元メスガキさんをお持ち帰りした件   作:黒樹

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短めですがちょっとやりすぎたような気もすることを懺悔しておきます。問題があったら消して書き直す部分もあるかもしれない。


性なる夜に

 

 

 

午後九時より少し前、最後に全員でクリスマスケーキを食べてパーティーは終了した。

送迎用に車を出すというお嬢様の厚意を謝絶し、俺と愛理は二人で電車に乗って帰宅した。その直後。

 

「はぁ〜、やっぱり家が一番だ–––」

「んっ」

 

鍵を開けて愛理を先に玄関へ入れて、鍵を閉めようと振り返るよりも早く、抱きついた愛理に唇を塞がれる。

ほんの一瞬の出来事で、愛理は離れる前にぺろりと俺の唇を拭うように舐めた。誰かが触れた痕跡を消すかのように、そうして満足したらしい彼女は妖艶な笑みを浮かべて見上げてくる。

 

「まだ鍵閉めてないんだが」

「そうね。……邪魔されないように、ちゃんと鍵掛けておかないと」

 

妖しげな笑みを浮かべる愛理が、抱きついたまま手を伸ばして鍵を閉める。ドアチェーンまで掛ける徹底ぶりだ。

 

リビングを素通りして、寝室へ行く。

愛理はすぐに暖房を入れると、コートを脱いだ。

その下はサンタコスのままで、着替えを入れている鞄を無造作に置くと俺のコートまでクローゼットに掛けてくれる。

それから彼女は、ベッドに腰を掛けるとポンポンと膝の上を叩いた。

 

「……膝枕、して欲しいんでしょ?」

 

蜜のように甘い誘惑に俺の身体は正直に動く。

無言でベッドに腰を下ろして、そのまま仰向けに身体を倒す。

後頭部が愛理の太ももに着地すると、視界に飛び込んできたのはこの世に二つとない絶景であった。

サンタコスの隙間から垣間見える下乳は、上からでは拝めない独特の魅力がある。

 

思わず手やら、ナニやら突っ込みたくなる隙間。その用途は多岐に渡るがここは敢えて語らないでおこう。俺にはこの素晴らしさを言葉にする語彙がない。

 

「……ねぇ、どうしてこっちはもう元気なのかしら?」

 

語らずともお互いに理解できるので、そこに言葉はいらない。だが、大変素晴らしい光景であることは確かなのだ。

 

「仕方ないだろ。こんなエロい谷間見せられたら」

「ふ〜ん、見るだけでいいの?」

「そんなわけないだろ」

 

愛理から挑発してきたので、早速堪能させてもらうことにする。

目前にある谷間目掛けて、右手を持ち上げるとそのまま隙間に突き入れた。

 

「ひゃっ!もう、冷たいんだけど」

 

冬の冷気に冷えた指先がすっぽりと谷間に挟まれば、その冷たさに吃驚した愛理に文句を言われる。だが彼女は払い除けるわけでもなく、嫌な顔ひとつせず受け入れてくれた。

 

冷たい指先と、温かな谷間。いつも以上に人肌の温もりを感じて、それが触れている、触れられているという快感へと変化するのはお互い一緒なのか黙って堪能した。

 

「……ねぇ、挟むならもっといいものがあると思うんだけど」

 

愛理の視線があらぬ方へ向けられる。熱烈な視線を受けて、我が愚息はスタンディングオベーション状態だ。

 

「えいっ」

 

お返しとばかりにズボンの中に手を入れられ、冷たい手が触れる。何処を握られたとは言わないが、萎縮した割にはうちの愚息は首根っこを掴まれても元気になったようで。

 

「……ナニやってるんですかね?」

「お返しだけど?」

「それなら普通は胸板に触るとかだろう」

「ひゃっ!?」

 

やられたらやり返す。俺は仰向けに寝たまま器用に左手を動かして、愛理のスカートの中へ手を入れる。

すべすべした太ももを弄りつつ、尻を撫で回すと愛理は頬を赤くして見下ろしてくる。

 

「もう、すけべ」

「今頃何処のカップルだってやってるだろ」

「……そうね」

「でもまぁ、ここまでえっちな衣装着てるやつは少数派だろうけど」

「あなたが着せたんじゃない」

「まぁ、そうだけど」

 

素晴らしき眺めも見続けていると飽きてくる。

俺は右手を引き抜き、代わりに彼女の太ももへと頬擦りをする。

十分に堪能した。あとやることは一つだけ。

 

「身体起こすから手退けて」

「あらそう?このまま抜いてあげようと思ったのに」

 

残念そうに手を引き抜くと、そのまま手を自らの顔に近づけ……。

 

「……ナニやってんのおまえ?」

「別に」

 

鼻を動かした彼女に問えば、頬を赤くして顔を逸らされた。

 

「あ、あんただって私の匂い嗅ぐでしょっ」

「そうだな。あとでたっぷりと嗅いでやろう」

 

それはさておき。

ベッドに座って、太ももを叩く。

 

「……」

 

催促に反応して、愛理は無言でベッドを降りる。

そのまま俺の前に来ると、脚の間に挟まって上目遣いに見上げてくる。

 

「……ねぇ、ご奉仕する前にキスして」

 

おねだりしてくる愛理が、返事を待たずに顔を近づけてきた。

 

「もうちょっと色っぽく誘えないのか?」

「そうやって意地悪ばかりするのね。妹にはしたくせに」

「あれは不可抗力だ」

「どうだか。あれより激しいのしてくれないと許さないんだから」

 

上書きしてもまだ足りないのか、愛理は膝の上に乗ってくるとそのまま唇を押し付けてくる。

 

「べろちゅーはしてないわよね」

「ファーストキスがべろちゅーはやりすぎだと思うが」

 

今度は舌を突き出して、そのまま絡めるように求めてきた。

息をするのも忘れるくらい激しい濃厚なキス。

いつも以上に積極的な愛理は、夢中で貪るように口内に舌を突き出してくる。

 

「–––好き。大好き」

 

溢れんばかりの想いを言葉にして、愛理は好意を伝えてきた。

残り五時間。お互いに貪るような聖夜を過ごした。




これだけは言わせてください。このあと二人は仲良くホットドッグを作りました
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