ありふれた世界を救う為に来た最強のカードバトラー 作:異界見聞録
〜第14話 「オルクス大迷宮に入る前のトラブル」〜
〜〜ハジメside〜〜
翌日の朝、僕たちはオルクス大迷宮の正面入り口付近に集まっていた…うん、普段ならなにもないことなんだけどさ………
「ねぇねぇ、ダン……このスピリット召喚って何?」
「あーいわゆるモンスター召喚みたいな奴だな……」
「あ〜〜ボクの降霊術と同じ感じかな?」
「アンデットを召喚するあれか?」
「そうそう!でも……正直苦手なんだよね〜〜」
「そう言う系が苦手だからか……?」
「そうだよ〜〜ボクだって女の子なんだから苦手なのは当たり前でしょ?ホラー無理!!」
「そ、そうか……」
ダン君が他の子と話していたことに驚いていたんだ……しかも女の子と確か図書委員の中村さんだったね?大人しいイメージだったけど……なんか雰囲気が違いすぎてない?
「え、えっと……エリリン?」
すると中村さんとダン君が話してたら谷口さんがおずおずと中村さんに話し掛けていった。
「んっ?あ、鈴おはよ〜〜」
ニコニコと笑顔で挨拶していく中村さん
「あ、うん!おはようエリリン!!じゃなくて!なんだかエリリン雰囲気……と言うか性格変わってない?」
ボク達の思っている事を弁状して谷口さんが尋ねていく
「あ〜〜……うん、今まで言えなかったけどこれがボクの本性さ♪驚いた?」
一瞬迷う仕草をしていたがすぐに吹っ切れた表情をしてにっこりと谷口さんの問いにしっかりと答えていた。
「う、うん……エリリンがボクっ娘だなんて知らなかった」
『いや、そっち!?』
ボクや他のクラスの人も同じように谷口さんに突っ込んでいく
「あはは……やっぱ変かな?」
中村さんが頰を掻きながら苦笑いしていく
「う、ううん!?ちょっと驚いたけど……エリリンはエリリンだよ!!」
「鈴……あ、ありがとう……///」
谷口さんの言葉に頰を赤らめながら恥ずかしそうに御礼を言い言う中村さん
「鈴……これからもボクの友達でいてくれる?」
「エリリン……うん!もちろん♪」
不安そうに聴く中村さんは上目遣いで谷口さんに聞いていく……そして谷口さんは満面の笑みでそう答えていくと二人は笑顔になっていく。なんだかいい雰囲気だね……それにしてもさっきの中村さん……か、可愛かった…………///
ボクが中村さんの先ほどの仕草を見てそう思っていると……
ーーーゾワッ!?ーーー
はっ!殺気!?
いきなりとてつもない殺気を感じて振り返ると
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴッ
「…………」(ニコニコ)
香織さんが笑みを浮かべて黒いオーラを出しながら某奇妙な冒険に出てくる効果音が現れていた……怖ッ!?
「ねぇ……ハジメ君」
「な、なんでしょう……白崎様……」
香織さんから圧倒的なオーラを感じてしまい思わずガタガタ震える逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだッ!!!
「今……恵里ちゃんの方を見て何を思っていたのかな?かなぁ?」
そう言いながらハイライトオフな目でボクを見てくるヒィィィィィッ!!!コワイコワイコワイコワイコワイ!!
「こら香織!(ビシッ!)」
「あいたっ!?うぅ〜〜何するの〜雫ちゃ〜〜んっ!!」
すると香織さんの背後から雫さんが来て香織さんにチョップをかますと香織
さんはいつも通り戻ってしまった。
た、助かったぁぁぁ〜〜!!!
「貴女が暴走しかけたから戻しただけよ?」
「えェェェ〜〜!?私暴走してたの!?ところでなんで私暴走していたの?」
驚いている香織さんはそういうと首を傾げながら自分が暴走していた理由を聞いていく。えっ!?覚えていない!?
「さあね……それより恵里がまさかあんなに変わっていたのには驚いたわね……」
そう言いながらこちらに向かってウィンクしてきた
「(ありがとうございます雫様)」
ボクは感謝するように手を合わせて合掌して雫さんに御礼を言い心の中で言う
「そういえばそうだね〜〜どうしてあんなに変わったんだろう〜〜」
不思議そうに香織さんが言う……うん、中村さんの近くに原因の人がいるね……
「それは十中八九ダン君でしょ?」
雫さんも気づいていたみたい
「なるほど〜〜なら納得だね!!」
香織さん納得しちゃったよっ!?
ボクが心の中で香織さんに突っ込んでいる中……谷口さんの声が聞こえた
「でも、エリリンと馬神君ってそんなに仲良かったけ?」
確かに……二人の接点なんてない筈なのに……ボクやクラス達がそう思っているすると中村さんが口を開いて……
「嗚呼、それね!ボクとダンが夜中に激しく愛し合った(争った)からだよ!!」
満面の笑みで中村さんがそう爆弾発言をした…………えっ?
『えええええええええええええぇぇぇぇぇぇっ!!!』
此処に居る全員が驚愕するように叫んでいくダン君散歩の後ナニしたのさ!!
ボクは友達のダン君に勢いよく見つめていく
〜〜ハジメside out〜〜
次回!迷宮に入るダン達の話です。