なんか近くない?」

 

「そうですか?でも航輔さん、別に気を遣わなくてもいいって言ったじゃなですか〜」

 

「この状況と気を遣わなくても良いがどう繋がるんですかね……」

 

「これでも莉々華、航輔さんに気を遣ってた方なんですよ?社長だし、航輔さんにも迷惑掛けないようしようって思ってたので」

 

「は、はぁ……それはどうも」

 

「でも航輔さんがそんな事しなくていいって言ったんですから、責任取って下さいよ?」

 

なんかそう言う言い方されるとちょっと……てか近いからもっと離れてもろて

 

舞彩さんからの視線も『うわまたかコイツ…』みたいな感じになってるから、社長なんすからもっとこう…ね?(語彙力)

 

「航輔……はぁ、まあいいや……何かもう色々と面倒臭いし」

 

「おい何スか舞彩さん、なんか言いてぇことあんスか」

 

「別に?て言うか、そんなの自分でよく分かってるでしょ」

 

「さあ、なんの事やら……」

 

「ちょっと航輔さん、今は莉々華が航輔さんと喋ってるんですけど〜?」

 

何この社長、凄いグイグイ来るやん……(戦慄)

 

こんな積極的な社長、ワイだったら死んでるね……いや、現状ワイがその相手だからほぼ死にかけてるんですけど(叙述)

 

いやーほぼしにかけましたね(白目)

 

「取り敢えずアタシはそろそろ帰るから、一条さんからこんなに貰っちゃったし…色々準備して動画と配信しないとだから」

 

「そんなに気にしなくていいよ舞彩ちゃん、私も知り合えてよかったと思ってるから!」

 

「最大限活用できるように頑張りますね一条さん、それじゃあまた今度」

 

「……じゃあ俺も、そろそろ帰らないと同居人に怒られるので」

 

「え〜、もう帰っちゃうんですか航輔さん…まあしょうがないですね、じゃあまた学園で会いましょうね」

 

学園……そう言えば、そろそろ遺物科に顔を出さないとな

 

久し振りに教授にも会っておかないと、あの人も早く遺物を持って来いって言うし…聞きたい事もあるし

 

そんなわけで、今日も元気に学園行くゾ

 

「あっ!航輔さんおはよーごさいまーす!」

 

「社長、あんまりそうやってくっ付かない方が良いと思われますけど……」

 

「何でですか?別に私と航輔さんが仲良くても誰も困りませんよ」

 

「うーん、違うそうじゃない…」

 

「こうちゃん……?」

 

「ほらね?(絶望)」

 

ご機嫌フェイスのすいちゃんもかわいい、かわいいよ(脳死)

 

でもこの状況は不味い……何が不味いって、片腕に社長が居て恐らくすいちゃんも片腕に…ほら来た

 

こうなるとどうって、両腕が柔らかいのはそうだが…種類の違う柔らかさが両サイドから襲い来る、ワイは死ぬ

 

「えっと〜…一条さん、だっけ?こうちゃんに何か御用ですか?」

 

「そんな貴女は星街さんですよね、確か航輔さんとは幼馴染とか…別に私は航輔さんとお話してただけですけど〜」

 

「話すのになんでそんな近付く必要があるのかなぁ?」

 

「え〜?別に私が航輔さんとどんな風に接していようが、星街さんには関係無くないですか〜?」

 

「はぁ?すいちゃんはこうちゃんの幼馴染なんで、全然関係ありますけど〜?」

 

ワイを挟んで修羅場を形成しないでもろて(切実)

 

何でそんなに睨み合ってるんディスか……て言うかワイ、遺物科に行かないと行けないんすけど




最近出てない子とか、出して欲しい子が居たら言ってください

私自身、書く時はフィーリングに任せて書いてるので…どうしても出るキャラが偏る時があり申す

さて、今年ももう終わり…皆様、悔いの無い様に推し活して行きましょう

それでは良いお年を
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