IF もしも、Dollsが敵だったら…   作:やさぐれショウ

3 / 7
Let's Wake up

東京都目黒区のとある公園にて……

 

諒芽「漸く追い詰めた…!」

 

友香「もう、逃げられませんよ?」

 

C「けっ…」

 

D「……。」

 

翔の友人である(かがみ) 諒芽(りょうが)浅井(あさい) 友香(ゆか)が、2人のジャドウと戦おうとしていた。相手は『転生者 C』と『転生者 D』…2人のジャドウは、それぞれのライダーシステムを取り出し、装着する。Cは『AIドライバー』、Dは『サガーク』である。

 

友香「キバーラさん!!」

 

友香がそう叫ぶと、空の彼方から白い小さなコウモリが飛んで来た。名は『キバーラ』…友香とはバディーを組んでいる。

 

キバーラ「は〜い♪それじゃ、行くわよ。」

 

諒芽「おうよ!!」

 

諒芽は『マッハドライバー炎』を装着し、シグナルバイクの1つ『シグナルマッハ』を取り出し、ドライバーにセットする。

 

《シグナルバイク!》

 

音声が響くと、諒芽はドライバーのレバーを倒す。友香はキバーラを掲げ、変身を開始する。

 

 

諒芽「レッツ……」

 

「「「変身ッ!!」」」

 

《ライダー!マッハ!》

 

 

友香は『仮面ライダーキバーラ』に、諒芽は『仮面ライダーマッハ』へと変身を果たした。

 

マッハ「追跡!撲滅!いずれも…マッハ!!

 

仮面ライダー〜〜〜〜、マッハ〜!!

 

キバーラ「……。」汗

 

マッハが長い名乗りを終える頃、Cは『仮面ライダーハート』に、Dは『仮面ライダーサガ』へと変身した。

 

ハート「行くぞおらああぁぁっ!!」

 

サガ「あっ、おいボクを置いていくな!!」

 

ハートはマッハに、サガはキバーラに向かって走って行く。

 

マッハ「よっ!」ズダダダダッ!!

 

マッハは専用武器『ゼンリンシューター』から弾丸を発射する。

 

ハート「どわっ!?おい、飛び道具とか卑怯だぞ!!」

 

マッハ「え〜?しょーがねぇなぁ…んじゃ、近接戦で戦ってやるよ!!」

 

怯んだハート目掛けて走るマッハは、ゼンリンシューターの車輪部分『ゼンリンストライカー』を用いて近接攻撃を繰り出す。

 

マッハ「りゃあっ!!」ドゴォッ!!

 

ハート「があっ!?くそぉ、らぁっ!!」ブゥンッ!

 

ハートは頭部の角で反撃を試みるも、マッハは身軽な動きで躱す。

 

マッハ「うぉっ!?あっぶねぇ…だりゃあっ!!」ドガァッ!!

 

そして、身軽さを活かして飛び蹴りを放った。

 

ハート「くそがぁ…これでもくらえ!!」

 

ハートは『シフトハートロン』の後部にあるボタンを押し、『バイラルカキマゼール』を発動し、ブレンの能力の毒液を放った。

 

マッハ「ッ!!」

 

マッハはバク転で飛んでくる毒液を回避する。毒液が地面に落ちると、植物はたちまち枯れ果てた。

 

マッハ(こりゃあマズいな、アレを使うか…)

 

マッハはゼンリンシューターから弾丸を放って再びハートを怯ませる。そして、ドライバーからシグナルマッハを取り外し、黄色のシグナルバイク『シグナルトマーレ』をセットする。

 

 

《シグナルバイク!》

 

 

音声が響くと、マッハはドライバーのレバーを倒す。

 

 

《シグナルコウカーン!トマーレ!》

 

 

トマーレにタイプチェンジすると、ゼンリンシューターからSTOPマークのような形状の、スタン効果を持った防御壁を打ち出す。

 

ハート「ぐおっ!?う、動けねぇ…!!」

 

マッハ「へへ〜ん、どんなもんだい!!」

 

両手を腰に当て、ドヤるマッハ。そして、シグナルマッハをドライバーに装填し、元の姿に戻る。

 

 

 

その頃、サガとキバーラは……

 

キバーラ「やっ!はっ!」ズバッ!ザシュッ!

 

サガ「ッ!?」

 

キバーラは専用武器『キバーラサーベル』を使い、得意の剣術でサガを圧倒していた。サガは専用武器『ジャコーダー』を剣状形態『ジャコーダーロッド』にし、素人丸出しの剣術を繰り出していた。だが、それは全てキバーラに防がれ、逆に返り討ちにされていた。

 

サガ「くっそぉ…!!」

 

サガはジャコーダーの赤い刀身を鞭状にし、キバーラに反撃を試みた。しかし…

 

キバーラ「甘いです…はぁっ!!」ガキィンッ!ガキィンッ!

 

キバーラはサガの攻撃を軽々と受け流した。

 

サガ「コイツら…どんだけ強いんだよ……!」

 

ハート「お前ら!!さてはチート能力持ってやがるな!?おい!!ふざけんじゃねぇぞ!!正々堂々と勝負しろや!!」

 

怒り狂うハートに、マッハとキバーラは淡々と言い返す。

 

マッハ「いやいや、俺らは最初から己の実力で戦ってるし…てか、神様達からチート能力を貰ってんの、お前らだろ?」

 

キバーラ「ですが、貴方達の思うようには行きませんよ。それに、今まで散々ズルをしてきた貴方達に、正々堂々と勝負しろと言われたくありません。」

 

マッハとキバーラの言葉を聞き、黙り込むハートとサガ。

 

サガ「じゃ、じゃあ何でボクらはチート能力を使えないんだ!?」

 

マッハ「簡単だって…お前らの左腕に着いてる真っ黒な腕輪、それのせいだぜ?」

 

キバーラ「ちなみにですが、貴方達の意志で外すことはできません。その腕輪は間違った道を進む『ジャドウ』の証ですから。」

 

ジャドウ達のチート能力を封印しているのは、彼らの左腕に着いてる黒い腕輪だ。これは、最高神によって着けられた呪いの腕輪で、あらゆるチート能力を封印する力を持つ。但し、ライダーシステムまでは無効にできないというデメリットも併せ持つ。しかし、ジャドウ達は大した努力もせず…楽な道ばかり進んできたため、実力なんて物は持っていない。

 

マッハ「さてと…友香、そろそろ決めようぜ!カッコよくな!!」

 

キバーラ「はい、勿論です♪」

 

マッハはドライバーのレバーを上げると、上部のボタン『ブーストイグナイター』を押す。

 

《ヒッサツ》

 

音声が響いた後、ドライバーのレバーを倒した。キバーラはサーベルを逆手に持つと、背中から紫色の翼を開いて空中へと飛び上がる。

 

《フルスロットォル!!マッハ!!》

 

マッハ「おりゃああああぁぁ!!」

 

キバーラ「はぁぁああああああ!!」

 

マッハは必殺キック『キックマッハー』を、キバーラは必殺技『ソニックスタッブ』を放った。

 

ハート&サガ「「ぎゃああああぁぁ…!!」」

 

必殺技を受けたハートとサガは変身が解け、CとDの姿に戻った。そして、いそいそと逃げて行った。

 

マッハ「あちゃ〜、逃げられちまったかぁ…」

 

キバーラ「逃げ足だけは速いので、困ります…」

 

勝利したマッハとキバーラは変身を解き、元の姿に戻る。

 

友香「そう言えばキバーラさん、翔さんを見ませんでしたか?」

 

キバーラ「あぁ、見たわよ?アイドルグループ『Dolls』と戦っていたわ。」

 

諒芽「えぇっ!?アイドルグループとォ!?」

 

キバーラ「今、彼は港区の海浜公園に居る。一海と紫にも既に知らせたわ。合流しましょ?」

 

キバーラの案内で、友香と諒芽は港区へと向かう。

 

諒芽(頼む翔ちん…無事でいてくれ!!)

 

友香(翔さん…私達はもう一度、貴方に逢いたいです…!)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。