東京都目黒区のとある公園にて……
諒芽「漸く追い詰めた…!」
友香「もう、逃げられませんよ?」
C「けっ…」
D「……。」
翔の友人である『
友香「キバーラさん!!」
友香がそう叫ぶと、空の彼方から白い小さなコウモリが飛んで来た。名は『キバーラ』…友香とはバディーを組んでいる。
キバーラ「は〜い♪それじゃ、行くわよ。」
諒芽「おうよ!!」
諒芽は『マッハドライバー炎』を装着し、シグナルバイクの1つ『シグナルマッハ』を取り出し、ドライバーにセットする。
音声が響くと、諒芽はドライバーのレバーを倒す。友香はキバーラを掲げ、変身を開始する。
友香は『仮面ライダーキバーラ』に、諒芽は『仮面ライダーマッハ』へと変身を果たした。
マッハ「追跡!撲滅!いずれも…マッハ!!
仮面ライダー〜〜〜〜、マッハ〜!!
キバーラ「……。」汗
マッハが長い名乗りを終える頃、Cは『仮面ライダーハート』に、Dは『仮面ライダーサガ』へと変身した。
ハート「行くぞおらああぁぁっ!!」
サガ「あっ、おいボクを置いていくな!!」
ハートはマッハに、サガはキバーラに向かって走って行く。
マッハ「よっ!」ズダダダダッ!!
マッハは専用武器『ゼンリンシューター』から弾丸を発射する。
ハート「どわっ!?おい、飛び道具とか卑怯だぞ!!」
マッハ「え〜?しょーがねぇなぁ…んじゃ、近接戦で戦ってやるよ!!」
怯んだハート目掛けて走るマッハは、ゼンリンシューターの車輪部分『ゼンリンストライカー』を用いて近接攻撃を繰り出す。
マッハ「りゃあっ!!」ドゴォッ!!
ハート「があっ!?くそぉ、らぁっ!!」ブゥンッ!
ハートは頭部の角で反撃を試みるも、マッハは身軽な動きで躱す。
マッハ「うぉっ!?あっぶねぇ…だりゃあっ!!」ドガァッ!!
そして、身軽さを活かして飛び蹴りを放った。
ハート「くそがぁ…これでもくらえ!!」
ハートは『シフトハートロン』の後部にあるボタンを押し、『バイラルカキマゼール』を発動し、ブレンの能力の毒液を放った。
マッハ「ッ!!」
マッハはバク転で飛んでくる毒液を回避する。毒液が地面に落ちると、植物はたちまち枯れ果てた。
マッハ(こりゃあマズいな、アレを使うか…)
マッハはゼンリンシューターから弾丸を放って再びハートを怯ませる。そして、ドライバーからシグナルマッハを取り外し、黄色のシグナルバイク『シグナルトマーレ』をセットする。
音声が響くと、マッハはドライバーのレバーを倒す。
トマーレにタイプチェンジすると、ゼンリンシューターからSTOPマークのような形状の、スタン効果を持った防御壁を打ち出す。
ハート「ぐおっ!?う、動けねぇ…!!」
マッハ「へへ〜ん、どんなもんだい!!」
両手を腰に当て、ドヤるマッハ。そして、シグナルマッハをドライバーに装填し、元の姿に戻る。
その頃、サガとキバーラは……
キバーラ「やっ!はっ!」ズバッ!ザシュッ!
サガ「ッ!?」
キバーラは専用武器『キバーラサーベル』を使い、得意の剣術でサガを圧倒していた。サガは専用武器『ジャコーダー』を剣状形態『ジャコーダーロッド』にし、素人丸出しの剣術を繰り出していた。だが、それは全てキバーラに防がれ、逆に返り討ちにされていた。
サガ「くっそぉ…!!」
サガはジャコーダーの赤い刀身を鞭状にし、キバーラに反撃を試みた。しかし…
キバーラ「甘いです…はぁっ!!」ガキィンッ!ガキィンッ!
キバーラはサガの攻撃を軽々と受け流した。
サガ「コイツら…どんだけ強いんだよ……!」
ハート「お前ら!!さてはチート能力持ってやがるな!?おい!!ふざけんじゃねぇぞ!!正々堂々と勝負しろや!!」
怒り狂うハートに、マッハとキバーラは淡々と言い返す。
マッハ「いやいや、俺らは最初から己の実力で戦ってるし…てか、神様達からチート能力を貰ってんの、お前らだろ?」
キバーラ「ですが、貴方達の思うようには行きませんよ。それに、今まで散々ズルをしてきた貴方達に、正々堂々と勝負しろと言われたくありません。」
マッハとキバーラの言葉を聞き、黙り込むハートとサガ。
サガ「じゃ、じゃあ何でボクらはチート能力を使えないんだ!?」
マッハ「簡単だって…お前らの左腕に着いてる真っ黒な腕輪、それのせいだぜ?」
キバーラ「ちなみにですが、貴方達の意志で外すことはできません。その腕輪は間違った道を進む『ジャドウ』の証ですから。」
ジャドウ達のチート能力を封印しているのは、彼らの左腕に着いてる黒い腕輪だ。これは、最高神によって着けられた呪いの腕輪で、あらゆるチート能力を封印する力を持つ。但し、ライダーシステムまでは無効にできないというデメリットも併せ持つ。しかし、ジャドウ達は大した努力もせず…楽な道ばかり進んできたため、実力なんて物は持っていない。
マッハ「さてと…友香、そろそろ決めようぜ!カッコよくな!!」
キバーラ「はい、勿論です♪」
マッハはドライバーのレバーを上げると、上部のボタン『ブーストイグナイター』を押す。
音声が響いた後、ドライバーのレバーを倒した。キバーラはサーベルを逆手に持つと、背中から紫色の翼を開いて空中へと飛び上がる。
マッハ「おりゃああああぁぁ!!」
キバーラ「はぁぁああああああ!!」
マッハは必殺キック『キックマッハー』を、キバーラは必殺技『ソニックスタッブ』を放った。
ハート&サガ「「ぎゃああああぁぁ…!!」」
必殺技を受けたハートとサガは変身が解け、CとDの姿に戻った。そして、いそいそと逃げて行った。
マッハ「あちゃ〜、逃げられちまったかぁ…」
キバーラ「逃げ足だけは速いので、困ります…」
勝利したマッハとキバーラは変身を解き、元の姿に戻る。
友香「そう言えばキバーラさん、翔さんを見ませんでしたか?」
キバーラ「あぁ、見たわよ?アイドルグループ『Dolls』と戦っていたわ。」
諒芽「えぇっ!?アイドルグループとォ!?」
キバーラ「今、彼は港区の海浜公園に居る。一海と紫にも既に知らせたわ。合流しましょ?」
キバーラの案内で、友香と諒芽は港区へと向かう。
諒芽(頼む翔ちん…無事でいてくれ!!)
友香(翔さん…私達はもう一度、貴方に逢いたいです…!)