元メスガキさんをお持ち帰りした件   作:黒樹

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誰得かは存じませんが書いちゃったので置いときますね。
※NTRです。苦手な方はご注意ください。
大事なことなので言っておきますがこの話のヒロインは志穂さんです。
元々は未亡人の予定だったので、NTRになってしまいました。
あまりにも際どく攻めたので、修正する必要があるかもしれませんがその時はその時です。
ifですので本編とはほとんど関係がありません。


if『鹿島志穂の暴走』

 

 

 

双子が生まれて数年。ようやく子供部屋に移る年齢になった。

最初は赤子が二人という状況には戸惑ったものの、長女である愛理で慣れていたおかげでさほど子育てに苦労はなかった。

問題があったとすれば、片方が泣くと釣られるようにして大合唱が始まってしまうことだろうか。

赤子が二人なら、当然夜泣きも長女の比ではない。

専業主婦として家事や育児を一手に担っていた私は、当然夜も双子に起こされる日々。

 

それも全ては、双子がまだ赤ん坊だった頃の話。

苦労はしたけど、子供は可愛かった。

不満があるとすれば、夫の育児への協力が不足していることだっただろうか。

どちらかといえば、長女の方が協力的だった気がする。

初めて出来た妹弟とあって、随分と張り切っている様子だった。

 

双子は今年四歳。寝室を分けたのを機に、夜の営みを再開しようと夫に声をかけた。

 

「ねぇ、あなた……」

「なんだい?」

「二人が無事に部屋を移ったことだし、夜の営みを再開しない?」

「……すまない。疲れているんだ」

 

しかし、色良い返事は貰えず、夫は素っ気ない返事をして横になってしまう。背を向けてしまった彼は、そのまま寝息を立てて寝てしまった。

 

その翌日も、翌々日も誘った。結果はNO。

日々高まっていく性欲に悩んだ私は、夫をやる気にさせるためにエッチな下着やネグリジェを取り揃えた。

夫の日々の疲れを癒すために、食事から色々と気を遣った。

休みが続く二日目、私は普段つけないはしたない下着を身につけて、今度こそ夫を夜の営みに誘う。

 

「ねぇ、あなた……」

「なんて格好をしてるんだ!?」

 

私の卑猥な姿を見た彼は、嫌悪感を隠そうともしない顔で咎めるような視線を向ける。まるで浮気や不貞を疑うような目だ。

 

「……もう私達はいい歳だろう。そういうのやめにしないか」

「……え?」

 

突きつけられた言葉の裏には「君はもっと貞淑な妻だと思っていた」と言わんばかりの軽蔑が込められている。

あるいはそれが彼の理想とする“妻”であり、“私”なのだろう。

本来の私はもっと性に貪欲だ。学生時代も自慰を覚えてから週に六回はしていた。子育てに疲れたストレスだって、そうすることでしか発散できなかった。

 

彼が清楚な私を好んだから、隠していた。

彼が淡白だから、性行為は週に一回ほどで彼が満足するまで。私は一度だって満足などしたことない。

家事だって、育児だって、最初はもっと手伝ってくれていたのに……。

長女が生まれた時と双子が生まれた時では、雲泥の差があった。

 

「……そう、ね」

 

私は不満を隠すのと同時に、女としての自信が砕けていくのを確かに感じていた。

 

 

 

 

 

 

夫婦喧嘩の原因を挙げればキリがない。小さな事が幾つも重なった結果だと言える。

夫は私のことを優しい人だと言うけれど、本当の私は妥協と我慢を重ねているだけで不満を溜め込むタイプなのだ。

セックスレスも原因の一つで、色々な不満が重なった結果こうなってしまった。

 

「……はぁ」

 

逃げ込んだ直人君の家で、一人になった途端溜め息を吐く。

三人は仲良くお風呂に行ってしまった。だから、私もつい気が抜けてしまう。

 

……火照った身体が熱い。私はそっと下腹部に手を伸ばしていた。

 

娘達がいないうちに発散しておかないといけない。

夫に隠れてしていたように、私はロングスカートを捲り上げて自慰に耽る。

 

「んっ……」

 

物足りないことを自覚しながらも、私はそうすることでしか慰める方法を知らなかった。

 

お風呂からはシャワーの音に代わり娘達の嬌声が聞こえる。

その事実に私はより興奮して、一人慰め続ける。

何度も、何度も、何度も。それでもからだの火照りは収まってくれない。時間を忘れて没頭していると、不意に浴室の音が消えて、より明瞭に声が聞こえてきた。

 

我に返った私はロングスカートを戻して、スマホを手に取り暇を潰していたふりをした。

 

「すみません。随分お待たせして。志穂さんもお風呂使いますか?」

 

リビングの扉が開いて、直人君が戻ってくる。

背後には娘達が女の顔をして俯いていた。まるで後ろめたいことがあるとでも言わんばかりだ。

薄いネグリジェを纏った娘二人は、直人君にそっと隠れるようにしている。その彼の下半身のズボンは隠せないほど大きな物が張っていた。

 

「……そうね。借りようかしら」

「それと布団はいつも都が使ってるのを使ってリビングで寝てください」

「えぇ、ありがとう」

「あとすみません。今日は騒がしくしてしまうかもしれないです」

 

家でお風呂には入ったが、つい体臭が気になってお言葉に甘えることにした。それにパンツも穿き替えたばかりだけど替えないといけない。

 

着替えを持って入れ替わるように風呂場へと赴く。

軽くシャワーを浴びて、“もしも何かあった時のために”念入りに手入れをした。

風呂上がりには、夫には結局使わなかった黒のベビードールを着てそっとリビングに戻った。

 

リビングに三人の姿はなかった。その代わりに、寝室の方からギシギシという音と風呂場からも聞こえていた嬌声がリビングにも届く。

 

隣の部屋で何が行われているのか。そんなの見なくても本能は理解していた。

ベッドが軋む音が、娘達の嬌声が、子宮を刺激して、疼き、耳から私の脳を侵していく。

 

「ダメ……そんな激しくしたら……お母さんに……!」

 

もう既にバレているというのに、娘は今更体裁を気にしているらしい。

 

「……ちょっとだけ、覗いてみようかしら」

 

覗くくらいは許されるはずだ。私のこのからだの火照りも半分は娘達が盛った薬のせいで、もう半分は隣で行われている夜伽のせいだ。

 

私はこっそりと寝室の扉を開けて、中を覗き見た。

 

ベッドの上では、愛理と直人君が激しく体を重ねている。

私が今まで夫としていた夜伽が児戯と呼べるくらい、激しい交尾を二人はしていた。

ベッドの上には都の姿もあって、二人の交尾を至近距離で観察している。その顔は耳まで真っ赤だ。

 

「–––もう一回、して」

 

一度目が終われば、二度目も。

何度も、何度も、何度も、まぐわい続けた。

気がつけば深夜を過ぎて、愛理がぐったりとベッドの上で動かなくなった。

 

「……寝ちまったみたいだな」

 

そんなことを言いながら、眠った愛理の身体にのしかかっておっぱいを好き勝手弄る。そんな彼の腕を掴んで止めたのは、もう一人の娘だ。

 

「……お兄さん」

 

切なげな声が、都の喉から漏れる。

直人君は求めに応えて、今度は都に襲い掛かった。

 

 

 

それから二時間ほどで、寝室の音は止んだ。

ベッドの上には、愛娘が二人並んで満ち足りた顔で眠っている。

私の中には、羨望と嫉妬が渦巻く。

私もあんな激しい交尾がしたい。直人君に犯してほしい。

気がつけば、私はそう願っていた。

 

「……まだ収まらねぇ。いったい何盛ったんだよ」

 

当の彼は何度やっても萎えない自分の性器を見下ろして、困ったように口にする。

 

「……」

 

幸せそうに眠る二人を見つめ、逡巡してから立ち上がった。

そのままこちらに歩いてくる。早く逃げなければ、覗いていたことがバレてしまう。

覗いていたことがバレてしまえば–––彼は私を犯してくれるだろうか。ふとそんなことが頭に浮かんだ。

 

キィ–––小さく音を立てて寝室の扉が開く。

 

裸の直人君が出てきた。

反り勃ったままのそれはまるで突きつけるように私の目の前に。

夫よりも大きく、長い。その事実を網膜に焼き付けるように、私は彼のそれを食い入るように見つめた。

 

「おっと、すみません」

 

彼はわざとらしくそう言う。悪びれない態度はまるで挑発しているようでもあった。

実際彼は私が覗いていることに気づいていたのだろう。だから、裸で寝室から出てきたのだ。

 

「……っ」

 

何を言えばいいのだろう。寝室から裸で出てきたことを咎める?娘を二人手篭めにしたこと?母親がいるんだから自重してとか?

 

彼は私の横を気にした様子もなく素通りして、キッチンへ行くと冷蔵庫から水を取り出して水分を補給した。

 

「それじゃあ、おやすみなさい」

 

一声掛けて、寝室へと戻る。

そんな彼の腕を私は反射的に掴んでいた。

 

「どうしました?」

「…………それ。収まらないの?」

 

ちらちらと直人君の下半身に視線を送る。すると彼はわざとらしく聞き返す。

 

「それとは?」

「そ、それは……その……」

 

言えるわけがない。夫にだってそんな恥ずかしい単語使ったことないのだから。

 

「……こ、これっ!」

 

私は勇気を出して、彼の股間を指差す。

 

「えぇ、まあ……でも、二人とも寝てしまってもう寝込みを襲うしかないんですよね」

「そ、それなら–––私、なんてどうかしら……?」

 

我ながら思い切った発言だったと思う。もう後には戻れない。なかったことにはできない。言ってしまった言葉はもう飲み込むことはできないのだから。

夫への不貞という後悔も、興奮へと変換されて水に溶けるように私の身体を駆け巡った。

 

「その、ね……元はと言えば娘達が変な薬使ったせいだし、私は母親として責任を取らないといけないと思うんだけど……」

 

自分の言葉ながら、何を言ってるのかわからなくなる。言い訳を並べ立てる私を直人君は静かに見つめていた。

 

「旦那さんはいいんですか?」

「う、うん……あの人私の体に興味ないから。それにもう女として魅力ないみたいだし。直人君さえ良ければ使ってくれたらなって–––」

 

そこまで言った私に直人君が迫り、そのままぐいっと腰を抱く。そして私の下半身に手を伸ばした。

 

「あ……っ!?」

「こんな魅力的な女性を抱かないとか、旦那さん馬鹿じゃないんですか?」

「い、言わないで……夫のことは」

 

パンツの中にまで手を入れて私の股下を触った直人君は、わざとらしく指を見せてくる。私の体液で濡れた指を。

 

「娘がヤられているのを見て、随分興奮していたようですけど」

 

私が一人でしていたのも気づいていて、敢えて放置していたみたいだ。彼は途端に真面目な顔をする。

 

「–––俺は言い訳なんかより、志穂さんの本心を聞きたいんですが」

 

本心だなんて言ってるけど、直人君が欲しいのは私からの同意の言葉–––えっちなおねだりだ。

 

頰が紅潮するのを自覚しながら、顔を俯き隠す。

そうして私の本心を、願望を、彼にぶち撒ける。

 

「……私のこと好きにしていいから。私とえっちして。娘としたこと全部シて……!」

 

それを聞いた彼は、優しく微笑む。

 

「いいんですか?俺が満足するまで相手してもらいますよ。志穂さん」

 

返事の代わりに彼の唇に触れる程度のキスをする。

 

「志穂って呼んで」

 

二人きりの時だけでいい。一夜だけでいい。

私は直人君にそうおねだりした。

 

 

 

 

 

 

目が覚めたら私は布団の上だった。

どうやらいつの間にか眠っていたらしい。

それにしてもすごくエッチな夢を見た気がする。娘の大切な人と、あんなことをするなんて……。

夫にも触られていないところを触られ、舐められ、知らないことを教え込まれた。

 

「おはよう。お母さん」

 

起き抜けにぼーっとしていると、愛理がダイニングの方から顔を覗かせた。既に出掛ける支度をしていて、出社前のようだ。

 

「ん〜、おはよう……」

「全然眠れなかったみたいね。……その、ごめんなさい」

 

その原因の一端は自分にあると思っているのか、愛理は気まずそうに目を逸らしながら謝罪をする。

 

「いいのよ。別に。それになんだかいつもよりスッキリしたし」

「そう。それならいいんだけど……」

 

ちらり、と愛理がダイニングで椅子に座っている直人君へと視線を向けた。

 

「こっちも眠そうね。ほら、早く支度しないと遅刻するわよ」

「おまえは俺の母親か。つーか、こっちは昨日おまえらが盛った薬のせいで大変な目にあったんだよ。一睡もできなかったわ」

「そ、それじゃあ、私は行くから」

 

そそくさと逃げるように愛理が家を出る。その姿を私と直人君は見送った。

 

「ねぇ、直人君。都は?」

「もうとっくに学校に向かいましたよ」

 

それじゃあ私達は二人きりというわけで……。意識したら少し恥ずかしくなってきた。

 

「直人君は早く準備しなくていいの?」

「本当眠いんで仕事にならないし有給でも取って休もうかと」

「ズル休みはいけないわ」

「ズルじゃないですよ。不可抗力です」

 

そう言って彼は冷凍庫から包みを取り出した。朝からチョコレートを食べるみたいだ。包みから濃いブラウン色が見えた。

 

夫と喧嘩して家出したとはいえ、私も仕事に行かないと。

布団から抜け出て、立ち上がったところでドロリとした感触が太ももを伝う。

 

「……あれ?」

 

困惑している私に直人君が近づいてきた。そのまま柔らかく私を抱きしめて、口元にチョコレートを差し出してくる。

 

「一緒にズル休みしよう。志穂」

 

あまりにも狡い提案に乗って、私はこの日初めてズル休みをした。

 

 

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