真・ミツオ転生(続) 作:銀鱗
いやいやいやいやそんなはずはない。そんなこと考えたら、まるで俺が「この田舎を救ってやる!」と先走って勝手に落ち込んでる黒歴史が現在進行中のイタイ奴じゃないか!
駄目だぞーそんなこと考えるなーー、考えたら目の前に置いてある銃でペルソナ3での召喚方法みたいに頭を打ち抜きたくなっちまうーーー!
よし、落ち着いた。現実を見る時間だ。さて、なぜ銃があるんだという点だが、買った。
どこぞのミリタリーショップじゃないし、だいだら.でもなくまさかの時価ネット田中。
「どうして取り扱っていたのか」、とか「銃刀法はどうした銃刀法は!」、とかは横に置いといて、ここで重要なのはその銃の名前である...「アルジャーノン」と田中社長は呼んでいた。
...俺に置きに行けと!?いやダンジョンの最奥についてからの置くタイミングもないし、もう一回行くのも非効率的すぎる。
そういえば、猟友会の皆さんから感謝の気持ちとして貰った熊の手もだいだら.のオヤジに見せたらベアークローに製造されちまったし…(高級食材がぁぁぁぁぁ!)
他にもクエストの報酬やらテレビに映ってたのを衝動買い(というか使命感買い?)してしまったものの中には、ダンジョンの奥にもう一回到達したら拾える武器が多い。
ふぅむ。なんつーか、武器の自己主張が激しい。どの武器も使えないわけではないが、一応俺のメイン武器は棒(槍)だ。
つまり、何が言いたいかというと
まずい、俺の個性が埋もれる。
それこそ、家におけなくなってだいだら.に預けている多種多様な武器類に埋もれてる物干し竿(今の武器)みたいに。
元々どこでも拾える棒だからこそ、個性が薄くなりがちだ(個人的主観)
これは、新規制作しかないのでは?
幸い、素材は自前で用意できる。そう、闇(適量)
ちょっとテレビの中でオニキリに闇を吐かせた。sp=精神力なので、気分は下痢を催した時のようにげっそりだ。あーしんど。
時価ネット田中のおまけでついてきたソウルドロップを口の中で転がしながら、闇をカバンに詰め込む。
早速だいだら.に素材を持っていって作ってもらう。オヤジのアート心が暴走してへんてこなものになるんじゃないかと冷や冷やしたが、素材が俺の意思を宿していたのか、思い通りの武器になって帰ってきた。
>黒い棍(ぼう) を 手に入れた
黒い棍 威力150 命中99
使用属性によって形状が変わる
4つの棒を組み合わせて1つの棒となる。これ単体ではそこそこの性能だが、この棍に属性が流れ込んだ時、真価を発揮する。
よし、新しい武器ゲットだぜ。オニキリは全属性が使えるものの、全スキルが使えるわけではない。普通のスキルのアギは使えないが、刀に火炎属性を加えて紅蓮刀として使える、というワケだ。
それを踏まえるとこの武器は俺のペルソナと本当に相性がいい。
手に入れた新武器をカバンに入れて、町はずれの廃棄物置場に進む。前の特訓場所は里中にばれちまったからね。やはり特訓は誰もいない所に限る。
よし、やっとこれでやっt
「一息つけると思ったんだが。…思ったより早かったな、もうちょい練習を重ねたかったんだが。」
気が付くと、町の景色はガラッと変わっていた。どこか錆びついた鉄塔、遠めに見ても人気のいない町、
そして…
「シャドウ」
スキル説明「七色の剣」
久保美津雄のペルソナ、オニキリが所持しているスキル
能力は、本文にもあるように「すべての属性を使える」…ただし、かなり限定的な力であり、属性「だけ」使える、わかりやすく言うならエンチャント。
つまり、写す媒体が必要である。
ちなみに、見た目だけなら「
CGいらずという一部のコスプレイヤーにはちょっと羨ましい能力。