ハイスクールG✕S外伝 戦姫絶唱シンフォギア ソウゴと6人の装者   作:ボルメテウスさん

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弦十郎ブートキャンプ

それは、この一言から始まった。

 

「頼む、ソウゴ!

お前の所で、俺達を鍛えてくれないか!」

 

そう言いながら、ソウゴの目の前で兵藤と匙の2人がいきなり土下座をしていた。

 

その事に困惑しながら、首を傾げる。

 

「特訓って、いきなり、どうしたんだよ」

 

「俺達、この前の戦いでは、あまり戦えなかった。

だから、強くなりたい。

だけど、具体的にどうすれば良いのか、未だに分からない」

 

「神器だけではなく、サイラオーグさんみたいに鍛えようと考えていたけど、あの人のは長い年月をかけて、自分のやり方で見つけた方法だ」

 

「まぁ、それはそうだけど。

うぅん、短期間で確実にか」

 

その言葉にソウゴは悩んでいた時だった。

 

「あっ、あった」

 

「えっ?」

 

「短期間だけど、効果がありそうな方法」

 

「本当にかっ!」

 

「それは一体!」

 

「とにかく、1週間程度は休みを取れるか」

 

「まぁ、明日からだったら」

 

「なんとか」

 

その言葉と共に、ソウゴは、2人を連れて、とある場所へと向かった。

 

「ここは」

 

「平行世界で、響達がいる世界だ」

 

「おい、何気に俺達、平行世界に渡ったんだが」

 

軽い勢いで移動している事に困惑している間に、ソウゴは目的の場所へと向かった。

 

そこは豪華な日本屋敷と言える場所であった。

 

なぜ、このような場所に?

 

そんな疑問に思っていると、ドアが開く。

 

その先に待っていたのは。

 

「待っていたよ、ソウゴ君。

それで、鍛えて欲しいというのは、その2人かね」

 

「こっこの人はっ」

 

「確か」

 

そこに立っていた人物を見た瞬間、2人は、とある光景を思い出す。

 

それは、3大勢力合同で行われた運動会において、生身の人間で、神器や、特別な技術なしで、圧倒的な力を発揮した男。

 

その名も

 

「「風鳴弦十郎さん」」

 

「んっ?」

 

それに対して、弦十郎は首を傾げる。

 

「確かにこの人の強さだったら、納得できるけど、果たしてついて来れるのか?」

 

「なに、大丈夫、大丈夫。

まぁ、それに、なんというか」

 

「何というか?」

 

「司令、あの頃よりも、さらに強くなったんだよね」

 

「なんでっ!」

 

その言葉に思わず声を出してしまう。

 

「いやぁ、ソウゴ君のおかげだよ。

本当に」

 

「それで、具体的にどれぐらい強いんだ?」

 

「たぶん、見たら早いと思う。

すいません、弦十郎さん。

正拳突きをお願いできますか?」

 

「むっ、まぁ良いが。

あの木で良いかね?」

 

「正拳突きで何が分かるんだ?」

 

そう、兵藤が疑問に思った時だった。

 

その疑問はすぐに分かった。

 

弦十郎が木に向かって、正拳突きを放った。

 

それは、分かった。

 

だが、それを理解できたのは、音を聞いた瞬間だった。

 

バシンッ!

 

強烈な音と共に、木は既に倒れていた。

 

だが、彼の正拳は、それよりも遙か前に当たっていた。

 

それを意味をするのは

 

「音を置き去りにする程の速さの」

 

「正拳突きって」

 

「ふむ、少し調子が悪いか」

 

「これで、調子が悪いって」

 

ソウゴが散々、最強だと行っていたが、その理由を改めて知った。

 

「俺は全世界の仮面ライダーの力を得る事ができたけど、司令ははかなり強くなった。

はっきり言うと、俺、オーマジオウになっても勝てるかどうか疑問に思える程に強くなっているよあの人」

 

「それで、どうかね?」

 

そう尋ねた瞬間には、既に土下座をしていた。

 

「ふむ、俺のやり方は厳しいぞ!」

 

「はっはい」

 

「覚悟の上です!」

 

その言葉に、弦十郎は頷く。

 

「ところで、2人共、アクション映画は嗜むかね?」

 

「えっ、まぁ」

 

「多少は」

 

その言葉と共に、弦十郎の元での1週間の特訓が始まった。

 

1週間の間、兵藤と匙は、別の意味で常識が覆される事になった。

 

やがて、特訓が終わり、1週間後、帰還した2人の強さの変化に、リアス達は驚きを隠せなかった。

 

「1週間、どこかに行っていたとは聞いていたけど」

 

「まさか、これ程まで強くなっているとは」

 

これまでの神器の使い方を基本にしながら、格闘能力や筋力が大きく伸びていた。

 

「先輩達、今までどこで」

 

「まぁ、その、師匠の元で修業に」

 

「あぁ、とても厳しい修行だった」

 

その日常を思い出し、2人は同時に涙を流した。

 

「一体どんな特訓を」

 

その言葉に対して、兵藤と匙。

 

そして、ソウゴもまた目を合わせて、頷く。

 

「「「男の鍛錬は食事と映画鑑賞と睡眠だけで十分」」」

 

「巫山戯ているんですか」

 

「「「全然」」」

 

そう、3人は同時に言う。

次回のヒロインは?

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