姫の護衛は地底人《ケガレビト》 真・女神転生オタクくんサマナー外伝 作:気力♪
「なん……で! 異界が乗っ取られてんのよ!」
遠方にて、そうぼやきながら戦闘をしている少女がいた。
歳の頃は20ほど。装備はとても上等なモノであり、感じるMAGからしても相当な強者であるだろう。
だが、相手が悪い
| 龍神 | ケツアルカトル | LV 67 |
彼女が戦っている相手は竜神ケツァルコアトル。火炎と衝撃魔法を得手としている大悪魔だ。
レベルは、デビルアナライズによると67。
弱点は未だ不明、少なくとも物理と銃撃ではない。
現在の己のステータスを見る。レベルは59。かなりの実力者になれたモノだと自画自賛したいところだが、敵のレベルより普通に低い。
だが、眼前で戦っている少女のレベルは65と敵悪魔と互角だった。助勢できれば戦いは優位に進められるだろう。
「見捨てる理由もないな。行くぞペルセポネー」
「了解です、召喚者」
ケツァルコアトルが『スマイルチャージ』、魂の励起を行ったタイミングで横から奇襲を仕掛ける。
まずは『マガオン』
そこにペルセポネーの『ムドオン』が直撃した。手傷を与える程度の狙いだったが弱点にヒット。奴は少し体勢を崩した*2
そして浮いた手番を使って『フォッグブレス』を放つ。吐き出した霧による魔力と目眩しで攻撃力を下げ、目を弱らせる*3
「手を貸す。構わないか?」
と、ここまで仕掛けた上での交渉開始。あの悪魔の敵である事は示せた。互いに知らぬ相手同士ではあるけれど、使える駒である事は示せただろう。
「……ココ、技研の管理異界なんだけどどっから入ってきたのよアンタ」
「よその異界から流れ着いた。目的はここからの脱出だ」
「おーけー今だけは信じてあげる」
そう話がついた所で少女が『ハッスルドリンコ*4』を飲む。体力を回復して敵の手番に備えるようだ。
「……おのれ、あなたですか虫ケラが! 我が異界に土足で踏み込んだ上に狩りの邪魔までするとは! 死にたいらしいですね!」
「そちらが己をここから出してくれるのならば討伐する気はなかった。交渉に応じなかった過去の自分を呪ってくれ」
そんな雑な挑発でこちらに注目を向けるケツァルコアトル。すかさずアイコンタクト。
少女は正面で敵と直接戦闘するようなタイプでは無いように思えた。目線を引くのは己がやる方が得策だろう。そういう意図であったし、それに素直に乗ってくれた。仕事ができる相手とは協働が楽でいい。
「焼け落ちて死になさい。アギダイン!」
「……意外と雑なのだな、お前は」
怒声と共に放たれるアギダイン。火炎系上位魔法であるそれは直撃すれば大ダメージを受けるだろうが、先のフォッグブレスによって目が弱っていたそれは直撃コースから僅かに逸れていた。
そんな魔法ならば、回避するのは容易だ。
「そこ」
そして、テンポがズレた*5タイミングに仕掛けられる『闇討ち』*6敵の手番終了時に仕掛けるタイプの戦法だろう。
意識の隙間から差し込まれる刃は、耐性という
「ガハッ⁉︎」
「浅かったか……」
そうしてダメージが入った事で敵の体勢が崩れる。手番が浮いている今なら多少の『試し』は通じるだろう。
『バインドボイス*7』
叫びと共に身を縛る力がケツァルコアトルに襲いかかる。そして、それはあっさりと
「……え、こいつ緊縛通るの?」
「試してみるモノだな」
どうにも強者の気風*8を持っていない成り上がりの悪魔だったようだ。体力などは高いが肉体の守護は緩かった。
それ以降、ケツァルコアトルは緊縛や眠りなどのバッドステータスを食らい続け、闇討ちの
異界の主が息絶えた事で、異界の崩壊が始まった。戦闘中は先延ばしにしていた交渉をまとめる時だろう。できればであるが、人間との殺し合いはしたくない。
「……で、あなたは何者なんですか?」
「俺はジエン。ハンターだ」
「ハンター? まぁ良いです。流れ着いたって話ですけど、どこから?」
「中庸の森からだ。襲撃があって異界ごと吹き飛んだが、運良く生きて流れ着いた」
「中庸の森……どこかのアリのモノですかね?」
とよく分からない言葉を発する少女。『アリ』というのは昔にいた生き物の名前だったか? 幼虫ミルメコレオの下半身がそんな生物のモノだったと記憶している。
歳の頃は己とさほど変わらない彼女は己と同じ『ケガレビト*9』だと思ったのだが……
「それで、撃破してしまったが代わりの主をすげ替えるアテはあるのか?」
「無いわね。まぁこの異界ガタガタになってたしぶっ壊すのが後腐れなさそうかしら」
「……ならば、同行させて貰って構わないか? 元いたシェルターに戻るための道がわからないんだ」
「……え、方向音痴?」
「否定はしない」
その会話からこの辺りの土地がまだ残っている事を理解できた。それについて隠していない事も。ならば久しぶりに東京の土を踏めるのだな、と感慨に耽った所で異界が崩壊しきって
上に広がる、青い色の何かを見た
「……なんだ、アレは⁉︎」
それからは、狼狽しきりで落ち着くまでにはかなりの時間がかかった。
話を聞く限りでは、上方に広がるモノは『空』であるらしい。
あまりの美しさと広がり続ける広大さに驚き散らかして、彼女には酷いものを見せたモノだ。自戒せねば。
「……アンタ、一体全体なんだって空とかを見てビビったのよ。地下世界出身だとか? レイヴン*10なの?」
「地下……確かにそうだな。東京の上には天人の楽園があると聞いたし、天井についてはいつもいつも見ていた」
「……え、異世界人?」
「もしかすると、そうなのかもしれない」
とんでもない所に来てしまったので、話を聞いてみる。
この世界では25年前にできた天蓋はなく、地上は悪魔に(なぜか)制圧されておらず、人類は(不思議なことに)社会を維持できているらしい。
「すまないが、頭が追いつかない」
「こっちもね。空を見た事がないだけじゃなくて、色々話が噛み合ってないのがよくわかるわ」
「だが、根気強く付き合ってくれた貴女には感謝を。なんでも言ってくれ、己に可能な事ならば力になる事を約束する」
「……堅っ苦しいわね本当。それなら、ちょっと仕事を手伝ってくれない?」
「仕事というのは、異界破りか?」
「そう。最近、これまでなかったところに大規模な異界ができたって事が多くてね。それでこれまでちゃんと維持できていた所にも色々起きてるらしいのよ」
「なるほど、悪魔どもとの戦闘の可能性が大いにあるのだな。己の武力が役に立つのなら任せてくれ。まぁ、食事と寝床程度の支援があると嬉しいのだが」
「流石にタダ働きはさせないって」
「感謝する。貴女に会えて良かった」
おそらく、彼女の言葉には嘘はない。しかしそれ以外にも己がナニカ悪行をしでかさないかの監視だとかの理由もあるだろう。
であるのに、その中の疑心や邪推を表に出さず己の心を慮った振る舞いをしてくれた。それだけで彼女の事を信じるに値すると思えた。
彼女の『仕事』それ自体が悪しき事である疑いをなくしてはいけないとは思うし、彼女すらも誰かに騙されている事もあるかもしれない。思考停止で信頼してはならないとは理解している。
だが、彼女を信じたいと思えた己の感覚を信じてみようという気持ちにはなれた。
「改めて。人外ハンター、ランク8のジエンだ。継戦能力には自信がある。今後ともよろしく」
「私はリオ、琴葉リオよ」
2つほど異界の調査を終えたところでひと段落を挟む。車内にてお高いコーヒーを飲む程度のモノだが気を張り続ける事も良くないだろうから。
「ジエンくん、君ってなんであの異界にいたんだっけ?」
「あぁ。仲間が逃げるための殿をしていて異界の崩壊から逃げ損ねた。そして気が付いたらケツァルコアトルの異界に居たという所だな」
「その仲間ってのは、『ハンター』ってのの?」
「そうだ。他には東京からの一時撤退を決めた上役と、生き延びていた女子供などが居たな」
「……他の仲間は生きてると思う?」
「己が生きていたのだ。可能性はゼロではないと信じている」
「……なら、探してみればどこかに流れ着いているかもね」
そんな言葉を言うと、じーんと感動した表情のジエンくんは感謝の言葉をこれでもかと告げてきた。本当に表情豊かな子だと思う。
ジエンくんは、中高生くらいの年齢に見える。本人は生まれた年を知らないそうで年齢はわからないのだとか。
正直、この子がわからない。
助けてくれる人もそう多くなかったのだろう事は彼の戦闘スタイルから見ても明らかだ。多種多様なバッドステータスを仕掛けるスタイルではあるが、『バインドボイス』や『パニックボイス』、『パンデミアブーム』などの広範囲に無差別で放つのを多用している。
仲間のいる乱戦で使うのであればもっと効果範囲を狭めて使う。スキルの一つ一つが荒っぽいとも言えるだろう。
また、定石だとかについても甘いところがある。カジャ系、ンダ系については理解していても、強敵相手にそれを優先してかける事が少ない。
総じて、『独学』だ。
こんな若い子が命懸けで身につけた一つ一つの知識だけを武器に戦う世界なんてのは、きっと狂っている。
だから戦いしかなかった世界から離れられた今は、休んでいてほしい。
できればだけど、学校などに行かせてあげたいとも思う。
けれど、コレが辛い。
「己は『守りし者』として戦う。そう決めて生きている。だから己の心などを案じるのは不要だ。むしろ戦っていない時の方が何をすれば良いのかも分からないからな!」
彼は、そんな悲しい言葉を笑顔で言う。
陰りなく、心の底から、『自分が信じる道を進んでいる』というのを信じている様で。
一人の大人として、なんとかしてあげたいと思う。
「今更疑問に思ったのだが、リオは何故に一人で行動していたのだ?」
「……え、私?」
「ああ。まぁリオほどの実力者であるのなら単独でも敵を打倒できるのは理解できる。だがそれが単独行動をする理由にはならないだろう? プログラムを持っているならば手数を補えるが、そういうわけでもないのだし」
「あー……ちょっとね」
「聞きづらい事だっただろうか?」
「そうでもないかな。いつも組んでた相棒が産休中なのよ。お腹の子は絶対に産むんだ! って意固地になってて」
「それはめでたい! ……と早合点してしまったが、良かったか?」
「ええ」
彼女のお腹にいるのは、誰とも知らない男の子供だ。いつのまにか仕込まれていて、父親についても心当たりがないという。
彼女は奔放な子だったけど、そんな無責任なコトはしないと心に決めていたというのに。
『愛されなかった子供だったから、愛さない親にならない』と言っていたのに。
彼女は、自身の体に宿った命を大切にする事を選んだ。それ自体は誇らしい。けれど彼女の瞳にいつもの勇気はなく、私はそんな彼女を見たくなくて相棒から逃げ出した。
そうして雑な準備で行った依頼で死にかけたというのは、まぁ当然のことだったのだろう。
そんな内心を知らず……というよりあえて無視して言葉を放つジエンくん。
「ならば尚のこと奮戦せねばな。新しく産まれる命には良き時代を生きてほしい。己が生まれた時も大人たちは皆そうしてくれたと聞いている」
そんな優しい言葉に、つい弱音が出てしまう。
「……戦って、どうにかなると思う? ジエンくんみたいな地獄育ちの人がこの世界の適性レベルだよ? おまけに意味不明の宇宙怪獣が沢山やってくる。いつ終わるかも分からない地獄なのよ、この世界は」
そんな言葉に、思いっきりハテナマークを浮かべるジエンくん。
「それは、戦わない理由になるのだろうか?」
「……え?」
「個人が戦っても大勢は変わらないのは当たり前の事だ。世界とは一人が動かせるモノではない」
「それはそうだけど」
「だが、戦って何かを守れた後で食べるご飯は、美味しいではないか」
そのどうでも良い言葉で、なんだか少しスッキリとした。
そもそもが私が戦っていたのは我欲のため。好きな作品の続きが見たいから、好きな声優のライブに行きたいから。そんなの。
「うん。美味しいご飯の為ね。良いじゃない」
「あぁ。なので、最後の異界調査を終わらせてしまおう」
そうして、依頼にあった最後の異界へと侵入する。
「うわ、コレはまた酷いね」
「……これは、マッピングで地獄を見そうだ」
異界の内部は、赤黒い肉によって作られたモノへと変貌していた。元々は森林のような異界であったらしいが、見る影もない。
肉に包まれた木々たちは、苦しみの声を出しているようにすら思える。
「これ、MAGを効率的に引き出すための仕組みが元ね」
「過剰に苦しみを与えて、ギリギリまで苦しみの声を吐き出させるというモノか。快くは思えないな」
ジエンくんは悪魔を召喚して奥に進む。そうすると、すぐに入り口は閉じた。
背後にあるのは、悪霊レギオンによく似た何か。レギオンの赤黒い肉のような肌のまま、たくさんの悪魔の姿形をとっている。
それが、数十、もしかしたら数百にも及ぶかもしれない大軍勢として存在していた。
「罠にしては、ヤバいね」
「む、軍勢か」
正直、私一人でここに来ていたら絶対に殺されていた自信がある。私は『闇討ち』や『鎧通し』などの技術を習得してこそいるが、対多数を相手にする技に関しては不得手だ。
そういうのは、魔女であった相方に任せていたから。
だから、私は幸運なのだろう。心が揺らいでいた時に出会えた子が、頼りになる力を持っているのが。
大人としては、少し恥ずかしいけれど。
「行くよ!」
まずは、鎧通し。敵は軍勢悪魔としての括りにある。技の追加効果の弱体化は『軍勢』という括りに対してかかるので、物理耐性の有無を確認しつつ、弱体化をかけられる。
貫通をしたとき特有の手ごたえがあった。物理攻撃に対して耐性を持っているだろう。
「物理以外!」
「心得た! 『百麻痺針*11!』
放たれる神速の針連射。こちらにも耐性があったようで被弾してもすこしも堪えていない。だが、麻痺の追加効果については耐性がないように思えた。只のカンだけど。
「バッドステータスを見ます、『パンデミアブーム*12』」
ペルセポネーがスキルを放つ。『風邪』という珍しいバステを付与するスキルだ。風邪はディスポイズンで普通に治せるとのこと。
『軍勢』という括りに対しては全体技はだいたい3ヒット分程度の効果が現れる。それによって敵の軍勢の誰かは風邪のステータス変化に入り、即座に全体に伝染した。
ついで、敵の軍勢の手番がやってくる。
『丸かじり*13』シンプルな物理スキルだが、食われた肉やMAGが敵を癒す効力を持っているようだ。鎧通しで与えたダメージは一瞬で回復される。
そして放たれた物理スキルはかなりの威力であり、2発でギリギリ、3発は確実に耐えられないというほどだった。
そして放たれる2の矢『冥界波*14』。純粋に火力の高い全体物理スキルである『冥界波』は『丸かじり』によって手傷を負った自分たちの命を奪うのに十分な威力だっただろう
『風邪』によって攻撃力が低下していなければ*15、の話ではあるが。
「回復するよ、『生玉』!」
以前手に入れた効果の薄いほうの生玉を使う。味方全体の体力と精神力をそれなりに回復させるモノだ。正直宝玉輪を使いたい場面であったが切らしている。
……本当に準備が甘かった。
だが、それでジエンくんには十分だったらしい。
「追加でいく、『メディラマ』!」
デバフやバフよりも優先して放たれる回復スキル。そこに違和感をもったが体力は全回復。次の手番で冥界波を連射されたりしなければ壊滅はないだろう。
そして、ペルセポネーがあるスキルを放つ。
そのスキルを食らった敵軍は信じられない程のダメージを
「嘘でしょ一撃⁉︎メギドラオンでもぶっ放せるの⁉︎」
「己とペルセポネーはこういった手合いには滅法強い。雑魚は任せてくれ」
それから起きたのはレギオン擬きの軍勢との30連戦。
信じがたい事に、この異界の赤黒い肉その全てが軍勢だったのだ。
一度に固まれる軍勢の数は3つ。合計90体の悪魔であったが、その軍勢を処理するのに使うスキルは2つだけ。
『パンデミアブーム』と、『悪化*16』
ペルセポネーの『悪化』は風邪状態の敵に着弾すると、内部の毒素を爆発させて致命傷一歩手前のダメージを与えるらしい。
そして、『悪化』は全体スキル。一度で一歩手前なら、2撃目を喰らえば当然致命傷となる。*17
この異界全体を覆っていたレギオンの肉片は、そんな流れ作業のような連戦によって皆殺しにされたのだ。
そして、残ったのは1匹の悪魔だけ。
普通の悪霊レギオンに、泣き出しそうな女性の顔だけがついているもの。
なんとなくだけど、人から悪魔になった類の奴だろうと思えた。
「……大将格だな」
「けど、肉体の大部分を異界の維持に使っていたみたい。今なら楽に殺せるよ」
「任せる。軍勢の相性が奴の余波ならば、己はさほど打点は出せない」
そうして起きるのは只の戦い。死闘になる事はなく、私の暗殺戦闘術が耐性を貫いて切り刻んだだけのもの。
自らの血肉を使って全てを同化する。そんな異界をレギオンが作っていた理由は分からない。元々の森林型異界はぐちゃぐちゃに砕かれて、また一つ人の逃げ込んだ世界がなくなった。
ただ一つ分かるのは、この世界で私が生き残った事だけだった。
「ペルセポネー、己は価値を売り込めたと思うか?」
「当然でしょう。私たちがいなければリオさんは間違いなく死んでいました。同行してからも十分に戦えることを示しましたから、『雇ってくれ』と申し出れば問題なく行けるかと」
「問題は、こちらから契約の更新を言いだせば足元を見られかねないという事だな。彼女以外にツテはないのだから、どれだけ足元を見られた契約になっても首を振るのは難しい」
「そのようなことをする方には思えませんでした。貴方もそう思ってはいるのでしょう?」
「無論だ。しかし可能性を考慮するのはやめてはならない。万が一があるからな」
ペルセポネーにそんな事を言う。彼女は二つに分かれた顔で不敵に笑うが、己のこのあり方自体の否定は行っていない。
宿泊施設のカーテンを開けて、光が輝く上を見る。
一際大きく、丸く輝いている『月』というもの。小さく、しかし絢爛に輝いている『星』というもの。それらを阻む『雲』というもの。
何一つとして見覚えはない。美しいモノであると思うが、しかし不安にもなる。
何も知らない己は、この世界で生きていけるのだろうか? シェルターで次元転移した皆は、生きているのだろうか?
「生きていなければ、その答えは分かりませんよ」
「だな。己は眠る。周囲の警戒は任せるぞ」
「はい、おやすみなさい」
己がこの世界での暮らしを始めたのはこの日から。
どんな未来になるのかは分からないが、命が続く世界になるように頑張らなければ
──────守れない辛さは、味わいたくないのだから
キャラ紹介
人外ハンター ジエン
イメージ元、真4シリーズの人外ハンターの妙に生き残ってる奴ら
埠頭にて拾った悪魔召喚プログラムのある変わったスマホを使って人外ハンターをやっている少年。生まれてからずっと地底人であり、『空を知っている大人たち』の悲しみを見てきた。それ故に昔の言葉については深く話を聞かず、文脈から類推する事で解釈をしていた。なので実は日本語に怪しいところがある。
時代錯誤な堅苦しい話し方なのは『敬語』を自分の中で解釈した結果である。敬意の方は伝わっているので誰も『間違っている』とは言わなかった。
ステータスは技速型。バッドステータス付与系のスキルを得手としている。
??? 琴葉リオ
相方が敗北系のメス堕ちした事でヤケになってたデビルバスター。ガイア系暗殺術の手解きを受けており、鎧通しや闇討ちなどの貫通スキルを習得している。ただし本職の絶技には遠く及ばず貫通効果は反射を抜けないタイプ。
本人の才能の高さだけで生きてきたタイプであり、精神性が修羅の域には達していない。
推しの声優は宮野真守。結果アニメゲーム特撮にバラエティと幅広く色々見るようになった。
最近実家が落ち目になっているらしい。
■□■
一話時点での時系列はドリフターズが現れ始めた初期段階。掲示板などで噂が広がり始めたくらい?の時です。
ちなみに作者はソウルハッカーズ2をブックオフで衝動買いしたらPS5版だったのでまだ未プレイです。不良品疑惑かけて交換してもらって本当に申し訳ない……