リコリスとS   作:マルチカム

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プルトニウム編
裏の組織はリコリスだけではない


 

 

 

 

 治安を守る組織とは何か。一般人に聞くとほとんどの人が警察と答えるだろう。しかし完全に独立し、秘密裏に犯罪を未然に防ぐあるいは犯罪そのものがなかったことにし日本の治安を守る組織が存在する。

 それが「DA]と呼ばれる組織だ。そして戦闘員が女性いや女子と呼ぶほうが適切だろう。彼女らはテロや殺人といった犯罪に対処し裏から日本の治安を守っている。だが彼女らは想像もしていなかっただろう。テロ行為そのものは対応したことがあるリコリスでもこれから国そのものが脅かされるほどのテロが行われることに。

 これは国家存続の危機から守ろうとする彼女らとSと呼ばれる者たちと共闘する物語である。

 

 

 

 

千束「たきな~はやくはやく!このままだと遅刻しちゃうよ~」

 

たきな「千束が夜遅く映画見たいって言ったからじゃないですか。」

 

千束「だって気になって夜も眠れないしまさかアラームセットするのも忘れていたなんて思わないじゃん!」

 

たきな「それは私にも非はありますけど、というか千束そんなに走って大丈夫なんですか。まだ心臓入れてから一か月も経っていないですよね。」

 

千束「大丈夫だよ、今の私は絶好調なんだから。これからするべきことがいっぱいあってワクワクが止まらないもん。]

 

たきな「気持ちはわかりますけど前見ないと危ないですよ、千束。……!!千束前!」

 

千束「えっ、あ。」

 

???「うお!」

 

ドン!

 

千束「痛てて」

 

???「ビックリしたぁ。お嬢ちゃん大丈夫か?」

 

千束「うん、私は大丈夫…ていうかお兄さんのほうこそ大丈夫?ケガとかは。」

 

 

???「俺は大丈夫だよ、ごめんね。前見てなくて」

 

千束「ううん、わたしのほうこそごめんなさい。すこし急いでて」

 

たきな「だから言ったじゃないですか。すみません。うちの千束が」

 

???「大丈夫大丈夫。気にしてないよ。あっそうだ。わかればいいんだけどここのお店はどこにいけばいいのかわかる?」

 

千束「え!ここ私たちのお店だよ。」

 

???「そうなのか、それはよかった。よければ案内頼んでもいいかな?」

 

千束「もちろん!すぐ近くですよ。たきな行こ。」

 

たきな「そうですね。それでは行きましょう。」

 

???「ああ、よろしく頼むよ。」

 

 

 

 

 

 

千束「へー、お兄さん千葉から来たんだ。なんで東京に来たの?」

 

???「すこし出張でね。ネットでおすすめの喫茶店を検索したら君たちのお店がヒットしてね。せっかく東京にきたしおいしいものでもたべようかなってね。」

 

千束「うんうん、お兄さん見る目があるね。そういえばお兄さん名前はなんて言うの?」

 

???「俺の名前か?名前は高橋、高橋瞬だ。」

 

千束「高橋さんね、私は千束、錦木千里、こっちが相棒のたきな!」

 

たきな「井ノ上たきなです。」

 

高橋「錦木さんに井ノ上さんね。いい名前だね」

 

千束「下の名前でいいですよ。常連さんは下の名前で呼んでるし。」

 

高橋「そうか、なら俺の名前も好きに呼んでもらって構わないよ。じゃあ千束ちゃんにたきなちゃんでいいのかな」

千束「うん、それでいいですよ。」

 

たきな「はい問題ありません。というかしゃべっている間に着いちゃいましたね。」

 

千束「ではでは、喫茶リコリコへようこそぉぉぉ」ニシシ

 

カランコロン

 

ミズキ「ちょっと千束、遅いじゃない!遅刻よ遅刻!」

 

千束「ごめんってぇミズキ。お客様を案内してたら遅れちゃって」

 

たきな「それより高橋さんに案内を」

 

ミズキ「高橋ぃぃ…?って」

 

高橋「すみません。俺のせいでお店の方に迷惑をかけてしまい。」

 

ミズキ「うそ、ちょい千束。このイケメンどこから拾ってきたのよ!ナンパする暇あるなら早く店に来いや」

 

千束「いやお客さんだよ。とりあえず高橋さんこちらの席で待ってて、私たち着替えてくるから。」

 

高橋「わかったよ」

 

ミカ「いらっしゃい、何にするかね」

 

高橋「とりあえず、アイスコーヒーを頼むよ。」

 

 

 

高橋「おいしかったよ、また時間があれば立ち寄らしてもらおうかな」

 

千束「ぜひ、来てください。歓迎しますよ」

 

たきな「はい、またいらしてください」

 

高橋「それじゃあごちそうさまでした」

 

千束「ありがとうございました~またきてくださーい。」

 

 

 

 

高橋「にしてもあの子たちの鞄。なんで火薬のにおいがしたんだろう。お店でなにか火薬に関するものでも扱っているのか…。いやそれならなぜあの子たちの喫茶店の服からは火薬のにおいが一切ないんだ……。まぁ学校とかでなにか化学の実験かなにかしたのだろうな。てかこのままだと遅れるな、急がないと。」

 

 

高橋が急いだ場所は陸上自衛隊「練磨駐屯地」。なぜここにきたかというとある人に呼ばれたからだ。

 

高橋「失礼します」

 

第一特殊武器防護隊長「どうぞ」 

 

高橋「はじめまして、習志野駐屯地から来た高橋三等陸尉です。」

 

防護隊長「第一特殊武器防護隊長の清原二等陸佐だ。硬いのは抜きにしよう。それより話は通っている感じかな?」

 

高橋「はい、例のプルトニウムですね?こちらとしても把握しています。問題はどう対処するかです。」

 

防護隊長「そうだ、本来なら今すぐにでも国民を避難させたいのだが…。」

 

高橋「内密に事を進めさせよというのが上からの指示ですよね。パニックにさせたくないのはわかりますが…。」

 

防護隊長「我々の方でも内密に態勢を整えているが、やはりばら撒かれた際は犠牲者は避けられない。だとするとやはり」

 

高橋「ええ、東京にばら撒かれる前に俺たちがそのタンカーに乗り込み制圧する。これが一番だと我々も考えています。最初は日本に近づけないようにすればいいという案も出ましたが、あの巨大なタンカーをどう止めるのかという問題もありますし、なにより海上でプルトニウムを爆発でもされたら終わりでしょう。」

 

防護隊長「結局は君たちSを投入させるのが確実であるということだな」

 

高橋「ええ我々と海自の特別警備隊が無理なら日本はおしまいでしょう」

 

防護隊長「話はわかった、どうしても直接君に会いたくてね。」

 

高橋「一つお聞きしてもよろしいでしょうか。」

 

防護隊長「何かね」

 

高橋「なぜ私が呼ばれたかについてなのですが。」

 

防護隊長「そりゃ、若手を見たかったというのもある。まだ30前半ぐらいだろ?」

 

高橋「今で34歳になります。」

 

防護隊長「それにSになりたくてなったわけじゃない人物がどんな人物か気になったんだ。」

 

高橋「無理やり入れられたほどいやなことはありませんでした。」

 

防護隊長「それはお気の毒に…。日本の未来は君たちにかかっている。あとこれは噂なんだが。」

 

高橋「???」

 

防護隊長「謎の組織がこの事案に関わるという話だ。」

 

高橋「まさか米軍が…」

 

防護隊長「いや違う、情報が全くと言っていいほどないが我々とは別に動いている組織があるかもしれないということだ。」

 

高橋「米軍でなければ公安とか…いやさすがに公安なら上もわかっているはず。つまり」

 

防護隊長「上の上それもほんの一握りしか知らないほどの組織とかな」

 

高橋「機密性は我々と同等、もしくはそれ以上と?」

 

防護隊長「わからん、とりあえず気を付けたまえ。我々も万が一に備えておく。」

 

高橋「ええそれが無駄になればどれだけいいことか…万が一なにかあったとしても我々自衛隊最後の砦がなんとかします。」

 

防護隊長「ああ、任せたよ。」

 

高橋「それでは失礼します。」バタンッ

 

 

 

防護隊長「あれがSか。確かに普通の隊員とは違い雰囲気が全く違うな・・・・・。

最強とも言われている特戦群(陸上自衛隊特殊部隊)がついに動くのか…。」

 

 

 

たきな「千束、少しは片付け手伝ってください。」

 

千束「ちょっと待ってよ、たきな。今すごいいいところだから。」

 

くるみ「千束、少しはうまくなった感じだな。」

 

千束「そりゃ練習したもんね。」

 

たきな「ゲームする暇があるなら手伝ってください。」

 

くるみ「ほら千束、ママが呼んでるぞ。」

 

たきな「だれがママですか、くるみも手伝ってください。」

 

くるみ「ちぇ、仕方ねぇーな。千束やるぞー。」

 

千束「ええ、もうちょっとだけ。」

 

たきな「だめです。」

 

カランコロン

 

たきな「すみません、営業は終了し…」

 

フキ「よう」

 

千束「あれぇーフキィ。どったの?」

 

フキ「千束、たきなお前らに用があってきた。」

 

千束「こんな遅くに?なによ」

 

フキ「極秘任務だ。」

 

千束「私たちのほとんど極秘任務でしょうよ。」

 

たきな「なにかあったのですか。」

 

フキ「ああ、あるテロリストグループがプルトニウムを乗せたタンカーを東京湾まで無理やり入ろうとしているらしい。」

 

たきな「それは本当ですか!」

 

千束「なるほど、東京湾に侵入される前になんとかしろと。」

 

フキ「そうだ、力を貸せ。」

 

千束「まあ別にいいけど。」

 

フキ「ただ」

 

千束「??」

 

フキ「流石に今回は国のお偉いさん方も黙っていないらしい。」

 

たきな「というと?」

 

フキ「特殊部隊が投入されるかもしれないということだ。」

 

たきな「特殊部隊?リコリスにそんなものありましたか?」

 

フキ「違う、自衛隊だ。」

 

千束「自衛隊?そりゃまたなんで、いつもなら私たちリコリスでなんとかしてきたじゃん。」

 

フキ「そりゃ、被害があったとしても東京内でおさめられてきたが今回はそうとも限らんからだろうな。」

 

たきな「東京だけでなく…つまり国全体が危うい、そういうことですか?」

 

フキ「そうだ、なにしろプルトニウムだぞ、国全体に脅威が近づいているともなるとさすがに私たちだけでは困難だと判断したのだろう。それが日本の近くで爆発でもされたらどうなるかわかるだろ?」

 

千束「まあやばいことはわかる」

 

たきな「よく楠木司令は認めましたね。」

 

フキ「反対したらしいがリスクが大きすぎること。戦う場所が船内ということ。リコリスは地面の上で戦ったことがあるとしても船の中は経験してないからな。」

 

千束「ふーん、まあたしかに経験はないけど」

 

フキ「ああ、国のお偉いさんも国外からくる脅威をよくわからない組織に一任することなどできるかって突っぱねたらしいしな。」

 

千束「まあ確かにあっちの立場から見ると気持ちはわかる。」

 

フキ「ということでだ、ミーティングは明日の朝9時だ。絶対遅れんなよ。特に千束。」

 

千束「てか千束DAのミーティング参加してええの?」

 

フキ「今回は楠木司令から参加させろといわれているからな。」

 

千束「ほーん、あの楠木さんがねぇ」

 

フキ「ところでよ、先生はどうした。」

 

千束「奥にいるんじゃない?呼んでこようか?」

 

フキ「い、いやいい。忙しいだろうしな。じゃあな。」

 

カランコロン

 

たきな「なんか厄介なことになりそうですね。」

 

千束「うーん、てかそんな特殊部隊がいるなかで戦うのかいな、無理があるような…」

 

くるみ「検索したら出てきたぞ。海上自衛隊だと特別警備隊、通称特警隊。陸上自衛隊は特殊作戦群、通称特戦群。」

 

千束「へー、いや今おもえばガチの軍隊レベルの特殊部隊がいる時点で私たち必要なくない?」

 

くるみ「国家最強の部隊らしい。千束みてぇーだな。」

 

千束「それはどうも。」

 

たきな「とりあえず明日になってみないとわかりませんね。もう片付け終わらして早く帰りましょう。」

 

千束「うん、そだねー。」

 

 

 

 

 

朝9時ちょうど千束やたきな二人はDA本部の作戦会議室にいた。

 

楠木司令「それでは作戦をいう。まず現在東京湾に接近しているタンカー全長は320m、積み荷はプルトニウムと判明している。決行時間は夜の22時だ。そして……真島がいるとの情報がはいった。」

 

リコリス「!!!」

 

千束「あいつまた余計な事…」

 

たきな「私たちが投入されるのは真島がいるからということですか。」

 

千束「多分ね。」

 

楠木司令「お前たちの任務は真島を捕らえること、生死は問わん。もしかしたら奴はリコリスの情報を隠し持っている可能性がある。そしてタンカーを止め、東京湾に近づけさせないことだ。また人質もいる可能性がある。その場合は拘束し連行しろ。ただ問題がある。それは自衛隊の特殊部隊が今回の事件に関わる可能性があるということだ。」

 

リコリス1「え、やばくない」

 

リコリス2「特殊部隊って自衛隊にあったの?」

 

リコリス3「てかわたしたちテロリストと間違われて撃たれたりしない?」

 

室内はざわつき始まる。無理もないだろう。ほかの組織の介入がほとんど前例がなかった。

 

楠木司令「静かに、確かに今回は異例中の異例だ。本来なら我々のみで行いたいところだがリスクがありすぎるということでこちらの申し出は却下された。一応向こうには学生服を着ているものは攻撃するなと説明した。リコリスそのものは説明していない。お前たちも、もし迷彩服を着た人間に会えば攻撃はするな。武装は向こうの方が重武装だ。もしあったとしても会話も必要最低限にとどめろ。リコリスの情報は秘匿し何者か尋ねれば、公安の秘密組織だと適当に話を作れ。その場限りの嘘で切り抜けろ、いいな。そして突入方法だが小型ボートを使いお前らをタンカーに上陸させる。」

 

たきな「あの!」

 

楠木司令「なんだ」

 

たきな「その特殊部隊の人数や武器などは判明していますか」

 

楠木司令「いや、不明だ。人数も、武器も、作戦内容も。」

 

たきな「誤射する危険性があるのなら協力することは…」

 

楠木司令「だめだ、お前たちの見た目でどうやって向こうが納得する?」

 

たきな「それは…」

 

楠木司令「以上だ、各チームは準備を整え、明日に備えろ。では解散とする。」

 

千束「今回はなんか骨がおれそう。」

 

たきな「いつもならリコリスだけですしね。」

 

千束「まあ会わないのがベストだけどそれは無理そうだしぃ。」

 

その後千束とたきなは店に戻り準備する。千束はメインをKSGブルパップ式ショットガン(11話で千束がビルに上がっていった際使用した銃)サブは愛用のデトニクスをカスタムしたもの・たきなもKSG、サブはM&P9Lを装備。

 

千束「さて今回もやっていきますか」

 

たきな「そうですね、千束となら船の中でも飛行機の中でも宇宙船のなかでも何でもできる気がします。」

 

千束「ちょ、ちょちょいたきなさん。それを真顔でいうのやめてぇ。」

 

たきな「??なぜですか、本心ですよ?」

 

千束「だからあぁ、はぁこのたらしめ」ボソッ

 

 

 

 

チーフ「それではブリーフィングを始める。今回の任務は東京湾に接近しているタンカーを止め、プルトニウムを確保し脅威を排除することだ。突入方法は空から侵入する。30人のSをブラックホーク三機、一機10人乗せ、ファストロープ(命綱なしで手と足のみで降りること)で降下、突入し制圧だ。作戦時間は夜の22時とする。プレデター、セイバー、キャスターの3分隊に分かれる。人質がいるかは不明だがいると考えていいだろう。」

 

S「テロリストの人数は?」

 

チーフ「不明だ、無人偵察機の映像だと200人はいるとされている。」

 

S隊員「敵の武装は?」

 

チーフ「AKライフルなど高威力な武器を所持している可能性がある。また高性能の防弾ベスト、防弾ヘルメットを着用しているかもしれないと情報がはいった。明らかにテロリストの装備にしてはレベルが高い。近距離での5.56mmでは威力不足の可能性がある。よって今回はMCXに300ブラックアウト弾を使用する。またサブに関してはグロック19を使用。威力が心配だが首にしこたま撃てばくたばるだろう。弾薬も多めに持っていけ。必要であればグレネードランチャーも許可する。プルトニウム付近はあれだが船内の廊下であれば問題はないだろう。そこは現場の判断に任せる。ではまた各チームにC4やブリーチングツールを装備、スタングレネードやスモークグレネードも忘れずにな」

 

高橋「あの…」

 

チーフ「どうした高橋」

 

高橋「我々以外にも動く組織がいるとはありませんよね?」

 

チーフ「特警隊は小型ボートなどを使用した爆弾テロや密入国しようとするテロリストの警戒でいない。タンカーに関しては我々のみだ。ただ………確証はない、上から制服を着た女たちは撃つなということだ。」

 

S隊員「制服を着たおんなぁぁ?」

 

チーフ「正直よくわからん、ただこれは防衛大臣からの命令だそうだ、なにかわけありとみているが。」

 

S隊員「テロリストの服装は判明していますか?また女たちということは複数?」

 

チーフ「全身を黒い服にまとっているという情報だ。女たちに関しては全く不明だ。制服の着た女たちとしかわからん。だが区別はつくだろう。」

 

高橋「(極秘任務になぜ制服の着た女たちがいるのか、それも複数人、しかも大臣からというのが本当だとするとわざわざ危険な場所にその制服を着た女たちを投入させる?もしくはもうそのタンカーのなかにいるのか、海外では女性だけで構成された特殊部隊もないとは言い切れないが……ん?あの…チーフ。」

 

チーフ「なんだ、なにかきになることでも?」

 

高橋「その制服を着た女たちは…日本人ですか、あと人質としてタンカーの中にいるということですか?」

チーフ「大臣からはなにも説明は受けていない。国籍も何人かも不明だ、人質なら情報がくるはずだ。しかし」

 

高橋「そうですか…(情報が少なすぎる。なぜもっと細かい情報がない。作戦を実行するには情報は欠かせない。もし。もしだ投入させるとしたらそれはどこの部隊だ。防衛省なら把握はしているはず。今回は大臣も慎重になる案件だ。にも関わらず制服を着た女たちという人数も国籍も何もかも不明。防衛省の部隊ではないとするとどこだ。米軍?いや米軍にそんな部隊はない。グリーンベレー(アメリカ陸軍特殊部隊)でももう少し情報はあるぞ。」

 

チーフ「そしてコードネームはプレデター、セイバー、キャスターの3小隊とする。それでは各隊員準備しろ!」

 

 

 

 各隊員は準備する。お馴染みの自衛隊迷彩服上下をまとい機動性を重視したマルチカム色であるCRYE製、LBT製のプレートキャリア、OPS COREの防弾ヘルメット、FERRO製やTYR製のタクティカルベルトなど通常の自衛隊では考えられない最新装備を準備する。

 使用するメインはSIG MCX Legacy LVAWと呼ばれるものだ。あのデルタフォースでも使用された有名な銃だ。状況に応じたカスタムが可能である。今回は狭い空間でも扱えるCQB戦闘に向いたカスタム構成だ。フラッシュライト、ドットサイト類とレーザーポインターはハイドラマウントにつけ一体化させたカスタムだ。サブは小さく握りやすいグロック19。これはリコリスが使っているグロック17よりも少し小さいモデルだが同じ9mm口径なので威力は大差ない。メイン、サブ武器のすべてにサプレッサーを装備また万が一に備え暗視ゴーグルもヘルメットマウントに装着し、暗い場所でも戦闘できるようになる。リコリスと比べるとやはり重武装には入るのだろう。

 

高橋「久々の実戦だな…」

 

 

 

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