ありふれた世界を救う為に来た最強のカードバトラー 作:異界見聞録
〜第7話「訓練と言う名の理不尽なイジメ」〜
流石に偽装しても力がそのままの為、ダンはいくつか自分の身体に制限をする事にして偽装したステータスプレートと同じ力にしていくのだった。そして現在ハジメとともに錬成師としてのトレーニングを手伝っておりハジメを少しずつ強化させていく。その為ハジメのステータスも変化していき現在では
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南雲 ハジメ 17歳 男 レベル8
天職:錬成師
筋力:42
体力:40
耐性:54
敏捷:45
魔力:43
魔耐:45
技能:錬成・肉体強化・言語理解
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色々と底上げさせていく本来のステータスの割り振りより多く経験値を取得していた。更に肉体強化と言う技能も手に入るも制限が付いてくる現在その肉体強化で筋肉痛のハジメはバテて死体となって「なってないから!!」
「ハジメ大丈夫か?急に叫んでたが……」
ダンは心配そうにハジメを見ており
「う、うん大丈夫……そ、それじゃあ……僕は本を読みに図書館に行くね?」
「嗚呼……気をつけてな?」
ハジメが身体を引きずりながら移動してその姿をダンは見ていた。
「(あの時ハジメの戦う理由は……イジメられている自分を変えたいと思う気持ちをあったんだろうな……あの時以降からハジメは頑張っている。)」
ダンはハジメの後ろ姿を見て少しずつ逞しく感じるようになったと思うようになりもっと力になるかと意気込むようになっていく
一方ダンと別れたハジメは図書館で本を読んでいたが檜山達がやってきて無理矢理ハジメを訓練所に連れて訓練とは名許りの虐めを受けていた。
「よぉ南雲。なにしてんの? お前剣持っても意味ねえだろうが。マジ無能なんだしよぉ」
「ちょ、檜山言い過ぎ! いくら本当だからってさ~、ギャハハハ!」
「つかなんで毎回訓練に出てくるわけ? 俺なら恥ずかしくて無理だわ! ヒヒヒ!」
「なぁ大介。こいつさぁ、なんかもう哀れだから俺らで稽古つけてやんねえ?」
「あぁ? おいおい信治、お前マジ優し過ぎじゃね?まぁ俺も優しいし?稽古つけてやってもいいけどさぁ~」
「おお、いいじゃん。俺ら超優しいじゃん。無能のために時間使ってやるとかさ~。南雲、感謝しろよ?」
結局はまた同じで殴る蹴るの暴行に追加の魔法攻撃が満身創痍のハジメの身体に叩き込められる。
「うぐっ!?がぁっ!!?」
ハジメは苦しそうに痛いのも我慢して攻撃を受け続けていた。
「ギャハハッ!よぇーよぇーこれで天職持ちとか雑魚すぎんだろう!」
そう言いながら檜山は容赦なく魔法をハジメにぶつけて他のイジメメンバーもハジメを嬲り続けていく
「(う……あっ……意識が…………ヤバ……イ……どうして……僕が……こんなめに……?)」
意識が少しずつ遠のく中ハジメは涙を流しながらぼろぼろになり続けていく
「嗚呼?コイツ泣いてやがる。うわぁ〜〜ダセェ〜やっぱキモオタだわ〜〜」
檜山はニヤニヤしながらぼろぼろなハジメを見下ろすと足でお腹を踏みつけていく
「がはっ!?オエェェェッ!!」
思わずお腹が圧迫されて戻してしまう
「うわぁ!?何すんだよこの野郎!!」
靴に吐いたモノがかかった瞬間檜山はハジメの顔を容赦なく蹴ってハジメは身体をバウンドしてうつ伏せになっていく
「うぐっ……!!」
ハジメは身体を起こして逃げようと立とうとして
「オイオイ何逃げようとしているんだよ?」
しかしハジメの髪を掴みながら無理矢理地面に叩きつけていく
「ぐぅ……(いだぃ……いだい……よぉっ……どうして僕がこんな目に会わなきゃいけないの……!?僕が何をしたの……?)」
少しずつハジメの心が壊れかかっていく
「嗚呼〜〜もうコイツの所為で靴汚れまくったわ〜〜」
「それにしてもやりすぎじゃね?殺したりしたらやべーじゃないの?」
「はぁ?ビビってんかよ?コイツ無能なんだし死んでもバレねーだろう?」
「そうだな〜〜それにコイツいつもあの赤髪の野郎と一緒にいるじゃんホモだろ絶対www」
「(ダン君のこと言っているのコイツら……?)」
ハジメはダンのことを言われてぎゅって拳を握っていく
「ギャハハ!言えてるわ〜〜腹いてぇ〜〜!!つうかさ……アイツ赤の他人の癖によ俺らに説教してくるじゃん?何様なんだよって思う訳よ俺さぁ〜〜」
「言えてる言えてるステータス高いからって正義の味方みたいにさコイツを庇うしさ……」
「(そうだ……僕の所為でダン君が……)」
そんな事を思っていると……
「どうせアイツ嗚呼言っているけど人殺しているんじゃねぇ〜〜あんなこと言うし目も絶対犯罪者の目だろうあれ〜〜www格下そのモノだろ〜〜www」
「(……あ?犯罪……者……?コイツなんて言ったダン君を犯罪者って言った?僕をイジメているアイツらよりも格下……?)」
ふざけるな……
「つうかさ……アイツボッチなのも人殺ししたからじゃねぇ?俺らみたいにクラスメイトごと召喚されたし不登校児が偶々召喚されただけだろう?アイツの格好そのモノだし〜〜」
「うわぁ〜〜檜山言うな〜〜でも確かにそうだよなぁ〜〜」
ふざけるな……
「まあ〜〜?人間の屑の赤髪野郎より無能の方がマシか〜〜よかったな無能〜〜お前アイツよりマシでさ〜〜ギャハハ〜〜!!」
人間の屑……?
ダン君が屑……?
お前が言うな……
お前たちが僕の大切な友達を侮辱するな……!!
ダンの優しさも知らない癖に!僕の為に……
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!!!!
一緒に強くなろうって言ったダン君のこと馬鹿にするなぁぁぁっ!!
「……な……」
「あ?なんだ無能?なんか言ったか?」
「ける……な……」
「何言ってるんだコイツ?人語喋ろよ無能〜〜人語忘れたのか無能〜〜?」
そう言いながら檜山達は大笑いしてぼろぼろなハジメに言う中、ゆらゆらと立ち上がっていくハジメは俯いており
「お前が……」
「あ?」
「お前たちが……」
「んだよテメェ?またボコボコに「黙れ屑共!!」あ"あ"!?」
「お前たちが……僕の大切な友達のダン君を馬鹿にするなよ!!お前たちみたいな屑みたいにな!!弱い者イジメをする小物にダン君を馬鹿にする資格はない!ダン君が犯罪者?お前等の方がよっぽど犯罪者で格下だよ(ドゴォッ!!)ゴホッ!!」
ハジメがダンを馬鹿にされたことにキレて檜山達に罵声を浴び続けるもそれを聞いた檜山が容赦なく殴ってハジメを黙らせていく
「あ〜〜嗚呼〜〜言っちゃった〜〜お前言っちゃった〜〜俺達が屑?犯罪者?格下?もういいわ〜〜お前ぶっ殺すわ……無能はこの世に必要ねぇこと教えてやるよ!!」
そう言いながらハジメに魔力を貯めた攻撃を放つとハジメのいた場所が爆発していく
「うわぁ〜〜まじやりやがった……」
「檜山〜〜アイツ死んだらどうすんだよ〜〜」
「もう死んでるんじゃねぇ〜〜?」
四人がハジメの死を確信するが煙が晴れると……
「はぁッ!?」
「んで!?」
「アイツ生きてるんだよ!?」
「無能の癖に……!!」
四人の目の前には無傷なハジメに魔法陣が三本の線で繋がって三角形状になったモノがハジメを守っていたことに苛立っていた
「あれ……?僕どうして……?」
檜山の攻撃を受けたと思っていたが実は無傷となっていることに驚いており
「フラッシュタイミング……マジック…デルタバリア……これでハジメを守ったんだ……」
ハジメの背後から優しい声が聞こえてきて
「あ……あああっ…………だ、ダン……ダン君っ!!」
ぼろぼろと涙を流しながら振り返ってハジメはダンの名前を呼んでいく
そこには……
友を傷つけられて
怒りを露わにした
最強のカードバトラー……
“馬神弾”が檜山達を睨んでいた
次回!檜山死すデュエルスタンバイ!!