ありふれた世界を救う為に来た最強のカードバトラー   作:異界見聞録

26 / 44
遂にハジメを助けに行くダン達です。


〜第25話「ハジメを救出に!オルクス大迷宮再び!!」〜

〜第25話「ハジメを救出に!オルクス大迷宮再び!!」〜

 

「ぐすっ……ごめんねダン君……服濡らしちゃって……」

 

「イヤ問題ない……俺自身言い過ぎたこともあるからなすまない……」

 

泣き止んだ香織はダンに謝りながら離れるとダンも言い過ぎたことを謝罪していく

 

「ううん……私のこと思って言ったんだよね?気にしてないよ?」

 

「そうか?ならいいが……」

 

「うん!でも……ダン君って……なんだかお兄ちゃんみたいだね……凄く安心するよ!」

 

香織はダンにそう言うとこの場にいた三人もウンウンと頷いていく

 

「お、お兄ちゃんって……」

 

それを聴いたダンは顔を引き攣っていく

 

「いっそのことおn「却下で」まだ何も言ってないよ!?」

 

香織は何か思いついたのかダンに伝えようとするもそれより先にダンが拒否していく

 

「どうせお兄ちゃんって呼んでいいとか言うんだろう?」

 

「うん!ダメ?「ダメだ」即答!?もうちょっと悩もうよ「悩む必要ないだろ……」むぅ〜〜!!」

 

ダンのダメ押しに頰を膨らませていく香織。

 

「私も!私も!馬神君の事お兄さんって呼びたい!」

 

「わ、私も……兄さんって……///」

 

鈴と雫が手を上げていく鈴はニコニコと雫は顔を赤らめていた。

 

「ふっふっふっ……決まりだね!と言う事で改めてよろしくね?ダンお兄ちゃん!!」

 

「よろしく〜〜お兄さん♪」

 

「え、えっと……ダン兄さん……///」

 

三人に兄呼ばわりされてダンは諦めた感じで溜息をしていく

 

「はぁ……好きにしてくれ……」

 

「よしよし……」

 

そんなダンに頭を撫でる恵里だった。

 

しばらくして…………

 

 

 

 

「丁度いい……香織が目覚めたなら色々と報告しなきゃな……」

 

ダンがそう言うと何か思い出した鈴と恵里はハッ!としながら香織と雫は報告?と首を傾げていく

 

「まず良いニュースと悪いニュースがあるが……香織はどっちから聴きたい?」

 

「えっ?んっ〜〜良いニュースから!と言いたいけど〜〜敢えて悪いニュースから!!」

 

「そうか……まず悪いニュース……これに関しては恵里、谷口、雫は知ってる事だが……」

 

あっ!と三人はある事を思い出したのだった。

 

「ハジメが奈落に落ちたのは……香織達の仲間……“クラスメイト”の仕業だ。」

 

「っ!?誰が……?」

 

ダンがそう言うと香織が目を細めながらダンに詰め寄っていく

 

「…………檜山がハジメに火の魔法攻撃を放っていたんだ。」

 

「ッ!?」

 

それを聴いて香織はすぐさま立ち上がって部屋から出ようとしていく

 

「待て何処に行くつもりだ?」

 

「離して……檜山君のところに行くのだけど…………」

 

ダンがそう言うと冷たい言葉が香織から出たのだった。

 

「落ち着け……」

 

「落ち着け?出来ないよ……ハジメ君を傷つけたんだよ?ハジメ君を殺したアイツを私は許さない!!だから離して?ダンお兄ちゃん……アイツこr「それ以上言うなら俺はお前を許さない……」ッ!?」

 

香織が怒りで我を忘れて殺意の言葉を言おうとした瞬間ダンがそれに覆い被さるように殺気で黙らせる。

 

「お前がその手を汚してハジメが喜ぶか?「そ、それは……」復讐は何も残さない呪いのように付き纏うだけだ……それに俺はお前にそんな事はして欲しくない……」

 

「…………」

 

ダンの言葉の説得で落ち着き始めた香織はベッドに腰掛けていく

 

「それに……俺がいや……国王の協力で檜山を牢屋に入れた。元の世界に帰るまで牢獄生活をさせるから大丈夫だ。」

 

「そっか……」

 

「その後は……香織達の世界で法によって裁いてもらえばいい……」

 

「うん……わかった……ありがとう……」

 

ダンの言葉にお礼を言っていく香織は少しだけ気持ちが軽くなったのだった。

 

「悪いニュースは以上だ。次に良いニュースだが……これは四人は知らない事だな……特に香織にとっては朗報だ……」

 

四人は首を傾げながらダンを見つめていく

 

「香織……ハジメは生きてる……奈落の底でな……」

 

「「「「…………えっ?」」」」

 

四人は目をぱちくりさせながらダンの言葉に唖然としていき

 

「い……生きてる……?ハジメ君が……?」

 

「嗚呼……」

 

「嘘……」

 

「嘘じゃない」

 

「本当に……?」

 

「嗚呼、本当だ」

 

「本当に本当?」

 

「そうだ……」

 

「そっか……ハジメ君……生きてるんだ……」

 

ダンに繰り返し確認していくがダンが嘘ではないと真剣に言った瞬間香織は安心と嬉しさで涙を流していくのだった。

 

「雫ちゃん……鈴ちゃん……恵里ちゃん……ハジメ君が……ハジメ君が……生きて……うぅっ……うううっ……」

 

「よしよし……ええ……聴いたわ……良かったわね……香織……」

 

「うん!……うんっ!!」

 

「カオリン……泣いて良いよ?鈴達がいるからね?」

 

「うんっ!うんっ!」

 

「ハジメ君に会ったらいっぱい甘えてもらえばいいよ……?」

 

「うんっ!うんっ!」

 

三人に慰められながら香織は只々その温もりの中で涙を流したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして……

 

「すまないが香織……もう落ち着いたか?」

 

「うん……もう大丈夫……」

 

「そうか……なら、これからの事を伝えるぞ?みんなも聴いてくれ」

 

「うん……何かなダンお兄ちゃん?」

 

「何々お兄さ〜〜ん?」

 

「何かあったのかしら?」

 

「もしかして……」

 

「嗚呼……国王の許可が出た……俺はハジメを助けに行く……明日にな……」

 

「「「っ!?」」」

 

三人は驚きながらダンの言葉を聴いて驚き出すと恵里はやっぱりと言った表情をしていき

 

「お願い!ダンお兄ちゃん!!私も連れてって!!」

 

「私からもお願いするわ!香織を連れて行ってあげて!!

 

「私も!カオリンを連れて行ってあげて欲しい!!」

 

「…………ふっ、元からそのつもりだ……香織は絶対行くと言うだろうしな……」

 

「流石ダンお兄ちゃん!!大好き♪」

 

「ハイハイそれはいいから「適当!?酷いよダンお兄ちゃん!?」という事だ雫、谷口、恵里しばらく香織を借りるぞ?」

 

「えっ!私モノ扱い!?「「どうぞどうぞ」」ちょ、二人とも!?」

 

ダン達が楽しく話しを進めている中……恵里は考え込んでいた

 

「恵里……?どうした?」

 

「ねぇ……ダン……ボクも付いて行っていいかな?」

 

「えっ!エリリン!?」

 

「恵里……貴女……」

 

「ダメ……?」

 

「側に居るって約束だったな……」

 

「っ!!うん!」

 

「わかった付いてきてくれ恵里。」

 

「うん!わかったよダン!!」

 

恵里は嬉しそうな表情を浮かべながらダンに頷くと勢いよく抱きついた。こうしてハジメを救出するメンバーが決まったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー翌朝ーー

 

「それじゃあ、メルド…雫…鈴…行ってくる……」

 

早朝…ダンと香織と恵里はメルドと雫と鈴に見送りをされていた。(ちなみにダンが鈴を名前で呼んだのは鈴が仲間外れはやだと言われたので呼ぶ事になったのだった。)

 

「嗚呼!気を付けて行って来い馬神…いやダン!」

 

「香織……頑張ってね?」

 

「うん!雫ちゃんもね!」

 

「エリリン〜〜!!」

 

「もう鈴ったら泣き止んでよ……」

 

それぞれ挨拶する中…恵里は苦笑しながら鈴の頭を撫でていく

 

「早く行こう……それとメルド……近々報告も兼ねて戻るからその際に其方の状況も教えてくれ」

 

「嗚呼……わかった。では、行って来い!南雲を無事連れて帰ってくるのだぞ?」

 

「嗚呼……」

 

こうして三人に見送られながらダン達は王国から出発するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー人気のない草原にてーーー

 

「ここならいいな……」

 

「えっと……ダン君ここは?」

 

「急に此処に来たけど何かあるの?」

 

ダンが人気のない草原に行くと言う事で着いてきた二人はダンに聴いていくのだった。

 

「嗚呼…一気にオルクス大迷宮の中まで転移するつもりだ……場所はベヒモスと戦ったところまでな」

 

「えっ!そんな事が出来るの!?」

 

「もしかして転移魔法?」

 

「まあ、そんな感じだ……」

 

二人に言うとダンは二人を抱き寄せた

 

「えっ!?お、お兄ちゃん……///!?」

 

「だ、ダン///!?こんな朝早くからナニをする気なの///!?」

 

「すまないが大人しくしてくれ……」

 

そう言うとダンの身体が光っていく

 

「えっ……?ダンお兄ちゃんの身体が光って……」

 

「だ、ダン……?」

 

「転移……」

 

そう言うと一瞬にして三人の姿がその場から消えたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーオルクス大迷宮・六十五層にてー

 

ベヒモスと戦った層に一瞬にしてダン達は到着したのだった。

 

「着いたぞ……」

 

ダンがそういうと目を閉じていた香織と恵里は目を開けて周りをキョロキョロと見渡していく

 

「ほ、本当に来ちゃった……」

 

「と言うか一瞬だったね……」

 

「早く行かないと行けなかったからな……っ!?」

 

するとダンの顔が一瞬顰めっ面になっていく

 

「え、えっとどうしたのダンお兄ちゃん……?」

 

「いや……なんでもない…すぐに降りるぞ?」

 

「「うん!!」」

 

ダンの言葉に頷く二人その中ダンだけがハジメと御守りのスピリットの安全を考えていた。

 

「(無事でいてくれ……ハジメ…ブレイドラ……)」

 

心の中でそう言うとダンは奈落の底を見つめていくのだった。




〜〜ありふれ劇場〜〜

香織)そういえばどうしてハジメ君が無事だってわかったの?

ダン)嗚呼……こいつだよ

雫)カード?

ダン)嗚呼、ブレイドラX召喚!!

ダンがそう掲げながら告げると

ブレイドラ)キュイッ!

四人)か、可愛い〜〜///!!

ブレイドラ)キュイ?

ブレイドラは四人の方を見て首を傾げるのだった。

ーーつづく?ーー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。