姫の護衛は地底人《ケガレビト》 真・女神転生オタクくんサマナー外伝 作:気力♪
先行調査に行ったムラカミ殿とオオノ殿が共有した情報によると、この異界の3層西の行き止まりに敵の根城近くにある水源異界への接点が発生しているようだ。
敵の本拠地が水源異界のどこにあるのか? は判明していないが、河川を遡っていった先が最も拠点に適したポイントであるというのは猿でもわかる。異界の制御を行うのに最も適したポイントは最奥なのだから。
当然、それを逆手に取った罠という可能性は十分にある。だからこその助っ人組の自由行動なのだ。
加えて助っ人組にとって命を捨てるに値する戦場ではないので、無理そうな勝手に逃げ帰って良いぞという話でもあるが、皆気合い入っているので逃げるにしても負けが決まってからだろう。
「ずえんくん! 接点への道舗装したべさ!」
「グラツィエ殿、感謝するぞ!」
「本丸へのカチコミ、任せたべ!」
グラツィエ殿が砂を用いて最短ルート上にある落とし穴を開通させたままにする。他にも足元を舗装したり模様で道を示したりと、なかなか気配りの細かいサポートをしてくれていた。こういうのがあると後続も続きやすいだろう。
「で、ジエン。策はあるのか?」
警戒を軽めにしてサクサク進んでいると、なんとなくで同行している気配のする佐瀬殿が声をかけてきた。
「一応、最速で攻め込んで大将首狙いだな」
「理由は?」
「己達の脳筋作戦の肝は連携がない事だ。個人技のみで荒らしまくることで敵に本命の作戦を悟らせないのが目的だが、それ故に各個撃破の危険性が生まれてしまう。故に、敵の意識をもう少し防衛に傾けておきたい」
「……普段からそれくらいモノを考えれば、もう少しマシになるだろうに」
「佐瀬殿、小言が多いと禿げてしまうという話だぞ? 髪の毛がなければ寒い時頭が辛いし、呪術の道具にも使えぬ。気をつけてくれ」
無言で頭を叩かれた。何故だ? まぁいいや
ATEMSの尽力により野良悪魔に絡まれる事なく、水源異界との接点へと辿り着く。どうにもここの異界の主を掌握したか乗っ取ったかしまようで、穴は安定している。最初に飛んだ埼玉の異界では月齢で入れるか決まるワープポイントであったが、今回は普通に水が繋がっており地続きだ。
「はっはっはっ! 一番乗りを逃したねジエン少年!」
「マジでか⁉︎」
「一番乗りはカグラギとかいうのの一団だよ」
接点の監視役をしていたプラド殿の言葉によると、どうにも先を越されてしまったらしい。一番最初に突っ込むのが一番多くの敵とや財宝と出会えるので、危険度を考えなければ一番得であるというのを知っていたようだ。
ぶっちゃけ、死んでも他の連中が居る今回のような場合は考えなし最速で奥に突っ込む方が、慎重にやるよりも遥かに利益が大きいのだ。
「カグラギというのは元カジュアルらしいが、信用できるのか?」
「できぬぞ! えげつい事をしても利益を追及する
「何故そんなのに声をかけたお前……」
「手練れのアプリ使いで一番信用できるのがカグラギ殿であったのだよ」
実力はないが信用できるアプリ使いの者はそこそこの数居るし、実力があるが10割裏切るアプリ使いも何人か知っている。レルムの裏路地歩いてて襲われた縁で知り合った元敵とかはアプリ使いが多めであるし。
「何度かやり合って理解したのだが、アプリ使いは色々エグいコンボの起点にできるのだよ。複数人で『邪念呪縛*1』回しまくって短射程を無力化したり、神獣の瞬転の舞にて補助万全の味方を最前線に送り続けたりな」
その他にも、掲示板で提案されてはそんなん実戦で使えるわけねぇだろうか! と否定されまくっている机上のコンボは多くある。常勝の技となることは絶対にないだろうが、盤面を動かす一発としてはかなり魅力的なのだ。
そんな会話をしながら水源異界までの道を進むと、戦闘音が響いてきた。石化からの衝撃魔法で手堅く手早くやっているようだ。
「噂をすればカグラギ殿らであるな」
「中央でヘイトを集めているあの男がそうか。4方からタコ殴りされていたようだが打ち勝っている。タンク役か?」
「龍王の種族スキルの『龍胴固め*2』の防御フィールドであるぞ。影響下の者達の体幹を強くし、攻撃による出番の遅れを無くすもの*3だ」
「……便利だな」
佐瀬殿がそう素直に溢していた。戦場で足元がしっかりした状態ってあんまりないので、その辺りを補強できるスキルとか地味にありがたいのだ。すごいよく分かる
「おや! 追いつかれてしまいましたな。せっかく先駆けをしたというのに」
「カグラギ殿、皆殿、久しぶりであるぞ! ダメージや状態異常はあるか?」
「幸いに石化に耐性のないシャドウであったので、さしたる手間も負傷もありません」
カグラギ殿の手勢のクロダ殿達らのMP消費がそれなりなので、『パーティMPリカバリ*4』の影響下に順番に入れてMPを回復をする。
割と人権機能であることが己の活躍により知られて来てしまった……ということはあまりない。このアプリの容量そこそこ大きく、散っていった先輩達のスマホなどを剥ぎ取って得たメモリを増設しまくってガントレットに実装したものである。マシンパワー的にこの世界のCOMPなら普通に実装できると思うのだが、前提ソフトとなるマイMPリカバリ1、2*5がなければパーティMPリカバリは機能しないため、地元で使っていた容量単位であるアプリポイント換算で合計240もの大きな容量が必要なのだ。普通のCOMPにおけるインストールソフトおおよそ3〜4個分程度の容量であるため、チームでやってるデビバスの中に1人持ってると便利程度の評価である。己の命を何度も救ってくれた大好きなアプリであるため、もう少し評価されてほしいものだ。
「で、カグラギとやら。何故先走った?」
「当然、皆々様に我々を信用してもらうためでございます。我々はジエン様の縁にて参戦しましたが、元々はカジュアル。民草の悲鳴にて禄を食んでいた身なれば」
まぁ、一番槍が一番危険なのは確かである。その言い訳は筋が通ってはいるだろう。
「馬鹿が、一番槍が一番多くの敵を切れる一番良い立ち位置だろうが」
「そうだぞ、一番槍は一番多くの宝を漁れるのだ。一番お得なのだぞ」
今回の襲撃に関わった面子の中に、その一番槍の危険性を恐れる真っ当な人が誰もいないので、そんな危険を買って出ても誰も感謝しないという事実はあるのだけれどね。
カグラギ殿には他の面子の性質くらいは話しておくべきだっただろう。そうすれば別の受け入れられやすい言い訳になっただろうから。
という事で一番槍組と合流した。
カグラギ殿の一党は合計5人。カグラギ殿に加えて、特にカグラギ殿に合わせた訳でなく本名が黒田なクロダ殿。俺の名前はサトウトシトオ、砂藤と塩だぜ! というのを持ちネタにしているトシオ殿。トシオ殿と特に親戚とかではない、手先が器用な佐藤タカシ殿。今回初対面であり、穏やかでピアノを弾けるというニコル殿。ニコル殿は漂流者であり、そこそこの肉体改造を受けて生まれたらしい。「己と同じであるな!」と言ったら物凄く同情されてしまったぞ。
本人的には、肉体改造の類はあまり深掘りして欲しくはないらしい。身体機能やら反射神経やらで隠せるものではないから告げているだけのようだ。
悪魔人間だのサイボーグだのケガレビトだのがそこそこ蔓延っており、そんなのを上回る純粋な人間がいる狂気の世界の常識にアップデートが追いついていないようだった。
「さてジエン殿。浸透して暴れまくるのが指示でありましたが、分かれますかな?」
「敵方の防衛本能がまだ雑だ。自動で出てくるシャドウなりばかりなので、最悪気付かれていない可能性すらある。派手に暴れるならば、少し分かれたほうがよいだろうな。強いのがいたら3ターン程度で合流できる距離が良いだろう」
「なるほど……アプリ使いを呼んだのはそのためですか」
「便利であるからな、あれ」
という事で、左右に分かれる道が出て来たので己と佐瀬殿、カグラギ殿一党に分かれて進んでいく。互いにオートマッピングで位置の把握はできているが、この水源異界は水流に乗ってぴょんぴょん跳ぶタイプの異界であるため合流は難しいだろう──普通なら。
「水に触れるとやばい異界であるけれど、水の上を通れぬ訳ではないのだよな」
「跳び越えていくにはリスクが大きいが、飛べるのを使えば問題はないという話だな」
「後は、体のでかい仲魔を橋にするというのもできるぞ。己はティアマットでやるつもりだ」
「……足蹴にするのは良いが、反逆はされるなよ?」
「無論だぞ。顔を踏まなければ別に良いぞと許可は貰っている」
釈然としていない佐瀬殿。ティアマットはファフニールの経験を覚えているため、無茶振りされるのには慣れているのである。絆を結んでおくとこういう所で役に立つのだった。
まぁ、それなりの対価は払う必要はあるのだけれどなー。ケバブのお肉を丸齧りしてみたいとはなかなかの注文である。あのくるくる回るお肉をガブリと噛んで食べるのはきっと気分がいいだろう。おいしさと火の通りは保証しないけれども。
という事で、先に進む。
出てくるシャドウは色々だ。幽谷の怪僧*6というどうみてもクラマテングな奴がいたり、ミノタウロス参号*7という壱号弍号はどこにいる? と気になる名前が出てくることもある。
ただ、総じて人型であり、たまに出してくる技が妙に鋭いのが特徴だ。その技の冴えはゴドー殿の者がベースであるようなので、チンゼイハチロウ汁の影響は深いようだった。
「……ジエン、あの小さいのがメダマノオヤジか?」
「おお! 見つけたぞ監視役! こんにちはだ!」
そうして進んでいると、微妙ない大きさの広間に出た。その広間の壁をやっている木々の上に一体の目玉が佇んでいるのが見えた。向こうとこちらの発見は同時だったらしい。
ネビロスを即座に召喚し、会心の眼力を発動。そのままメダマノオヤジを握りつぶす感じの通常攻撃にて捕まえる。
食いしばってくれたので、虫の息だが生きはあるようだ。
「やぁやぁ『造魔使い』殿! 襲撃を準備万端で待ち構えていたのだが、あんまりにも遅いのでこちらから来てしまったぞ! 殺し合いの約束をがあったのに焦らして焦らして待たせるとは、宮本武蔵の巌流島タクティクスであるな!」
学園で聞いた巌流島タクティクスなる謎ワードが回る口の中からすらっと出てきてしまった。煽りは猿でも分かるように簡単に簡潔にやらねばならぬという教えがちょっと抜けてしまったようだ。反省だ。
「ただ、自分の拠点をそんなお粗末な隠し方をしていたのなら、佐々木小次郎のように待ち惚けしてキレ散らかしはしないぞ。自分の足で殴りに行けるのが自由であるということなのだからな! 次に同じ作戦をするときには気をつけてくれ! まぁ貴様に次を与えるつもりなどないので、これは要らぬ心配かも知れぬがな!」
ネバロスの手のひらにいるメダマノオヤジに、明確に苛立ちが宿ったのがわかる。『造魔使い』にはしっかりと伝わったようだった。
「という訳だ。一応そちらの目的であるリオも来ているが、尻尾を巻いて逃げるというのなら構わぬぞ。その場合、そちらは売った喧嘩ひとつ満足にこなすことのできぬ臆病者としての傷跡が残り続け、永遠に敗北の味を味わい続けることとなってしまうがな!」
「とはいえ、臆病なのは決して悪いことではないぞ! 単に貴様は弱く哀れで信念もなく、他人の技の模倣だけで一生を終えてその先に何も残らないだけだ! 気にするな!」
フジワラによる性格プロファイリングにて出てきたウィークポイントになりそうなワード。弱いこと、模倣であること、技術の継承を目的にしていること。そのあたりを貶せばそれなりに怒るだろう。という話だ。
奴はロキを殺した。そのことへの恨みはあるが、それはそれとして奴がロキを殺した理由にはいくらか『計算外への対処』という面があるのは理解てきている。
奴は感情とは別の場所で思考をし、丁寧に盤面を整えた上で全体にの影響のない範囲で感情的な行動を行っている。
ならば、計算外を起こしやすいだろう深くに踏み込んだデビルサマナーと情報の少ない佐瀬殿というコンビがいるのなら当然排除をしてくるはずだ。だって今の煽りにムカついており、感情としてぶっ殺したいと思っているだろうから。
『殺す』
「おや、乱暴な言葉を使うのであるな。人間は余裕がないと単調な言葉遣いになってしまうのだぞ。優雅さが足りていないな! そんな無様ではさぞ生き辛かろう。自殺するのならば入水自殺がおすすめだぞ! ちょうどこの異界には良い感じの水があるからな!」
すると、メダマノオヤジが爆散した。元々大したMAG量を持っていないのでダメージなど雀の涙である。
「お前、よくもそこまで悪口が回るな」
「元の世界では罵倒を多く聞いたからな! レパートリーは多いのだ」
腹が減ると人間他人に攻撃したくなるのは常である。シェルターなど基本的に限界ギリギリアウトな住環境であったのもあり、住んでいる皆はストレスから他責的な発言が多くなりがちだった。その矛先が外に自由に出て、戦うために多くの食事をしているハンターに向けられるのはまぁ普通のことだったのである。己が子供で侮られやすいというのもあったしな。
「よくもまぁ、そう育ったな」
「普通ではないか? ……と、己の世界の普通はこの世界の普通ではないのだった。皆で協力し、皆で頑張らなければ生きていけなかったのだ。嫌いな部分があるからと切り捨てて良い人は居ないぞ」
「というか、人の全てを嫌いになることって結構難しくないか? 人間皆どこかしらに良い所があるのだから、好きになる方が簡単であると思うのだが」
「まともな人間ならそうはならん」
さっぱりと切り捨てられてしまった。
そうしていると、懐かしい気配が漂ってくる。かつて水源異界にて戦った、セイテンタイセイの気配だ。お供の西遊記一行を引き連れての5体チームであるようだが、以前戦った時のようにチンゼイハチロウへの対処に割くリソースがない分、相当に強いだろう。
「召喚、ティアマット、マハーマユリ、ジャアクフロスト」
ガントレットでさっと操作をしながら、マッスルドリンコを飲んでHPをかさ増しする。
昨今ドリフ関連で増えた若年デビルバスターと、エナドリ飲みすぎで病気になりそうな人々のためのカフェイン控えめタイプであるので、己でも問題はない。
正直、毒食ってもなんとかなっていた己の頑丈さならカフェイン程度問題ないと思うのだが、守れるルールなので守っておく。
「久方ぶりであるな! 『造魔使い』殿はいつもいつもセイテンタイセイを使うようだが、他に頼れる手持ちは居ないらしいな!」
「仲魔をポンポン変える奴の方が頭イカれてると思うぜ? 躾けてねぇ仲魔なんざ敵と大差ねぇだろ」
「そうか? ある程度言うこと聞いてくれるのだから、あとは同じ敵を殺したいと思わせれば良いだけであろう?」
「そう簡単にできねぇっての。出来るやつには何言ってんだって話だろうがよ」
雑談はそこそこに、互いの陣形が整っていく。敵は5人固まって前衛3後衛2の1チームで動くらしい。前回は2チームに分かれていたが、あれはチンゼイハチロウで消し飛ばされないようにするための策だったのだろう。本来のフォーメーションのようで、かなりしっくり来ている。
前衛に居るのはセイテンタイセイとケンレンタイショウにテンホウゲンスイである。猿と河童と豚が前衛で、馬と坊主が後衛だ。
肌に刺さるMAGの強さも、アナライズで出る敵のレベルも別物クラスだ。全員まとめてレベル85。おそらく何かしらの強化により弱点は無くなっているだろう。
奴らの分類はアルカナで示されている。シャドウとかの認知異界での存在としての側面が強いらしい。
| 戦車 | セイテンタイセイ | LV85 |
| 星 | ケンレンタイショウ | LV85 |
| 隠者 | テンホウゲンスイ | LV85 |
| 剛毅 | リュウメ | LV85 |
| 法王 | ゲンジョウ | LV85 |
かつて戦った連中のコピー元、オリジナルであると仮定する。技の冴えは二段回ほど上と想定。パワーもレベル相応に上がっているだろう。
「死ね」
「貴様がな」
敵の動きの起こり、移動速度は完全に想定通りであったので、己が先んじて動くことができた。互いに殺意がノリノリであるからプレスターンに誘導するのは容易い感覚はあったのだが、『シンドゥミステリー*8』のようなヘンテコ合体魔法が飛んできた場合の割り込みをしたいので戦闘速度はあまり整えず、乱戦にしておく。
「チッ!」
「おおっと?」
かと思ったら敵方がこちらに先手を取らせてでもチームとしての呼吸を統一してきている。
これはクソコンボの匂いがするぞ?
「ひとまずは定石から! 『テトラジャストーン*9』!」
敵の反応を見る。重くも軽くも見ていない。破魔呪殺狙いではないらしい。
「では参りましょう。『ラスタキャンディ*10』」
最低限の補助を入れ、ジャアクフロストとティアマットを割り込み役とカバー役にして待機。佐瀬殿が物理ノックとして『冥界波*11』を発動。
貫通込みでダメージは通った。佐瀬殿のはテトラカーンが貫けず、物理反射も貫けない普通の貫通なので、敵方に反射はなし。
ダメージ感覚からいって、誰も%耐性はないだろう。
「物理、剣が素通しだ。攻め手は任せろ」
「補助はこちらでやろう」
佐瀬殿を中心にした攻撃パターンはかなりのDPSが出るのが分かっているので有り難くはある。テトラカーンは怖いが、その辺りへの対策はある。
敵がこちらの待機を崩そうとする動き始める。リュウメの『ミラージュブレス*12』にて崩しをかけてくる。こちらはマハーマユリの行動時に起きる『孔雀明王*13』の起動で回復するのは向こうも理解しているだろうから、次のマハーマユリの動きまでにマハーマユリを仕留める算段があるようだ。
ミラージュブレスによる被弾はジャアクフロストとティアマット。カバーなりを差し込もうとしていた2人を潰すためにブレスを集中していたようだ。他者をカバーせんとするために自身への警戒が薄まっていたか?
「だが、幻影程度!」
「一瞬止まれば十分だ!」
| オール1 | 合体魔法 | 敵味方全体のHPを1にする。 |
「即死無効をすり抜けたッ⁉︎」
「冗談、こいつら全員ボス属性か!」
敵味方全員を瀕死にすると言うピーキー極まりない合体魔法であり、行動順を整えて使えばボス以外を一瞬で薙ぎ払える、プレス使いの裏奥義である。割り込まれると一瞬で全滅するので乱戦では絶対に使えないし、プレスターンの呼吸になっていてもこんなやべーの使われたら気合い入ってる悪魔なら無理矢理割り込んでくるので、ほぼ使い道はないというのも含めて裏奥義なのだ。雑魚狩り専用とも言う。
それを、敵方が使ってきた。自分たちをボス属性という安全圏に入れた状態で。
「死ね!」
合体魔法を使ったのは豚と河童。そして、猿と坊主の『メギドラオン*14』は既に放たれている。
食いしばり対策に2発撃つあたり、相当の殺意であるらしい。
「ヒーホー! 目がグルグルでも、みんな癒せば関係ないホ!」
だが、構えていたジャアクフロストは割り込んだ。放ったのは『メディアラハン*15』。合体魔法に割り込ませるのは出来ずとも、合体の後に差し込むのは可能だったのだ。
合体魔法は味方全体での魔法の流れを使って発生する現象だ。メギドラオンの発射が早過ぎればオール1の発動を阻害してしまうため同時発射はできないのである。
そうして放たれた『メギドラオン』2発を普通に受け止める。強化段階は耐久に20%と低レベルなので、ティアマットに己をカバーさせて潜り抜ける。マハーマユリ、ジャアクフロストは体力がレッドゾーン。己はカバーしていない一発は受けた故に半分くらい。ティアマットは二発受けてもまだ半分以上の体力である。
これはティアマットのタフさを表しているだけでなく、敵方の魔法攻撃力の若干の低さをも示していた。おそらく適性外であるが故だろう。
手番が回る。
「回復からだ! 『メディアラハン』!」
「では、私は妨害に」
マハーマユリが手番を遅らせて敵に備える。オール1は豚と河童の合体技であるから、片方を仕留めるのが先決だろう。
そう動いたのは、佐瀬殿だった。『チャージ』なりをしてから動くのではなく、補助が不十分な状態でも攻撃に移り出した。佐瀬殿には今の敵陣は殺せると見えたのだろう。
| コロシの愉悦 | 自動効果スキル | 自身のクリティカル率が上昇する 真4F |
| ミナゴロシの愉悦 | 自動効果スキル | 自身のクリティカル率が大きく上昇する |
| 葦名十文字 | 物理スキル | 敵単体に物理属性大ダメージ2回*16 |
佐瀬殿はすっと河童の間合いに入り、刃の軌跡で十文字を描く。その十文字にそって血が流れ出で、河童の体は衝撃で吹っ飛んでいく。明らかに
『ダウン*17』が入ったようだ。
さらに、十文字の衝撃により吹っ飛んだ河童の身体は豚にぶつかり豚の構えを崩した。そこにすかさず流れに乗った佐瀬殿の
「なんだこいつ⁉︎」
「凄かろう! 己は今まであれで手加減されていたという事実に若干震えているぞ!」
いや、単に調子が良いだけな気はしているけどね。クリティカルって起きる時は謎に連続するし。
佐瀬殿の流れはまだ続き、猿に向かって踏み込んでいく。セイテンタイセイはしっかりと待ち構えている。そして、その狙いは反撃のようだ。
佐瀬殿の葦名十文字はHP消費型のスキル。高威力のものであるからこそ、二発放てば相応のダメージになっている。故に、反撃で仕留められるという算段だろう。また、反撃をチラつかせることで佐瀬殿を引かせるつもりでもあるようだ。
「……死ぬ気かテメェ⁉︎」
「先に殺せば死にはすまい」
まぁ、ノータイムで突っ込んでいったのだけれども。
葦名十文字は十文字切りからの派生技。体力消費は2割ほどだったので三発腕は体力は4割。セイテンタイセイは前に戦った時の傾向がそのままならば物理型であるので、反撃スキルの威力によってはそのままぽっくり逝くだろう。
| 葦名十文字 | 物理スキル | 敵単体に物理属性大ダメージ2回 |
| 猛反撃 | 自動効果スキル | 自身が物理、銃属性でされた時、確率で反撃する |
| 慈愛の猛反撃 | 自動効果スキル | 味方が物理、銃属性で攻撃された時、確率で反撃する |
佐瀬殿が放った十文字は猿に命中し、またしてもクリティカルに入った。しなし敵方はその攻撃に対して的確な反撃を行うことができていた。
斬撃の後隙に叩き込まれた猿と馬の二発の反撃は佐瀬殿をしっかりと捉え、その身体を砕かんとした。直撃である。
「……この程度か。問題はないな」
「耐えやがったか……耐性は通常、スキルコストを軽減するスキルか!」
| トリガーハッピー・改*18 | コマンダースキル | 発動ターンの間、スキル使用に必要なコストが0になる。改造により対象は味方全体から自分1人に縮小されている代わりに、HP消費スキルにも対応した |
「メダマノオヤジのバックアップが脅威であると聞いていたが、オートコマンダースキルの発生一つ見切れんあたり近場にはいないらしいな。つまらん」
そうして佐瀬殿はさらに動く。とはいえ猛反撃二発で体力はイエローゾーンに入っているので深くは踏み込まず、『虚弱性・消毒スプレー*19』という、異界においてのみ使う事のできる特異なアイテムで補助をかけていた。
メーカーに直接買いに行ける社会的信用がない弱小バスターたちは景品として交換できる市ヶ谷の釣り堀などに赴いて、そのまま釣りの魅力に取り憑かれて帰ってこなくなるという事実が多発していたりするのを知っている。己は一度行ってみたことがあるが、秋葉原のレトロゲーム屋で知り合った雨宮殿と偶然遭遇して多少のレクチャーを受け、少ないながらも魚を釣ることができた。
超絶に面白いかったので、今度外出許可の取れた聖華の友人でも誘って行ってみようとは思っている。『造魔使い』のせいでなかなか予定は決まらないけれども。
そうして佐瀬殿がボコスカ殴っていた結果、合体魔法の息合わせのために敵は行動順をさらに遅らせた。というか、ダウンからの起き上がりで一瞬使ってしまうので、そこをマハーマユリに差し込まれるのを嫌い、マハーマユリを先に動かそうとしているようだった。
「そちらのご厚意です。命一つ頂きましょうか」
そうして、マハーマユリが動き出す。同時に『孔雀明王』が発動し、ティアマットとジャアクフロストにかかっていた幻惑の状態異常が解除される。その勢いのままマハーマユリの『慈愛の旋風*20』が放たれる。
しかし、
そして、こんかい河童を仕留められたことで理解できたことがある。
「ボス属性はあってもそうタフではないらしいな」
「5人1組でボスとして成立していると見たぞ。合体技をしてくるタイプのボスであるな」
とはいえ、体力がアホほどあるボスが平然とディアラハンを使ってくる界隈である。倒してもサマリカームなりで回復されるのは目に見えているのでこの一手が稼いだアドバンテージはあまりないだろう。
前に戦った時のアナライズデータによるとこいつら全員神経と精神に対して耐性があるからバステで先に封じるのは若干難しい。手持ちのティアマットが『セクシーダンス*22』を持っているが、この軸のセクシーダンスは神経属性。魔力属性のセクシーダンス*23ならば有効打だったので若干厳しい。まぁ敵はあくまで耐性止まりなので、連打すればそのうち入るだろうけれども。
「『タルカジャ*24』ダホー!」
ジャアクフロストがバフを入れる。これで物理攻撃力に関してはラスタキャンディの倍率からタルカジャの倍率に乗り替わり、2段階50%の上昇となった。サブアタッカーはティアマットの通常攻撃にした方がコスパは良いだろう。
しかし、
その動揺を突いた瞬間、敵方が一斉に立ち上がり合体魔法が発生する。猿、豚、河童のコンビネーションだ。
さらに、立ち上がるという隙の時間に差し込むようにリュウメの『マハムドオン*26』が発動する。
テトラジャによってマハムドオンはかき消されるが、しかしこれで障壁は消え去ってしまった。テトラジャには破魔呪殺を無力化する効果に加えて、即死を防ぐ効果があったりなかったりすることの対策だろう。
敵の本命が、やってくる。
| ブラックホール | 合体魔法 | 敵全体を高確率で即死させる。100%相性 |
「ガハッ⁉︎」
「破魔呪殺以外の即死かッ⁉︎」
ブラックホールによるヒット数は4。己、佐瀬殿、マハーマユリ、ティアマットが敵の合体魔法により作られた暗黒の引力に引き摺り込まれ、ズタズタになっていく。
マハーマユリ、ティアマットはそのまま死亡し、COMPに還る。己と佐瀬殿は、ブラックホールが消失するまで気合を入れ続けることで首の皮一枚『食いしばり*27』をすることができた。
「召喚、ネビロス!」
「『サバトマ*28』、来なさいペルセポネー」
「『宝玉輪*29』よ」
そして、即座に立て直し。ネビロスを召喚し、ネビロスのサバトマにてペルセポネーを召喚、『道具の知恵・癒』にて使われる『宝玉輪』で完全回復だ。
そして、今己たちは完全に敵味方の統率が取れていた。
当初の想定の合体魔法に割り込んでムダ撃ちさせるプランは敵方のチームワークにより破綻した。ならば合体魔法は受ける前提で動き、こちらが全滅する前に仕留めるしかない。
そう思い死線の向こう側での踊りを始めようとしたその時
ゆらりと、水面になにかの光映ったのを見つけた。携帯電話のバックライトだった。
今動ける仲魔はジャアクフロストのみ。クイーンメイブからの付き合いなので、うまく乗ってくれるだろう。
「ジャアクフロスト! マカラカーンだ!」
「ヒホ⁉︎なに言ってるホ⁉︎」
「いいから己の言うことを聞け!」
「納得できる説明できなきゃ、そんな指示には従えないホー!」
「馬鹿が! 合体でこさえた仲魔を御しきれてないままに戦いなんかに出るから、死ぬんだよ!」
こちらの動ける手はジャアクフロストと佐瀬殿のみ。その片方が指示の混乱で動けないとなれば敵方は攻めに移る。それはきっと、太陽が東から登るのと同じくらいに普通のことなのだ。
豚と河童の合体魔法が起動する。ボス以外の体力を致命一歩手前まで削るあの『オール1』だ。
それは問題がなく発動し、敵味方のボス以外全員に等しくダメージを与え。
「切り捨て御免!」
「これで、二体!」
しかし、その瞬間にゲンジョウとリュウメがカグラギ殿とニコル殿に仕留められた。『オール1』に巻き込まれて致命傷を負っていたことで死に、『食いしばり』などを使って耐えたところにもう一発食らったのだった。
『ドロンパ*30』などでの『隠し身*31』で姿を見えなくしての、奇襲である。
「なぜお師匠様が⁉︎」
「気付かぬうちに前衛と後衛で分たれていたのではないか? 見えぬ敵に足を引っ張られたりしてな!」
「おっとジエン殿。敵に種明かしをするなどなんと懐深いことでしょうか」
カグラギ殿からのデータがガントレットに届く。奴らのボス属性は一つの『ボスチーム』として作られたものであるのでは? との推測だとか。召喚アプリのアナライズでは敵をチームで判別するらしい。その表記がセイテンタイセイとの距離によって揺らいでいたのだとか。
故に、ニコル殿の『ドロンパ』で透明化したまま遠距離で『邪念呪縛*32』を後衛にだけ引っ掛けて分断したらしい。
アプリだと1チーム3体で計算するので、5体を3と2に分けるのはアプリならそこそこ簡単だったのだとか。
「だが、全員に『オール1』は通っている! こいつで終いだ!」
動揺をなんとか飲み込み、メギドラオンを解き放とうとするセイテンタイセイ。事実、それが通ればこちらは耐えきれず全滅である。
その直前に、まだ隠れていたクロダ殿、トシオ殿、タカシ殿が一斉にバッドステータス魔法を叩き込む。『ギガジャマ*33』、『クロスレイ*34』『マカジャマオン*35』だ。
誰のが通ったのかは不明だが、セイテンタイセイのメギドラオンは不発となった。
「ここで仕留める!」
この流れのままプレスターンバトルに突入する。主導権は完全に奪い去った! そして、佐瀬殿のデモニカの『トリガーハッピー・改』が起動し、佐瀬殿の技コストがデモニカに代替される。
「『タルカジャ』だホ! 小芝居は疲れたけど、楽しかったホ!」
「こんなふざけた手をよくも思いつくものだ」
ジャアクフロストのタルカジャが乗って火力の上がった佐瀬殿の『葦名十文字』が河童に命中。十文字の二段目が
己が
佐瀬殿が浮かせた手番に乗り、前衛に任せられたイシュタルが前に出る。『弱者必滅拳*36』をセイテンタイセイに叩き込み、大ダメージを与え、吹き飛ばす。
そうして吹き飛ばした位置こそが、カグラギ殿達が透明状態のまま作り出したキルゾーン!
ASSIST ATTACK! |
| アシストゲージが最大(八段階目)時に発動*37。同行しているパートナーの補助行動の後、人数分の万能属性ダメージを与える。その後、味方チーム全員に確率でニヤリ状態を付与し、敵ターンをスキップする |
己が『柔軟性・消毒スプレー*38』にて弱体をかけた後、猿、豚、河童をアシストアタックで撃ちまくる。己、カグラギ殿、クロダ殿、トシオ殿、タカシ殿、ニコル殿の銃撃連射が奴らの足を止めたのだ。
正直アシストアタックが万能属性になる理由はあんまり分かってないのだが、まぁ『真空投げ*39』が万能なのと同様、気合とか撃つタイミングで決まるのだろう。たぶん。
佐瀬殿が『トリガーハッピー・改』を起動させながら十文字斬りを叩き込み豚を刻み、致命打を与える。続いてネビロスが『メギドラ*40で焼き払う。アシストアタックの流れに乗って『ニヤリ』状態となっていたことで、クリティカルヒットしダメージは追加。不屈の闘志を切っていた河童が死にかけていたので、ペルセポネーの『マハムドオン*41』でトドメを刺しながら即死狙いを放つ。
残念ながら、即死のヒットはなし。
とはいえ河童も落ちたので、ジャアクフロストの『マハブフダイン*42』で豚を凍らせて一度トドメを刺す。当然『食いしばり』で耐えるが、虫の息なのは変わらない。
故に、佐瀬殿が『冥界波』にてセイテンタイセイの方も『不屈の闘志』なりを使わせ、かつ豚にトドメを刺す。
「ペルセポネーの影響下では、死体からの蘇りなどできはしないのだ!」
そうして『冥界波』にて舞い上がった土煙の向こうにいるセイテンタイセイに必中である己の地元のアイテムで攻撃をしようとしたその
ゾクリと、死の気配を察知した。
右手で投げる直前のアイテムをガントレットの操作によってデータとしてしまいこみ、即座に味方全体に『メディアラハン』での回復をかける。あんまりな軌道修正により己の姿勢は乱れに乱れていたが、ニコル殿がさっとカバーに入ってくれたので致命傷にはならなかった。
「ペルセポネーの影響下で、蘇りを成功させた?」
「死んでから甦れねぇってんなら、死なずに耐えれば良いだけの話だろう?その程度の事ができねえ奴が、アレの仲魔をやれるかよ」
話に聞く、食いしばりの方式の違いが近い話だろう。一度死んでから気合いで蘇る『食いしばり』があれば、首の皮一枚を気合いで繋げ続ける『食いしばり』もある。
『不屈の闘志』にも同じことがあったのだと推定する。ペルセポネーの『ザクロの制約*43』は死人を冥府に留める力であって、生者を冥府に引き摺り込む力ではないのだから*44。
「トドメを仕損じてくれた礼だ、テメェらの方を地獄の底に叩き落としてやるよ、この力でなぁ!」
生きているセイテンタイセイと死んだケンレンタイショウ、テンホウゲンスイ、リュウメ、ゲンジョウが一つ塊となっていく。
悪魔合体いや、シャドウなのでシャドウ合体か? まぁとにかくそういうのだ。戦闘中に合体を起動させるというのは、己が『悪魔合体ライト』で発動できるなどの前例があることだと。別段おかしな話ではない。
5つの仮面が一つに重なり、また増えて、また重なる。そんな奇妙な動きの結果として、現れた存在があった。
| ■■ | ゴショウオン | LV9■ |
感じるレベルは90オーバー。シャドウの集合体は一つの形を取ろうとはせず、うねうねと新しい形に変化し続けている。
『百麻痺針*45』で三発クリティカルヒットならば仕留められたかもしれないが、流れが向こうに渡ったあの瞬間に撃った攻撃が致命打となることはないだろう。もしもと考える意味はない。しかし、「あの時自爆してでも仕留めておけばよかった」超ヤバい級の怪物であるのがひしひしと伝わってくる。
「しかし、別段悪い話でもないな」
「このような怪物を前にして、何故に?」
「己たちで仕留められる程度の敵だ。他所で孤立している時に遭遇するより、先に仕留めておく方が後々楽であるぞ」
『造魔使い』襲撃戦 中間報告1
時刻。1800水源異界入り口付近区画にてジエン、佐瀬と敵主力悪魔『セイテンタイセイ』らと交戦開始。2ターン経過後カグラギ、クロダ、トシオ、タカシ、ニコル合流。同時に敵『テンホウゲンスイ』『ケンレンタイショウ』、『ゲンジョウ』『リュウメ』撃破。
敵『セイテンタイセイ』によるシャドウ合体が発生。発生した存在はシャドウ集合体『ゴショウオン』と呼称。
同時刻、水源異界への第二通路の作成完了。
ゴドー、リオ、ブレイド、ツギハギ、突入開始。
尚、異界トンネル作成時に想定されていた敵の襲撃がなかったことをここに記す。
注意を引くのは良いですが、暴れすぎです馬鹿ジエン。
開幕からオリ解釈だらけのクソゲー合戦です。ボスに効かない無差別ハイリスク技をボスが使う無法、システム違いスキルを引っ掛けてチームを分断するインチキ、ひたすらクリティカルを引きまくる上振れ剣客などなど。
敵が使ったらブチ切れると作者が思った戦法を互いに使わせているので、バランスは取れている……といいなぁ。
それはそれとして今回の不屈の闘志ザクロの制約にかからない問題はロストキリギリス作者『名無しの髑髏』さんの検証により発見された事実でした。ペルセポネーはリカームを狩れるけど自動効果での回復は狩れないみたいです。新事実!
・ジエンくん
煽りの呼吸の使い手。煽りすぎたので各個撃破を狙われた。残当。
・サツバツ警備員佐瀬甚介
コロシの愉悦とミナゴロシの愉悦でクリティカル率を高めて物理貫通十文字斬りをするクリティカルアタッカー。表記しそびれたがデモニカレベルは73、本体レベルは75。
デモニカのレベル上げをして気軽に死ねるように準備をしている最中。教育に悪い
・カグラギ殿一党
今回のMVP、ジエンくんが煽りながら呼んでいたので2ターンで戦場まで辿り着けた。アプリ使いなので幻魔や霊鳥で移動はサクサクなのである。
今回二体のボスにトドメを刺してスキルクラックに成功したので、もう既に黒字も黒字でウッハウハ。