ありふれた世界を救う為に来た最強のカードバトラー 作:異界見聞録
〜第13話「宣言する恵里」〜
ダンは恵里に自分がもう死んでる事を話していく
「えっ……し、死んでる?う、嘘は良くないよ……だ、だって普通に触れられたし、体温も感じたし!ボクを揶揄っているの!?」
ダンの言葉を聞いては取り乱す恵里はダンに怒るように叫ぶ
「………俺の死は俺が居た世界……いや未来を救う為にそうなった感じだな……」
「えっ?俺の居た世界?未来を救う為?どう言う意味……?」
震えた唇で言葉を絞りながら聞いていき
「俺はお前たちのいる地球とは全く別の地球の人間だ……あまり詳しい話しは出来ないが……その為に俺はその身で世界を未来を救ったんだ。」
「な、なんだよそれ……どうして!!どうしてキミが死ななきゃいけないのさ!!」
「…………。」
何も言わないジーッと恵里を見つめ続けていく
「そ、そんな……どうして……!ボクはやっと本気で好きな人が出来たのに……!キミの事が……馬神君の事が好きなのに!!こんな事って……あんまりだよ……!」
涙を流しながら恵里はダンに自分の思いを伝えていく
「(まゐと同じで俺のことをそう思ってくれるなんてな……だけど……)…………お前が俺に対してそんな感情を抱いてくれるなんて……正直言って嬉しいよ……」
恵里が自分に対して異性として好きだって言われてダンは思わず心の中で想い人と同じように自分の事を思ってくれる目の前の少女に微笑みながらそう語りかけた。
しかし……
「だが、俺はもう……だから中村……俺はお前の気持ちには……「いやだ……」中村……?」
「いやだ!いやだ!いやだ!!」
そう叫んでは大粒の涙を流しながらダンに抱き着きながらダンの服を強く握り締めて
「いやだよぉ……ボクを一人にしないでよぉ……!!」
そう言いながら離れたくないとダンに伝えていく
「俺は……確かに死んでる……けどな……?俺自身覚悟を決めてこの選択を選んだんだ……だから後悔もない」
ダンは優しくあやすように恵里にそう伝えていく
「ヒクッ……グスッ……なんで!なんでそんな簡単に諦めるのさ!生きようとしないのさ!!ボクは……!キミに…キミに生きていて欲しい!!側にいて欲しい!!ボクの居場所になってくれるんでしょ!?なのに……一緒に歩んで欲しいのに……!どうして……!お願いだよぉ……ずっと側にいてよぉ……お願いだから……ボクを見捨てないでよ……!!」
自分の思っている事をダンにぶつけながら泣き続けていく
「……中村……俺は……お前の気持ちに答えられない……」
ダンの言葉に恵里は更に悲しくなってイヤイヤと首を振っていく
「でも……それでも……この世界にいる限りでいい……お前の側に居させてくれないか……?」
ぎゅっとダンは恵里を優しく抱きしめながら頭を撫でていく
「卑怯だよ……その言葉……」
「やっぱりダメだったか……?」
「そんなの……そんなの良いに決まって居るじゃん……ばかぁ……///」
今はそれだけでいいダンがこの世界にいる限りで自分の側に居てくれると恵里はそう言いながらダンに甘えるようにぎゅーって抱きつきながら密着していく
「そうか……ありがとう……」
優しく微笑みながら頭を撫でていく
「グスッ……(でも、この気持ちだけは捨てたく無い……馬神君はボクの気持ちに答えられないと言ったけど……ボクは諦めたく無い……やっぱりボクは……)」
しばらく泣き終えて恵里はダンに甘えるように身体を預けていく
「ねぇ……馬神君のことダンって呼んでいい?」
上目遣いでダンにそう聴いていく
「別にいいが……どうしてだ?」
「……だって……名前で呼びたい……ダメ///?」
可愛く首を傾げながら聴いてダンをジーッと見つめていく
「別に構わない中村「ボクのことは恵里と呼んで……?」分かった恵里……」
「えへへ♪ありがとうダン♪」
ぎゅ〜〜って抱きつきながら恵里はダンに甘え続けていく
「後……ボク諦めてないから……ダンのこと好きなのは変わらない……」
そう言いながらジーッと恵里はダンを見つめていく
「いや……だから……「女の子だって諦めが悪いんだよ?特に好きな男にはねっ♪」マジか……」
恵里のその発言にダンは嘘だろと言う表情になっていく
「ふふふ♪ボクは諦めが悪いからね〜〜だからいっぱいアプローチするから覚悟してね〜〜
恵里は笑顔でダンにそう宣言していく……今の恵里はとても輝いていたとダンは心の中で思って苦笑はするも安心するように微笑んでいたのだった。
これを観て思った人がいるでしょう……ダンのヒロインが一人決定しました。まず一人目は中村恵里です。