その頃、東京のある街中にて……
A「おいテメェ!!オレの恋路を邪魔すんな!!ミサキの運命の相手はこのオレなんだよ!!」
一海「いやいや、そもそもアイドルは恋愛禁止って相場が決まってるんだよ。それに、ミサキさん(?)の運命の相手ってのは本人が決めることだろ。」
悪質転生者『ジャドウ』の1人『転生者 A』と、翔の友人の一人には『
A「うるせぇ!!そんな事どうでもいいんだよ!!邪魔するなら、お前を殺してやる!!」
Aは『ファイズギア』を取り出すと、腰に装着した。
一海「話が通じねぇな…仕方が無い、実力行使と行くか。」
一海はそう言うと、『カイザギア』を取り出し、腰に装着する。Aはファイズフォンに『555』と打ち、Enterキーを押す。
一海はカイザフォンに『913』と打ち、Enterキーを押す。
変身待機音が響き渡る中…
2人は仮面ライダーへと姿を変えていく。Aは『仮面ライダーファイズ』に、一海は『仮面ライダーカイザ』へと変身を果たした。
ファイズ「死ねぇぇええええ!!」
ファイズは発狂しながら、カイザに向かって走り出す。
カイザ「ふっ!!」ガッ!!
カイザとファイズは掴み合いを始める。
ファイズ「ぐぅぅううううっ!!」ドゴッ!!ドゴッ!!
ファイズはカイザの背中に肘打ちを何発もお見舞いする。
カイザ「ぐっ!?負けるか…!!」
カイザはファイズを突き飛ばすと、腹部にヤクザキックを繰り出した。
ドボォッ!!
ファイズ「があっ!!」
怯んだファイズに、カイザは反撃を開始する。まず、ボディーブローを腹に打ち込み、その後は回し蹴りでファイズを蹴り飛ばした。
ファイズ「…!!くそぉっ!!」
ファイズは起き上がり、我武者羅に走って来る。そんなファイズを捕らえたカイザは、巴投げでファイズを投げ飛ばす。その後、倒れたファイズに接近し、起き上がろうとする彼の背中に踵を落とす。
ドゴォッ!!
ファイズ「ぐっ…!!」
カイザ「もうやめろよ…これ以上、人から幸せを奪うな。」
ファイズ「う、うるせぇ…オレがどうしようが、オレの勝手だろ…!!」
カイザ「…そうか。」
ファイズの身勝手な言動を聞いたカイザは、カイザフォンを『フォンブラスター』にし、ファイズ目掛けて光線を発射した。
ファイズ「ぐわああああぁぁ…!!」
光線を受けたファイズは変身が解け、Aの姿に戻った。
A「く、くそぉ…覚えてろよ!!」
Aは捨て台詞を吐くと、そそくさと逃げ出す。
カイザ「あっ!?待て!!」
カイザは後を追ったが、見失ってしまった。
カイザ「…くそ、逃げられたか。」
カイザは人目の着かない場所に移動すると、変身を解除し、一海の姿に戻った。そして、何事も無かったかのように街中に出て来ると、とある人物に電話を掛ける。
一海「…もしもし、紫か?」
紫『一海、どうしたんだ?』
相手は『東雲 紫』…一海の恋人の1人であり、翔の友人の1人でもある。
一海「ジャドウに会ったんだが、逃げられちまった…」
紫『そうか、だが気にすることは無い。お前が無事であれば、それで十分だ。』
一海「はは、そう言って貰えると気が楽になる。」
ジャドウには逃げられてしまったが、紫は一海を責めはせず…彼の無事を喜んでいるようだ。
一海「そっちはどうだ、ジャドウはいたか?」
紫『あぁ、丁度見つけたところだ…一旦切るぞ。』
一海「ちょいちょい!俺もそっちに行くぞ?」
紫『気持だけ受け取らせて貰う、私に任せろ。』
一海「お、おぉ…そんじゃ、気を付けてな?」
紫『あぁ。』
そして、通話が切れた。
B「レイナ!!迎えに来たぞ!!さぁ、一緒に行こう!!」
レイナ「ちょっと、ここは関係者以外立ち入り禁止よ!?」
B「そんな事はどうでもいい!!さぁ、オレと一緒に」
その頃、Dolls『チームB』のライブに…ジャドウの1人『転生者 B』が乱入し、ステージを台無しにしようとしていた。そこに、紫が向かう。
紫「待て。」
B「あぁっ!?って、おいおい…女かよ。しかもめっちゃ美人だし!!」
紫「折角のステージを台無しにするとは、良い度胸だ…大義の為、貴様には退場して貰うぞ。」
紫はそう言うと『サイガギア』を腰に装着した。
B「ちっ…生意気な女だ、男の方が強ぇって解らせてやる!!」
Bはそう言うと、『デルタギア』を装着し、デルタフォンを口に近づける。
デルタフォンから待機音が響くと、右腰の『デルタムーバー』にデルタフォンを装着する。
音声が響くと、Bは『仮面ライダーデルタ』へと変身を果たした。紫はサイガフォンに『315』と打ち、Enterキーを押す。
サイガフォンから待機音が響くと、紫は…
…と呟き、サイガフォンをギアにセットする。
音声が響き、紫は『仮面ライダーサイガ』へと変身を果たした。
デルタ「お、お前は…!!」
サイガ「我が名は仮面ライダーサイガ…貴様のような悪を討ち滅ぼす者だ。」
客1「か、仮面ライダーだって!?」
客2「うそ、テレビの中の存在だと思ってた……」
観客が驚いている中、サイガはデルタに向かって走り、格闘戦を仕掛ける。
サイガ「はぁっ!!やぁっ!!」ドカッ!!ドゴッ!!
デルタ「がっ!?ぐあっ!!…くそぉ!!」
デルタは反撃を仕掛けるが、サイガは攻撃を軽々と受け止め、カンフー技を仕掛ける。サイガの数多な蹴り技を防げず、とうとうステージから追い出されるデルタ。
デルタ「がはぁ…!!」
サイガ「…大人しくしろ。それ以上他人に迷惑を掛ければ、痛い目を見ることになるぞ?」
サイガはサイガフォンを取り出し、フォンブラスターの銃口をデルタに向ける。
デルタ「…う、うるせぇ!!」
デルタはデルタムーバーにミッションメモリーをデルタムーバーに挿し込み、トリガーを引いて光線を放つ。サイガもフォンブラスターから光線を放ち、デルタの放った光線を消した。
デルタ「なっ!?」
サイガ「貴様…これ以上ライブを滅茶苦茶にするなら、どうなるか解っているな?」
デルタ「ッ!!」
デルタは立ち上がり、ライブ会場から逃げて行った。それを確認したサイガは、『フライングアタッカー』で大空へ飛び立ち、どこかへ飛び去って行った。
ナナミ「な、何なんですか…あれ……」
ヒヨ「でも、シャリババーンみたいでかっこよかったね!」
レイナ「……。」
レイナ(ピグマリオンを倒したあれも…『仮面ライダー』と呼ばれているのかしら……)