中川菜々と優木せつ菜、時々アクセントで俺   作:蒲鉾うどん

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3月終わり!次は4月!アニガサキは1話からみんな半袖だったから5~6月がアニメ本編か??見切り発車の弊害!!ダラダラやる気でいます!ごめん!!!




 三月最終日、今日は午後から練習だったため遅めの起床。寝癖を直して朝兼昼飯を食べ、ほっと一息。ソファに座りテレビを点け、スマホも開く。スマホの画面には数件のメッセージ通知。親と野球部の友達、それから菜々からメッセージが届いていた。そして菜々からメッセージは意味不明なものだった。

 

『キープ出来ました!』

 

 

 ...何の話かな?本当に心当たりがないため適当にボケておく。

 

 

 『でかい魚でも釣ったの?』

 

 

 最後に会ったとき何の話してたっけ、寝ぼけた頭をフル回転させて話した内容を思いだそうとする。程なくしたら既読が付き、メッセージが送られてきた。

 

 

『何言ってるのですか!部室ですよ!スクールアイドルの!!』

 

 『あー』

 

 

 スクールアイドルの話か、主語足らなさすぎだろ。でもまあとりあえず、

 

 

 『それはおめでとう』

 

 『キープってことは部員もある程度は集まる見込みあるんだ?』

 

『いえ、まだ私一人です。募集もこれからです』

 

 『...?どうやってキープ出来たの?」

 

『実は私、生徒会長なので!裏工作も御茶の子さいさいなんです!』

 

 『結局職権乱用したのか』

 

『職権乱用なんて失礼な!ただちょっと空いてる部室を確保しただけです』

 

 『一般生徒じゃ出来ないからね、それ』

 

『...こういう時のための生徒会長です』

 

 

 開き直ったよ。ま、バレないようにうまくやるだろう。

 

 

 『歌は誰かの曲をカバーするの?』

 

『いえ、新曲で行こうと思います』

 

 『え、誰が作るの?』

 

『音楽科の方とか作曲同好会、作詞研究会などなど...頼んだら皆さん快く引き受けてくれたのでその辺はどうにかなりそうです』

 

 『あ、そうなの。まあここ音楽系の人とか部活、結構な数あるからどうにでもなりそうだよね』

 

『ええ、結構どうにでもなりました。後は人さえ揃えば、というところです』

 

 『人ね、部活の申請書出すのって最低5人だっけ』

 

『はい、五人いれば受理できます。同好会ですけどね』

 

 『部活と同好会ってなんか違うの?』

 

『人数だったり学校から費用が出たり、等々。大会に出てある程度成績を納めればすぐに部に昇格するので今はそこまで大した問題ではないですよ』

 

 『お、自信満々じゃん』

 

『当たり前です!ラブライブに出て勇気と私の大好きを皆に届けるんですから!』

 

 『いいね、頑張ってね』

 

『もちろんです!…ところ話変わりますけど、今どこにいるんですか?』

 

 『?家だけどどうしたの?』

 

『今日用事があって私、今学校に来ているんですけど野球部の方々が試合の用意をしているのですが...行かなくてよろしいのですか?』

 

 『試合の準備...?』

 

 

 

 まだ半分寝ぼけている脳みそをフル回転させる。試合...試合...?...あ、やば。そういえばさっき野球部の奴からメッセージ来てたな、見るか。えーっと、

 

『今日試合になったの忘れてない?みんな集まってるよ』

 

 すぐに時間を見た。サァーっと血の気が引く。冷汗も出てきた。今から行っても完全に遅刻だった。

 

 

『祐介?大丈夫ですか?』

 

 『菜々』

 

『あ、はい』

 

 『今からご飯いかない?』

 

『はあ、結局遅刻なのですね。生徒会長命令です。今すぐ行ってください』

 

 『生徒会長関係なくない?ちなみに行かなかったら?』

 

『顧問の先生にチクります』

 

 『...俺の取説でも持ってる?絶対行かなきゃいけないじゃん』

 

『はい!おとなしく怒られてきてください!』

 

 『満面の笑みが目に浮かぶよ』

 

『あながち間違ってないですよ笑 あ、あとご飯は行きたいです。今日の夜、空けておいてくださいね!』

 

 『...じゃあ今日は菜々とご飯いくことを楽しみにこってり絞られてキマス』

 

『はい!ファイト!ですよ!』

 

 

 そういって最後にグーというポーズをした犬のスタンプが送られてきた。…俺の扱い上手いな。一周回って感心さえしている。先生には確実に怒られるだろうけど、夜ご飯の約束したし、頑張るか。そう思いながら支度し、玄関に座り靴を履く。その時ふと思い出した。そういえば母親からメッセージ来てたな。今日夜飯いらないって連絡する必要もあったし、今やっとくか。そう思い母親のメッセージを開いた。

 

『今日あんたが寝坊するのに1000円!』

 

 俺はスマホをぶん投げた。よし、怒られてくるか!今日は憎いほどの快晴だった。

 

 

 

 

 

 

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