「全員乗ったな」
俺はチャーターしたバスに全員が乗ったのを確認すると、
「運転手さん、出してくれ」
運転手に出発を指示した。
「こんな山奥に造らなくてもいいのにな」
俺は隣に座る明石と研修所の地図をみていた、
「確かにね、監査部のビルから貸切バスで2時間とか不便しか感じないわね」
明石も地図を見て同意していた。
俺達は何とか目的地である軍警察の捜査研修所に到着した。
「それじゃ辞令を渡すぞ、先ずは『妙高』『那智』『足柄』『羽黒』『青葉』『衣笠』『高雄』『愛宕』『大淀』『千歳』『千代田』『隼鷹』『飛鷹』『間宮』『明石』以上の者を特務中佐に命ずる」
俺は妙高以下の特務中佐組の階級章と辞令を渡した、
「続いて『天龍』『龍田』『川内』『神通』『北上』『夕張』『伊良湖』以上の者を特務少佐に命ずる」
続けて特務少佐の階級章と辞令を渡し、
「最後は『吹雪』『白雪』『初雪』『深雪』『浦波』『磯波』『綾波』『敷波』『白露』『村雨』『時雨』『夕立』『陽炎』『不知火』『黒潮』以上の者を特務少尉に命ずる」
最後に特務少尉の階級章と辞令を手渡した。
「班編成は妙高、那智、足柄、羽黒で一編成、高雄、愛宕、天龍、龍田で一編成、千歳、千代田、隼鷹、飛鷹で一編成、青葉、衣笠、川内、神通で一編成、大淀の所は吹雪、白雪、初雪、深雪、浦波、磯波、綾波、敷波の8名で間宮の部署は白露と村雨として残りの時雨、夕立、陽炎、不知火、黒潮の5名は必要に応じて各捜査班へ振り分けるとする、以上だ………研修が始まる明朝9時迄は自由時間とする、解散」
妙高達は其々割り当てられた部屋へと散っていった。
そして翌朝………。
「皆さん、おはようございます」
妙高達を前に一人の女性が立っていた。
「これから皆さんの研修担当を致します朝霧です、宜しくお願い致します」
そう挨拶をすると、
「それでは皆さんの基本個人装備をお渡しします、名前を呼ばれた方は前に取りに来てください」
複数の職員がそこそこの大きさのケースを持って入室してきた。
「先ずは妙高さん」
「はい」
朝霧に呼ばれて妙高が前に出た。
「拳銃を受け取ったら、予備弾倉3本、手錠、特殊警棒を順に受領していってください、最後に受領印を忘れないように」
朝霧がそう言うと、残りのメンバーも順に流れ作業の如く受領していった。
「Hk SFP9SF15発弾倉か………」
当然俺も所持しているそれが配られている様子を黙ってみていた。
「それでは、地下の射撃場ヘ移動します、ついてきてください」
朝霧を先頭にぞろぞろと地下へと移動していった。
「それでは射撃訓練について説明します、訓練は予備弾倉3本分行います、先に配っている予備弾倉は使わないでください、ここにある弾倉と弾丸を使用してください、最後に必ず訓練終了後は薬室に残弾が無い事を確認の上で再装填した弾倉を銃に装填しておいてください」
妙高達は朝霧の注意を聞きながら射撃訓練の準備を始めていた。
9mmパラベラム弾使用の軍用モデルです、マガジンも20発17発15発13発と複数存在するようですね
SMGとしてHk MP5Kが配備されている設定です。