本編の月の輝きをの中の番外編になります。二作目になりますので、コメントなどよろしくお願いします。
第一話
これは、TRINITYAiLEが琴乃とのライブバトルに
敗れた後の話…
〜星見プロ事務所内〜
牧野は、トリエルの3人にある提案をしていた。
「休暇ですか?」
「そうだ、君たちは、いままで、お休みなしで、ライブやレッスン、イベントをやってきてもらった、だから、たまには、オフにするべきだと思って。」
「それは、嬉しいですけど、いまの私たちに止まっている暇なんて…」
「だからだよ。瑠依さん。君たちは、今日この日まで、頑張ってきた。確かにレッスンをしないという意味は、瑠依さんやみなさんにとっては、嫌かもしれない、けど、オフの中からでも何か見つかるんじゃないかと俺は思っている。」
「お気持ちは、すごく嬉しいのですが…」
すると優が瑠依に一言
「ええやんか〜!瑠依ちゃん、わたしら、ずっと3人で頑張ってきたし、思い出つくろやぁ〜」
優が瑠依の肩を掴んで揺らした。
「ちょっと優、そんなに揺らさないで、でも、ここで止まったら…」
「瑠依ちゃんの気持ちはわかるで。けど、ここは、ご好意に甘えよ?それに…」
優はちらっとすみれを見た。実際、あのライブ後一番、ダメージを受けていたのは、すみれだった…レッスンやお仕事でのミスもあった…そしてなにより心へのダメージもあるのか、彼女は、前のように笑顔を見せなくなっていた。
瑠依がすみれを見て、牧野に伝える。
「……そうね。マネージャーさん、その提案をありがたく受けさせてもらいます。」
「わかりました。では、オフの経費などは、こちらで準備しますので、何か決まりましたら、教えてください。」
「はーい!マネージャーが泣くまで、うちらは心を癒してきます〜!すみれちゃん、楽しみやな」
「えっ、あ、うん、そ、そうだね…」
こうして、先に優とすみれが事務所から出て行った。瑠依も追いかけようとすると。
「瑠依さん。」
牧野は瑠依を呼んだ。すると瑠依は。
「大丈夫ですよ。すみれはこんなところで止まっている子じゃありませんから。大丈夫です。それじゃあ、後ほどなにか、決まりましたら、連絡しますね」
瑠依は、お辞儀をして、事務所を後にした。トリエルが事務所から出たあと、牧野は、パソコンのとある企画書をみて、心の中で3人への想いを願った。
「3人とも提案にのってくれて、よかった。これでなにか、立ち直るきっかけになればいいんだが。」
事務所を出たあと、瑠依のスマホにメールが届いた。
「誰からだろう?って優じゃない。」
優からのメールの内容は、「愛しの瑠依ちゃんへいつもの場所で、待ってるから早よ3人でオフのこと話そうやぁ〜、ほな、急いでなぁ〜」
「いつもの場所?ってまさか!」
瑠依は、優のメールを見て、走り出した。向かった先は、瑠依の部屋だった。
扉を開けると、瑠依の予想が合っていたのか、二人は瑠依の部屋で定番の鍋をしていた。
「あっおかえり〜、ちょうど鍋できたで〜!」
「やっぱり、ここだったのね、もう。」
「ええやんか〜、うちらの話せる場所は、ここなんやし〜。」
優は、話しながら箸とお椀を配った。
「さぁ、できたことやし食べよかぁ〜」
「……そうね、食べましょうか。すみれも食べるでしょ?」
「あっ、うん…」
「はい、すみれちゃん、ほらほら、たくさん食べて、元気出してな!」
優は、お椀から溢れるぐらいの量を持って、すみれに渡した。
「優ちゃん、こんなに食べれないよ」
「あかん、食べやな、それに瑠依ちゃん見てみ」
「ちょっと、優。わたしのお椀の中野菜しかないのだけれど…」
「えぇー!だって、最近瑠依ちゃんお腹まわり気にしてたやん。」
「優!まさか見ていたの!?!」
「なんの話やかぁ〜、さっぱりやわぁ〜」
すると瑠依が優のほっぺを掴んだ。
「その記憶を消しなさい?私が怒らないうちにね?」
「いや〜いいお腹やったわぁ〜って、いたたた、ご、ごめんやて、瑠依ちゃん、忘れる!忘れるから許してやぁ〜!」
そのやりとりをみて、すみれは、少し笑った。
「ふふっ、瑠依ちゃんもそういうことあるんだね。」
それを見た瑠依、優は少し安心したのか、二人とも笑顔になった。
「私だって、そういうことぐらいあるだからけど、優?次は許さないからね?」
「ご、ごめんなさい〜。(あかん、やっぱり、瑠依ちゃんを怒らすとえらい目にあうわ。次からは、完璧にバレやん方法でやらんとな)」
3人は、楽しく鍋を食べていると瑠依がオフのことを話す。
「そういえば、休暇はどうする??」
「せやなー、せっかくやし、3人で旅行したいな、すみれちゃんは、行きたいところないの?」
「私?!私は、二人と行けるならどこでもいいよ…」
瑠依と優は、目が合い心の中で会話してるように通じ合った。
「(やっぱり、まだ、すみれちゃんは、完全には、元気になってないな)」
「(そうね、ここは、私たちがなんとしないとね)」
「せ、せやぁ〜、ほんなら、海外とかは、どうやろー?」
「か、海外!?い、いいわね〜、私もたまには、海外に行ってみたいわね」
二人は、誰が見てもわかるぐらいの、ぎこちない会話をしていた。それを見たすみれは。
「海外?たしかにいいかもしれないけど、私パスポート持ってないし、それに瑠依ちゃんたちもないよね?」
すみれの目線に2人は思わず負けてしまい
「あ、はい。」
「けど、ハワイとかいってみたいかなぁ。」
すかさず、優が。
「そ、それや!私もハワイ行きたいわぁ〜ね!瑠依ちゃん!」
「いやでも、パスポートが…」
「そんなん、取りに行けばいい話やん!すみれちゃんもいいよね?」
「えっ、あ、うん。」
こうして、半ば強引にトリエルの三人は、ハワイに旅行することになった
ハワイ旅行に行くことになり今後の展開を考えるのが楽しみです。また脱字や誤字がありましたら、遠慮なくよろしくお願いします!