さらば宇宙戦艦ヤマト2203 ~愛の戦士たち~   作:往復ミサイル

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絶体絶命! ヒペリオン艦隊、敵艦列を突破せよ!

 

 叔父の力也の話によると、ハクビシンのミカはバナナが大好物らしい。

 

 とはいっても、ガミラス戦役以前と全く同じバナナが手に入るようになったのもつい最近の事だった。コスモリバースが再生したのはあくまでも地球環境であり、これまで人類が遺伝子改良を続けてきた農作物まではそっくりそのまま再生してくれたわけではない。

 

 原始の地球を再び開拓する―――イスカンダルのもたらした奇跡は、しかし試練とセットであった。

 

「ほらミカ、ご飯だよ」

 

「がうっ」

 

 すんすん、とピンク色の鼻を鳴らして駆け寄ってくるミカ。目を丸くしながら後ろ足で立ち上がり、早くちょうだいと言わんばかりにしがみついてくる。

 

 そんなに焦らなくてもバナナは逃げないよ、と優しい声で言いながらバナナをあげると、ミカは前脚でバナナを押さえつけながら美味しそうに齧り始めた。

 

 ハクビシンの飼育は当然ながら犬や猫とはわけが違う。そもそもの身体能力が高く、ちょっとした突起があればすいすい上っていってしまうから、犬用のケージでは容易く脱走されてしまうのだ。だから朝起きてケージの中がもぬけの殻だった時、拓也は背筋の凍る思いをした(結局台所の棚の中に身体を丸めて収まっていたのを発見したわけだが)。

 

 ただ、懐いてくれているだけでもありがたいものだ。匂いで拓也が力也―――速河艦長の身内だと理解してくれているのだろう。

 

 テレビを点けると、土星沖で始まった海戦の様子が中継されていた。民間に払い下げられた磯風型駆逐艦(マスコミが所有するものだ)が最大望遠で収めた映像には、光芒煌めく土星沖の様子が映し出されている。

 

「きゅー」

 

 バナナを齧っていたミカが、テレビの画面を見つめながら心配そうな声で鳴いた。

 

 あのどこかで力也が戦っていると本能で理解したとでも言うのだろうか。飼い主の身を案じているかのように、どこか不安そうに鳴き続けるミカ。

 

 もふもふの身体を静かに抱き上げ、背中を撫でながら拓也はミカと、そして不安を感じていた自分にも言い聞かせた。

 

「大丈夫……叔父さんは帰って来るよ」

 

 そうだ、きっと帰って来る。

 

 だってあの地獄のガミラス戦役からも生きて帰ってきたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「敵艦隊、一部を残して直進してきます」

 

 副長からの報告に、山南司令は「機動艦隊を失っているんだ、短期決戦を狙っているんだろう」と応じた。

 

 西村艦長とキイを失うという痛手を被りはしたものの、しかし機動艦隊の喪失は敵にとっても大損害である筈だった。そうでなければ、ヒペリオン艦隊をたった48隻の艦隊に任せて前進を継続するなどという判断をするまい。

 

 初手からの波動砲の一斉射とハイパー放射ミサイルの攻撃により、敵艦隊の陣形は大きく乱れている。前衛艦隊と後衛艦隊の間には大きな楔が穿たれているが、しかし未だに分断までは至っていないのが実情であった。

 

 首皮一枚で繋がっている、とでもいうべきか。

 

 あと一押し―――あと一押しである。

 

(速河の攻撃力を以てしても分断には至らないか……)

 

 敵も最高戦力を出してきている、というのは確実だ。

 

 これまで第十一番惑星を散発的に攻撃していた部隊とは違う―――文字通りの主力、第一線で活躍する百戦錬磨の艦隊を投入してきたという事だ。

 

《戦艦アイテール、デザリアム轟沈。ヒペリオン艦隊の戦況、不利》

 

 アンドロメダのAIが淡々と報告し、山南の背筋に悪寒を走らせた。

 

 手こずっているどころか、押されている―――あの速河艦隊が。地球防衛軍随一の攻撃力と突破力を誇る打撃艦隊が!

 

 メインパネルに投影された映像は衝撃的なものであった。敵の放ったビームの直撃を受け、あろうことか強力な波動防壁の展開が可能な防御型アンドロメダ級『アイテール』がただの一撃で轟沈へと追いやられているのだ。

 

「波動防壁が機能していない……!?」

 

「いや、違う」

 

 桜色のビームがアイテールを直撃した瞬間、それは渦輪の如く広がって、瞬時に締め付けるかのように内側を圧迫した。その瞬間に波動防壁の蒼い光が瞬いているものの、しかしエネルギーの勢いを押し殺すには至らず圧壊。そのまま船体を激しく損傷してアイテールの船体に小さな爆発が幾重にも生じ、轟沈へと追いやられているのである。

 

「……アンドロメダ、今の映像をスローで」

 

《了解》

 

 メインパネルの一角に、アイテールが轟沈へと追いやられる瞬間の映像がスローモーションで投影される。

 

 敵のビームが直撃し、波動防壁を圧迫した瞬間だった―――波動防壁の内側が剥離して、敵の攻撃を防ぐはずの楯が無数の破片(シャード)と化し船体を散弾の如く直撃。アイテールはそれを受けて轟沈しているのである。

 

「まさか」

 

 敵の新兵器―――それは波動砲をぶち破るためのものではない。

 

 波動防壁に密着した状態で激しい衝撃を生じさせ、波動防壁の内側を剥離させる事で戦隊そのものを損傷させているのだ。

 

 ”粘着榴弾”と同じ原理である。戦車砲から発射された粘着榴弾は装甲の表面に密着して起爆する事で、その衝撃で装甲の内側を破壊・剥離させ乗員や内部機構を激しく損傷させる。

 

 それを波動防壁に対して行っている―――おそらくはそういう事だ。

 

 艦を守る波動防壁をそのまま刃と成す敵の新兵器。

 

 あのままではヒペリオン艦隊が……!

 

《こちらヒペリオン艦隊旗艦、我が旗艦の―――》

 

 ヒペリオン艦隊旗艦、戦艦『アマテラス』からの通信だった。

 

 速河艦長の声を遮るような大爆発とノイズ。ぎょっとしながら山南は「アンドロメダ、メインパネルに!」と声を張り上げる。

 

 そこに投影された映像を見て、山南は……アンドロメダの艦橋要員たちは息を呑んだ。

 

 敵艦隊から矢継ぎ早に撃ち出される、あの桜色のエネルギー弾。

 

 豪雨の如く押し寄せるそのうちの一発が、友軍艦を庇いながらも奮戦していたヒペリオン艦隊旗艦『アマテラス』をついに捉えたのである。

 

 桜色のエネルギーが渦輪のように広がって460mの船体を包み込んだかと思いきや、急激に収縮。それに反応した波動防壁がエネルギー波を防ごうとするが、しかし密着したエネルギー波から伝達される瞬間的な衝撃により防壁の内側が剥離。鋭利極まりない刃と化したそれが、アマテラスの船体を、砲塔を、そして艦橋を串刺しにしていく。

 

 小さな爆発を幾重にも生じさせながら火達磨になったアマテラスの無残な姿。

 

 思わず山南は叫んでいた。

 

 

 

 

「速河ぁっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 遠く、遠く、遥か遠く。

 

 夏色の空の下、蝉の声。

 

 飛行機雲が彩を添える青空と、ひまわり畑のコントラスト。

 

 その遥か彼方に、見覚えのある人影が2つ。

 

 真っ白なワンピースに身を包み、麦わら帽子をかぶった黒髪の女性と、同じく白いワンピース姿の女の子。

 

 見覚えがあるなんてものではない。

 

 何度逢いたいと思った事か。

 

 何度過去に戻りたいと思った事か。

 

『あ……待て、待ってくれ』

 

 ボロボロの身体を引きずりながら、速河は叫んでいた。

 

 待ってくれ、逝かないでくれ。

 

 俺を独りにしないでくれ!

 

 何度叫んでも、どれだけその背中を追おうとしても、2人の人影は夏空の彼方へと遠ざかっていく。

 

 死者の国へ。

 

 黄泉の国へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――長―――艦長―――速河艦長!

 

 身体を揺さぶられる感覚と、何度も名前を呼んでくる男の声。

 

 それが黄泉の国へと死者を追いつつあった彼の意識を現実へと呼び戻した。まだ霞がかったような視界が段々と明瞭になり、目の前にはボロボロになった川端戦術長の顔が見えてくる。

 

 アマテラスの艦橋の中は滅茶苦茶だった。被弾の際の爆発がここにまで及んだのか、戦闘用の照明は落ちてモニターの灯りだけが光源となっている。

 

 周囲には血が、玉のように浮かんでいた―――被弾時の損傷がよほど激しかったようで、艦内の重力制御すらもダウンしているようだ。

 

 だがしかし、まだ戦いは続いている。

 

 アマテラスはまだ、戦っている。

 

「戦術長……持ち場を……離れるな……ッ!」

 

「艦長! 良かった……早く医務室へ!」

 

「バカ者、いの一番に医務室に行く艦長があるか」

 

「しかしそのお体では……!」

 

 川端戦術長に言われて、速河艦長はやっと自分の身体に視線を落とした。

 

 爆発時に飛散したのであろう破片が身体中に突き刺さっており、軍服のいたるところが血にまみれていた。

 

 それどころか大型の破片が直撃したらしく、左足の膝から下がぱっくりと消失している。切断された左足は無重力となった艦橋の中を、機械油を漏らしながら漂っていた。

 

「構わん、俺はこのまま指揮を執る」

 

「しかし!」

 

「……一度失ったものを再び失ったところで、別に不自由はせんよ」

 

 自分の血に塗れた手で義手を切り離すなり、大胆不敵に笑みを浮かべてみせる速河艦長。それは憎しみに満ちた笑みではなく―――かつてのガミラス戦役で、確固たる決意と共に火星の防衛戦に参加した軍人としての、腹を括った者としての笑みであった。

 

 少なくとも自ら死を望む男の顔ではない。

 

「さあ、これで悪運は切り離したぞ。恐れるものは怯懦のみだ!」

 

 持ち場に戻れ、と川端戦術長に告げるなり、彼は敬礼してから床を蹴って自分の席へと戻っていった。

 

 戦況は悪化の一途をたどっていた。

 

 敵艦から放たれる砲撃でヒペリオン艦隊は戦力の3分の2を喪失しつつあり、このままでは後衛艦隊からの砲火も受け殲滅されてしまう恐れすらある。

 

「戦艦”デヴァステイター”、戦艦”デトロイト”轟沈!」

 

「巡洋艦”プリンツ・オイゲン”被弾! 戦列を離れる!」

 

「第2、第3区画で火災!」

 

「ダメコンドローンを全部そっちに回せ!」

 

 悲鳴じみた報告が上がってくる中、しかし速河艦長は腕を組みながら手元にあるコンソールで轟沈された艦の映像を繰り返し見ていた。

 

 波動防壁を貫通しているわけではない―――それは理解している。

 

 敵の砲撃は着弾後、波動防壁を激しく圧迫。その直後だ……まるで波動防壁の内側が砕け散るように飛散して、船体を傷付けているように見える。

 

(……ホプキンソン効果か?)

 

 速河艦長は元々砲術畑を歩んできた根っからの大砲屋である。砲撃のノウハウに留まらず、砲弾の種類についても深い知識を持っている。

 

 彼も山南司令と同じ結論に至っていた。敵艦隊の放つ新兵器”衝撃砲”は波動防壁の貫通ではなく、地球艦隊を守る波動防壁そのものを武器として使っている。

 

 敵の砲撃は着弾と同時に波動防壁正面に密着。それと同時に何かしらの力場を発生させて波動防壁に強い衝撃を与える事で”スポール破壊”と似た現象を促し、飛び散った波動防壁の破片で船体を攻撃しているのだ。

 

 敵のビームにも耐える鉄壁の楯、その破片である。そんなものをほぼゼロ距離で散弾の如くぶちまけられたらたまったものではない。

 

 復讐に燃える速河艦長の頭が、結論を弾き出した。

 

「―――全艦直ちに波動防壁を切れ!」

 

「え」

 

 ショックカノンでの応戦を指揮していた川端戦術長と薬師寺副長が、驚いたように艦長席を振り向いた。

 

「正気ですか!? 敵のキルゾーンで丸裸になるなんて」

 

「あれは波動防壁に対しスポール破壊を生じさせているんだ」

 

 分かるか、と念を押すように言うと、川端戦術長の目つきが変わった。

 

「波動防壁を展開していればむしろ逆に危険だ。全艦波動防壁を解除、その分のエネルギーを推力に回せ。主砲に三式弾を装填、一気に殴り込むぞ!」

 

 敵前での波動防壁解除―――これまでの地球艦隊のドクトリンでは考えられない事である。

 

 フッ、とアマテラスの船体から蒼い光が消えた。それに倣うように他の艦も次々に波動防壁を解除。エンジンノズルから橙色の炎を激しく吹き上げて、一気に最大戦速度まで増速していく。

 

 旗艦アマテラスの吶喊―――それが契機となり、ヒペリオン艦隊が息を吹き返した。

 

 元々、ヒペリオン艦隊の母体となった速河艦隊は決死の覚悟を決めた将兵の集まりだ。実戦経験も豊富で、己の死も厭わない。

 

「撃てぇッ!」

 

 ドドドッ、とアマテラスの主砲が吼えた。

 

 40.6㎝3連装ショックカノンに装填された三式弾たち。それらが衝撃砲を連射していたカラクルム級を最大射程で捉えるや、古代魚を思わせる船体を真っ向から盛大に殴りつける。

 

 被弾の衝撃で全長555mの巨体が揺らぎに揺らぎ、遅延信管がここで動作―――艦内にめり込んだ数発の砲弾が立て続けに起爆、轟沈へと追いやる。

 

 そこで敵艦隊も、気付いた。

 

 自分たちが対峙している敵も只者ではない、と。

 

 死をも恐れぬ勇敢な戦士である、と。

 

「直撃来ます!」

 

 衝撃砲がアマテラスを捉えるが、しかし波動防壁を切っていたがために効果は薄かった。あくまでも衝撃砲は波動防壁に対するスポール破壊で敵艦を破壊する兵器であり、スポール破壊を誘発する波動防壁がない標的に対してはただ強い衝撃を与えるだけの兵器であったためだ。

 

 ならば、と衝撃砲を通常のビームに切り替え、熾烈な砲火を浴びせるガトランティス艦隊。先陣を切って突っ込んでくるアマテラスに特に砲火を集中させ、その船体に手傷を与えていく。

 

 緑色のビームが船体を擦過し、ドッグトゥースやアンテナ、装甲の表面を焼いていく。艦橋の基部をビームが抉り、大小さまざまな爆発がアマテラスを苛んだ。

 

 砲塔が吹き飛ぶ。損傷報告が上がってくる。火災が生じる。

 

 それでもアマテラスは止まらない。

 

 被弾の報告が上がってくる艦橋内で、速河艦長はちらりと視線を妻子の写真へと向けた。

 

(―――すまんな。そっちに行くのはまだ先になりそうだ)

 

 まだまだ殺し足りない。

 

 妻子の元へ逝くのならば―――その時は1人でも多くのガトランティス人(ミドリムシ)を道連れにする。

 

「第5砲塔、損傷!」

 

「怯むな! 戦艦が簡単に沈むか!」

 

 後続の艦の楯になるように展開、味方艦への砲撃を肩代わりするように攻撃を受け続けるアマテラス。

 

 生き残った砲塔が砲火を発し、2隻のカラクルム級を轟沈せしめる。

 

「副長、位相エネルギーを艦首衝角へ回せ!」

 

「了解!」

 

 アマテラス級は波動エネルギーの他に、補助動力として位相エネルギーも用いている。フィオナ率いるデザリアムより供与されたものだ。

 

 とはいえそれは専用の機関から生じるものではなく、大本となる動力源から発せられるものだ。だからアマテラスに充填されている位相エネルギーは機関で生じたものではなく、地球で整備を受けた際に艦内のコンデンサへと”充填”された分である。

 

 エネルギーバイパスを切り替えるなり、アマテラスの船体に変化が生じた。

 

 エンジンノズルの炎が血のような紅色へと変わり、船体が紅いスパークを発しながらさらに黒く変色していく。そして艦首の波動衝角には禍々しい紅い光が宿り、その矛先をカラクルム級へと向けていた。

 

 アマテラスだけではない。

 

 後続のアマテラス級たちも旗艦に倣い、位相エネルギーへと回路を変更。紅い光を纏いながら敵艦へと体当たりを敢行していく。

 

 

 

 

 

「シャァァァァァァぶっ殺せッ!!」

 

 

 

 

 

 ごしゃあっ、とアマテラスの舳先がカラクルム級を叩き潰した。

 

 

 

 

 

 

 

 





衝撃砲(2203版)


 ガトランティス軍が後期カラクルム級に搭載した決戦兵器。艦橋砲として搭載するが、通常のビームとの切り替えも可能。

 地球艦隊と交戦したガトランティス軍は、地球の艦が搭載する波動防壁の突破を模索していた。いくら火力が高くとも防がれてしまうのでは意味がなく、味方の損害が増えるばかりで非効率である。そこで考案されたのがこの衝撃砲であり、複数あったプランの中より大帝ズォーダーが直々に選定。正式採用と相成った。

 着弾した衝撃砲のエネルギー波は渦輪のように拡散。その後急激に収縮し波動防壁へと密着する。この際波動防壁が反応しエネルギー波を防ぐが、その際に防壁そのものに強い衝撃を与える事で波動防壁の内側に対しスポール破壊を生じさせる。衝撃を受けて剥離した波動防壁の破片は敵艦へと散弾のようにばら撒かれ損傷を与えるという仕組みになっており、その攻撃力は標的の波動防壁の出力に依存する(防御型アンドロメダが一撃で轟沈されたのはそのため)。

 要するに粘着榴弾がもたらすホプキンソン効果と同様のものという認識で良い。

 ガトランティス側ではこれの開発が遅れたため、就役したカラクルム級の相当数が通常のビームを搭載した「前期型」として就役。しかし地球侵攻開始までに開発が間に合った事から、順次この衝撃砲を搭載した「後期型」へとアップデートが進んでいる。

 なお、あくまでも波動防壁を利用して敵艦にダメージを与える兵器であるため、波動防壁を切られる、あるいは波動防壁を搭載していない、または真逆の位相で攻撃を相殺する位相装甲に対しては効果が見込めないという弱点も存在する。

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