ありふれた世界を救う為に来た最強のカードバトラー 作:異界見聞録
〜第27話「奈落での再会」〜
魔物の肉を食べ終えたハジメは自身のステータスプレートを見てどうしたものかと考えてしまう……
「ステータスが上がって技能が増えたのは正直に嬉しいが……なんだこの光主って……分からんことだらけだな……だがまぁ……」
魔物の肉を食い片手での錬成……特に精密錬成はかなり苦戦し……1ミリの狂いも許されない超精密な錬成は極度の魔力と集中力を要した。錬成しては失敗と、何度もトライ&エラーを繰り返し、ついに念願の“ソレ”が完成するのだった。
「全長約35センチ、六連回転式弾倉大型リボルバー型拳銃“ドンナー”……ついに完成したな」
満足そうにハジメは笑みを浮かべていく
「キュッ♪」
ナイト・ブレイドラもパワーアップしたのか色々とヤル気満々である。
「試したくなったと……奇遇だな?俺もだ……狩りに行くか……」
残りの魔物の肉を食べ終えレベルも技能も更に増えたハジメはナイト・ブレイドラと共に洞窟を進み始めていく
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南雲 ハジメ 17歳 男 レベル14
天職:錬成師
筋力:220
体力:350
耐性:210
敏捷:290
魔力:340
魔耐:450
技能:技能:錬成[+精密錬成][+電子機器錬成][+電子機器組立て錬成][+複製錬成][+鉱物系鑑定][+鉱物系探査]魔力操作・胃酸強化・纏雷[+雷耐性]・肉体強化・スピリット使役(ナイト・ブレイドラ)光主(???/???)・言語理解
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場所はダン達の方へと変わる……
「…………ベヒモスの死骸だけか」
無事に奈落の底に辿り着いたダン達はベヒモスの死骸を見つけていく
「ハジメはどうやらブレイドラと共に奥に進んだみたいだ……行くぞ」
ハジメは此処に居ない事を香織と恵里に伝えると二人は頷きダンと共に洞窟を移動していく
「ねぇ……ダン……」
「なんだ……」
「ハジメ君がブレイドラと一緒にいるのはわかるけど……此処に来る時顰めた顔をしてたのって何かあるの……?」
恵里がそう発言すると香織もダンに視線を向けた。
「それなんだが……危険な事が一時的に起きたみたいだ……今じゃ無事だし気にする必要はない……ただ……異常な事が起こったかもな……」
「異常な事……?」
「それは何ダンお兄ちゃん……」
「ハジメとブレイドラにナニか混ざったモノを感じたんだ……」
えっ!?大丈夫なのソレ!?と恵里が思い香織はハジメ君!!と涙目になっていく
「だが……奇妙な事にそのナニかを肥やしにしてハジメやブレイドラの力が強くなっているのはわかった……恐らく……」
「「……」」
二人はある事に気がついてしまったのだ。
「二人もどうやら理解したみたいだな……」
「ハジメとブレイドラは魔物を食べてたって事だよね?」
「恐らく……いや、十中八九そうだろうな……生きる為に……」
「ハジメ君……どうか無事でいて……」
香織が心配になりながら三人が更に先へ進むとダンの足は止まっていく
「…………」
「ダン……?」
「どうしたの……」
「…………ハジメとブレイドラの気配が近い……」
「えっ?」
「ハジメ君!?」
ダンの言葉を聴いて香織は走り出していく
「あっ!香織!?」
「行くぞ恵里……!」
「うん!」
恵里が呼び止めるも香織は既に先へ進んで行ったのだ。ダンも恵里に行くように言うと恵里は頷いてダンと共に香織を追うように向かって行くのだった。
〜〜香織said〜〜
「はぁ…!はぁ…!ハジメ君…!!」
私はハジメ君がこの先に居るんだと思ってダンお兄ちゃんの言葉に反応して洞窟内を走っていく。
ハジメ君に会える……もう少しで会えるんだと思って走り続けていくでも、私が軽率な行動をした所為で……
「ハジメくっ!?」
グルアァァァァッ!!!!
「ッ!!?」
ハジメ君の名前を呼ぼうとした事で大きい熊のような魔物が私を睨んでいた。私は怖くなって震えてしまいその場で立ち止まってしまった。
「あっ……ああ……」
死……頭の中にその言葉が過ってしまった。
ガアアアアアアッ!!!
熊のような魔物は大きいな手を振り下ろしてきた私を狙うように……
「(嗚呼……ダンお兄ちゃんに付いて来たのに勝手な行動をした所為でダンお兄ちゃん達に迷惑かけちゃったなぁ……ハジメ君……に会えると思ったのに……私…此処で死んじゃうのかな……ハジメ君に会えないまま……?いや……いやだよ……!会いたい……会いたいよぉ……!ハジメ君……!!助けて!!)」
私は怖くなってぎゅっと目を瞑りこの後に来る最悪な結末が訪れるよりもハジメ君に助けを求めてた……そして……
「ブレイドラ!!ブレスだ!!!香織を助けろ!!」
「キュッ!!」
何処か懐かしい声が聞こえた瞬間ブレイドラちゃんの鳴き声も聞こえて思わず目を開けると……私を守るように銀髪に近い白髮に大体170くらいの身長をした男の人がいて更に熊のような魔物に紫色の炎を吐く紫色のブレイドラちゃんがいた。
「全く……お前が此処に居るとは思わなかったぞ香織……」
そう言って男の人は私の名前を言って振り向いていく私はそれを見た瞬間涙が溢れる出すように嬉しく思った……何故なら私の大好きな男の子がいたからだ……姿は違っていても面影がある…そして私は思わず男の人に抱きついていた。
「おとととっ……香織どうかしたのか?というか……危ないぞ?」
私の名前……呼び捨てに呼んでくれる……だけど関係ない……私はこの瞬間だけは幸せな気持ちのまま笑って彼にこう告げた。
「会えた……やっと会えたねハジメ君……!!」
そう言って私はぎゅーって彼…ハジメ君に抱きついて離さないようにした。
〜〜香織said out〜〜
はい!香織の危機にハジメがナイト・ブレイドラと共に現れました。それではありふれ劇場始まるよ♪
〜〜ありふれ劇場〜〜
ダン)香織速すぎるな……
恵里)うん……はぁ……はぁ……キツイ……
ダン)…………。
そのままダンはペースを落として恵里と並んでいく
恵里)えっ?ダン……?
そのままダンは恵里をお姫様抱っこしていく
恵里)ッ〜〜///!?
ダン)これなら大丈夫だろ?
恵里)……///(コクコク)
ダン)それじゃあ、香織を追うぞ!!
そのまま恵里をお姫様抱っこしながら香織を追っていくダンと恵里だった。この時恵里の心境は最高でしたとのこと……