一体いつからサッカーに筋肉が必要ないと錯覚していた?   作:リーリンリーリン

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お気に入りが320件・・・・だとッ!?
俺は夢でも見ているのか・・・?
みなさん本当にありがとぉぉぉぉぉぉございまぁぁぁぁす!!
ありがた~い感想や誤字修正もしてくださった心優しき方々に感謝!!


4.誓い

 

 

チュン チュン

 

朝を知らせる鳥のさえずり。

 

「ふわぁ~・・・・よく寝たぁ~」

 

目覚まし時計なしで、俺は自然と朝を迎える。

 

 

5:30 起床

 

「ゴクッ・・・ゴクッ・・・うま」

 

まず朝起きてやることは、すぐ身体に栄養素を送り込むためにアミノ酸ドリンクを飲む。

そしてヨガで身体をほぐした後、熱いシャワーを浴びる。

熱いシャワーを浴びることで交感神経が刺激され、活動モードへ切り替わるのだ。

 

「今日の味付けは照り焼き風にしようっと♪」

 

その後朝食を食べる。

毎度の食事には必ず鶏胸肉やささみが入る。

理由はタンパク質が豊富で値段も安いからだ。

しかし毎日も食べていると飽きがやってくる。

だから味付けに工夫が大切なのだ。

それに加えて卵や野菜、お米などを加えてバランスを調整する。

両親にはできるだけ朝の負担をさせぬよう、朝ご飯はいつも自分で作っている。

 

「ごちそうさまでした」

 

これらはすべて筋肉を成長させるために必要なモーニングルーティンだ。

かれこれ10年近く継続できている。

 

「行ってきます」

「行ってらっしゃい」

 

 

6:45 出発

 

 

そして自転車で学校までゴー♪

高校に入学して少し遠くはなったが俺には関係ない。

むしろチャリで脚と心肺機能を鍛えれて一石二鳥・・・いや、この場合一石三鳥だな!

というかいつの間に高校入学したんだよ!?と突っ込まれるかもしれないが、中学2年と3年は今までとほぼ変わらぬ日常だったさ。

2年目、3年目はともに全中優勝した。

唯一の誤算はまさか俺がキャプテンに選ばれるなんて思ってもみなかった事だ。

だから俺はキャプテンとして、チームを勝利へ導くために筋トレを布教することで強化に役立たせた。

世間では堀出中=フィジカル最強校ってイメージされるようになった。

まぁ小学校から何度も中学生相手と戦ってきたんだ。

俺からすればそこら辺の中学生は小さな子供みたいな感じ。

そうして中学V3を遂げて無事卒業し、今に至るというわけだ。

 

 

 

 

7:20 学校到着

 

 

「よっ!増瑠!相変わらず朝早いな!」

「おはようございます先輩!先輩も早いですね!」

「朝練だ。そっちもか?」

「はい!」

「よし!だったら一緒にやろうぜ!!」

「いいんですか!?じゃあお言葉に甘えて」

 

 

こんな感じで部活動の先輩とは良好な関係を築けている。

朝学校にきて部室に行き、シュートとドリブル練習。

加えてディフェンス練習や壁当てでのパス・トラップといった基礎練習を朝練でほぼ毎日行う。

朝こうした基礎練習を行うことで身体にいち早く覚えさせ、放課後の練習でいつでも最高のコンディションでプレーをできるようにする。

 

今日はせっかく先輩が練習にお供してくれるんだ。

対人戦の練習を行うことで客観的に分析ができる。

 

「ふぅ~・・・やっぱ強えぇな。だがこうしてお前と一対一したおかげでディフェンスがうまくなった気がするぜ!!」

「以前よりも身体の使い方旨くなりましたよね?」

「お?わかるか!お前に教わったハンドワークの使い方を勉強したんだぜ!!まぁ・・・お前相手だとほぼ無力なのだが・・・」

「そんなことないですよ。守備は俺から見ても先輩かなり上達してますし、ドリブルスピードも以前より対応しにくくなりました。それに俺自身もこうして先輩とお相手出来てととても勉強になります!」

 

綺麗事ばかり並べていると思われるかもしれないが、俺は正直な事を言ってるだけだ。

 

 

「へへッ・・・!あんがとよッ!おっと・・・もうこんな時間か」

「そうですね。そろそろ戻りましょう」

 

 

そして練習後はちゃんとプロテインとおにぎりを補給する。

 

 

8:10 朝練終了

 

 

「であるからして・・・ここの二次関数はこのようにすれば解くことができます」

 

 

「こうして海の民たちはエジプトのナイルデルタ地域まで到達したのです」

 

 

「このようにhad+過去分詞を使った分が過去完了です。受験の文法問題でよく出るので必ず覚えておくように」

 

 

諸君。

筋トレとサッカーに熱中してて頭の方はおろそかになっている。

そう思っているだろ?

けど大丈夫。

なんせ前世はFラン大学にギリギリ合格できたくらいのバカだったからな。

その反省を踏まえて今世での勉強はかなり頑張っているよ。

成績は小学校の頃から常に上位にいるくらいにはね。

 

 

 

12:00 昼食

 

「よし!!飯だ!」

「うおっ・・!?やっぱり増瑠君の弁当箱はデカいな・・・」

 

 

まぁ食事は大事だから弁当が必然的に大きくなるのは仕方ない。

友達に毎度驚かれるのにも慣れてきた。

 

 

14:30 間食

 

「モグモグ」

「毎回思うんだが、ついさっき昼食べてなんですぐ飯が食えるんだよ・・」

「育ち盛りだからなッ!!」

「関係なくね・・・?」

 

 

前回にも言ったが、俺は最低限の栄養を補充するために間食用の弁当をもう一つ持参する。

放課後の練習のエネルギー源にもなるからな。

 

 

16:40 部活

 

 

「今日は一週間後の選手権に向けて実践形式での練習を行う。まず攻撃陣と守備陣で分かれそれぞれチームを組んで貰う。練習内容は至ってシンプル。5vs5でのゲームを行う」

 

「「「「「はいッ!!」」」」」

 

俺が通う高校は廣田宝泉(ひろだほうせん)というところ。

ほぼ毎年全国大会に出場するほどの強豪校だ。

中学時代それなりに結果を出せたからか、スポーツ推薦で入学することができた。

 

「行きますよ先輩!!」

「来い増瑠!今日こそ止めて見せる!」

 

さすがは強豪校。

先輩達は歴戦の猛者達だ。

うちの最大の武器はその守備力。

生半可な攻撃じゃ崩せないほどの、鉄壁のディフェンス力を誇ることで有名だ。

 

 

 

だが俺も負けてはいられない。

 

 

「ふっ!」

「速えな!!・・・だが甘い・・」

 

俺のドリブルスピードに先輩はしっかりと対応してくる。

 

 

「これなら!」

 

(!?・・・逆を突かれたか・・・!)

 

 

 

俺はマシューズで先輩の重心の逆を突くことでかわして見せた。

このマシューズは相手DFの重心をずらして逆を突くというドリブル技の王道だ。

ボディフェイントで相手の上体をずらすことができれば、俺のスピードとフィジカルでブッちぎれる。

複雑な技巧を扱わないシンプルでかつ強力なドリブルの一つだ。

 

 

 

「1年相手に負けられるかよッ!!」

 

 

カバーでもう一人の先輩が駆け付ける。

 

「ふっ!」

 

(ロールからのドラッグシザース・・!?なんて速さだ・・・!!)

 

昔からよく使ってたシザースの応用であるドラッグシザースにロールのアレンジを加えたドリブル技だ。

ロールを加えることで相手DFのリズムを一瞬崩し、崩されたリズムの隙を俺の瞬発力で突くという手法だ。

そしてキックの振りを早くするために鍛え上げたはずの脚がまさかこのように役立つとは

脚の振りを早くすることで、蜂楽には及ばないものの高速のシザースを生み出せる。

 

 

(どっちに来る?右・・・左・・・)

 

 

「駄目ですよ先輩」

 

(マジかよ・・・!?そのままダブルタッチ!?)

 

 

 

もう一つ幼少の頃から磨き上げてきたダブルタッチは最も俺が得意とするドリブル技。

本来ダブルタッチはボールをある程度静止させて、相手を引き付けないといけない。

それも引き付けるタイミングを見誤るとファーストタッチですぐ取られてしまう。 

静止時間の間にDFに考える時間を与えて予想させやすいからだ。

しかし鍛え上げた俺の筋肉とボディバランスを駆使すれば、高スピードドリブルから連続してのダブルタッチが可能となる。

 

俺の強みはこれらの身体能力に比例して伸びるドリブル技での対人戦の強さ。

マジで高校に入ってからも一対一で負けた記憶がない。

 

 

「でりゃああああ!」

 

 

俺の蹴ったボールはイメージ通りでゴールネットを揺らす。

 

「ナイスシュート!!」

「今のコースはエグかったぞ!!増瑠!!もっと打ってこい!!」

 

「さっきの、少し出るタイミングが早かったか?」

「そうだな・・・カバーリングの距離をもう少し離せば無理に突っ込む必要がなくなるんじゃないか?」

「確かに・・・それならさっきのような高速で迫ってくるドリブラーにも対応できるな」

 

だから先輩たちは、何度も思考を重ねてDF力を強化し続けている。

 

「まぁ相手がアイツじゃあな・・・」

「ちぃィィィィ・・・ホント頼り甲斐のある後輩が来てくれたな」

「あぁ。敵だと思うとゾッとするぜ・・・」

 

 

チームの雰囲気はとてもいい。

互いが互いの強みを喰いあい、個人の能力値を上昇させて行く。

そしてその強みを理解すればするほど連携や適応力も深くなり、チームとして格段にレベルアップしてゆく。

 

 

 

「お疲れさまでした!!」

 

 

19:00 練習終了

 

 

「筋夫~!!トレーニングルーム行こうぜ!!」

「おっけ。ちなみに今日はどこを鍛えるんだ?」

「う~ん・・・当たり負けしたくないからフィジカル強化で!」

「わかった。ちょっとメニュー考えとくから先行っててくれ」

「了解っす!筋肉先生!」

 

 

時々こうして同期や先輩たちからトレーニングのアドバイスを求められる。

かれこれ11年筋力トレーニングをしてきたので専門知識はそれなりについている。

おかげでチーム全体の基礎体力が大幅に強化された。

 

 

 

「お疲れ~。また教えてくれよな!」

「あぁ!いつでも聞いてくれ」

 

 

自身のトレーニング経験がチームを強くすることに喜んでいる。

 

 

「さてと・・・俺はもう少しだけやろう・・」

 

 

20:30 トレーニング終了

 

「ふぅ~・・・肩に丸みができてきたな・・・フッ!!」

 

 

トレーニング後は鏡で自身の筋肉チェックし、プロテインを飲む。

 

 

21:10 帰宅

 

「ただいま~」

「あら筋夫おかえり。お風呂湧いているわよ」

「ありがとう母さん」

 

帰宅後はお風呂に入り一日の疲れを癒す。

その後夕食を取り、筋肉に栄養を送り込む。

 

「うっまぁぁぁぁぁぁい!!」

「ハハハ!!筋夫は本当にうまそうに食べるな!!」

 

 

夕食後は机に座って宿題を片付ける。

高校に入ってからの宿題量は半端じゃない・・・

 

 

「よし!終わった!!」

 

 

睡眠時間をできるだけ確保するため効率よくそれらを片付ける必要がある。

 

 

22:30 就寝

 

 

「おやすみなさい・・・zzzz」

 

そして一日に感謝の祈りをささげて眠りにつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってな感じだ。まぁ普通だろ?」

 

「いやどこがだよ・・・まぁ参考にはなったぜ」

 

 

と馬狼とカフェでのんびり会話をする俺。

 

 

「プロテインでオススメは、国産だとザボス、海外産ならyour proteinなんかがいいぜ。値段も安くて高品質で味も美味いんだ」

「ほう・・・海外産は今まで頭に無かったな・・・考えておくか。それで話変わるんだが、この前お前に教わったスクワットでな・・・」

「ふむふむ」

 

度々こうしてトレーニング法や食事・サプリ関係の話をしたりする。

原作でも自分が強くなるためによく相手の話聞いてたし。

 

「今日も助かったぜ()()。サイドメニューから何か一つ奢らせてくれ」

「マジ?じゃあ()()これお願い!」

 

 

 

 

そう。

 

つまるところ俺は馬狼と友達になったのだ。

 

この2年でお互い下の名前で呼び合うほどに。

歳は1つ上なのだが本人が「敬語なんて辞めろ気持ちわりぃ・・・」と言ってきたので仕方なくタメ語で話している。

 

普段の言動はあれだけど、根は普通に良いやつだ。

 

「そういえば筋夫は今年の選手権には出るんだろ?」

「まぁな。うちも無事県大会通過出来たし、俺も運良くスタメン入りできて良かったと思う」

「まぁ・・お前ならどこ行ってもスタメン確定じゃねえの?・・・俺は悪童学院高校だからブロックは逆だ」

「あぁ。お互い決勝まで行こうな!」

「ったりめぇだ。去年は先輩達と()の失態で決勝を逃しはしたが、今年の悪童学院は強ぇぞ?」

 

原作と大きく違うのは、今の馬狼は自身の失敗をしっかりと受け止めて、次に活かそうとしている所。

彼曰く中学時代俺に負けたのが相当悔しかったようだ。

 

潔君ゴメン・・・馬狼先に改心させちゃったテヘペロ

 

「あぁ!俺達廣田宝泉もぜってぇ決勝まで行ってやる!」

 

 

 

「まぁもっとも・・・その時勝つのは・・・

 

 

悪童学院(おれたち)だ。せいぜいご自慢の筋肉落とさないようにだけしろよ」

 

 

「当然だ!!俺の筋肉は!!永遠に不滅なり!!」

 

 

(チッ・・・・イマイチ何言ってるか理解できちまう・・・帰ったらジムでトレーニングするか)

 

 

 

「じゃあな。次会った時は・・・・」

 

 

 

 

 

 

「「決勝!!」」

 

 

 

そうしてお互い誓い立て、その場を去った。

 

 

 

 

 

 

そして遂に始まる選手権大会。

俺たち廣田宝泉は順調に勝ち上がっていく。

 

「なんだよコイツら・・!?ディフェンス固すぎる・・・」

 

 

うちの守備力はこの時すでに全国トップレベルまで仕上がっていた。

 

 

「うらぁぁぁぁ!!そんなもんかよ!!?」

「毎日毎日一杯食わされている後輩がいるもんでね・・・」

「それに比べたらお前たちの攻撃なんぞ綿飴なんだよ!!」

 

つーかマジでディフェンス強いよなうち。

正直点を奪われる気配が全くない。

その安心感が俺のプレーを緊張感のない安定なプレーへと導いている。

 

「そいつを止めろ!!まだ1年坊だ!」

「嘘だろ・・!?デカすぎんだろ!!」

「この筋肉お化けめぇ・・・!」

「くそが・・・3人がかりでマークしてもすぐに振りほどかれる・・!」

 

 

全国が相手でも俺は己の最大の武器で勝負をする。

俺にとって筋肉とは無敵だ。

 

 

「でりゃぁぁぁぁっ!!」

 

(くっ・・!?なんてシュート力と精度だ・・・!)

 

 

 

 

 

蹴ったボールはゴールをネットを激しく揺るがす。

 

 

 

 

 

 

 

「「「「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」」

 

 

 

 

彼はその超人的なフィジカルで強豪校を次々となぎ倒していく。

 

 

「すっげぇなアイツ!!まさに筋肉の化身だな・・・!!サッカーってあんなに豪快なものだったか・・?」

「それそれ!なんつーかこれまでやってきた日本の綺麗なフットボールスタイルを壊すかのような・・・」

「つーか筋肉ってなんだよ!?色々反則過ぎだろw」

「まさに無双だな」

 

 

 

後に彼はこう呼ばれる。

 

 

 

 

理を壊す者(カタストロファー)

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして俺たちは無事決勝まで勝ち上がる。

 

(おい作者ぁぁぁ!!)

 

試合シーン省略し過ぎだ馬鹿野郎って思われるかもしれないが、正直話すことなどない。

主に筋肉で相手を抜き去ってシュート決めるだけ。

相手の攻撃は先輩たちのDF力でことごとく崩れ落ちていく。

全試合こんな感じだ。

原作キャラとも誰も合わなかったのが不思議だ。

まぁアイツらは隠れた天才達だ。

今後表舞台で姿を表すことはあまり無いかもな。

 

 

 

そして決勝の相手は・・・・・

 

 

 

「ちゃんと勝ち上がってきたようだな筋夫」

「照英・・・そっちこそ無事上がってこれたな・・・」

 

そして両チームのキャプテンが向かい合う。

 

「舐めんなよ?うちは今大会最強の攻撃力って呼ばれてんだ!」

「だったらうちは最強の守備力って言われているぜ?」

 

 

今のまさに最強の矛と盾がここでぶつかろうとしていた。

 

 

「それでは悪童学院高校 対 廣田宝泉高校の決勝戦を始めます。両チーム 礼!!」

 

 

 

 

ピィィィィィィ

 

 

 

そして試合の合図の笛が決勝スタジアムに鳴り響く。

 

 

 

 

 

 

 




今回は以上となります。
自分としては選手権編書きたかったのですが、主人公が強すぎて毎回筋肉で無双するシーンしか出ないと思ったので省略させて頂きました。
ちょっと読んでみたいと思った方々申し訳ございませんでした。
まぁ本命がブルーロック内での戦いとなりますので、原作開始までしばらくお待ち下さい。
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奪敵決戦(ライバルリーバトル)誰と組ませる?

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