趣味に没頭していたらいつの間にか囲まれてたって話   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
正月休みもおわるので初投稿です

新しい年が始まって6日経ちました、もう仕事の時間だぞ全員起きろ(無慈悲)

私は今日休んで明日から沖縄にまた飛びます、慌ただし過ぎるんじゃい…こんなんじゃ小説書いてる暇がねぇやろが

今回はリクエストにて頂いたオリキャラ回になり申す

ではほんへどうぞ


遺物科には変人が多いって?ワイはただのフロムラーやぞ(遺憾)

さて、ウチの学園で学べる分野は『一般基礎』『魔法基礎』『戦闘技術』『遺物基礎』の4つ

 

その内2つを選び、受講するのがここの方式となってる

 

『一般基礎』……言わば普通科、色々とやってる

『魔法基礎』……魔法関連の知識を教えている

『戦闘技術』……基本的にはバトロイ関係の専門

『遺物基礎』……ダンジョン関連全般を取り扱う

 

ざっとこんな感じ、そしてそれぞれの分野には専用棟が用意されており…皆は棟の事を『戦闘科』とか『遺物科』と呼んでいる

 

「おお!やっと来たな志賀!お前に色々と聞きたいことがあったんだよ!」

 

「あっ!ちょっと抜け駆けしないでよ!私達だって質問したいことがあるのに!」

 

「ややっ、これは志賀殿!今回は随分と貯め込まれていたようですなぁ」

 

「はいはい後でな、教授に用が有るんだよ」

 

「ああっ…もう、ツレないわよね志賀君」

 

「まあアイツ、一度に出すレポート量が異常だからな…忙しいんだろうし、後でにするか」

 

遺物科は他科からは『変人の集まり』と称される事が多い…その理由の1つに、見た目が奇抜過ぎると言うのがある

 

今話しかけてきた男は眼帯を付けて胸にバッチを何個もぶら下げているし、もう一人の男はフルフェイスのメットに顔文字が浮かんでいる

 

女の子に至っては魔女っ子帽子に箒を持っている、今時の魔女でもそこまで古典的では無い

 

「やあ志賀君、君の出してくれたレポートなんだが…私では少し分からない所があってだね」

 

「ああ、それですか……あ、これ覚書程度に書いてる事なんであんまり気にしないで下さい」

 

「お、覚書…毎度の事ながら、君には驚かせられっぱなしだねぇ」

 

「そうでも無いですよ、この遺物に関してなら13ページの47行目を見れば分かります」

 

「ありがとう志賀君……そう言えば珍しいね、ここに居るなんて…私らとしてはもっと来て欲しいところだが」

 

「最近はダンジョンにもそんなに潜ってないので…ああ、それより古屋教授は何方に」

 

「ああ〜、あの人ならいつもと同じ様に教授室へ篭ってるよ」

 

「そうですか、ありがとうございます」

 

古屋教授はワイ専属のレポート受取人である…あの人がワイのレポートを捌き、他の教授へと流してくれているのだ

 

まあだが、今日はそれが理由では無い…少し、聞きたい事が会って来た

 

「入りますよー古屋教授」

 

「ああ、入りたまえ」

 

扉を開けた先に居たのは……ペストマスクを付けコートを着た人間、全身真っ黒で光吸収してるレベルで黒い…更に肩には人形が座っている

 

そう……遺物科は教授すら変わり者が多いのだ、だがそれにはちゃんとした理由がある

 

身に纏うもの全ては『遺物』である…遺物科とは、遺物の研究を行う場…自ら身に付けて効果を実証する為なのである

 

「私に用事かな?だが、レポートならこの間受け取っている筈だが…」

 

「いえ、少し聞きたい事があったので」

 

「……ほう、私に…かい?」

 

「そうですね……先日、不思議な夢を見ましてね…前世の夢でした、そしてその夢を見ていた俺の傍に…小さな鐘があった様です」

 

「成程……それで私に何か関係がある、と思ったのか」

 

何を隠そうこの人、ワイと同じ転生者…それも重度のフロムラー、同じ穴の狢である

 

それも今は門が閉じてしまい、二度と行くことは出来ない『古都ヤーナム』『王達が集う故郷』と呼ばれる鬼畜ダンジョンを制覇した人だ

 

……良いなーワイもダクソ3とブラボのダンジョン入りたかったわ〜このクソが(暴言)

 

「私の持つ遺物に、鐘に関する物は1つしかない…が、他者の夢へ干渉できる様な物じゃない」

 

「だけどハッキリと俺は夢で見た訳ですよ…俺の前世、過去の記憶をね」

 

「それはまた面白い……いや、1つだけ知っている…私自身が持っている訳では無いが」

 

「心当たりがあるんですか」

 

「ああ、近々起きうる未来に関連する夢を見せる…『夢見の鐘』、確かそんな遺物を聞いた事がある」

 

なにそれは……だが聞く感じ、ブラボ関連ではなさそうだな

 

しかし近々起きうる未来を見せる鐘……ワイが見た夢は前世のもの、そうなると何が起こるんだか

 

「あの遺物は実態の無い、言わば幻覚の様な物だと研究者の間では言われていたが…まさか君の所へ出るとはね」

 

「『黄金律の身体』が夢に対しては反応しない、という事が新たに分かったのでまあ良しとしますよ」

 

「君は君で遺物に対しての意欲は教授達以上だね…さて、私に聞きたい事はそれだけかな」

 

「ええ、まあ…結局あの鐘が何だったのか、そして俺の見た未来が何なのかは分かりませんが」

 

「あの遺物は文献が少な過ぎるんだ、私も正直なところ何も分からない…という事が分かっているくらいだ」

 

そう言う遺物もあるのか…遺物はダンジョン内で生成される物、詰まりは別世界の物品

 

ここの世界とは全く異なった理で動いているのだ、そんな物を完全に把握する事なんて不可能に近い

 

だがそれを解き明かそうとするのが遺物科と言うもの…総じて変態が多い訳だ、それもド級の研究者とかのな

 

「君はまだあの子に付き合っているのか?」

 

「どの子ですかそれ」

 

「ほら、食べられる遺物で料理を試みている変わり者」

 

「ああ、変わり者の中でも頭一つ出て変わってるあの子ですか…と言うか、遺物科の教授がそれを言いますか」

 

「私は自分を変わっていると思った事は無い」

 

「ペストマスクを付けて肩に人形を乗せてたら変人でしょ」

 

「ダンジョン狂いの君に言われたくないな」

 

「同じ穴の狢ですー、教授も十分に廃人ですー」

 

古屋教授に言われて少し記憶が蘇ってきた……無意識下だったから忘れていたが、そんな子が居たな確かに

 

遺物の中には食べる事によって能力を発動する物が一定数存在する、そんな遺物を使って料理を試みている子が居る

 

ただまあ、遺物とは本来食用ではないのでお察しなのだが…例えるならばはあちゃまクッキング

 

「あれは一般人に食べさせられる物じゃないからね、君にしか対処出来ないよ」

 

「見た目も味も壊滅的なうえに、食べると高確率でデバフ付きますから…劇毒の」

 

「ヤーナム以外で劇毒のデバフが見れるとは思ってもいなかったよ、と言うよりそれは最早料理スキルの所為なんじゃないか?」

 

「一概に否定は出来ませんな」

 

「遺物を使っているとは言え、という感じなのか……」

 

無意識下だったしあまり覚えてないけど、言葉には言い表せない味だったと身体が覚えている

 

発火ヤスリと雷光ヤスリを口内で擦った様な衝撃だった……正直、何の味なのかが分からない(白目)

 

「……そうだ、君には伝えておく事があった」

 

「何ですか改まって」

 

「私は暫く、教授としての活動を休止する事にした」

 

「あ、狭間の地に潜りたくなったんですね」

 

「……図星だよ、君に言われると何故か腹が立つな」

 

いやいや、同じフロムラーならば簡単に分かるだろうて……それにワイがレポートを持っていく度にウキウキしながら見ていたクセに

 

フロムラー魂が再熱したか、闘争の衝動が抑えられなくなってきたか…その両方か

 

「この歳になって思っていたんだよ、私は既に2つもの高難易度ダンジョンを踏破している…後は君を見ているだけで充分だと」

 

「自らに眠るフロムラー魂を侮って居たようですな、俺はいつ言い出すか待っていたんですがね」

 

「流石に見透されていたか…そうさ、年甲斐もなく久方振りに滾ってしまってね」

 

「それでこそフロムラーと言うものですよ…それで、後任はどうするんですか」

 

「私の助手が引き継ぐ、彼女もかなりの遺物マニアだ…それに、君のレポートのファンでもある」

 

なんやねんファンって、ただの学生が書いたレポートやぞ

 

そんな大層なモノが付かれるとワイもちょっと気にしちゃうじゃん、まあ今でさえ他の教授に流されてるからアレだけど

 

「と言うか古屋教授、助手って居たんですね」

 

「君は私を何だと思っているんだ?これでも教授なんだがね、私は」

 

「まあそうですけど……それで、狭間の地に潜ってどこまで目指すんですか」

 

「勿論、君と同じ地点…裏側も合わせてな、何年掛かるかは分からないがね」

 

「最高周回難易度の全ボス討伐ですか……俺はもう二度と御免ですよ、何かあれば聞いて下さい…とは言っても、助言なんて求めないですよね」

 

「当たり前だろう、自らの力で勝ち取る…それが高難易度ゲームの醍醐味だろう」

 

いやしかし今から始めて狭間の地、影の地両方のボスを最大周回討伐か……さてはて、何年掛かるやら

 

この人はワイと同じく黄金の精神を持っているだろうから、そんじょそこらの攻略者とは比べ物にならないとは言えだけど

 

まあでも、ブラボとダクソ3の遺物があるのか……ワイも欲しかったわクソが(直球)

 

「そう言えば古屋教授…ふと思ったんですけど、下の名前ってなんですか?」

 

「私の名前か?七泉(ななみ)だが、それがどうしたんだ」

 

「……いえ、気になっただけです」

 

この人、性別どっちなんだ?

 

声はマスクの所為でくぐもっているとは言え、かなり中性的だし…身体付きはコートで分からんし…名前もどっちも有り得そうだし

 

……まあ別にいっか、気にする様な事でもないな

 

「その反応、私の性別が気になるか」

 

「今度は俺が見透されましたか」

 

「いや何、大概私の名前を聞いてくる子はそう言う質問をしてくるからな」

 

「それで、教えてくれるんですか?」

 

「秘密だ…その方が面白いだろう?」

 

「……いや別に、俺としてはどっちでも良いんですけども」

 

「何だその反応は、つまらんな」

 

いや正味どっちでも良いしワイ……

 

本当にただ何となく思って聞いただけだし…でもそれが遺物科に変人が多いと言われる一部なのは自覚して貰いたい

 

ワイもそうだって?どこがや、ただの一般フロムラーやろが(迫真)

 

「まあ確かに、君は別の子達に夢中だからな…私の事などそこまで興味も無いか」

 

「まあ、否定は出来ないですけど…これでも古屋教授とは仲が良いと思ってますよ」

 

「ああ、私だって思ってるさ…何より同志なのだからな」

 

「……それもそうですけど」

 

「私が居なくなってもちゃんと君のレポートは後任に引き継がせるさ…なぁに、君が寂しがらない内に戻って来てやるさ」

 

「はいはいそうですね……まあ、多分無理だと思いますけど」

 

教授室を後にする……遺物科生徒からの質問攻めに遭い、かなり時間を食われてしまったな

 

ちゃっかり教授達も混ざってたけど、学生如きに教授の質問を返せてるのか不安なんですがそれは

 

「志賀殿、そう言えば料理長殿が探しておられましたぞ」

 

「え、ああ…また新作かな」

 

「志賀殿もよく食べれますなぁ…拙者、アレを一口食べただけで全身から何かが抜ける感覚に襲われ…気が付けば救護室でしたぞ」

 

「何で食べたんだよ、アレ俺以外が食べたら最悪死ぬって言ったよな」

 

「せ、拙者だって食べたくて食べたんじゃないですぞ!頼まれては断れぬ性分故に……」

 

「それはまた、災難な事で……」

 

このフルフェイスメットに絵文字が浮き上がり、気分によって絵文字が切り替わる男……喋り口調が古臭いオタクの様だが、本当にオタクである

 

まあ遺物の、が前には付くけども

 

被っている物も遺物らしい、確か感情を絵文字で表してくれる機能と…状況に応じた対応を導き出しメット内に表示してくれるとか

 

「……ぬおっ!?で、では拙者はこれで失礼いたしますぞ!」

 

「絶対なんか見えただろメット内に…便利だよな、あの遺物……俺も欲しいわ」

 

「あ〜!やっ〜と見つけたよしがこう!」

 

「料理長……あんまり会いたくはなかったけど、久しぶ…」

 

遺物科で『料理長』の渾名を持つ人物は一人しか居ない…食べれる遺物を使い、幾つもの絶命料理を作り出した人物だ

 

それ最早、人工遺物なんじゃないかと思う

 

さて、先程ワイはその料理が例えるならば……と言う話をしただろう

 

「ああ〜……えっと、お久し振り?」

 

「ん〜?なによ、何か今日のしがこう…いつもより変じゃない?」

 

「いや、別に変ではないんだけども…」

 

「それよりさ!新しい料理のインスピレーションが湧いたの!ちょっと付き合って!」

 

「ああ、うす」

 

まさか本当に、はあちゃま本人だとは思わなんだ…と言うか誰がそんなの分かるんだよいい加減にしろ(激憤)

 

気持ち久し振りだな無意識、また会ったな……ワイはもう二度と会いたくなかったんだがな

 

て事はリアルはあちゃまクッキングを食べてたって、コトォ?よく死ななかったなワイ…褒めてやりたいところだ

 

流石に推しの料理でも、アレは食べたくはないわ…まあ頼まれちゃったら食べるのがワイの性ってもんなんすけども




はあちゃま、何も遺物で料理なんてしなくても……(おまいう)

どこにいても壊滅的な料理を作るのに定評があるはあちゃまなんですね、これが悟りと言うものなのです

オリキャラはまだまだ募集していますので、リクボまでお願いしますね…しますね(二回目)

ではでは、またお会いしましょう
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