一体いつからサッカーに筋肉が必要ないと錯覚していた?   作:リーリンリーリン

6 / 17
あ・・・ありのまま起こったことを話すぜ・・・
久しぶりに投稿をしようとサイトを開いたらお気に入りがすでに800件を超えていた・・・
そして、今この瞬間900をも超えていた・・・
何を言ってるのかわからねぇと思うが俺にも何が起きたのかわからなかった・・・
頭がどうにかなりそうだった・・・
催眠術とか超速投稿だとか・・そんなちゃちなもんじゃぁ断じてない・・・
もっと恐ろしいものを味わったぜ・・・・
みなさん本当にありがとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉございまぁぁぁぁぁぁぁす!!
感想や誤字修正もしてくださった方々もう目から鱗です・・・(泣)



原作開始
6.想いを胸に


季節はいよいよ春に差し掛かかる。

それはつまり、この一年共に戦ってきた先輩達との別れの時。

 

「みんな。今まで本当にありがとう。お前たちのおかげで俺たちは悲願であった選手権優勝を果たす事が出来た」

「俺たちがいなくなっても、鉄壁のディフェンスは引き継いでくれよな!」

「来年は見に行くからな!へっぽこなプレイなんかしたら承知しねぇぞ!」

 

先輩達や同期のみんな。

その別れに涙を流す者もいれば、この先未来へと進む決意を固める者もいた。

先輩達と過ごした一年は少なからず俺たちに大きな成長を与えてくれただろう。

だからこそ次は、俺たちがその役目を全うしなければならない。

彼らもこれから高校を卒業した後己の道を突き進んで行くのだろうから。

 

 

 

数ヶ月後

 

 

いつものように朝練でグラウンドへ向かう。

 

「先輩!おはようございます!」

「おはよう。朝早くから朝練なんて意識高いな」

「はい・・・俺周りより下手なんで・・・だから人一倍努力して、少しでも力になりたいんです・・・」

「・・・・わかった。なら俺も付き合おう」

「!ありがとうございます!先輩!」

 

 

多くの後輩が部に入ってくれたおかげでチームの雰囲気はまた明るくなった気がした。

強豪中学から引き抜かれたレベルの高い者もいれば、誰よりも努力を惜しまない凡才だっている。

いつだって彼らはスタメンを勝ち取るために這い上がってくるだろう。

俺も油断できない状況だ。

 

 

 

「明日からいよいよ選手権予選だ。全員が十分に力を発揮して全国V2を目指すぞ!!」

 

 

「「「「はいッ!!」」」」

 

 

あれからあっという間だった。

学校に行って勉強して練習しての繰り返しは、気が付けば冬の選手権予選まで差し掛かってた。

そして俺たちはその予選を年変わらず順調に勝ち進んでいく。

 

 

「こっちだ!!」

「はい!あ・・・すみません・・!」

「いいパスだ!!こっからは任せろ!」

「奴を止めろ!!一対一では無理でも数で押し込めば行けるはずだ!!」

「いけるかよっ!」

「クッソ・・・守備力は固い上にほぼコイツ単体の超攻撃力・・・・」

「強すぎる・・・・これが去年の王者なのか・・・」

 

先輩たちが去ったことで去年ほどの守備力はないが、強豪校にも通じる粘り強いディフェンスはいまだ健在だ。

予選程のレベルであれば難なく突破できるくらいだ。

 

それに俺がいる。

あれから更にレベルアップした俺はよりプレーに磨きがかかり、決定力は去年よりも格段に上がっていた。

 

 

「「「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ」」」」」

 

「よっしゃぁぁぁ!!」

 

 

そうして無事予選を突破し、選手権出場を勝ち取る。

 

 

「やったな筋夫!!予選突破だ!!」

「・・・・・あぁ」

「どうしたんですか先輩?浮かない顔して」

 

 

「いや・・・なんでもない」

 

 

 

(そろそろだったか)

 

 

 

 

俺がこの世界に転生して早17年。

そして選手権予選が終わったんだ。

そして俺はこれまででかなりの実績も残している。

それはつまり・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お帰り筋夫。今日ポストにこんなものが届いていたわ」

 

 

 

母のその言葉を聞いて俺は恐る恐るその封筒の中身を開ける。

 

 

 

 

 

【強化指定選手に選出されました】

 

 

 

 

原作への参加券を手に入れたということだ。

 

 

 

「やっ・・・た・・・・」

 

 

 

何よりも目指していた目標。

その目標のために今まで培ってきた努力。

 

それが今この瞬間ようやく実ったのだ。

そして俺は迷わず父と母に伝える。

 

 

 

 

「父さん・・母さん・・・俺行ってくるよ」

 

 

 

だがついこの間に日本代表を蹴ったんだぞ?

それなのに今回は、『強化指定選手に選ばれました』というトレセンでも地区選抜でも何でもないような所へ行くとなると・・・

少なからず二人は疑問を抱くはずだ。

 

 

「・・・わかった。行ってこい」

「頑張ってきなさい筋夫」

 

 

しかし二人はあっさり賛成の意を表した。

 

 

「二人は何とも思わないのか?俺一応U20のオファーを蹴ってきたんだが」

「まぁさすがに驚きはしたぞ。まさかうちの息子が日本代表に選ばれたなんてな」

「そしてその日本代表を蹴った時は母さんたち更に驚いたのだけれど」

 

 

まぁそうだな。

冷静に考えたら俺結構やばいことしたんだったな・・・

 

 

「だけど私達から言うことは何もないわ。筋夫のやりたい道を進んでくれれば、母さんたちはそれで満足よ」

「そうだ!!筋夫のやりたいようにやってみろ!!己の道筋は己の筋肉で突き進むのみ!!父さんの中の哲学だ!!」

 

 

己の道筋は己の筋肉で突き進む・・・いい言葉だ。

 

 

 

 

 

「行ってこい筋夫。父さんと母さんのことを何も心配しなくていい」

「あなたはあなたのためだけに頑張ってきなさい」

 

 

 

 

あぁ・・・

 

 

本当に・・・良い親を持ったものだ・・・

 

 

 

 

「父さん・・・母さん・・・

 

 

 

 

ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

そして後日、いよいよ出発の時を迎える。

 

 

「もしかしたらしばらく帰って来られないかもしれない。だけど俺頑張ってくるよ!」

 

 

二人には一応合宿や長期遠征という形でしばらく帰ってこれないとだけ伝えておいた。

それなら青い監獄での生活中も心配をかけることはないだろう。

 

 

「いってらっしゃい筋夫。家の事は任せておきなさい」

「頑張って来い筋夫!!俺たちはいつでもお前を応援している!!」

 

 

父さんと母さん・・・

ふたりの想いを胸に俺は家を出る。

 

 

「行ってきます」

 

 

 

 

 

 

 

そして指定された場所【日本フットボール連合】までたどり着く。

 

 

 

「遅せぇぞ筋夫」

「悪い照英。けど待ち合わせの時間より早くないか?」

「15分前行動は基本中の基本だ。じゃねぇと何かあった時困るだろ?」

「相変わらず律儀だな・・・よし!俺達も入るか」

 

原作通り馬狼も強化指定選手に選ばれていた。

まぁ強豪校のエースなんだ。

選ばれないわけがない。

そして中に入ると原作同様多くの選手が集まっていた。

 

「凄い数だな・・・」

「だな・・・熊本のエース大川(おおかわ)、青森のメッシ西岡(にしおか)、高校No1身長の石狩(いしかり)・・・それなりに名の知れたFWがいやがるな」

「・・・詳しいんだな」

 

以前彼から聞いたが、少しでも気になったり危険性のある選手はキッチリと研究をしているそうだ。

相手の長点や弱点は必ずインプットしておく。

それがこれまで彼を勝利へと導いてきたのだろう。

だからこそある程度名の知れた選手も大方頭に入っているんだとか。

 

 

 

「おいおい・・・・マジかよ・・・・あれって・・」

「あぁ間違いねぇ・・・・」

「間近で見ると迫力あるな・・・デケェ・・・」

「オーラやばすぎんだろ・・・」

 

 

 

ザワザワ

 

 

「なんでこんなザワザワしてるんだろう?」

「・・さぁな」

 

 

なにやら周りが騒がしい。

凄い人でも来たのかと後ろを振り返る。

 

 

ドン

 

 

注意を払っていなかったせいで入り口から来た人とぶつかってしまう。

相手はぶつかった衝撃でお尻から転んでしまう。

 

 

「あ・・ごめん・・・大丈夫?」

「イテテ・・・いやこっちこそゴメン・・ってデカッ!?」

 

 

あれ?

 

 

コイツらって・・・・

 

 

 

「す・・すげぇ!!アンタ廣田宝泉の増瑠筋夫だろ?俺アンタのプレー好きなんだよね!」

「しかも隣にいるのは悪童学院のエース馬狼照英!?ヤベェ・・高校サッカー界のトップ二人に会えるなんて・・・」

 

 

 

 

 

 

まさかのまさか

 

 

 

 

 

吉良涼介(きらりょうすけ)潔世一(いさぎよいち)がいた。

 

 

 

 

「俺たちの事知ってんのか?」

「知ってるも何も、高校サッカー界でその名前知らない人なんていないよ!

超人的なフィジカルとシュート力で強豪校を次々と薙ぎ払っていく『理を壊す者』(カタストロファー)増瑠筋夫!!

 

そして天才的なシュート精度と高度なテクニックとフィジカルを併せ持ち、いつでもチームを勝利へと導いてきた『ストライカーの王様』(キング・オブ・ストライカー)馬狼照英!!」

「か・・・カタス・・トロファー・・?」

 

なにその呼び名・・!?

え・・?俺って巷でそんなふうに呼ばれてたの!?

やべぇ・・・・超恥ずかしい・・・

 

 

「ほう・・・悪くねぇな」

 

 

 

対する馬狼は気に入ったようだった。

 

 

「ところでさ増瑠君・・・噂なんだけどU20に選ばれたってマジなの?」

 

 

 

吉良君が俺に尋ねる

あ・・・やっぱりその話出回ってたか。

 

「え!?U20ってあの『ダイヤモンド世代』の!?」

「お前いつのまにそんなのに選ばれてたんだよ・・・」

 

 

吉良君がかなり大きめのトーンで話したせいで回りに聞こえてしまう。

 

ザワザワ

 

 

 

 

「おい聞いたか・・?」

「あぁ!すげぇ!!U20だってよ!!」

「さすが高校サッカー界のトップに君臨する男だ・・・」

 

 

 

等と称賛の声が上がる。

そんな彼らに俺は一言

 

 

 

「うん。だけど蹴った」

 

 

 

 

 

とだけ言っておいた。

 

 

 

「「「「「ふぁ!?」」」」

 

 

 

話を聞いていた全員が間抜けな声と驚きの表情を見せる。

 

 

 

「え・・・えぇと聞き間違いかな・・?今蹴ったって・・・」

「うん。蹴った」

「な・・なんで!?あのU20だよ!?高校生なら誰もが憧れるあの日本代表だよ!?」

「それを蹴るなんて・・・・」

 

 

吉良君は相当あたふためいてた。

 

 

ザワザワ

 

 

「マジかよ・・・日本代表を断った・・!?」

「アイツもしかしてとんでもない馬鹿なんじゃ・・・・?」

「ホントそれな!みんなの憧れのU20だぜ?」

「もしかして筋肉を鍛えすぎて頭まで筋肉になってしまったとか?」

「プフッ・・!!ちょやめろ・・!ウけるそれww」

 

 

 

ハハハハハハハ

 

 

 

まぁ普通そうだよな。

それは当時あまり知らなかったのだがU20日本代表とはだれもが憧れるプロへの道しるべ。

それを蹴るってことは=もう日本でサッカーをやる意味がほぼないってことなのかもな。

だけど以前言ったように悔いはない。

俺はここに来ることが人生の最大の目標だったからな。

と周りの野次馬や笑い声を無視していると

 

 

 

 

「ピーチクパーチクうるせぇよヘタクソ共!!」

 

 

 

 

 

 

 

シーン

 

 

 

 

突然の馬狼の叫びに周りは一気に静まる。

 

 

 

「あ・・・あのう・・・照英さん・・・?」

 

 

 

「わかってねぇようだから教えといてやる。だからよーく耳かっぽじって聞いとけヘタクソ共。

 

コイツは・・・増瑠筋夫は・・・()()()U()2()0()()()()にとどまる器じゃねぇってことなんだよッ!!」

 

 

 

 

え・・・ちょ・・・そういうことじゃなんですよ・・・照英さん?

やめてください・・・

なんか色々とハードル上がってしまうんで・・・・

 

 

ザワザワ

 

 

 

「う・・・・嘘だろ・・・」

「あの馬狼照英がそこまで言うってことは・・・」

「マジなのか・・・?U20よりも更に先を見据えているって・・・」

「お・・俺達とはスケールが違い過ぎる・・・」

「なんて器と筋肉だ・・・」

 

 

何納得してんのぉぉぉお前ら!?

だけど飛んできた野次馬を払ってくれたんだ。

感謝しないとな。

 

 

 

 

「なんか色々とありがと。照英」

 

 

「・・・別に・・・俺は俺の認める最大のライバルを馬鹿にされたことにムカついただけだ・・」

 

 

毎回思うんだけどコイツ本当にあの馬狼か・・・?

良い奴カッコ良よ過ぎんだろ・・・・!!

 

 

 

「凄い・・・やっぱり増瑠君は凄い人だよ!!あ・・紹介が遅れたね俺吉良涼介!よろしく!」

「お・・・俺は潔世一。よろしく増瑠君!」

 

 

そうしてお互い自己紹介を終えた時だった。

 

 

 

 

 

 

『おめでとう才能の原石共よ。お前らは俺の独断と偏見で選ばれた優秀な18歳以下のストライカー300名です。そして俺は絵心甚八。日本をW杯優勝させるために雇われた人間だ』

 

 

(遂に来たか・・・・)

 

 

舞台前方に絵心甚八(えごじんぱち)が姿を現す。

そして突然の紹介とW杯優勝という言葉に観衆はどよめく。

 

 

ザワザワ

 

 

「・・W杯優勝・・か・・」

 

 

『日本が世界一になるために必要なのはただ一つ・・・・・・革命的なストライカーの誕生です。そして俺はここにいる300人の中から世界一のストライカーを創り上げる実験を行う。これがその施設・・・・・・【青い監獄】』

 

 

そして彼はその青い監獄計画内で共同生活を送り、その監獄内で特殊なサッカーサバイバルを行うことと言い放つ。

 

 

『この青い監獄でのサバイバルを勝ち抜き299名を蹴散らして・・最後に生き残った一人の人間は・・・世界一のストライカーになれる。説明は以上。よろしく』

 

「だいぶイカれてんな・・・」

「だな」

 

原作呼んでたから知ってたけど改めて聞くとやべぇよな青い監獄(ブル―ロック)って・・・

 

 

すると隣の吉良君が反対の意を述べる。

聖人で仲間想いの性格、そして彼自身が憧れる日本代表選手を貶されたのだ。黙っていられるわけがない。

しかし絵心は言う。

 

そいつらはW杯優勝もしていないカスであると。

 

そして現在の世界一ストライカーであるノエル・ノアや史上最高のフットボーラーペレなどを例に挙げ、彼らの持つストライカーとしての要素『エゴ』について話をする。

 

 

『世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。この国に俺はそんな人間を誕生させたい。この299名の屍の上に立つたった一人の英雄を』

 

「・・・・」

「英雄か・・・・おもしれぇ・・」

 

 

 

そして絵心は青い監獄(ブル―ロック)への扉を開ける。

 

 

 

『この先へ進め。己のゴールを何よりも喜びとし、その瞬間のためだけに生きろ・・・・それが・・・()()()()()()だろ?』

 

そして真っ先にその道へと走り出す男、潔世一の姿をとらえる。

それに続いて俺と馬狼も走り出した。

 

 

「潔君!?え・・・ちょ・・・増瑠君に馬狼君まで・・・!?」

 

 

そして次々と会場にいた選手たちが青い監獄(ブル―ロック)へと足を踏み出したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・」

 

 

俺と同じ筋夫も走り出していた。

そしてふと筋夫の方へ目をやる。

 

「ハハッ・・!!」

 

(!?コイツ・・・笑っていやがる・・・)

 

 

こんな訳もわからねぇ状況で筋夫は笑っていた・・・イカれたのか・・・?

 

 

 

いや違う。

 

 

 

コイツは・・・高揚していやがる・・・

 

 

この先自分が世界一のストライカーになれるかもしれねぇって可能性にコイツは高ぶっていやがるんだ

 

 

(面白れぇ・・!!

 

 

やってやる!!)

 

 

 

「世界一のストライカーになるのはこの俺だ!!覚悟しておけよ筋夫!!」

 

 

 

 

そうして彼は世界一のストライカーになるべくその道を進んだのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方増瑠筋夫は・・・・

 

 

 

 

 

 

(ひゃっほぉぉぉい♪念願のブルーロックきたぁぁぁぁぁぁ♪)

 

 

 

 

 

馬狼の予想とは異なった高ぶりを抱いていた。

 

 

 




遂に始まる原作!!
そんな中で増瑠筋尾は念願の青い監獄へと足を運ぶ!
増瑠はこの先青い監獄を生き残れるだろうか・・・!?
ここまで読んでくださった方々本当にありがとうございます!!
感想や誤字報告などバンバン書いていってください!!
お気に入り登録も忘れずに・・・

奪敵決戦(ライバルリーバトル)誰と組ませる?

  • 馬狼
  • 國神
  • 時光
  • オシャ(蟻生)
  • 氷織
  • 黒奈
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。