ハイスクールG✕S外伝 戦姫絶唱シンフォギア ソウゴと6人の装者 作:ボルメテウスさん
ある組織が、聖遺物を手に入れた。
その情報を手に入れた事もあり俺達はすぐに行動をする。
その為に必要な事がある。
「ゲイツ、マリア、セレナ、分かっていると思うけど、これはとても大切な事だ」
「勿論です」
俺の言葉に同意するように、セレナは力強く頷いてくれる。
対して、マリアとゲイツはなぜか呆れたような顔をしている。
「おい、ソウゴ。
これのどこが大切な事なんだ」
ゲイツは何やら言っているようだけど、大切な事に決まっているじゃないか。
「ゲイツさん! これは、これから私達が行動する為に必要な事ですよ!」
「いや、セレナ。
これは、どう考えても、必要ない事だと思うわよ」
セレナの言葉に対して、マリアは若干呆れながらも、机の上にある物を手に取る。
「「予告状って、必要なのか?」」
そう、ゲイツとマリアは言うが。
「「必須に決まっているじゃない」」
俺とセレナは同時に言う。
「何でだよ? こんなもの出して意味があるのか?」
「大ありです! この予告状に書かれている事が事実なら、今回の件は絶対に失敗する事は出来ませんからね!」
セレナはやる気満々だ。
「その通りだよ。
怪盗と言えば、予告状。
予告状を送り、華麗に盗み出す。
それこそが、怪盗の醍醐味だよ」
「それは、ディエンドの事を言うのか」
「あれは、コソ泥。
俺達は、怪盗を目指すんだよ」
そう、俺の言葉に合わせるようにセレナも頷いてくれる。
「それで、どうして予告状を出す必要があるんだ?」
まだ分かっていない様子のゲイツに俺は説明をする。
「ゲイツ、そんなの簡単だよ」
「ほぅ」
「格好良いからだよ」
「お前、やっぱり馬鹿だろ?」
「えっ!?」
俺の言葉に対して、ゲイツは馬鹿にする。
「そんな理由で、やるな!
第一、分かっているのか、今回の聖遺物がある場所が!」
そう言いながら、ゲイツは再び説明する。
「難攻不落と呼ばれ、侵入者を確認すれば即座に迎撃してくる要塞都市なのを!!」
「それでも、怪盗のように華麗に侵入したいんだ!!」
「お前なぁ!!」
そうゲイツが言っているが、俺は変わらない。
「セレナ、これは遊びじゃないのよ、それは分かっているの」
「姉さん、私、本気です!」
「セレナ……」
そう言ってくれるセレナは真剣な表情をしていた。
一方、マリアは複雑な顔をしていた。
「私としては、早く元の世界に帰りたいのに」
「どうして?」
俺は思わず、そうマリアに聞いてしまった。
「……明日、マムの命日だからよ」
「……」
その言葉を聞くと共に。
「そっか、だったら仕方ない。
さっさと盗むか」
「だから、そんな難攻不落の要塞を簡単に攻略できるのかよ」
そう、ゲイツは言う。
だが、その一時間後。
「よっしゃ、盗み成功だ!!」
「えぇ」
「マジかよ」
ゲイツとマリアは思わず声を揃えて言ってしまう。
方法は簡単だ。
まず、ジオウに変身した後、龍騎ライドウォッチを使い、鏡の世界に入る。
さすがに、鏡の世界での警備は想定されていなかった様子が見られる。
そのまま要塞に入り、目的の物を見つけると共にすぐに侵入。
警備が厳しい様子だったので、カブトライドウォッチを使い、クロックアップし、そのまま聖遺物を取る。
同時に盗んだ聖遺物を、鎧武ライドウォッチで造り出したヘルヘイムへの入り口に投げ、そのまま回収。
あとは、再びミラーワールド経由で、帰って行く。
「できれば、ちゃんとした怪盗活動をしたかったよ」
「仕方ありません。
次の機会には素敵な予告状を造れるように、頑張りましょう、お義兄さん!」
「あぁ!」
俺とセレナは再び、怪盗活動の為に予告状の練習をする事にする。
「……なぁ、マリア」
「何かしら」
「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」
その言葉に、マリアは複雑な表情を浮かべるだけだった。
次回のヒロインは?
-
立花響
-
風鳴翼
-
雪音クリス
-
マリア・カデンツァヴナ・イヴ
-
月読調
-
暁切歌
-
立花響 IF
-
風鳴翼 IF
-
雪音クリス IF
-
マリア・カデンツァヴナ・イヴ IF
-
月読調 IF
-
暁切歌 IF