ハイスクールG✕S外伝 戦姫絶唱シンフォギア ソウゴと6人の装者   作:ボルメテウスさん

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「連日のようにオカルト研究部では次々とソウゴ達の過去が明らかになっているけど」
「「どうかしたのかしら?」」
「この2人の声、どう考えても同じだよなぁ」
「もしかしたら、平行世界のマリアだったりして?」
「ここまで見た目が違う事が、あり得るのかしら?」
「既に実例がいるから、なんとも」
「どうかしたんですか、ソウゴ先輩」
「なんでもない。
とにかく、今回はマリアの話だったよな」
「えぇ、そうね。
私の話、それ程、面白くないけど」
「そうかな?
結構、面白いと思うよ」
「そんなに?」
「あぁ、なんだって、あれはインパクトあったから。
アイドル大統領」
「アイドル?」
「大統領?」


犠牲

私とソウゴの再会。

 

それは、最大規模の音楽祭典「QUEENS of MUSIC」。

 

そこで、私は世界に対して、宣戦布告を行った。

 

その際、風鳴翼。

 

そして、もう1人の人物がいた。

 

「まったく、こういう仕事はあまりしないんだがな」

 

「まさかっ」

 

その言葉と共に睨んだ先。

 

会場に来た際には、風鳴翼の近くにはいなかった事もあり、その時はソウゴはいないと思っていた。

 

だが、それとは違う存在だった。

 

「変身」

 

『KAMEN RIDE DECADE』

 

同時に現れたマゼンダが特徴的なライダー。

 

その存在は、事前に調べていたが、こうして見ると、警戒せざる得ない。

 

「ディケイド、世界の破壊者ね」

 

「ほぅ、既にこっちの事を知っているのか」

 

そう、ディケイドは、こちらに対して問いかける。

 

「まぁね。

こちらも、既に対策をしているわ」

 

「そういう事だよ、士」

 

「その声は」

 

聞こえた声と共に、ディケイドが見つめた先。

 

そこには、ディケイドとどこか似ている容姿だが、身体は青く染まっている。

 

それこそが、私達が活動する際に手を組んだ相手であるディエンドだ。

 

「まさか、お前がそっちにいるとはな」

 

「彼女達の提案はなかなかに魅力的だったからね。

悪いけど、士。

邪魔させて貰うよ」

 

『KAMENRIDE METEOR!BEAST!』

 

鳴り響く音声と共に現れたのは、青い流星を思わせるライダーメテオと、ライオンの鬣が特徴的なライダーであるビーストの2体だった。

 

「まったく、邪魔ばかりするな」

 

そう言いながら、ディケイドもまた、その手には既に別のカードを取り出していた。

 

『KAMENRIDE!GAIM!』

 

その音声が鳴り響くと同時に、ディケイドの姿は一変。

 

オレンジの鎧を身に纏ったライダー、鎧武へと変わる。

 

その音声と共に、その手にはオレンジを輪切りにしたと思われる刀である大橙刀とライドブッカーの2刀流で戦う。

 

さすがに、これまでの経験値が違うのか、ディエンドが召喚した2人のライダーではまるで倒せない様子だった。

 

「まったく、今はすぐにでも目的を果たさないと」

 

その戦いの最中、私は目の前の風鳴翼との戦いをすぐにでも終わらせる。

 

その事だけを考えていた。

 

彼女からフォニックゲインを引き出す。

 

それを早くする。

 

「まったく、そんなに慌てて。

そんなに会いたくないのかなぁ」

 

「黙りなさい」

 

そう、私の援護を行っているディエンドに対して、文句を言う。

 

こちらが数的に有利な状況を維持したまま、風鳴翼のフォニックゲインを高める。

 

既に切歌も調の2人も来た。

 

圧倒的な有利な状況であるが、私達は焦っていた。

 

それは、風鳴翼も疑問に思っていた。

 

だが。

 

「「必殺のライダーキック!!」」

 

「っ!!」

 

その叫びが、私達の攻撃を遮る。

 

すぐに私達は後ろに下がり、見てしまった。

 

「くっ」

 

同時に私達は思わず苦い顔をする。

 

そこに立っていたのは、立花響。

 

これからの目的での、最大の難関となるだろう存在。

 

その身体に身の纏うシンフォギアには、所々が黒くなっている。

 

それは、彼女の隣で並び立っている存在が関係している事は一目で分かる。

 

黒い飛蝗を思わせる存在。

 

その腰には、報告にあったギャラルホルンと一体化したというベルト。

 

ギャラルホルン・ドライバー。

 

そして、それを身に纏っている存在も。

 

「マリアがいるから、まさかとは思ったけど。

切歌と、調もっ」

 

それは、仮面越しだが、確かに泣いているのが分かる。

 

その気持ちは確かに痛く理解する。

 

だが、同時に、今の私達には、あまりに毒だった。

 

「再会して、悪いけど、ソウゴ。

あなたが、私達の邪魔をするならば、容赦はしないわ」

 

「その言葉って、やっぱりソウゴが言っていた残りの3人」

 

「そう言う事ね」

 

皮肉な結果。

 

ソウゴが言っていた6人。

 

それは、私達も予想していたとは言え、この場で集まっているとは。

 

それも敵対している形になるとは。

 

「止めて下さい!!

ソウゴが、大切だと思った人と私は戦いたくない!

貴方達だって「何が分かる」えっ」

 

「ソウゴに、頼れたあなたに、何が分かる」

 

それは調からの声だった。

 

その言葉が、どれ程の意味を持っているのか、私は勿論、切歌も知っている。

 

「悪いけど、貴方達と敵対するのは変わりない。

それは、ソウゴも同じ事よ」

 

「マリア」

 

何よりもソウゴ。

 

あなたが、心の拠り所にしているのが、この世界だと言うならば、ますます止まる事ができない。

 

例え、この身を犠牲にしたとしても。




「あぁ、黒歴史がぁ!!」
そう言いながら、マリアはその場で頭を抱え込む。
今となっては良い想い出かもしれないが、当時はとんでもなくインパクトがあった。
そして、その精神的ダメージはかなり大きい様子だった。
「いやぁ、マリアさんが、そんな事を」
「なんだか、少しびっくりです」
「あの時は、あぁするしかなかったの。
それにしても、今、思い出しても恥ずかしいわ」
そうして、頭を抱えるマリア。
「マリアって、能力の高さと比べて、以外と精神的に弱いんだよねぇ。
しかも、豪華な食事を食べると、それでメンタルが「ああぁぁぁ!!」」
俺が何か言おうとしたら、マリアの絶叫で、それを遮られた。
「それにしても、なんというか」
「闇が深いですね」

次回のヒロインは?

  • 立花響
  • 風鳴翼
  • 雪音クリス
  • マリア・カデンツァヴナ・イヴ
  • 月読調
  • 暁切歌
  • 立花響 IF
  • 風鳴翼 IF
  • 雪音クリス IF
  • マリア・カデンツァヴナ・イヴ IF
  • 月読調 IF
  • 暁切歌 IF
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