元メスガキさんをお持ち帰りした件   作:黒樹

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ぬるぬる、ぽかぽか

 

 

 

衣擦れの音がして、スカートが床に落ちた音が響いた。

形のいいお尻と太腿が露になり、そこから伸びる脚にはまだニーハイを穿いており、理想的な曲線が描かれている。

健康的で綺麗な脚に見惚れていると、視線に気づいて都が振り返った。

 

「あの……そんなに見られると恥ずかしいんですけど」

「ああ、すまん」

 

脱ぎづらいと言わんばかりに、抗議の視線をぶつけてくる。

俺は自分も服を脱ぐふりをして、横目で都が生で脱ぐ姿を堪能していた。

セーラー服を脱ぎ捨てて、シャツのボタンをひとつひとつ外していく。そうして最後の一枚を脱ぎ捨てると、スク水にニーハイという妙に心を擽ぐる格好になってしまった。

 

思わず俺はポケットからスマホを取り出して、スク水ニーハイの都の姿を激写する。

 

「ちょっとお兄さん、うちは撮影禁止ですよ」

「悪い。誰にも見せないから」

「もう、一枚だけですよ。それにどうせなら可愛く撮ってください」

 

むしろ見せたら人生終了のお報せになってしまう。俺が必死に頼み込むと、都は可愛くポーズをとってくれた。

さらに一枚撮り直して満足した俺は、スマホをカゴに収めて残ったズボンを脱ぎ始めた。

 

「……」

 

その姿を今度は見つめ返される。わかりやすいくらいに下半身に視線を受けたが、都は途中でハッとして視線を逸らした。まるで興味ないとでも言わんばかりに。

 

「今更恥ずかしがるなよ。もう何度も見てるだろ」

「そうだけどそうじゃないんです。これには複雑な乙女心というものがあってですね……」

 

脱衣場から浴室へ移動する。床には人が寝てもいいくらいの大きさのマットが敷いてあった。

都は無言でそこを指し示す。促されるままに黙って座り、胡座をかくとその上に都が跨る。

 

「どうですか?スク水を着た女の子を抱きしめた感想は?」

 

向かい合うように座ると、抱き合うように密着してそんなことを聞いてくる。揶揄うようなイタズラっぽい笑みだが、少しだけ恥ずかしそうに頰が赤く染まっていた。

 

「凄い気持ちいい」

「ふふ、それはよかったです」

 

スク水の手触りの良さだけでなく、女の子の柔らかさが密着する箇所から伝わる。

もっと堪能したい。–––という欲望が暴走を始め、彼女の腰に回した腕の力をさらに強くする。

 

「プールの授業中、ずっとこんなことを男の子は考えてるんですか?」

「少なくともいやらしいことの一つや二つは考えてるんじゃないか」

 

そんなこと考えていたら、プールから上がれなくなるが。まず間違いなく愛理の胸を見てたやつは一定数いた。

 

「お姉ちゃんのおっぱい揉みたいなーとか?」

「クラスの奴らは考えてたんじゃないか。でも、俺の場合は敵対感情が勝ってそんな気にはならなかったけど」

「そういうところお姉ちゃん損してますよね。じゃあ、お兄さんは水泳の授業中なにを見てたんですか?」

「黒川だな」

 

愛理ほど大きくはない。どちらかといえばスタイルのいい美人というのがクラスの総合評価だ。プールでその姿を探したのは一度や二度ではない。

 

今でも思い出せる黒川のスクール水着姿を思い出していると、都が肩に顎を乗せて至近距離で囁く。

 

「お兄さん、スク水の上からおっぱい揉んでみたくないですか?」

「……揉みたい」

「そういうお兄さんの素直なとこ、嫌いじゃないですよ」

 

そう言って一度立ち上がった都は、反転して背中を向けて俺の膝に座り直した。背中を密着させて体を全て預けてくれる。そうしておっぱいを持ち上げるように強調した。

 

「どうぞ」

 

恥も外聞も投げ捨てて、俺は都の誘いに乗る。

お腹の上を撫でるように触れて、そのまま肋骨を越境してもっとも柔らかい双丘に到達する。

輪郭をなぞるように触れて、今度はしっかりと持ち上げるように触れてみる。

 

「んっ……ちょっと……そんなやらしい触り方……っ」

 

悶える都が可愛くて、もっと見たいと思ってしまう。

スクール水着と肌の隙間に手を滑り込ませたところで、都は逃げるように膝から転がり落ちる。

 

「悪い。やりすぎたか?」

「嫌ではないですけど……。まさか手を突っ込まれるとは思ってなかったので、心の準備が……」

 

そう言う都だが、それ以上を期待しているようだった。

こういうところは愛理とよく似ている。

 

「さ、触りっこはまたあとで。それより早く体を洗ってしまいましょう」

「そうだな」

 

危うく歯止めが利かなくなりそうだった。

残念なような、ほっとしたような複雑な気持ちを抱えながらお湯を被った。

 

 

 

「それじゃあ洗いますね?」

 

その後、俺は何故かマットの上に寝かされていた。

都の手には詰め替え用のボディーソープ。その蓋を開けると直接胸板に垂らしてくる。気分は調理前のまな板の豚肉である。

人を洗うには過剰な分量を垂らすと、塗りたくるように手のひらで塗り広げる。

そこまでして十分と感じたのか、都は重なるように俺の上に乗る。そして今度は猫が体を擦り付けるように動いてきた。

 

「都、なんか色々当たってる」

「当ててるんですよ」

 

ぬるぬるで温かくて包まれるような感触にリラックスすると、仕事の疲れが癒やされるようであった。

 

「なんだかとてもいけないことをしている気分なんだが……」

「マッサージですよ。お兄さんが一人で慰める私を手伝ってくれるのと一緒です」

 

背中も似たような感じで泡だらけにされると、最後の仕上げとばかりにお湯を高いところから掛けられた。

 

「ふぅ〜。それにしても暑いですね。おまけにお兄さんのせいでぬるぬるです」

 

火照った顔を手で仰ぎ、なにを思ったのか都は両肩の紐を持ち、スクール水着をずり下げる。

胸より下まで下げたせいで、形のいい綺麗な乳房が露になった。

 

「あれれ〜、お兄さんどこ見てるんですか〜?」

「もう何度も一緒に風呂入ってるんだから、そんな挑発通じねぇぞ」

「おや、残念」

 

おっぱいに釘付けになってしまった視線を都に揶揄われたが、そう言う彼女の方が頰が赤い。それこそ耳まで赤く染まっている。

 

「もう全部脱いでしまいましょうか。私も体を洗いたいですし」

 

そのままスクール水着を脱ぎ捨てる。落ちたスク水は水を吸って重くなっており、少しだけ重い音を響かせながらマットの上に落ちた。

 

「お兄さんさえよければ、脱ぎたてのそれ使ってくれてもいいんですよ?」

「そんなもん使うくらいなら襲ってるわ」

「そ、それは困りましたね……おとなしく湯船にでも浸かっていてください」

 

言われた通り、体を洗い終えた俺は湯船に浸かった。

それから数分して、体を洗い終えた都が湯船に入ってくる。

精一杯前を隠そうというのか、お尻を向けて湯船に片足ずつ突っ込む。おかげで都の可愛いお尻をじっくり観察することができた。

 

「はぁ〜」

 

定位置である俺の膝に乗って、都は背中を預けてくる。

俺はそっと彼女のお腹に腕を回した。

 

「そういえば愛理、全然こないな」

「お姉ちゃん裸エプロンする前に一度お風呂入ってますから」

「あー、なるほど」

 

それなら納得だ。……いや、いつもなら都の邪魔をしにくるが。

 

「これで中学のスクール水着も見納めですねぇ。もうやり残したことはありませんか?」

「もっとえっちなことは、都が高校生になった時にお願いする」

「あと一月ちょっとですよ。私が十六になるまで」

「……そういえば受験は?」

「終わってますよ。合格発表は卒業後ですね」

「そうか。受かるといいな」

「そうですね。私としては滑り止めが本命なんですが」

「はいはい」

 

戯言を口にする都の頭を優しく撫でた。

 

 




寝室に待機している裸エプロンがいるらしい。
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