乙女ゲーの世界で『ウェイクアップ』と叫んだ男   作:R1zA

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女性陣の誰か(リビアとか)にガンソード3話のパロをやらせようと思いつくも、楽曲コードのみで良いのかと思っている間に三日が過ぎていました。

つまり私達にラッキーは無いです(謎)


ep.XⅣ「一時の別れ」

 

 

 時に恋愛は、破滅への引き金となる。

 相手を愛してしまったが故に、周囲の言葉が聞こえないほど盲目的になり、終いにはその人しか見えずになる。

 今回の騒動は、奇しくもその対象が皇子達五人だったというだけの話。

 

 そしてリオンと共に俺達二人は、決闘翌日から始まった夏休みを利用して、今回の騒動の当事者の一人であるアンジェリカの実家―――レッドグレイブ公爵家に参った次第。

 

 

「さて、事情は理解した。それで、この私に君の後始末をしろというのかね?」

 

 

 当主のヴィンス殿と、嫡子のギルバート殿が険しい目つきで俺達を見ていた。

 爺さん達の言伝によれば、家ぐるみでは無いがヴィンス殿との個人的な交流はあったらしい。

 リオンは確かに尻拭いを頼み込みに来たのだが、俺の場合は違う。

 

 片膝立ちになり姿勢を正す。

 

 

「自分では王宮に何の伝もありません。これでは何も出来ない状況です。資金の方は白金貨を用意いたしました」

「自分は最低限の伝手ならあります。だから今回は、違う派閥の身でありながら今回の件に介入したことへの詫びを入れに参りました」

 

 後ろに大量に積み上げられた白金貨の山は、全て先日の賭けで稼いだ分である。

 全財産を出したリオンとは違い、俺はその場の手持ちしか入れてないので、稼いだ金額も数億ディア程度。

 それでも十分多いことに変わりはないが、稼ぎ方が稼ぎ方なので保管するのもちょっと憚られる。

 

 

 なので今回は、迷惑料として全額渡すことにした訳だ。

 だからあの白金貨の山の内の、3割ほどは俺が出した分と言うことになる。

 まあ俺の命くらいなら、幾ら周りとの関わりが薄いとはいえども、爺さん達の持つ強固な伝手が十分なんとかしてくれる範囲に収まるだろう。

 辺境とはいえ、一応王宮内の派閥は常に中立でいるエルブレイブが、俺の不手際で何処かの派閥へと借りを作るわけにはいかないのだ。

 

 

 俺たちに向かって何かを言おうとしたギルバート殿を、ヴィンス殿が手で制した。

 

 

「成り上がりの男爵二人にしてはよくかき集めたものだ。 確かに宮廷工作には金がかかる。娘の決闘代理人だ。ひとまずバルトファルト男爵は最低限の面倒を見よう。だが、あれもこれも守れと言われても困る。エルブレイブ男爵の発言の繰り返しになるが、君達は私の寄子ではないし、同じ派閥の仲間でもない。娘の短慮に付き合わせたが、言い換えれば首を突っ込んだのは君の方だからね」

「はい。分かっています。自分の命、そして家族に責任が及ばないようにしていただきたいのです」

 

 

 本来ならば、無関係の俺達が手を出すべきでは無い。

 そういうニュアンスがヴィンス殿の発言に込められていたが、横に居るリオンはそれを肯定し、家族と自身の身の安全を求めた。

 

 ヴィンス殿が机の上で指を組んでいた。

 

 

「……名誉は既に地に落ちた。次は地位を捨てると?」

「与えられるはずだった爵位と騎士の称号は返上します」

「同じく爵位と騎士の称号は返上します。自分の様な者には相応しくありません」

 

 

 大金と爵位に騎士の称号。

 リオンはこれらを対価に、今回の一件を見逃してくださいと頼み込んでいるのだ。

 俺はヴィンス殿に助命嘆願してる訳でもないので、俺の爵位及び騎士の称号返還は取引ではなくある種の報告に近い。

 でも今の自分にあった所で碌なメリットが無い、というのが正直な本音でもある。

 

 

 ぶっちゃけ爵位とか要らない。

 

 

「一つ聞きたい。君の……君達の本当の目的は何だ? それだけの力があるのなら、あの場をやり過ごして立身出世も可能だったはずだ。一代で子爵家にまで上り詰めた可能性だってあるだろう。それを捨ててまで何がしたかったのか気になる」

 

 

 ギルバート殿がそう俺達に問い掛けてくる。

 ……だが理由と言われても、正直気に食わなかっただとかムカついた以外の理由がこれっぽっちも無い。

 ソレをそのまま馬鹿正直に言うのもアレなので、少々ぼかして言うことにする。

 

 

「大層な理由はありません。自分の短慮さが招いた結果ですよ、これは。あの五人の行動が目に余ったから、それだけの事です」

 

 リオンもそれっぽい事を言っていた。

 妙にキラキラとした笑みを浮かべており、明らかな建前だというのは直ぐに察することが出来たが。

 

 

「あのまま女に騙される殿下を放置できませんでした。国のため、ですかね。誰かがやるべきだと思っただけです」

 

 

 それを聞いたヴィンス殿は、こちらを見て愉快そうに笑みを浮かべていた。

 はい自分嘘ついて無いですよ。

 嘘ついてるの横の人ですよー。この人学園生活に嫌気が差して半分八つ当たりで皇子たちボコったんですからね。

 

 

「それが本心なら立派なことだ。だが、確かに遊びならまだしも本気では困る。おかげで宮廷や名門貴族たちは大慌てだよ。レッドグレイブ家はアンジェと殿下の婚約も正式に解消した」

 

 婚約破棄……話し合いは失敗したのか。

 まあ向こうがあれほど本気になっているのだから、薄々無理だとは分かっていたが。

 でもそれなら……

 

 

「差し支えなければ、緑……ジルク達はどうなったのか教えて頂けますでしょうか」

「おそらくは、どの家も婚約破棄になるだろう。殿下は以前から婚約破棄の打診をしていた。他の四人もおそらくは、同じだろう。それに―――アレに娘は相応しくない。そうは思わないかね?」

 

 

 何とも言えない話題を振ってこないで頂きたい。

 一応自分達はまだ学生なのだから、そちらの望む返答なんて出来やしない。

 故にここは本音で返す方がマシだ。

 

 

「自分が彼女達の関係に口を挟む資格は無いでしょうが……。この一件をこれから先の糧にして頂ければ幸いです」

「確かに、二人の関係は自分が口にすることではありません。ですが個人的には学園でこれから学んで欲しいと思っています。立派な王になって欲しいですね」

「……そうか。話は変わるが、リオンくんには一つ頼みがある」

 

 頼みとやらはリオンだけにか?

 なら俺はもうお役御免で帰ってヨシ!なのだろうか。

 そのことを訪ねてみる。

 

 

「あの、お邪魔でしょうか。もしそうならこの辺で……」

「いや、そこまで大した事ではない。ついでに聞いていってくれても構わないよ」

 

 

 ……聞いていっても良いらしい。

 そう言われると、こちらとしては寧ろ「そうですか、それでは」と言った感じで帰ると角が立つので、実質選択肢が聞く一択なんだよなぁ。

 全く持って世知辛い。

 

 

「なんでしょう?」

「娘のことだ。今回の一件、随分と堪えているらしい。やつれて元気がないのは親としても見ていられない。手頃な田舎に休養に出したかったが、家の事情で少々立て込んでいるのでね」

 

 

 ……割と大した事な気がする。

 まあ俺も一応代理人を務めたから、それくらいなら今までの話で既に推察していると思ったのだろうか。

 とりあえず、彼女をどこか手の届かない場所で休養させたくて、丁度都合が良いのがバルトファルト領だったのだろう。

 

 

「君の実家は条件が良い。是非とも帰り際に連れて行ってもらおうと思ってね。世話役を数人つける」

「え、あ……は、はい!」

「ありがたい。では二人共、下がりなさい」

「「失礼しました」」

 

 

 緊張し続けていた気持ちが緩んだのか、リオンが部屋から出て直ぐに大きな溜め息を吐く。

 今まであった重石が無くなったかのようなその表情は、何処か晴れやかだった。

 

 

「――これで、あの腐った学園生活からもおさらばか」

 

 

 リオンの言う通り、夏休み明けには俺達は退学。

 爵位と騎士の称号も過去の物となり、表舞台からは恐らく完全にフェードアウトする。

 これからは晴れて親の臑齧りだ。

 

 

「なあ、お前はこれからどうするんだ?」

「……まぁ、このまま行けば冒険者か? 昔考えたように、なんのアテもなく世界中を旅するのも良いな。お前は?」

「俺は当初の予定通り、あの浮島でのんびりモブらしいスローライフを過ごすよ。原作も今回の件できっと良い感じになると思うし、ルクシオンがもう島の整備は終わってるって言ってたからな。もし路頭に迷ったらうちに来いよ。お馬鹿な貴族様から取った金で雇ってやるから」

「ハハ、それは傑作だな」

 

 

 将来について互いに考えながら、薄暗い廊下を歩く。

 互いの顔を見ることはなく、ただ只管に前を向く。

 ただ、客観的に見ればきっと俺達は一回り背中が縮んだように見えているだろう。

 多分今、少し情けない顔をしているから。

 

 

 今は遠い夢のように、学園生活を思い出す。

 はっきりと思い出そうと考えれば考えるほど、つかみどころなくぼやけてゆく自身の記憶の頼りなさが情けない。

 ぶっちゃけると大体覚えて無かった。

 

 

 まあ、記憶に残る出来事は幾つもあったが。

 

 

 リオンも俺と同じく学園での生活を思い返しているようで、何処となくセンチメンタルになっているのが発する雰囲気で分かった。

 呟くようにして俺に尋ねてくる。

 

 

「なあ」

「……何だ」

「俺達、意外と学園での生活を楽しんでいたんだな」

「……そうだな」

 

 

 勿論あの選択に後悔はしていない。

 ただ、今までの様に友達と楽しく過ごす事が出来なくなると思うと、少し寂しいと思っただけだ。

 

 

 屋敷から出るときに、ここの使用人に預かってもらっていたテンガロンハットを受け取り、目深に被る。

 今ではすっかり被り慣れた物で、これをつけている時の方が落ち着くのだ。

 

「またな」

「おう」

 

 俺達は別れの言葉と共にハイタッチをして、別方向へと歩き出した。

 リオンはロストアイテムの一つの偽装船【パルトナー】に、俺は特殊(エルドラ)輸送艦【ルクススペイ】へと乗り込み、各々の実家へと飛び立った。

 

 

 ……運が良ければまた会える、か。

 

 

 今考えると、結構良い言葉だ。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 二人が去った後の執務室。

 ギルバートがヴィンスに視線を向けた。

 

 

「父上、どう思われますか?」

「お前の言ったとおりだ。自分のことだけを考えているお利口な子供なら、黙ってその場で静観しただろう。実際、そういう子は多いのではないかな?」

 

 

 そう笑って言うヴィンスは、ギルバートと共に二人が用意した白金貨の山に目を向ける。

 公爵家である彼等には見慣れた程度の額ではあったが、それでもかなりの巨額であることに変わりはない。

 

 

「……随分な大金を用意しましたね」

「地位も名誉も捨てて殿下を諫めた。立派な覚悟ではないか。それに引き換え、乳兄弟のご機嫌取りはいかんな。本来はアレが殿下を諫めるべきだった。それにしても、学園というのは今も昔も問題が多い。世間知らずの子供が多すぎる」

 

 

 名目上、学園では皆を平等に扱うことになっている。

 実際それは到底無理な話であり、だからこそ今回のような事件が起きたとも言える。

 

 言うなれば彼処は箱庭だ。

 世間知らずの愚か者だけが集まった、という情けない前提の上での物だが。

 あの時公爵家を見限った者たちは、実家で公爵家に喧嘩を売ったという意味を知ることになるだろう。

 

 

「まぁ、他にやり方はいくらでもあったように思いますけどね」

「そうか? なかなか愉快な話じゃないか。決闘を申し込んだアンジェは浅はかだったと思うが、誰もが敵となり助けない状況で名乗りを上げる……美談ではないかな? エルブレイブの次男も、ある意味本来の責務を果たしたと言えるだろう。騎士とはそうあるべきだな。表向きは、だが」

 

 そう意味深に呟くヴィンスに対して、ギルバートは率直に真意を問う。

 

 

「どうされるおつもりですか?」

「娘の恩人だ。尻拭いくらいしてやろう。それに、だ。お前も頼りになる家がある方が良いだろう。取り込めば、レッドグレイブ家は安泰だと思わないか? 今回の一件で、いくつかの家は頼りにならないとハッキリしたからな」

 

 

 二人が窓の外を見る。

 その先には、七百メートルを超える飛行船と、二百メートル程度の飛行船が二隻浮かんでいた。

 大きい方の飛行船は、見たこともない作りも気になるが、ダンジョンで発見したロストアイテムというのが二人の心に響く。

 

 そして小さい方の飛行船はロストアイテムでは無いものの、彼らのような詳細を知る者にとっては、息を呑む程の畏怖を抱かざるを得ない代物だった。

 

 

 冒険者が尊ばれる世界。

 ロストアイテムを手に入れたリオンやヴァンの功績は男子にとって憧れである。

 そしてヴァンの乗っていた飛行船は、貴族にとってはまさに王国の力の象徴とも言える【希望の光】であると同時に、一部の人物達からは絶望の象徴でもあった。

 

 

「名門貴族の男子を容易に倒した実力は高く買います。ですが、どこまで取り込むおつもりですか? 当家の関係者で年頃の娘を用意しますか?」

「それもいいが少し弱いな。耳ざとい連中や目端の利く連中なら喉から手が出るほどに欲しがるだろう。特にエルブレイブは王家の直属……実質的な中立だ。当然私達以外にも、宮廷の殆どの貴族が取り込みたいと考えている筈だ。あちらには過度な干渉は避けておこう」

 

 ヴィンスが顎に手を当てて思案する。

 宮廷に出張って来れるだけの畏怖は集めているものの、彼等は現在地方領主であることに変わりはない。

 故にどれだけ誘いを受けても、王宮内の派閥の何処にも属そうとはせず、王家からの通達でも来ない限りはこちらに干渉もしてこない。

 他の貴族達も、態々龍の尾を踏むような愚行を犯す気も無いので、同じ世代の英雄である彼等には無干渉が暗黙の了解と化していた。

 

 

「まずは尻拭いからにしよう。宮廷に行く。領地はお前に任せるぞ」

 

 これは好機であった。

 リオンを取り込む事が出来れば、友人であるヴァン個人はなし崩し的にこちら側の立場となるだろう。

 先代当主とは個人的交友もあるが故、多少借りを作っておいて損は無い。

 ヴィンスは立ち上がると、本気で宮廷工作に乗り出すことにした。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 飛行船で家路を辿り、自領へと帰宅する。

 手紙で報告をして「大丈夫だ、お前の思うままにしろ!」とお墨付きを貰っていたとはいえ、多分退学になったのは事実。

 飛行船から降りた港から自宅までの路を辿る足取りが、やけに重く感じられた。

 

 

「ただいま」

「あら、おかえりなさい」

 

 

 ガチャリと鍵をまわして、扉を開ける。

 数ヶ月ぶりの自宅に懐かしさを覚えるが、自分の行いで迷惑を掛けたと考えると妙に気まずいものを感じて、自宅とは思えない程に居心地が悪い。

 それでも何時も通りに接してくれる、母という存在のありがたみを改めて感じた。

 

 

「兄貴は?」

「ここには居ないわ。婚約者さんの実家にお邪魔しているみたい。お父さんは忙しいからって、最近は部屋に籠もっているわ」

「そうか……」

 

 

 兄貴の方は置いておくとして、親父の方は間違いなく俺関連の事柄だろう。

 間違いなく王都などの各所から連絡がくる筈なので、その対応に追われているらしい。

 

 

「あとお爺ちゃんは―――」

 

 

 母さんが最後まで言い切る前に、背後から背中をバシンと大きな音を響かせて叩かれる。

 意識外から突然訪れた痛みに驚き、反射的に身体ごと後ろに振り返ると、そこには悠然と立つ爺さんの姿が。

 

 

「どうしたヴァン。折角久し振りに帰ってきたと思ったらそんな辛気臭い顔をしおって」

「爺さん……退学になったからな。今の俺は無職のヴァンになっちまった訳だ」

「ほう、そうか。……それで?お前はこうなったことを後悔しているのか?」

「いや、それはない」

 

 

 あれだけ互いが自分の思うままに好き勝手やっておいて、今更それを無かった事にしたいと考えるのは、あの決闘に関わった全ての人を侮辱する事に繋がる。

 友達との一時の別れに空漠とした思いを抱えはしたが、俺がしているのは後悔なんかじゃない。

 それだけは自信を持って言える。

 

 俺がそう言うと、爺さんはニヤリと笑う。

 

 

「なら、それが答えだ」

 

 

 その言葉が、快哉を呼んだ。

 さっきまで馬鹿みたいにウジウジしていたのが情けなく思えてきて、頭の中の霧が晴れる様な気がした。

 まあ、態々ここまで言って貰ったのだから―――

 

 

「あー、降参だよ。やっぱいつも通りが一番だわ」

「そうだ、漢ならそんな小さな事で悩むんじゃない。よし、ついて来い。改めてお前に鎧乗りの極意を教えてやろう!!」

「え」

 

 

 抵抗する間もなく、肩を組まれて連れ出される。

 学園に通う前と同じ、何時もの日常。

 面倒で騒がしくはあったが、決して憂鬱でもないし嫌でもない、そんな生活。

 

 

 ―――やっぱり、普通が一番なのか。

 

 

 簡単なようで、それを手に入れるのは難しい。

 短くもも濃密なあの数ヶ月は、俺の中で一つの答えを得る経験と糧になった。

 

 

 きっとこれからは今まで通りの生活に戻っていくのだと、そう思っていた。

 まあ―――およそ一週間後に、王都からの使者を出迎えることになるまではの話だったのだが。

 

 

 

 

 




めっちゃいい感じに別れてる様に見える。
でも次話で普通にリオンとも会うし、学園にも戻ることになるっていうね(ネタバレ)。


それでは、前回高評価をしてくださった

【☆9】
全部中途半端な自分さん、こひまるさん、RX-93さん、A-kiさん、パンデモニウムさん


ありがとうございますm(_ _)m

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返信が遅くなる傾向にあり
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