この鎮守府が超酷い鎮守府だったので再興します。 作:kou2073
コンコン
加賀
「揃いました。入ってもよろしいでしょうか」
提督
「入ってどうぞ」
ガチャ
スッ…
提督
(落ち着いている……凛としていて良いな)
提督
「そこの席に座ってくれ」
・・・・・・・・・・
機動部隊。海軍の任務部隊task force(特定の任務のため臨時に編成される部隊)の一つである空母戦闘群のことを言う。空母を中心に巡洋艦,駆逐艦などの高速艦艇によって編成され,航空戦を主任務として広域の海洋において柔軟かつ強力な作戦を遂行できるのが特色である。そんな中、赤城・加賀による一航戦。蒼龍・飛龍による二航戦。翔鶴・瑞鶴による五航戦という代表的な6人、第一航空艦隊。本来であればミッドウェー海戦*1、マリアナ沖海戦*2、エンガノ岬沖海戦*3によって南雲機動部隊*4及び五航戦は崩壊したはずだが、記憶はあるのかは未だに分からない。それなら艦娘さえ本当はどう生まれたのかさえ分からない。それとは別にここの鎮守府は来た時から崩壊していて、その原因も明確ではない。そこで……
提督
「さて、俺から聞きたいことは2つだ。1つは芦塚提督について。2つは君たちについて。重々しい話になるがいいだろうか?キツかったらすぐに中断する」
赤城
「いいわ。加賀さんも他の4人もいいわね?」
加賀
「……」
4人
「大丈夫です……」
加賀
「………」
提督
「一つ目、芦塚提督には酷いことをされたり、無理難題な任務を押し付けれたりしなかったか?あまり言いたくないが、例えば伊号潜水艦達の異常な資材収集、間宮と伊良湖の料理禁止、みんなにベットが支給されていないことなど、先のことを考えても危険な状態であることは間違えないし、この問題を早急に解決しないといけない。何かあったら正直に教えてくれ」
加賀
「……」
提督
「……あれ、ないのか?」
加賀
「いや……特に体罰がひどかったってところかしら」
提督
「体罰……か」
赤城
「少し耳を貸してくれませんか」
提督
「なんだ?」
赤城
「この子達の前では話したくないことなんです」コソコソ
提督
「あ、あぁ」
赤城
「実は」コソコソ
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それはある作戦でのこと。重要な場面で空母達が珍しくミスをし、執務室にて……
芦塚
「あぁ?なんでてめぇらがミスしてんだよ。おかしいだろ」
加賀
「申し訳ございま……ウッ!」ドス
芦塚
「なにが申し訳ないだァ?もっと責任感じろよ、アァ?いつものあれをやるしかないようだな」
赤城
「やめてください!罰ならせめて私が受けます!」
蒼龍
「ダメです赤城さん!私たちの支援が遅れたからいけなかったんです。だから……」
翔鶴
「いえ、私たちが多くのミスをしてしまいました。罰を受けるなら私にしてください。責任は私にあります、どうかお願いします」
芦塚
「ふーんそうか、それじゃあ翔鶴、手を机の上に乗せろ」
瑞鶴
「ダメ翔鶴姉ぇ!私が「もういいの瑞鶴」え……」
翔鶴
「私たち五航戦は出来損ないなんです。そういうものですから」
加賀
「そんなことないわ!」
芦塚
「出来損ないは、良くないよなァ!」スッ
瑞鶴
「待って!提督!」
芦塚
「黙れ」
翔鶴
(いつものように指を切られるのかな)
グサッ
いつもなら空母達の中で指を切られる
罰として指を切るのは普通考えられないけど
あの光景は私たちには忘れたくても忘れられない酷いものだった
だって腕ごと切られたのだから
翔鶴
「え………イヤァァァァァァ!!」
瑞鶴
「ぇ……オェェェ」
赤城
「う、腕ごと切り落とすって、なんてことを!」
加賀
「あなた!気は確かなの!?」
芦塚
「はぁ?「五航戦と一緒にしないで」って言ってるやつに言われたくないわ!!」
加賀
「ッ……」
蒼龍
「酷い……酷すぎる」
酷すぎる
ここから逃げたい気持ちでいっぱいだった
でもここの警備は厳しくいたるところに監視カメラがあった、なんせトイレやお風呂(入渠施設)にだってあるから
でもある妹が限界を迎えてしまったらしい
そのせいで……
瑞鶴
「ちょっとしたミスで……なんで!嫌だここ……居たくない!」
芦塚
「なんつった?瑞鶴」
瑞鶴
「え、いや」
芦塚
「チッ、ムカつく。お前も」ガシ
瑞鶴
「やだ!やめて!!助けて翔鶴姉!」
翔鶴
「待って、もう罰は受けたでしょ!やめてください!」
芦塚
「このボタンを押してもいいの?制御されてぶん殴られてでも?」
翔鶴
「う……それは」
芦塚
「だよなぁ?文句あるやつは片っ端から殴るからな。それじゃお前もやらなきゃならんな」
瑞鶴
「なんで?もうヤダ……」ポロポロ
芦塚
「なんだよそんなに泣いちゃって、安心しろって。みんなさ、知っているだろうけどさ」
「どうせドック入れれば治るんだしよ?何回でもできるじゃぁん」ニヤァ
加賀・赤城・蒼龍・飛龍
「!!!」
芦塚
「オラァ!」グサッ
瑞鶴
「アァァァァァァァ」
翔鶴
「ぁ……」
芦塚
「ふぅー、今回はこれで許そう。ただし次はもうないからなぁ〜?」
翔鶴・瑞鶴
(………………タスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテ・・・・・・・・・・)
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赤城
「それであの五航戦達は……う、腕を切られたことがあるんです」コソコソ
提督
「」白目
赤城
「そういう感じです」
提督
「そうかそうか、わかった」
提督
(ぜってぇあいつの四肢を切ってやるこの野郎ォォ!)
提督
「加賀達、話は赤城からすべて聞いたからもう言わなくていいよ」
加賀
「そうですか」
提督
「今から2つ目の質問行くけどみんな大丈夫?」
全員
「大丈夫です」
提督
「過去の記憶は残っているか??」
飛龍
「過去の記憶とは?」
提督
「まぁ艦娘ではなく軍艦としていた頃というのかな」
加賀
「それが何か?」
提督
「あ〜あの、君たちはミッドウェイ海戦とかレイテ沖海戦とかで飛行甲板に……」
全員
「……」ソ
提督
「大丈夫か?」
加賀
「その話はしないで」
提督
「……やはり記憶はあるようだ。これだけ確かめたかったし、もう話さないから安心しろ」
赤城・瑞鶴
(思い出したくない……)
提督
「すまないがもう一つ質問してよろしいか」
加賀
「ええ」
提督
「本来空母は戦闘機とか攻撃機を艦載してるだろ?その戦闘機ってどうやって操縦してるんだ?デッカイし」
蒼龍
「え、操縦は妖精さんがしてるけど?」
飛龍
「それに大きくないよ?」
提督
「あれ?じゃあ小さいの?」
飛龍
「そうだよ。弓から艦載機を出すし、それ以外の方法でも出すけど」
提督
「???」
瑞鶴
「提督なんか勘違いしてない?」
提督
「すまんな、兵器については人一倍詳しいが、艦娘のことについてはあまり詳しくねぇんだ。」
蒼龍
「この後の演習で見れると思いますからその時見ればいいんじゃないでしょうか?」
提督
「そうだね、そん時でいいや。では俺からの質問は終わりとしてそちらからの質問はあるか?」
蒼龍
「兵器について詳しいって言ってたけどんぐらい詳しいの?」
提督
「まぁ結構知ってるな。特に戦車については」
蒼龍
「戦闘機については?」
提督。
「戦闘機も詳しいよ。俺は飛燕*5が好きで乗っていた時があったかな」
蒼龍
「三式戦闘機は扱いにくいような」
提督
「いや欠点を見つけ出せてないのが悪い。だから欠点を見つけて整備したさ」
赤城
「すごいわ~石橋さんって。ところで深海棲艦については知っている?」
提督
「どんなものかは知ってるが、実物や深海棲艦の詳しい情報は見たことも聞いたことがない」
赤城
「え?見たことも聞いたこともないって…」
瑞鶴
「本当に大丈夫かしらこの提督」
提督
「あのな、士官学校で深海棲艦はどんなものか勉強しようとしたよ?でも飛び級でここの鎮守府に着任することになって勉強どころじゃなかったし、聞いたとしてもただ単に悪い奴しか聞いてないんだよ」
瑞鶴
「飛び級って指揮能力がよかったから?」
提督
「そうなるな」
飛龍
「なるほど、だから私たちの艦載機のことあまり知らなかったんだ」
蒼龍
「うーん元陸軍元帥だったことはあるけど多分大丈夫かな?」
提督
「まぁ安心せい。指揮能力が良くなかったら今ここにはいないはずさ」
蒼龍
「それもそうだね」
提督
「他になんか質問あるか?要望とか言っていいぞ」
翔鶴
「要望って?」
提督
「例えばだなカクカクシカジカ……」
翔鶴
「あら、そういうことですか!」
赤城
「新しく間宮さんの甘味処ができるなんて嬉しい!」
提督
「まぁそういうことだ、何か言ってもいいぞ?」
飛龍
「艦載機の設計を手伝ってもらえますか?」
提督
「いいけど、どのようにしたらいいのかい?」
飛龍
「秋水*6を設計して開発、戦力に行かせればと思って」
提督
「秋水……秋水……」
飛龍
「どうしました?」
提督
「秋水を持ってこようかな」
飛龍
「持ってくる?」
提督
「実は近くの飛行場に秋水があるんだよ、丁度いいからそれを参考にしようかなと思って」
飛龍
「へ、へぇ~分かった。私の要望聞いてくれてありがとうね」
提督
「他になんかあるか?ないなら終わるぞ、もうすぐ訓練が始まるから行きなさい。改めてこれからよろしくな」
全員
「よろしくお願いします」
ゾロゾロ
提督
(嫌がってる様子はなかったな。良かった)
グッ
提督
「どうした加賀?」
加賀
「……最後に質問していいかしら」
提督
「あ、あぁ」
加賀
「提督という仕事、いや、提督としての責任は持てる自信、覚悟はあるのよね?無かったら速攻追い出すから」
提督
「……ある」
加賀
「本当に?」
提督
「あぁあるさ。俺は人のために役立ち、平和になるために生まれ、この場にいるようなもんだ。俺は誓ったんだよ」
加賀
「……」
提督
「……」ギロ
加賀
「……その目、その心は本当のようね。聞いてみて正解だったわ。この海を守ってほしいわ、石橋提督」
ガチャン
石橋
「……あの子のためにも頑張らないとな」
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訓練司令塔
提督
「海岸沿いに高い建物があったがこれが訓練司令室か。こんなのもあるんだな。あんまり使われてない雰囲気漂ってるけど。」
大淀
「ここ前の提督は使ってないですしその前の提督も使ってないんですよ」
提督
「どうりで、それに古びたマイクががあるな。これで指揮したりするのか?」
大淀
「ほとんど艦娘に指揮を任せていますが使うのであればこのマイクから指揮したりすることが出来ます」
提督
「へー、でも艦娘に指揮任せているから様子見るだけでいいや。大淀、もう訓練のほうに行ってきな」
大淀
「分かりました、では失礼します」
提督
「む、始まるようだ。お手並み拝見。その前に近くで見てみたいから降りよっと」
・・・・・・・・・・
大和
「みなさん、説明した通りに動いてください。分かりましたか?」
赤城
「私たち空母は別の標的を狙ってください。」
武蔵
「もし衝突事故や変なことがあったら伝えてくれ。こちらで対応する」
陸奥
「装備の不調があったら工廠に行って明石達に伝えてね、直してくれるはずだから」
長門
「それでは訓練開始!」
提督
「攻め方、打ち方、守り方とかどんな感じになるんだろうか」
ドカーン
提督
「あれは吹雪と時雨?」
吹雪
「なかなか当たらない……」
時雨
「ッ……僕今日は調子悪いのかな」
提督
「あれ?確か練度maxなはずなのにミスしまくるな」
バシャーン
バァゴン
提督
「利根、筑摩は確か航巡だったよな。装備もいいものなのだがなぜか当たらない?え~??」
利根
「ぬ~中々当たらん!」
筑摩
「仕方ないですよ。久しぶりの訓練ですから利根姉さん」
提督
「へ?久しぶり???待て待て待ておいそこの利根姉妹!ちょっと来い!」
利根
「なんだ」
筑摩
(お、怒られないかな。外してばっかだから……)
提督
「おいおい怒るわけじゃないからそんな警戒するな。それでさ筑摩」
筑摩
「は、はい」
提督
「最後にこうゆう本格的な訓練をやったのはいつだ?」
筑摩
「え、えっと3年前だったと思います」
提督
「改2になったのはいつ?」
筑摩
「3年前です」
提督
「そうゆうことか。前の提督は……艦隊の編成はいつも戦艦か正規空母なのか?」
筑摩
「そう……ですね」
提督
「だからみんなちょっと下手くそみたいな感じなのか」
利根
「おい下手くそとはなんじゃ!」
提督
「おっと失礼、とにかく久しぶりにやるから当たらんって訳だ。練度は高くてもそんなに体動かしてなけりゃそうなるわな」
利根
「そうだ、前の提督は戦艦や正規空母みたいな強い艦娘しか編成してなかったからの」
提督
「そうか、俺は戦艦とかの艦種に問わずに使っていくからその分訓練で強かった前の頃を取り戻してきな」
利根
「そうか!ありがたい!」
長門
「利根達、訓練に戻ってくれ」
利根
「わかった。それじゃあまた話が出来たら会おう、提督」
提督
「おう頑張ってこい」
筑摩
「やっぱりいい人じゃないかな利根姉さん」
利根
「そうかもしれんな。さて気を取り直すぞ!」
提督
「頑張れば今の練度のように強さを取り戻すかもしれんから大丈夫かな。むぅ……それにしても艦娘って兵器と思ってたらみんな可愛いお嬢さんだったとはなぁ〜さっきの利根達も可愛すぎだろ。しかも何あの平服?足の露出えげつないんだけど」
大淀
「何独り言を呟いているんですか?」
提督
「うお!?あれ、訓練は?」
大淀
「海防・駆逐・軽巡は休憩に入ってます。あと少しで重巡も休憩に入ると思いますが」
提督
「そうかわかった。じゃあゆっくり休んでおきなさい。私は引き続き訓練の様子を見るとするよ」
大淀
「わかりました」
提督
「あ、空母の方見てなかったな、見に行こ」コツコツ
吹雪・時雨
「…………」ジー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10周年オマケ②
提督
「えーっと佐世保の美味しいところはあのバーガーだよなぁ〜」
時雨
「どうしたの?考え事かい?」
提督
「いや〜佐世保の有名な美味しい料理とコラボしてくれるのはいないかなぁ〜って」
時雨
「確かにそうだね、でもコラボより時雨特製のサンドはどうかな?内容はこんな感じ」ペラリ
ちなみにこのサンドは10周年の佐世保リアルイベントからの鎮守府にて実際に販売していたものです。私は行きましたがめっちゃくちゃ美味しかったよぉ時雨〜
提督
「ほう ( ͡° ͜ ʖ ͡°)サンドの中身には調理したひき肉やサラダを入れマヨネーズっと、中々美味しそうやん
(´,,•﹃•,,`)」
時雨
「作ったものもあるんだ、食べてみてよ!」
夕立
「何それ美味しそうっぽい!私にも食べさせて食べさせて!」
時雨
「夕立の分があるからそっち食べて」
提督
「では頂こう」
パク
提督
「うわうっめぇ!これ販売してもいいレベルだぞおい!」
夕立
「美味しい〜!時雨が考えて作ったとは思えないぐらい美味しい〜っぽい!」
時雨
「やだなぁ恥ずかしいじゃないか///」
最上
「へぇ〜美味しそう。でもこのラーメンとかはどうかな?」
このラーメンもですが佐世保の「丸葉ラーメン」さんのラーメンです!
すごい美味しですよこれ
提督
「うはー美味すぎる!」
ガヤガヤ
朧
「佐世保と言ったらレモンステーキだよね!」
清霜
「甘ーいケーキとかいかがですか?」
タスカルーサ
「同じこと言うけどやっぱ佐世保バーガー一択だ」
第三〇号海防艦
「各店舗の提督オリジナルメニューもいいですね!」
ガヤガヤ
提督
「わーたわーた。とりあえず交渉してくるから」
ヤッター
ワーイワーイ
提督
「本当に忙しーな。……そういえばさっき食った二つのメニュー鉄のにおいしたけど気のせいかな」
時雨・最上
(ワタシノアイヲ、ノンデクレタ~♡)
提督
「うぅ……寒気がするから考えないでおこう」ガタガタ
石橋提督・・・疲れる~
一航戦・・・一安心
二航戦・・・何とかなりそう
五航戦・・・優しい人かも
利根型・・・意外といい人かも
うわ~、遅くなりすぎ……話もまとまってるのかもわからん。もしかしたら妄想が膨らんでないかも。
とにかく頑張ります~