一体いつからサッカーに筋肉が必要ないと錯覚していた? 作:リーリンリーリン
処女作です。
どうぞ。
1.転生特典無しってマジ?
グゥ~
静寂な部屋の中腹の音が鳴り響く。
(・・・コンビニ行くか)
己の空腹を満たすべく、俺は近くのコンビニへと向かう。
こっちに引っ越してほぼ毎日通ってる。
故に毎日同じ道を飽きずに通い続ける。
「毎度っす!〜レシートは・・・要らないッスよね?」
「おう」
おかげでバイトの人とそれなりに仲良くなった。
たまに飲みに誘われるくらい。
「?ブルーロック新巻出てるじゃねぇか」
「そうっすよ!俺はもう読みましたが今回パネぇっすわ!」
・・・ここまで言われたら読みたくなるに決まってる。
「あざっした〜」
食品とついでにブルーロックの新巻も買ってしまった。
まぁ別に無駄使いはしてないぞ?
こいつも今の俺にとっては必需品なのだ。
新巻を楽しみに、俺はいつものようにアパートへと帰る。
それが俺の日常だ。
ォォォ
俺の日常だ
ブォォォ
俺の日常…
ブォォォォォォォ
だった
プップゥゥゥゥゥゥ
「え?」
けたたましいクラクションの音が俺の耳に鳴り響く。
瞬間経験したことのない衝撃が襲う。
「がっ……はッ……」
地面に激しく叩きつけられ、次に想像を絶する痛みが俺を襲った。
(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い)
頭の中で何度もそう繰り返す。
気付けば辺りに何やら赤い液体が広がっていた。
それが自分の血だと理解するまでそれほど時間はかからなかった。
少し頭を動かすと視界にトラックの運転手が慌ててどこかへ逃げて行く姿が見えた。
まぁ普通そうだよな…
捕まって人生台無しにしたくないもんな…
そんな考えをする頃には痛みは何故か感じない・・・
きっと脳内で大量のドーパミンが溢れ出て痛みを緩和しているのだろう・・・
(あぁ・・・メッチャ眠みぃ・・・)
激しく意識が朦朧としてくる。
これはあれだ・・・
俺・・・死ぬんだ・・・
俺の意識はプツリと途切れた。
『あ。きたきた〜。おーい。起きろ〜』
何とも軽い口調で俺は覚醒させられる。
『おはよう〜。調子はどう?』
良い訳あるか。
俺はさっき死んで・・・てかここどこ!?
辺りは何もない空間。
そしてこの訳の分からない頭に直接語りかけるような声。
「アンタ誰だ?」
『ヒミツ』
表情の、というより顔の全く見えないコイツはそう答える。コイツが噂に聞く神なのかそれとも悪魔なのか。
まぁ今は現状を理解するのが先だ。
「俺は・・・死んだのか?」
『そうだよ。君の身体はすでに消滅しちゃったね』
やっぱりな。
となると今の俺は魂だけの存在ってやつか・・・
『・・・君随分落ち着いてるね・・・』
「まぁ死んだしな・・・特に慌てる必要ないだろ?」
『ふ〜ん』
と気の抜けたような返事をソイツはする。
「俺はこれからどうなるんだ?」
『そうだねぇ〜君はこれから次なる世界で新たな生を授かるんだよ〜』
次なる世界?生を授かる?
『君達の世界で言う転生ってやつだね』
転生って漫画とかでよくあるあれか?
「ちなみにどんな世界に飛ばされるんだ?」
『それはお楽しみ』
ランダムかよ・・・
まぁ特別行きたい所もないしいいんだが・・・
おっと。転生するならあれについても聞いておこう。
「ちなみに転生の際のチート特典とかは?」
『そんなもんないよ。じゃあ行ってらっしゃ〜い』
は?
瞬間俺の視界は一気に変貌した。
オギャァァァァァァ
「あなた。生まれたわ」
「おう!!遂に生まれたか!!我が息子よ!!」
一人の女性と大柄な男の姿が見えた。
「しぃぃぃ。あまり大声出すと泣いちゃうわよ」
「う・・・すまん・・・」
俺は今世で
あとついで
※悲報
俺転生特典ゼロで転生させられる。
さてどうするか・・・
ぶっちゃけるこの世界がどの世界なのか今のところ分からない。
映画か漫画、もしくは全く知らない異世界なのかも・・・
まぁけど外の様子を見る感じファンタジーの世界というのは無い。
一般的な住宅街に公園・ビルも見える。
むしろ俺がいた日本の現代社会そのものがそこにあった。
(となると剣でモンスターを倒すなどの世界ではないな。本当にただ単に記憶引き継ぎの現世に生まれ変わっただけか?)
近くのカレンダーを確認する。
西暦は2002年。
未来ではない。
となるとやはり限りなく前世に近い異世界に転生したという説が妥当だろう。
何はともあれ、これから第二の人生を謳歌すべく俺は・・・
「ふぅ・・・ふぅ・・・だぁ・・・!」
「よし!いいぞ!筋夫!まだ生後4ヶ月で腕立て伏せが出来るとは!流石は俺の息子だ!!」
絶賛筋トレをさせられております。いやなんで!?
筋骨隆々の父が日体大出身でもあることから俺はまだ0歳の身でありながら鍛えさせられている。
「けれど・・・こんな歳から筋トレなんて始めさせたら成長が阻害されないかしら?」
確かに。
身長伸びないんじゃ・・・
「心配は無用だ!!自重トレーニングであれば幼少の頃から始めても骨に影響は与えない!むしろトレーニングをすることで成長ホルモンが分泌され体はどんどん大きくなって行くぞ!!」
なるほど。
流石は現役スポーツトレーナーだ。
「まぁ!!それなら頑張って貰わなくちゃね!そのためにもいっぱい栄養を与えましょう!」
父の言葉に母は感化され俺はたくさん飯も食うようになった。
はっきり言ってメチャクチャしんどい・・・
俺まだ0歳やぞ?死ぬって!
前世がほぼ帰宅部だった俺にとって筋トレとは地獄に等しいものだった。
そう考えてる時期が俺にもありました。
5年後
「ふっふっふっ!よし!ラスト!!」
「うぉぉぉぉ!!しゃぁぁ!」
父から貰ったタオルをもらい、汗を拭く。
「ふむ・・・その歳で自重懸垂を42回、腕立て伏せを78回、腹筋を67回、スクワットを128回もするとは。流石の俺も驚いたぞ筋夫よ」
自宅に貼り付けられている大きな鏡に映る自身の身体。
5歳児とは思えないほど逞しい美体がそこにあった。
「へへっ!いいかんじだな!」ムキッ
キッチリと父から教わったポージングを鏡に向けて決める。
すっかり筋トレワールドに俺はのめり込んでしまったのだ。
幼稚園児の先生が心配するほどに・・・
「その歳でそれほどの筋肉量を持つのだ。どうだ?何かスポーツをして見る気はないか?」
「スポーツかぁ〜。とうさんはなにがいいとおもう?」
「ふむ・・・お前の場合下半身の筋力が特に優れている。単純だが足を使うスポーツが良いと思うぞ?」
脚を使うか・・・
ならば
「おれサッカーしたい!」
「ほう・・・サッカーか・・・確かに理に適っているな!よし!母さん!!今日から筋夫はサッカーを始めるぞ!!」
「あらサッカーね!いいじゃない!今世界的に人気のスポーツね!」
母さんもかなり前向きに検討してくれた。
こんなことを言うのも何だが、この二人がこの世界の親で良かった。
「あぁ!!
あれ?
そのチーム達どこかで聞いたことがあるような・・・
「最近だとフランスの
「あぁ!ノエル・ノアはいずれ世界一のストライカーになるとされている男だな!!」
あ〜。
確信した。
これブルーロックの世界やん・・・
※悲報2
ブルーロックの世界で俺はサッカーを始めてしまう。
こんな感じの文章です。
駄文かもしれませんがこんな感じで続けて執筆していきたいと思っています。
感想なども書いてくれると凄いモチベ上ります。
奪敵決戦(ライバルリーバトル)誰と組ませる?
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馬狼
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國神
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時光
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オシャ(蟻生)
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凛
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氷織
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黒奈
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潔
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凪
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その他